落ち込みから這い上がれず、なおかつ掛け布団を薄いのに変えたのに、クーラーを付けっぱなしで寝たので、ちょっと風邪気味。

ええい面倒だ! とばかりに仕事をお休みにしてしまった。
いまいちなのよ。気が乗らんのよ。

とは言うものの、家でじっとしているのも辛い。定期もあるんだしと思って、とりあえず梅田まで出る。本屋に寄って本を買い、喫茶店とかで本を読む。あ、今日は少年ジャンプも週刊アスキーも出てたので、それも買って読んだ。

けっこう長めの時間、お店にいたなぁ。いい迷惑だぜ。

さぁいいかげん帰ろう、と思った矢先、昔勤めていた会社の女性取締役と偶然に会う。最近、ちょっとごぶさたしていたし、お茶でもどう? と誘われて、しばし歓談。

小一時間ほど話をしてたら、けっこう気がラクになった。

なんつーか、こういう偶然とかあると、思いつきで取った休みって、何か意味があったのかも・・・とか思ってしまうねぇ。

休みなんだから休めと思って休む。

本当は先週、今週、ずっといろいろ落ち込んでいたので、その引きずり倒しでやる気がでないというようなことなんだが。

でもまぁ、気分転換しないとね。

母親が自分の部屋に置く小さなTVが欲しいというので、近くの家電量販店を探して出かける。近くにその店があるというのは、おぼろげながらに聞いてはいたのだが、実際に足を運んだことがなかったので、ちょうどいいやって思ったのでありました。

出かけてみると、思ったほど品揃えは豊富とは言えない。うーん、けっこう難しいね。ということで、テレビは買わず。

でも、前から探していた物干し竿を見つけたので買う。なんで家電量販店で物干し竿売ってるんだよ〜。

実は春に引っ越してきた時に、近くのスーパーで一本だけ買ったんだけど、もう一本欲しいなということで、そのスーパーに6月くらいに出かけたら「置いてません」と言われたのだ。

どうも引越しの多い4月にはスーパーにも物干し竿はあるけれども、6月みたいな梅雨時には、もう置かないというようなことらしかったんだねぇ。

で、いざ物干し竿を買おうと思うと、なかなか売ってねぇんだよ、これが。

この間、やっと売ってる店を見つけたんだけど、何屋さんだったと思う? 文具店だよ、文具店。ノートとか接着剤と一緒に物干し竿を売ってるんだから、まいった。

「おし、この店で売ってるな。」とは思ったんだけども、その後に用事があったんで、今度また来ようと思って、次の土曜日その文具店に出かけたら、土曜・日曜が定休日だったんだよ。ま、事務・文具店ですからな、それはそうやねんけど。

いったいいつになったら、どこで物干し竿が買えるんだ〜!!!と思ってたら、今度はTVである。TVを買うつもりで物干し竿を買ったのだ。

なんじゃこりゃ。

引越ししてから、物を揃えるというのは、かように大変なのではあった。
いや、つくづく。

昨日の残務整理。

2001年8月4日
昨日は花火の前に京都まで打合せで出かけていたのだが、そのまま自宅に戻ったので、資料整理を兼ねて土曜日だけど事務所に出た。

ちょっとだけ仕事する。

■8月3日(金)●平成淀川花火大会だぁ!

この春引っ越したマンションは、ベランダから花火が見えるってのがウリだった。

で、そこそこ楽しみにはしてたんだけど、花火が打ち上がる位置とか確認すると、けっこう遠いし、うちのマンション位置からすると、ずいぶん斜め方向だったので、「ま、たいしたことないやろ」とか思ってた。

だが、しかし! そんなこたぁなかったね。マンション全体が川の方に向かって少し斜めに向いてたから、真正面とは言わないまでも、リビングから花火がスコンと見えた。

しかも、淀川ですからな。10号花火くらいまでは上がりますからな。けっこうな大きさがあるんでやんす。なので、思っていたより、うんとうんと素敵なパノラマというか、儲けもののひと時を過ごせたのであります。

うーん、こんだけよく見えるんなら、来年はちょっと知り合いみんなに我が家を開放してやった方が良いかもなぁとか思ったくらい。

いやー、良い良い。

平成淀川花火大会に関しては、

リンク

をどうぞ。
この日も思い切り悩みつつ動いてたんだけど、そんなこと書いても面白くないので、別の話題。

えー、アメコミが好きです。それもDCじゃなくてマーベル。いや違うな。DCでなら、スーパーマンよりバットマンが好きで、マーベルならX−MENよりスパイダーマンが好きということかな。

