最近どうも、ここに書くことが少なくなってるので、ちょっと書いてみようかと。
で、2月のいまごろになって、今年の手帳の話。
まぁ旧暦の正月が昨日だったのだから、まぁいいか。
えー、この二年は博文館の手帳である、SAGESSE(サジェス)24を使っておったのです。
http://www.hakubunkan.co.jp/hakubunkanshinsya/2013/180.html
これは、週間表示がバーチカルなうえに、完全24時間表記で、普通だと使いにくいんですが、まぁ、うまく工夫すると、かなり便利に使えるのです。
ですが。
同じSAGESSE(サジェス)のシリーズに「24」ではなく「ビジネス手帳」なるものがあって、これが前々から妙に気になっておったのです。
http://www.hakubunkan.co.jp/hakubunkanshinsya/2013/sagessebusiness.html
どうしてかというと、添付写真を見てもらうとわかるのですが、このサジェス・ビジネス手帳には、月間ブロックのページにガントチャート表示の予定表がついてるんですね。
これが欲しかった。
複数の仕事を平行して走らせたり、その成果をチェックしたり、というときに、これがなかなか便利なのですよ。
最近チマチマした仕事とか、印刷物をネットにも展開する仕事だとか、平行作業が多かったのと、たとえば週に何度か筋トレをするのに、その予定、あるいは結果(成果)を記録するとか、そういうのを一覧でパッとわかるというのが良いわけです。
自分の課題をガントチャートにして、手帳で持ち歩くと。で、合間合間にチェックすると。
これは良いなーと思うわけです。
公式ブログとかもはじめたし、その更新日時を書き込んでおくとかね。
一ヶ月が一覧でパッとわかる。
また、「今月はこれとこれは課題だよね」というのを、毎月いくつかリストアップして進行度合いをチェックするのにも良いわけです。
ただ、残念な事に、このサジェス・ビジネス手帳はサジェス24とは違って週間表示のページは、従来の手帳と同じホリゾンタルスタイルでして、月曜から日曜まで、上から下に並ぶ方式で、これがちょっと気に入らない。
月間ブロック+ガントチャートがあって、それで週間が完全24時間制のバーチカルタイプがあるといいなぁと思うんですけどね。
(週間表示がバーチカルというのは、ようはGoogleカレンダーの表示に合わせる、ということですな。あ、でも最近Googleカレンダーは、それほどこまめには使ってないからいいのか。うむ。)
ということで、いまごろになって、今年の手帳の話題でした。
で、2月のいまごろになって、今年の手帳の話。
まぁ旧暦の正月が昨日だったのだから、まぁいいか。
えー、この二年は博文館の手帳である、SAGESSE(サジェス)24を使っておったのです。
http://www.hakubunkan.co.jp/hakubunkanshinsya/2013/180.html
これは、週間表示がバーチカルなうえに、完全24時間表記で、普通だと使いにくいんですが、まぁ、うまく工夫すると、かなり便利に使えるのです。
ですが。
同じSAGESSE(サジェス)のシリーズに「24」ではなく「ビジネス手帳」なるものがあって、これが前々から妙に気になっておったのです。
http://www.hakubunkan.co.jp/hakubunkanshinsya/2013/sagessebusiness.html
どうしてかというと、添付写真を見てもらうとわかるのですが、このサジェス・ビジネス手帳には、月間ブロックのページにガントチャート表示の予定表がついてるんですね。
これが欲しかった。
複数の仕事を平行して走らせたり、その成果をチェックしたり、というときに、これがなかなか便利なのですよ。
最近チマチマした仕事とか、印刷物をネットにも展開する仕事だとか、平行作業が多かったのと、たとえば週に何度か筋トレをするのに、その予定、あるいは結果(成果)を記録するとか、そういうのを一覧でパッとわかるというのが良いわけです。
自分の課題をガントチャートにして、手帳で持ち歩くと。で、合間合間にチェックすると。
これは良いなーと思うわけです。
公式ブログとかもはじめたし、その更新日時を書き込んでおくとかね。
一ヶ月が一覧でパッとわかる。
また、「今月はこれとこれは課題だよね」というのを、毎月いくつかリストアップして進行度合いをチェックするのにも良いわけです。
ただ、残念な事に、このサジェス・ビジネス手帳はサジェス24とは違って週間表示のページは、従来の手帳と同じホリゾンタルスタイルでして、月曜から日曜まで、上から下に並ぶ方式で、これがちょっと気に入らない。
月間ブロック+ガントチャートがあって、それで週間が完全24時間制のバーチカルタイプがあるといいなぁと思うんですけどね。
(週間表示がバーチカルというのは、ようはGoogleカレンダーの表示に合わせる、ということですな。あ、でも最近Googleカレンダーは、それほどこまめには使ってないからいいのか。うむ。)
ということで、いまごろになって、今年の手帳の話題でした。
この間、ちょいと梅田まで出て、文具コーナーを覗いたら、写真のような「メモ帳」が出ておりました。
「んん? なんだこれ?」と一瞬、不思議なデジャビュを感じたのですが、そのメモ帳が、かのツイストリングノートのミニミニサイズなのだと気がついた途端に、
ギョエ~!!!