で、そのスパイダーマンです。なんか近々映画になるそうで、その宣伝を、

リンク

でやってるというのを知った。予告編のムービーとかあるんだよねぇ。自宅は遅い(64Kbps)けども、いちおう常時接続環境なので、20MBの高画質のものをダウンロードして見た。

いやぁ、良いです。ビルの谷間をスパイダーマンがスウィングしながら移動してます。これです、これ。こういう映像が見たかったんです。いいなぁ。

スーパーマンはビルの上を飛び越してしまうんです。まさに超人でして、人間味がない。スパイダーマンはクモの糸を使ってスウィングしますから、ビルの谷間ばっかり移動するんです。ビルを飛び越えたりしない。つまり、人間の視線から離れないスーパーヒーローなんですな。そこが好き。

ちゃんとスパイダーマンの嫁さんになるMJこと、メリージェーンも登場するみたい。アメリカでのスパイダーマンの人気って、このメリージェーンに支えられてるって側面もありますからね。なんせ、スーパーモデルでスパイダーマンの家庭の家計を支えてるのはこのMJでして、単なる社会的ボランティア活動でしかないヒーロー稼業を続けられるのはMJがいてるから・・・というところが、スパイダーマンという作品世界のリアルなところだったりするのです。

でも、どうも映画版のストーリーは、まだ主人公のピーターパーカーが学生時代の話みたいなんだけどなぁ。最初の恋人のグウェンは出て来ないのかしらん? グウェンの死があって、それではじめてMJとの恋物語が始まるのに、うーむ。どないなるんやろ? 興味津々ですな。

余談ですが、バットマンに至っては超能力すら持ってない、ただの金持ちのぼんぼんです。金に物を言わせて、秘密基地は作るわ、秘密兵器は作るわ、秘密の乗り物は作るわという、ただそれだけの嫌な奴なんです。しかも、博識で悪党どもが洒落で書いたシェイクスピアの引用付きの脅迫状を読んで、「その引用の仕方は間違っている」とかチェック入れる、ものすごく嫌な奴なんです。でもねぇ、そういうヒーローの方が好きなんだな、これが。

ちなみにスパイダーマンも最初は放射能グモに噛まれて得たスーパーパワーをプロレスみたいな見世物小屋で稼ぐために使うんです。だからあのコスチュームはプロレス用なんですな、最初から。

それで、人気出て、金儲けして、鼻高々になって、目の前で銀行強盗が逃げていって、警官に「お前の力なら捕まえられる!捕まえてくれ!」と言われても「金にならんことはせん!」と無視するんですな。でも、その銀行強盗が、めぐりめぐって、世話になってるおじさんを殺すわけです。そこではじめて「人より優れた力はみんなのために使わなければならない!」という責任を痛感して、そこからスーパーヒーローに転じるのであります。

このあたりのリアルさがねぇ。好きです。私。

思い悩む

2001年8月1日
思い悩んでるんです。このごろ。なんかカッコ悪いなぁ。カッコ悪いけど、カッコ悪いのが自分なら、それはしゃーないやん。なぁ?

しょーもないこと考えるなよ、と自分に言い聞かせるが、そのしょーもないことをああでもない、こうでもないと考えてるのが自分なわけで。そこからは逃げられへんもんなぁ。自分をありのままに受け止めてやらんと、自分が可哀想やわ。そう思う。


白熊

2001年7月31日

あー、梅田は阪急百貨店の7階で鹿児島物産展をやってまして、この日が最終日。

という知らせを受けたので、天文館むじゃきの白熊を一度食ってみたかった私はさっそく出かけました。

白熊って、知ってる人は知ってるけど、ようはカキ氷です。内容説明はしませんが、たいへんうまかったです。

うーと、なんでこんな話を書くのかというのは、個人的にはいろいろあるのだが、広くみなさまに言っても意味ないので、以上。

ふー。
打合せの用事があって、なんばまで出る。帰りにブラブラしてると楽器屋が目についたので、ちょっと入ってみた。

今年はどうにもウクレレ熱が冷めないので、楽器屋にも何度も入っているのだが、ウクレレを触ろうかな? と思うたびに店員が「どうぞ自由に弾いてみてください」とか言うので、ついやめちゃうのだ。