と叫んでしまいましたね。
いやー、これは良いわ。素晴らしいわ。待ってました!と言うしかない。
先に、ツイストリングノートを知らない人のために、ざっくり説明しておくと、「二つ折りできるリングノートなのに、システム手帳みたいに用紙の差し替えが出来るノート」なわけです。
システム手帳を使ったことがある人なら解ると思いますが、システム手帳は、リングノートみたいに半分折りにして、「書く面だけを表側に出して書く」ということができないんですよね。意外に「書き込み」には向いてないのがシステム手帳というか、抜き差し可能な手帳なら、ほとんどのものが持っている残念なデメリットなわけです。
で、ツイストリングノートは、そこを実にうまくクリアしていて、普通のリングノートと同じ感覚で二つ折りで使えるのに、ノート(=リフィル)の差し替えもできるというところが素晴らしかったわけです。
このあたりは、
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
で書いたことなのですが、この<メモ>は、そのツイストリングノートと同じ構造を、そのままポケットにも入れられる、ほぼ5×3カードサイズのメモ帳で実現してくれたものなんですね。
つまり、どんどんメモを書いて、あとからリフィル単位で入れ替えられる! ということです。
これがいかに画期的な商品であることか!
商品説明にも、あんまりしっかり書いてなかったから、これはちゃんと解説しないといかんなぁと思って、ちょっと記事を書く気になったのであります。
というのも、実は、ここ2年くらい、ずっとB5サイズのツイストリングノートを使ってきていて、その機動性やら、分類の便利さには満足していたものの、ほんとうにちょっとした「メモ」を書くのに良いシステムがなかったからなんです。
ほんとうに、ちょっこっとメモを取って、それを確実に処理するなり、まとめるなりしたい!と思うと、良いやり方がなかったんですよ。
このあたりはもう、ずーっと課題でして、ずいぶん前から、いろいろ書いてるんですね。
●ヒップスターPDA(デジアナプロジェクト:私がよそで書いてる文具系のブログです。)
http://blog.livedoor.jp/kids1226/archives/50621432.html#
とか、
●ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
とか、
●単語帳(1穴リング・カード式)は、最小のバインダーノート。
http://hitoyomi.diarynote.jp/201004011432346102/
とか、
●みんな冬に手帳を買ってるけど、夏の事も考えてる? 名刺サイズのカードなら夏場も乗り越えますぞ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910271206547657/
とかで、いろいろ書いてきたわけです。(しかし、我ながら、かなりいろいろ試し続けてますなぁ。)
私としては、ようは「歩いてる時などに思いついたことをメモでまとめる。」ということを、やりたくて、こういうことを考えてきたわけです。
で、実は。
今回紹介している「ツイストリングノート<メモ>」のようなメモ帳を、自分で「自作」までしてたんですね。ほんの3か月ほど前の話なんですけども。
A5サイズのツイストリングノートを買ってきまして、そのリング部分の両端をペンチで切り落として、市販のリングメモをそのリングに通す、ということをやってたわけです。
で感想は、「あー、これ、むちゃくちゃ便利だ!」というものでして、LIHIT LABさんに、「こういう商品を作ってください!」とメールしようかと思ってたくらいなんです。
だから、まさに、店頭でこの「ツイストリングノート<メモ>」を見たときにギョエー! っというデジャビュ感覚が湧いたわけです。
まさに僕が試作してみたそのものの商品が店頭に並んでいるのですねぇ。いやー、うれしかった。
と、長い前振りをしましたが、大事なのは、ここからです。
この商品が画期的なのは、「メモが取り外せて、並べ替えられる」という点が大きいというのはあるんですが、それよりも大事なのは、
●B5・29穴と、A5・24穴と、5×3インチメモ・8穴のピッチがまったく同じで等間隔リングフォーマットである。
ということなのですよ。
ここが、画期的に新しい。
意味が全然分からないかもしれませんけど、これは要するに、
●B5ノートとA5ノートとメモサイズとを、自由に行き来できるメモが誕生した。
ということなんです。
つまり、このメモ用紙は「B5またはA5ノートに、そのまま自由位置でバインドできる」ということなんですね。
なんでわざわざ「自由位置」のところを大きく赤字にしたかというと、実は、これで、メモ用紙によるアナログ版の「アウトラインプロセッサ」を実現できるからなのですよ。
この「ツイストリングノート<メモ>」は、用紙が方眼罫ですので、縦位置でも横位置でも使えますから、これを本当に5×3インチカードみたいに横位置で使うと、
ここの写真の二枚目みたいな感じで使えます。
このカードを、三枚目の写真のように、B5またはA5サイズのノートに「重ねて」バインドできるわけです。
この「重ねて」というところが良いのです。パソコンのフォルダ管理でツリー構造を折りたたむように、「本文」を隠して、見出しのみの一覧が出来てしまうわけです。
これ、なんでもないことのようですけど、かなり画期的ですよ。
たとえば、ToDoをリストアップするにしても、一枚のメモに複数項目を書き出すのではなくて、カード1枚に1項目を「見出し」だけ書き出して、こういう具合に大きなノートに一覧してやっても良いわけです。(この一覧だけをiPhoneのカメラで撮影する、という手も使える。)
で、作業が進むたびに、進行状況を、それぞれのメモに書き付けて残していく、なんてこともできる。
いやまぁ、こういう使い方は机上の空論にしか過ぎないですけど、そういう精緻な使い方もできるし、そうではなくて、「とりあえず、なんとなくこのメモは大判ノートの、このページあたりにバインドしとくと便利そう」という感じで保存ができます。
それも重要だと思うメモは、ちゃんと読めるように配置して、関連メモは重ねて綴じ込む、みたいなことができるわけです。
B5もA5も、メモも、全部一冊のノートに自由配置で保管できるんです。
で、大事なのは、こういうリングバインダーは「閲覧にすぐれている」という事なんですね。読み直し、見直しがいつでも気軽に、気持ちよくできる。
ここがかなり重要なんです。それこそ、思いつきで書いたような自分のメモを、本を読むかのようにどこでも再読できるのです。
これがたぶん、かなり大事。
「カード」というものを、それなりに使ったことのある人なら、その機動性の高さは納得できると思うんですが、逆にカードというものの欠点は「再読がしんどい」というところにあるわけです。このあたりは、使ったことのある人なら絶対わかると思います。
普通はカードの保管と再読というのは、カードボックスを使ってやるくらいしか手がないんですね。でも、このカードボックスというのが、これまたカードの死蔵を引き起こしやすい道具でして、カードというのはその再読のしにくさとの戦いとも言えるわけです。
しかし、このツイストリングノートの体系においては、ふだんのノートの再読作業の中に「カード」の機動性が加わる、ということになるので、これはかなり強力なんですよ。
しかも、糊ではりつける手間も不要だし、クリアファイルで管理するような「書き込みのしにくさ」もないわけです。
自由に書き込んで、順序を入れ替えて、編集しながら再読ができる、ということなんです。
こういうツールは、いままでまったくなかったと考えて良いと思います。
多分、かなり便利なはずです。
なんちゅうか、このノートを使った、新しい発想の方法論まで考えても良いくらいだよなぁと私は思いますよ。
これもそれも「等ピッチで間欠部分のないリングバインダー」だからこそのメリットでしょう。
(システム手帳だと6穴の上3穴と下3穴の間の間欠部分は等ピッチではないので、こういう事ができなかったのです。)
ともあれ、これはかなり画期的な商品だと思います。
みなさん、上手に使いこなしてくださいませ。
ではでは。
「んん? なんだこれ?」と一瞬、不思議なデジャビュを感じたのですが、そのメモ帳が、かのツイストリングノートのミニミニサイズなのだと気がついた途端に、
ギョエ~!!!
と叫んでしまいましたね。
いやー、これは良いわ。素晴らしいわ。待ってました!と言うしかない。
先に、ツイストリングノートを知らない人のために、ざっくり説明しておくと、「二つ折りできるリングノートなのに、システム手帳みたいに用紙の差し替えが出来るノート」なわけです。
システム手帳を使ったことがある人なら解ると思いますが、システム手帳は、リングノートみたいに半分折りにして、「書く面だけを表側に出して書く」ということができないんですよね。意外に「書き込み」には向いてないのがシステム手帳というか、抜き差し可能な手帳なら、ほとんどのものが持っている残念なデメリットなわけです。
で、ツイストリングノートは、そこを実にうまくクリアしていて、普通のリングノートと同じ感覚で二つ折りで使えるのに、ノート(=リフィル)の差し替えもできるというところが素晴らしかったわけです。
このあたりは、
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
で書いたことなのですが、この<メモ>は、そのツイストリングノートと同じ構造を、そのままポケットにも入れられる、ほぼ5×3カードサイズのメモ帳で実現してくれたものなんですね。
つまり、どんどんメモを書いて、あとからリフィル単位で入れ替えられる! ということです。
これがいかに画期的な商品であることか!
商品説明にも、あんまりしっかり書いてなかったから、これはちゃんと解説しないといかんなぁと思って、ちょっと記事を書く気になったのであります。
というのも、実は、ここ2年くらい、ずっとB5サイズのツイストリングノートを使ってきていて、その機動性やら、分類の便利さには満足していたものの、ほんとうにちょっとした「メモ」を書くのに良いシステムがなかったからなんです。
ほんとうに、ちょっこっとメモを取って、それを確実に処理するなり、まとめるなりしたい!と思うと、良いやり方がなかったんですよ。
このあたりはもう、ずーっと課題でして、ずいぶん前から、いろいろ書いてるんですね。
●ヒップスターPDA(デジアナプロジェクト:私がよそで書いてる文具系のブログです。)
http://blog.livedoor.jp/kids1226/archives/50621432.html#
とか、
●ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
とか、
●単語帳(1穴リング・カード式)は、最小のバインダーノート。
http://hitoyomi.diarynote.jp/201004011432346102/
とか、
●みんな冬に手帳を買ってるけど、夏の事も考えてる? 名刺サイズのカードなら夏場も乗り越えますぞ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910271206547657/