弾いていいよと弾いてみたら、気に入った時に買わなきゃしょうがなくなるじゃん。やばいじゃん。そうでなくても欲しい欲しい気分で一杯なんだから。

なので、どこでも「どうぞ弾いてみてください」と言われるたびに「いえ、けっこうです。」と断ってきたのだけれども、今日は、同じように言われても気にせず「あ、じゃあこれ」と触ってしまったのだ。

というのも、17フレット(スタンダードなものは12フレット)のロングフレットで、国内有名メーカー品のものが、1万6000円なんて安い値段で並んでたからなんですけどね。安いからついフラフラと触っちゃった。

そしたら、音がダメ。安物くさくて話にならない。俺は今度はもっとまともなウクレレを買うんだよ〜! 前のは1万円でハードケースまでついてるという中国産の奴だったんだよ〜。音がいまいちなんだ。

でもまぁ、その店でさわってみたウクレレも、音が悪くてホッとする。いい音だと買っちゃってたもんなぁ。

でも、一度触りだすと、もともと好きだから止まらない。「あれも見せてもらえます?」とか、どんどん言い出してる自分に気付く。

最近はオベイションの出してるウクレレとかもあるのよなぁ。ギターで有名なメーカーですね。ボディがFRPで、音響計算しているというあれ。これがまた17フレットで、けっこういい音のウクレレを出してる。

このオベイションのウクレレは教則ビデオやソフトケースまでいっしょになったセットものまであって、本当に一瞬買う寸前まで行ってしまった。だってけっこういい音してたんだもん。これで2万円なら安い。

で。

17フレットじゃなかったんだけど、スタンダードなソプラノウクレレだったんだけど、カマカのウクレレが並んでたんで、ちょっと弾きたくなった。

カマカっていうのは、ウクレレの生まれ故郷、ハワイのメーカー。知ってる人は知っている。

で、弾いてみるとさぁ、これが音が全然違うのでした。もうオベイションも国内メーカーのウクレレも全部吹き飛んでしまう。「うわー、ええ音してるやん。これこれ。せめてこのくらいの音の出るのが欲しいのよ。」とか思う。一度弾いてしまうと、こういうのがあって、困るのよなぁ。

でも、12フレットのスタンダードなものだったし、6万5千円とちょっと値段も高めだったので、買うのはやめた。

でも、あれで17フレットだったら買ってたかも・・・・というか、クレジットカード使ってでも買ってたような気がする。

うーん。カマカ。良いなぁ。
投票日である。
なにはともあれ投票せねばなりません。

今回は小泉人気がありますから、まぁ自民が勝つのは見えていた。じゃあ、私みたいなヘンコな人は、どこに入れたらいいの? と考えると、これがあまりに難しかった。民主党もなぁ、対立軸が全然見えてないしさぁ。魅力なし。

結局、選挙公報をよく読んで、曲がりなりにも「具体策」を提案してるから、という理由で自由党に入れた。あんまり意味なかったかなぁ。

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その後、いただきもののタダ券があったので、天王寺美術館まで出かける。

実は天王寺美術館って今回がはじめてだったのだ。

あるのは知ってたんだけどね。でも、古い古い大阪人だからさぁ、どっちかというと、美術館の前に存在してた天王寺の野外音楽堂の方に色々思い出があってさ。なんか親近感がわかなかったんだよねぇ、美術館。

ともあれ、そんな昔のことは忘れて美術館まで出てくる。絵はそれなりに面白かったんだけども、個人的には茶臼山やらなにやらが、やたらと懐かしくて郷愁の念が湧いてきて、たまらん気持ちになってしまう。

そうよなぁ、昔むかし、彼女といっしょにこのあたり歩いて・・・・とか思い出すと、えらく切ない気持ちになってしまう。

金のない学生には天王寺公園とかデートスポットとして安上がりだったんだよ。

なにもかも変わっちゃってる。

そうかぁ、そういう昔のことを思い出したくなかったから、ここの美術館には近づかなかったのかもなぁ・・・とか、あらためて感じる。

もうあれから、年号も変わってるし、世紀まで変わっちゃってるんだもんなぁ。ええかげん新しい時代を受け止めないとイカンよねとか思った。

そういう妙な一日ではあった。

25日からの落ち込みが、まだ続いてて、この日は机の前に座ってても何もできんかったです。

うーん、効率悪い。

しかし、そういう時でも食欲は落ちんなぁ。キュウリがやたらうまい。汗かいてるし。水分補給でしょうなぁ。

朝の8時45分から京都で打合せだった。こっちから行くと1時間はかかっちゃうので、7時45分には家を出なくちゃいけない。

いやまぁ、普通のサラリーマンならなんてことない時間なんでしょうけど。私の現在の平均的な出社時間って午前10時〜10時半ってところですから。

そらもう、気持ち的に大変なのです。

でも、京都で打合せが終わったら10時すぎ。「おいおい、いつもなら、いまから打合せとか仕事とかだよ。朝早くにはじめるっていうのがどれだけスゴイかだよなぁ」と、一緒に行ったデザイナーさんと話す。