とかで、いろいろ書いてきたわけです。(しかし、我ながら、かなりいろいろ試し続けてますなぁ。)
私としては、ようは「歩いてる時などに思いついたことをメモでまとめる。」ということを、やりたくて、こういうことを考えてきたわけです。
で、実は。
今回紹介している「ツイストリングノート<メモ>」のようなメモ帳を、自分で「自作」までしてたんですね。ほんの3か月ほど前の話なんですけども。
A5サイズのツイストリングノートを買ってきまして、そのリング部分の両端をペンチで切り落として、市販のリングメモをそのリングに通す、ということをやってたわけです。
で感想は、「あー、これ、むちゃくちゃ便利だ!」というものでして、LIHIT LABさんに、「こういう商品を作ってください!」とメールしようかと思ってたくらいなんです。
だから、まさに、店頭でこの「ツイストリングノート<メモ>」を見たときにギョエー! っというデジャビュ感覚が湧いたわけです。
まさに僕が試作してみたそのものの商品が店頭に並んでいるのですねぇ。いやー、うれしかった。
と、長い前振りをしましたが、大事なのは、ここからです。
この商品が画期的なのは、「メモが取り外せて、並べ替えられる」という点が大きいというのはあるんですが、それよりも大事なのは、
●B5・29穴と、A5・24穴と、5×3インチメモ・8穴のピッチがまったく同じで等間隔リングフォーマットである。
ということなのですよ。
ここが、画期的に新しい。
意味が全然分からないかもしれませんけど、これは要するに、
●B5ノートとA5ノートとメモサイズとを、自由に行き来できるメモが誕生した。
ということなんです。
つまり、このメモ用紙は「B5またはA5ノートに、そのまま自由位置でバインドできる」ということなんですね。
なんでわざわざ「自由位置」のところを大きく赤字にしたかというと、実は、これで、メモ用紙によるアナログ版の「アウトラインプロセッサ」を実現できるからなのですよ。
この「ツイストリングノート<メモ>」は、用紙が方眼罫ですので、縦位置でも横位置でも使えますから、これを本当に5×3インチカードみたいに横位置で使うと、
ここの写真の二枚目みたいな感じで使えます。
このカードを、三枚目の写真のように、B5またはA5サイズのノートに「重ねて」バインドできるわけです。
この「重ねて」というところが良いのです。パソコンのフォルダ管理でツリー構造を折りたたむように、「本文」を隠して、見出しのみの一覧が出来てしまうわけです。
これ、なんでもないことのようですけど、かなり画期的ですよ。
たとえば、ToDoをリストアップするにしても、一枚のメモに複数項目を書き出すのではなくて、カード1枚に1項目を「見出し」だけ書き出して、こういう具合に大きなノートに一覧してやっても良いわけです。(この一覧だけをiPhoneのカメラで撮影する、という手も使える。)
で、作業が進むたびに、進行状況を、それぞれのメモに書き付けて残していく、なんてこともできる。
いやまぁ、こういう使い方は机上の空論にしか過ぎないですけど、そういう精緻な使い方もできるし、そうではなくて、「とりあえず、なんとなくこのメモは大判ノートの、このページあたりにバインドしとくと便利そう」という感じで保存ができます。
それも重要だと思うメモは、ちゃんと読めるように配置して、関連メモは重ねて綴じ込む、みたいなことができるわけです。
B5もA5も、メモも、全部一冊のノートに自由配置で保管できるんです。
で、大事なのは、こういうリングバインダーは「閲覧にすぐれている」という事なんですね。読み直し、見直しがいつでも気軽に、気持ちよくできる。
ここがかなり重要なんです。それこそ、思いつきで書いたような自分のメモを、本を読むかのようにどこでも再読できるのです。
これがたぶん、かなり大事。
「カード」というものを、それなりに使ったことのある人なら、その機動性の高さは納得できると思うんですが、逆にカードというものの欠点は「再読がしんどい」というところにあるわけです。このあたりは、使ったことのある人なら絶対わかると思います。
普通はカードの保管と再読というのは、カードボックスを使ってやるくらいしか手がないんですね。でも、このカードボックスというのが、これまたカードの死蔵を引き起こしやすい道具でして、カードというのはその再読のしにくさとの戦いとも言えるわけです。
しかし、このツイストリングノートの体系においては、ふだんのノートの再読作業の中に「カード」の機動性が加わる、ということになるので、これはかなり強力なんですよ。
しかも、糊ではりつける手間も不要だし、クリアファイルで管理するような「書き込みのしにくさ」もないわけです。
自由に書き込んで、順序を入れ替えて、編集しながら再読ができる、ということなんです。
こういうツールは、いままでまったくなかったと考えて良いと思います。
多分、かなり便利なはずです。
なんちゅうか、このノートを使った、新しい発想の方法論まで考えても良いくらいだよなぁと私は思いますよ。
これもそれも「等ピッチで間欠部分のないリングバインダー」だからこそのメリットでしょう。
(システム手帳だと6穴の上3穴と下3穴の間の間欠部分は等ピッチではないので、こういう事ができなかったのです。)
ともあれ、これはかなり画期的な商品だと思います。
みなさん、上手に使いこなしてくださいませ。
ではでは。
単語帳(1穴リング・カード式)は、最小のバインダーノート。
2010年4月1日 ●ノート・文具 コメント (1)
みなさん、「メモ」をどうやって取っておられます?