昼からはなんばで打合せ。なので、京都で軽く食事をして、デザイナーさんと打合せ半分の雑談等して、そのまま難波に直行する。

難波での打合せを終えて、事務所に戻ると、もうさすがに何もする気になれず。眠いしね。夕方6時くらいには、書類等片付けて自宅へ向かう。

ところがその後、前の事務所でいっしょにやってた男と連絡がついて、会うことになり、梅田で合流、自宅に向かう。小一時間ほど雑談して、電車もなくなるからとそいつが帰ったら、別の男から電話。「今日は嫁はんが実家に帰っててヒマや。」ということで、夜中からちょっとばかりお茶。結局、夜中の3時近くまで。彼はタクシーで帰ったのであった。

ふひー、なんかフル回転の一日やったわぁ。


大阪名物って何?

2001年7月26日
ちょっと個人的にいろいろ考えたいこともあったので、仕事を休む。
けっこう思い悩んでるんだ。悩む時は仕事する気にもならない、そういう気分屋の私ではあった。

しかし、家でぼーっとしてるとすることない。

昨日のパーティーは結局ドタバタがあったけれども、思い切り遅れて出席。そこにたまたま名古屋から来てるデザイナーさんがいて、「大阪の名物って何ですか?」という話題になった。

「そうやなぁ、もしかしたらインディアンカレーかもなぁ」てなことを思うと、急にインディアンカレーが食べたくなったので、食いに行く。

しかし、大阪名物って何やろ? 大阪人は知っていて、他府県では知られていない。でも、大阪人でそれを好きな人はけっこういてるというようなものが、実は本当の意味で大阪らしい大阪名物なんだと思う。

長野県だと「ビタミンちくわ」か。

うーん、たぶん、大阪だと「551蓬莱の肉まん」と、「インディアンカレー」なんだと思うのよね。

一芳亭のシュウマイも入れたいんだけど、ちょっとマイナーすぎるしなぁ。大阪人でも知らない人がけっこういてたりするし。

それから建物の類では、大阪城とか通天閣もいいんだけれども、意外に梅田の地下街なんていうのが、大阪らしい存在なのかもなぁとも思うんですねぇ。せせこましいビルの地下街も全部つながってて、地下だけをつたって歩いて行っても、相当な距離がある。

なんせ「梅田地下オデッセイ」なんてSF小説まであるもんなぁ。(古っ。)

なので、大阪らしい名物ってのは、梅田の地下街でインディアンカレーを食べて、地下街を歩きながら西梅田の地下街あたりまで地上に上がりながらも位置空間を確認させつつ、西梅田でまた「ほら、ここにもインディアンカレーがあるよ」と教えて、帰りに蓬莱のブタマンを持って帰らせる、というようなことではないかと。

ああ、あまりにチープすぎるか。
ま、よろしやん。



ドーンと天神祭

2001年7月25日
この日は言わずと知れた天神祭り。

事務所が天満宮の近くなので、いっしょにやってるデザイナーさんチームは、少し前から松坂屋の屋上ビアガーデンを予約する。

ふだんは3000円で飲み放題なのだが、今日は6000円だってさ! ひぇ〜。僕は招待していただいたという形。

若いデザイナーさんたちは、だいたいビアガーデンというもの自体を知らない。「はじめてです」と喜んでたりする。いや、よろこぶようなものではないと思うぞ。

値段も高いので事務所の5人だけ。しかも男ばっかり。つまらないことはなはだしい。

で、天神祭りは基本的に船渡御がメインなわけですが、実は長年大阪に住んでいながら、天神祭りに出かけたことがなかったので、その肝心かなめのことがわかっておりませんでした。しかも、5人が全員初体験。

なので、船渡御のことも忘れて、花火を楽しみに出かけてまってた。そもそも、ここが間違い。ボーッと花火を待つものの、ポポンと上がって、10分くらいたって、やっと次のがまたポポン。ちーとも面白くない。

しかも、座席的には花火も見えにくい場所。なんだかすごくおかしい。「これで6000円?」なにかが間違っている。

どうもおかしいと思ったので、ビールを片手に屋上ビアガーデンをうろついて探索をはじめる。なんかおかしい。なにかが間違っている。

そう思って歩いていると、北東の角になにやら少々人だかりができている。なんじゃこりゃ。

見ると、「船渡御立ち見席」と書いてありまして「んん?」と思って行って見ると、これが大パノラマ!!!

大川を渡る船たちが全部上から見下ろせるし、大川沿いの南天満公園の木々の間からは夜店の光がぼんやりと漏れ、川沿いには松明がとうとうと輝く。

船から放たれる何百という風船がOMMビルに向かって立ち上っていくし、そこに時折花火が加わることで、はじめてそれら全体がひとつの、一大ページェントになってたわけなのですよ。

「ししし、しまった、花火はお飾りだったのだ!」とその時やっと天神祭りのメインディッシュは船渡御なのだと気付いたという次第。

船渡御のスペクタクルシーンに時折花火が加わるから、壮大なのであって、花火だけ見てても意味なかったのだ!!

実は、この飲み会の後に別のパーティーも控えていたので、そろそろ出る時間になってたのだけれど、この立見席の事を他の仲間たちに、知らせないわけにはいかない。

あわてて、席に戻り、「立ち見席ですよ、立見席がここのメインディッシュですがな。ほらほら立って、すぐ行かないと!」とけしかける。

けしかけるんだけども、すでにもうビールが入ってるから、みんないまいちノリが悪い「ええよ、ここで」とか言ってる。

あたりを見回すと、驚くなかれ、他のテーブルに座っている人たちも、ほぼ同じように何も見えないテーブル席でボーっとしてる。

なんじゃこりゃ?
こりゃ! 松坂屋! 立見席のことくらいちょっとはアナウンスせんか! とは思ったけど、立見席の場所ってすごく狭いから、そんなにたくさんの人は入れないのね。「わかってる奴だけ立ち見で見たらええやん。あとは知らん。」という、そういう仕組みなのであった。

もう、ほとんど手を引いていかんばかりの勢いで、「とにかく立ち見席にいかなあきませんがな」と連れて行くと、「ほおおおお、そうか確かに。花火は添えもんやったんや!」と納得してくださった次第。せっかく招待してもらってるんだし、このくらいはね。

あとで調べてみると、大阪の花火は市内なら平成淀川花火が最大で2万5000発。かの有名なPLの花火だと、なんと12万発。

でも、天神祭の花火は、たったの1500発なんだってさ。そら、花火だけ見ててもアカンわなぁ。

そんなドタバタがあって、ハッと気付くと次のパーティーのための連絡の時間が軽く20分は過ぎておりまして、そのために大変なことになってしまったのだけれども、それはここでは書かないのであります。

松坂屋! ちょっとは責任取れ! 無理か。とほほ。


せつないなぁ。

2001年7月24日
ああ、まぁ、個人的にはいろいろごちゃごちゃあった日なんですが、ええんです。ここの日記に書くようなことではない。

そういうこともあるんです。

みんなのいえ

2001年7月22日 映画
しかし、3連休ともなると、さすがにヒマ。なので、ひとりで映画「みんなのいえ」を見に行く。

いやまぁ、「千と千尋の神隠し」って手もあったのかも知れないけども、どうせ混んでるに決まってるしさぁ。面白さの程度も「もののけ姫」から想像がついたのでやめにする。

で、「みんなのいえ」がどうだったかというと、うーん、やっぱり「ラジオの時間」の方が良かったかなぁ。三谷幸喜の作品って、好きでけっこう見てるんだけど、「みんなのいえ」はあんまりお勧めじゃないねぇ。一般的には。

でも、個人的には実は満足してたりする。家を作るデザイナーと大工の対立の物語だしさ。何かを「作る人」の話は、ただそれだけで好きなんだよ。内容なんかなくてもいいの。作るってのは面白いんだ。興味のない人にはどうでもいいと思うけど、「作ってる」人には面白いことっていうのがいろいろあってさ。そういうのがそこはかとなく出てるのが良かったんだよ、この映画。

なので、お勧めはしないけど、好き。

土曜日は平日か?