とくに、街なかを歩いてる時や、混んだ電車の中で思いついたアイディアとか。
ノートどころか、システム手帳でも取り出しにくいというような時。
僕は、これを長年、名刺サイズの紙のカードでやってたんですよ。
このあたりの話は、前にも書きました。
●みんな冬に手帳を買ってるけど、夏の事も考えてる? 名刺サイズのカードなら夏場も乗り越えますぞ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910271206547657/
出先でのちょっとしたメモに、Yシャツなどの胸ポケットにも入る名刺サイズのカードが、けっこう便利っちゅう話でした。
で、このあたりの「歩きながらのメモ」については、最近では「携帯を使って、自分宛にメールしてます。」という人も多いんですね。うむ。それはそれで良いやり方です。
でも、僕の場合は、やっぱり紙でメモしないとヤダなぁと思ってたりするのです。
なんで、紙でないといけないのか?というと、
●文字の「勢い」に感情が表現されている。
●書いた途端に「見える化」処理がされている。
の二点なんですね。
アイディアというのは、思いついた時の、「気持ちのノリ」こそが重要で、それを忘れないようにすることが大事なんですね。表面上の言葉だけをみると、「どこにでもあるアイディアじゃん!」てなことになったりするんです。
でも、そうではなくて、「こんな事がしたい!」というようなモチベーションがあって、そのアイディアは生まれたわけですから、言葉になっていない部分の「気持ちのノリ」の方を思い出す事も、かなり重要なわけです。何故、そういうアイディアを思いついて、やってみようと考えたのか? その必然性の方が重要な事もあるわけです。
だから、メモは手書きでないと、そこが拾えなくなっちゃうんですね。デジタルな文字になっちゃうと、「筆の勢い」まではわからないので、「自分のノリ」がどんなだったかを思い出せないんですね。
とくに、この特性は、「書いたものを貼る」というような事をすると、如実に感じられます。
自分の字というのは、もう長年見続けているわけだから、落ち着いて書いたか、興奮して書いたかとか、筆致として体に入っているわけです。
だから、手書きのメモを身の回りに貼っておくと、そのメモした時の気分や感情まで思い出せるのでモチベーションの維持には、それなりの効果があるわけです。
●「文字」としてより「ビジュアル」として意味がある。
ということです。
なので、手書きのメモが大切なんですが、でも、この名刺カードには、その「特性」を活かせなくなる欠点がひとつあるんですね。
それは、
●閲覧に不便
という事なんです。
名刺サイズのカードをずっと使っていると、カードボックスに放りこんだり、ダブルクリップで留めたりして、「重ねて保管」することが増えるわけです。
ところが、このカードという奴を「重ねて」しまうと、とたんに、肝心の「手書き文字」が見れなくなっちゃうんですね。これが辛い。
見ないと忘れてしまうんですよ。意識に残らない。だからせっかくのカードも死蔵されてしまう、という事になるんですね。
この欠点を、なんとか克服する改善案はないものか?といろいろ悩みまして、名刺サイズのカードを、クリアブックという、手帳型の透明ポケットに収めて、本のようにページめくりをしてみたりしたんです。
クリアブックっていうのは、これ。
●コレクト・クリアブック
http://www.correct.co.jp/06cat/ip/ct_17.html
あるいは、このページに掲載した、写真にあるような「名刺整理ホルダー」みたいなものを使って、カードの一覧化ツールに使ったりもしてました。
まぁ、「名刺」というサイズは、定型サイズなので、こういうツールが揃っていて、それはそれで便利と言えば便利ですし、まぁそこそこ使えるアイディアではあるんですけど、それでも、どうにもイマイチ、ピンと来なかったところも多々あるわけです。
というのは、だいたい、いちいちホルダとかクリアブックに入れる、という段階で間違ってる気がしてしょうがないわけです。カードの便利なところは、廃棄・分類/グルーピング・順序の入れ替え(順位付け)が気軽にできる、ということだし、しかも、カードに書かれた情報を見ていて、ハッと気付いたことを書き加えたり、また新たなカードにしたり、ということができるところなわけです。
そういうカードの便利な要素が、ホルダーやクリアブックに入れることで、けっこう阻害されちゃうんですね。
おしい。
なので、まぁ、カードケースというのはカード使いにおいては、普通の使い方だし、ジョッターとかの存在も有名だしと、普段の持ち歩きでは、ごく普通に、前の書き込みでも紹介した「持ち歩き用カードケース」をしぶしぶ使ってたわけなんです。
でそんな事の矛盾を感じつつ、ふと文具店に出かけたら、この1穴のリング式「単語帳」が、やたらと目につきまして、
「ありゃ?もしかしたら、これでメモしたら、そういう問題がか~なり解決するんじゃないの?」
とか思いついたというわけ。ものは試しとやってみたんですよ。
そしたらこれが、大ヒット!
いやー、ほんとにね、仕組みがシンプルなだけに、実に使いやすい。
閲覧も、差し替えも、廃棄も、グルーピングも、歩きながらの書き込みも、全部オーケー。
それにカード特有の「広い机に広げて一覧する」というのもやろうと思えば簡単にできるし、言うことなしなんですね。
それに、市販の単語カードの場合、表紙・裏表紙用に、同サイズの厚紙もついてますから、カードの保護にもなって、単語カードの束を、そのままポケットに入れて持ち歩くのも簡単なんです。
とても気に入ったので「こりゃいいや!」とばかりに、とりあえず10冊ほど購入してストック。
カードを単体にバラして、自宅や事務所の机の上においてあるカードボックスにも白紙の束をほおりこみました。で、何かあれば、とにかく「1穴」の名刺カードにメモするというスタイルになりました。
それ以外にも、リングをつけたまま、とりあえず机の上やパソコンの横、あるいは寝床の枕元なんかにも、カード束として置いておくのも良い感じです。ちょっとメモしたい時にサッとメモできて、で、それをすぐに、いつも持ち歩いているカード束にまとめられます。
電車の中とか、打合せの合間とか、そういうちょっとした空き時間に、パラパラとめくって、順序づけしたりグルーピングしたりできるし、リングでひとつにまとめられてるので、すぐにそのままポケットに戻すこともできて、実に良いのです。
実際、この単語カードを使って感じるのは、1穴リング式の単語カードは、本当に最小の「バインダーノート」なんだなぁということです。
小さな小さな、最小の機能に絞った、ミニミニ・リングバインダーノートと言えます。当然リングですから、例のごとく「半分折り」で使える。小さくて可愛いメモノート、ということなんです。
実際、穴の数が、たったの1穴ですから、カードの付けはずしの手間も最小なんです。何穴もあるバインダーだと、それぞれの穴にリングの先を通すだけ手間がかかってしまうんですが、1穴だと、その手間が最小なんですよね。
本当に電車の中でも順序の入れ替えがストレスなくできます。
普通のバインダーノートでは、電車の中でのリフィルの差し替えはさすがにしんどいんですからね。いくら小さなバインダー手帳であったとしても、電車の中で、立ったままリフィルの入れ替えは、ちょっとしたくない。でも、単語カードなら、そう難しくはないんです。手の中で自在に組み替えができてしまう。
つまり、
●1穴リング式単語帳、持ち歩きメモとして最強!
という結論なのでありますよ。
ということで、単語帳が、いまや最上のメモ帳になっておる私なのですが、でもなぁ、iPhone買っちゃったからなぁ。
iPhoneでメモを取る、というのも、これまた、かなり便利でありまして、もしかしたら、単語帳でやってることが、そのまま大半iPhoneで置き換えできちゃうかも?とかも思って、いまかなりいろいろ工夫中なのであります。everenoteとか便利だしなぁ。
うーむ。なかなかに難しい。
まぁ、このあたりも、またそのうち、ご紹介しますです。
てなことで。
とくに、街なかを歩いてる時や、混んだ電車の中で思いついたアイディアとか。
ノートどころか、システム手帳でも取り出しにくいというような時。
僕は、これを長年、名刺サイズの紙のカードでやってたんですよ。
このあたりの話は、前にも書きました。
●みんな冬に手帳を買ってるけど、夏の事も考えてる? 名刺サイズのカードなら夏場も乗り越えますぞ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910271206547657/
出先でのちょっとしたメモに、Yシャツなどの胸ポケットにも入る名刺サイズのカードが、けっこう便利っちゅう話でした。
で、このあたりの「歩きながらのメモ」については、最近では「携帯を使って、自分宛にメールしてます。」という人も多いんですね。うむ。それはそれで良いやり方です。
でも、僕の場合は、やっぱり紙でメモしないとヤダなぁと思ってたりするのです。
なんで、紙でないといけないのか?というと、
●文字の「勢い」に感情が表現されている。
●書いた途端に「見える化」処理がされている。
の二点なんですね。
アイディアというのは、思いついた時の、「気持ちのノリ」こそが重要で、それを忘れないようにすることが大事なんですね。表面上の言葉だけをみると、「どこにでもあるアイディアじゃん!」てなことになったりするんです。
でも、そうではなくて、「こんな事がしたい!」というようなモチベーションがあって、そのアイディアは生まれたわけですから、言葉になっていない部分の「気持ちのノリ」の方を思い出す事も、かなり重要なわけです。何故、そういうアイディアを思いついて、やってみようと考えたのか? その必然性の方が重要な事もあるわけです。
だから、メモは手書きでないと、そこが拾えなくなっちゃうんですね。デジタルな文字になっちゃうと、「筆の勢い」まではわからないので、「自分のノリ」がどんなだったかを思い出せないんですね。
とくに、この特性は、「書いたものを貼る」というような事をすると、如実に感じられます。
自分の字というのは、もう長年見続けているわけだから、落ち着いて書いたか、興奮して書いたかとか、筆致として体に入っているわけです。
だから、手書きのメモを身の回りに貼っておくと、そのメモした時の気分や感情まで思い出せるのでモチベーションの維持には、それなりの効果があるわけです。
●「文字」としてより「ビジュアル」として意味がある。
ということです。
なので、手書きのメモが大切なんですが、でも、この名刺カードには、その「特性」を活かせなくなる欠点がひとつあるんですね。
それは、
●閲覧に不便
という事なんです。
名刺サイズのカードをずっと使っていると、カードボックスに放りこんだり、ダブルクリップで留めたりして、「重ねて保管」することが増えるわけです。
ところが、このカードという奴を「重ねて」しまうと、とたんに、肝心の「手書き文字」が見れなくなっちゃうんですね。これが辛い。
見ないと忘れてしまうんですよ。意識に残らない。だからせっかくのカードも死蔵されてしまう、という事になるんですね。
この欠点を、なんとか克服する改善案はないものか?といろいろ悩みまして、名刺サイズのカードを、クリアブックという、手帳型の透明ポケットに収めて、本のようにページめくりをしてみたりしたんです。
クリアブックっていうのは、これ。
●コレクト・クリアブック
http://www.correct.co.jp/06cat/ip/ct_17.html
あるいは、このページに掲載した、写真にあるような「名刺整理ホルダー」みたいなものを使って、カードの一覧化ツールに使ったりもしてました。
まぁ、「名刺」というサイズは、定型サイズなので、こういうツールが揃っていて、それはそれで便利と言えば便利ですし、まぁそこそこ使えるアイディアではあるんですけど、それでも、どうにもイマイチ、ピンと来なかったところも多々あるわけです。
というのは、だいたい、いちいちホルダとかクリアブックに入れる、という段階で間違ってる気がしてしょうがないわけです。カードの便利なところは、廃棄・分類/グルーピング・順序の入れ替え(順位付け)が気軽にできる、ということだし、しかも、カードに書かれた情報を見ていて、ハッと気付いたことを書き加えたり、また新たなカードにしたり、ということができるところなわけです。
そういうカードの便利な要素が、ホルダーやクリアブックに入れることで、けっこう阻害されちゃうんですね。
おしい。
なので、まぁ、カードケースというのはカード使いにおいては、普通の使い方だし、ジョッターとかの存在も有名だしと、普段の持ち歩きでは、ごく普通に、前の書き込みでも紹介した「持ち歩き用カードケース」をしぶしぶ使ってたわけなんです。
でそんな事の矛盾を感じつつ、ふと文具店に出かけたら、この1穴のリング式「単語帳」が、やたらと目につきまして、
「ありゃ?もしかしたら、これでメモしたら、そういう問題がか~なり解決するんじゃないの?」
とか思いついたというわけ。ものは試しとやってみたんですよ。
そしたらこれが、大ヒット!