2001年7月21日
土曜日は土曜日なので、休日ではない。
なので、いちおう事務所まで出る。

木曜日に京都で打ち合わせた内容にあわせてパンフレットの原稿を手直し。よっこらせいと仕上げてしまう。

ま、そういうマジメに仕事する日もある。


情けないことに、引越しのドタバタでガス代が一部未払いになっていた。で、ガスが止まってしまった。

気付いたのが自宅に戻った夜だったので、風呂に入れん! ウキー!と思って、「よし、銭湯に行こう!」と決めた。

引越しして、間がないので、それほど近所に詳しいわけでもないが、一箇所だけ近くの銭湯は知っている。他にもあるらしいのだが、場所がまだわからない。とりあえず自転車で出かける。たいてい銭湯って12時までだもんな。いそげやいそげ。

さて、風呂代はいくらかな? と思ったら360円もしてたよ。おひおひ。けっこう高いじゃん。わしゃ270円の時代しか知らないよぉ。

うちの自宅マンション近くは、街としてはビジネス街イメージがあるんだけれども実は意外にも市営住宅とかがけっこうあって、お年寄りとかも意外に多い場所。だからなんとかやっていけてるんじゃないのかねぇ。ここ。小さめの銭湯で湯船も小さい。でも、そういうところでないと、銭湯もやってけないよなぁ。

湯船は昔ながらの石造り。とりあえずマンションのユニットバスと違って、手足をドーンと伸ばせるところが気持ちいい。

さすがにしまい湯近かったので人は少なかったけど、やっぱり近所の人がいてる場所ってのが良いやねぇ。子供の頃を本当に思い出す。<地域社会での交流が大切>とかさぁ、難しい言葉じゃわかりにくいけど、「銭湯みたいな場所がいるよねぇ。」って言えば分かりやすいわなぁ。とか思う。

昔は銭湯には、刺青をしたヤクザさんとかも入ってたり、子供がさわぐと「しずかにせい!」と叱りつけるガンコじいさんがいたり、ほんと、そこで学んだ部分ってけっこうあったような気がする。

ほんま、大事なんよなぁ、こういう場所・・・・と思いつつ、やっぱりこういう時くらいしか来ないのよね、銭湯。うーむむむむむ。

昨日、ベッドが届いた(のだと思う。このあたりの日付記憶はあいまい。)のだけれど、自分で組み立てるベッドだったし、昨日は帰った時間も遅かったので、本日組み立てに挑戦する。

通販で買った安物。マットがへたったら、即買い替えるのだ。ベッドはそういう買い方がラクでいいよ、と知り合いに教えられたので。

(ちなみに、ヘッドボードとかも「邪魔」だそうだ。これは母親のベッドについてるヘッドボードを見て、「わー、ムダ。いらんわ、こんなもん。」と思った。)

でもなぁ、組み立て物は失敗だったかも。通販のカタログでは組み立て時間50分とか書いてあって、「えらく時間かかるやんけ。」とは思ってたんだけど、いざやってみると、本当に大変。

なにより、まず部屋の片付けからはじめないといけない。当然ですわね。ベッドなんだから。サイズがデカイんだから。しかも重い。どうしてベッドってこんなに重いんだ? あ、スチールフレームだからか。うみゅー。

ともあれ、そんなこんなをしてると、結局、部屋の片付けから、ベッドの組み立て、その後の工具や梱包材の片付けなどなどを含めると1時間半もかかっちゃったよぉ。

真夏で暑いしさぁ。汗なんかタラタラ出てきやがるっての。クーラーつけてるのに。ま、しょうがないけど。

ともあれ、これでやっとぐっすり寝れる。うむ。

確か、この日にベッドが届いたはず。
あー、おぼえてねーや。

この日は、打合せに出かけたってメモは残ってるし、その打合せ自体はよく覚えてるけど、そのほか何をしたのか記憶にすらない。
いかんね、これは。

ああ、せちがらい。

2001年7月16日
ベッドを買ったついでに、これまた通販でベッド用テーブルってのも頼んだ。

これは横から見るとコの字型になってるテーブルで、ガス圧で高さも調整できて、脚の部分をベッドの下にもぐりこませて、寝ながら何かできるという
そういう自堕落生活を実現してくれるテーブルなわけです。

部屋狭いしさぁ、でもちょっとした作業するのにテーブルくらい欲しいしさぁ、これは便利だ!と思ったわけですよ。椅子はあるから、それとあわせりゃ、普通の机としても使えなくはないし。

でもせっかく注文したのに、通販のお店からは「売り切れました」というメール。

あらぁ、人気あるんだと思って、「再入荷はいつですか?」とメールで質問したら、
「もうしわけございません、メーカー倒産のため今後の販売はできかねます。」ときた。

あっちゃあ、そういうことだったの。
せちがらいねぇ、いまの世の中。

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