いやー、ほんとにね、仕組みがシンプルなだけに、実に使いやすい。
閲覧も、差し替えも、廃棄も、グルーピングも、歩きながらの書き込みも、全部オーケー。
それにカード特有の「広い机に広げて一覧する」というのもやろうと思えば簡単にできるし、言うことなしなんですね。
それに、市販の単語カードの場合、表紙・裏表紙用に、同サイズの厚紙もついてますから、カードの保護にもなって、単語カードの束を、そのままポケットに入れて持ち歩くのも簡単なんです。
とても気に入ったので「こりゃいいや!」とばかりに、とりあえず10冊ほど購入してストック。
カードを単体にバラして、自宅や事務所の机の上においてあるカードボックスにも白紙の束をほおりこみました。で、何かあれば、とにかく「1穴」の名刺カードにメモするというスタイルになりました。
それ以外にも、リングをつけたまま、とりあえず机の上やパソコンの横、あるいは寝床の枕元なんかにも、カード束として置いておくのも良い感じです。ちょっとメモしたい時にサッとメモできて、で、それをすぐに、いつも持ち歩いているカード束にまとめられます。
電車の中とか、打合せの合間とか、そういうちょっとした空き時間に、パラパラとめくって、順序づけしたりグルーピングしたりできるし、リングでひとつにまとめられてるので、すぐにそのままポケットに戻すこともできて、実に良いのです。
実際、この単語カードを使って感じるのは、1穴リング式の単語カードは、本当に最小の「バインダーノート」なんだなぁということです。
小さな小さな、最小の機能に絞った、ミニミニ・リングバインダーノートと言えます。当然リングですから、例のごとく「半分折り」で使える。小さくて可愛いメモノート、ということなんです。
実際、穴の数が、たったの1穴ですから、カードの付けはずしの手間も最小なんです。何穴もあるバインダーだと、それぞれの穴にリングの先を通すだけ手間がかかってしまうんですが、1穴だと、その手間が最小なんですよね。
本当に電車の中でも順序の入れ替えがストレスなくできます。
普通のバインダーノートでは、電車の中でのリフィルの差し替えはさすがにしんどいんですからね。いくら小さなバインダー手帳であったとしても、電車の中で、立ったままリフィルの入れ替えは、ちょっとしたくない。でも、単語カードなら、そう難しくはないんです。手の中で自在に組み替えができてしまう。
つまり、
●1穴リング式単語帳、持ち歩きメモとして最強!
という結論なのでありますよ。
ということで、単語帳が、いまや最上のメモ帳になっておる私なのですが、でもなぁ、iPhone買っちゃったからなぁ。
iPhoneでメモを取る、というのも、これまた、かなり便利でありまして、もしかしたら、単語帳でやってることが、そのまま大半iPhoneで置き換えできちゃうかも?とかも思って、いまかなりいろいろ工夫中なのであります。everenoteとか便利だしなぁ。
うーむ。なかなかに難しい。
まぁ、このあたりも、またそのうち、ご紹介しますです。
てなことで。
そろそろ来年の手帳が街にあふれ出す季節になりました。
が、どうも最近、僕の場合は、ツイストリングノートを使い出してから「手帳」というものを使わなくなりつつあるんですよ。
というか、正確には
●ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
でも紹介した、「B5八折り胸ポケメモ」ばっかり使うようになったから、ということなんですね。
B5サイズの用紙を八折りにしますと、B8というサイズになりまして、これがほぼ名刺と同じサイズなんです。
で、これを胸ポケットに入れておくと、参照するにしても、メモを取るにしても、ちょっとした一週間以内の予定をメモするにも、まぁ間に合います。
「マメにメモするには手帳が便利だ」とか言って、みんな手帳を勧めるわけですが、実は手帳は背広やジャケットのポケットには収まっても、ワイシャツの胸ポケットには入らないわけですよ。
これがどう言うことかというと、実はけっこう盲点になっている部分がありまして、「夏の暑い時期には手帳の利便性が下がる」ということなんですね。
これねぇ、文具好きの私が、手帳を長年いろいろ使ってきた経験から言うと、手帳選びにおけえる、かなり重要なポイントだと思ってるんです。一年という大変ベーシックな基本単位において、環境に関係なく安定して使えるかどうか? という問題ですから、本当はかなり重要な話のはずなんですよね。でも、その重要なチェックポイントが、意外に見過ごされているんですよ。
というのは、手帳というのはスケジューラーとして使うという側面があるので、どうしても季節の変わり目に新発売されて、購入する人たちも秋から冬にかけて買うって場合が多いからなんですね。
まぁ、せいぜい「4月はじまり手帳」を2月3月に買うとか、年末の手帳商戦がどんどん前倒しになって10月、9月になって新製品が登場する、というところまでなので、暑い暑い、夏の時期にスケジュール手帳やら、メモ取りのための手帳やらについて考える機会自体がないんです。
つまり、ようは、「大きなポケットのついたジャケットを着ている時期」にしか手帳は売られていないし、「検討」もその時期にしかしていないって事なんです。
自分の服にポケットがある状態で手帳選びをして、「よし、この手帳で、仕事の情報を、ずっとマメにメモするぞ。」とか思ってるわけです。
でも、夏になったらどうすんのよ! って事でして。夏の暑い間も、ポケットのあるジャケット着るつもり? そうするつもりなら、いいけど、そうでなけりゃ、結局手帳はカバンの中に入れるノートと同じになっちゃうんだよ? って事なんですね。ならノートでもおんなじでしょうが。いや逆に面積が広い分、ノートの方が便利だよって事になるわけです。
でも、自分がいま着ている服を基準にしているから、そういうところにまで、頭が回らないわけですよ。
なので、手帳というのは、小さくてもせいぜい名刺の倍のサイズのB7以上のサイズになりまして、「ジャケットのポケットに入るサイズ」というけっこう中途半端なサイズが基準になってしまうわけです。
いやー、それでは夏の間がけっこう問題なんだよなー、って僕は思うんですけどね。
そういう意味では「手帳」というシステムは、「通年で同一環境で使う」という、もっとも基本的な要件自体を満たしていない設計ミス製品なのだ、とすら言えてしまう存在だったりするわけです。恐ろしいことに。
スケジューラーとしても問題ですけど、メモを取るとか、思索を深めるというような事を考えても、手帳のサイズというのは、じっくり文章を書くには小さく、胸ポケットの納める機動性も低いという中途半端な存在になってしまうわけです。
アイディアを拾う、というような作業は、いついかなる時に出てくるかわかりませんから、徹底した機動性が必要で、本当は携帯するメモ帳には、そういう部分での情報集約ツールの役割を満たしていないといけないんですね。でも、手帳は夏場には、そういう使い方ができないってことになるわけです。
ところが!
僕が使ってる「胸ポケメモ」は、この5月あたりから、暫定的にテキトーに使ってみただけの仕組みなんですけど、夏の暑い時期もラクラク乗り越えて、何を意識することもなく、まったく手順やら使いこなしやらの工夫をすることもなく、11月になろうとしている今も、同じやり方を変えずに、いまだに使えておるわけです。
まぁ、いちおう胸ポケットのある服でないと使えないですけどね。Tシャツ一枚で過ごしたい人には向きません。でも、「胸ポケット」程度なら、夏の服にもどこかにはついてるでしょう。そこに充分おさまるということです。
結局、定期とか、キャッシュカードとか、名刺とかで使われている、このB8くらいのサイズが、持ち歩きする情報媒体としては、スタンダードのサイズなんじゃないの?という気がするわけですよ。(そういう意味では例の超整理手帳は惜しい!紙を折るなら、いっそ八折りにした方が、使い勝手は飛躍的に高まりますって。間違いなく。)
で、実は、上記の「胸ポケメモ」以前に、私は名刺サイズの情報カードというものをずっと愛用しておりまして、ようよう考えてみれば、日常の各種メモツールの中でも、実はこの名刺サイズの情報カードをいちばんよく使ってるんじゃないかなぁと思うわけです。
名刺サイズの情報カードは、100枚セットで230円とかで売ってますので、
●情報カード 名刺サイズ 無地 C-211
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B0018HGSLY
これを何束も買ってきて、事務所の机の上とか、自宅のテーブルの上とか、食卓や寝床、トイレの中にまで、筆記具とともに置いてあるんですね。これがまぁ本当に便利でして。使いこなしにはそれなりに慣れが必要だろうとは思いますが、テンポラリな情報の取り扱いにはすごく使い勝手が良いです。
で、街なかを歩いている時でも、けっこうメモを取るのは名刺サイズの情報カードということが多いのですよ。
情報カードをダブルクリップでまとめておくだけでも、充分に使えるメモ帳になるんですが、まぁ僕の場合は、カードの取り出しもしやすいので、いちおう情報カードケースに入れて使っております。(写真で紹介したようなもの)
●メモパース (名刺サイズ) 発砲塩ビ
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B0018HJXCA
まぁ、このカードケースは、気に入ってるわけでもないんですが、他に良いものもないもので。
で、実は、先に紹介したB5八折り胸ポケメモの週間スケジュールも、このカードケースにちょうど収まるので収納しておるのです。
(というのは自転車に乗るようになったから、いつでもメモが取れる、見れる、というのが必要、ということもあったのですが。)
ともあれ、おおむね、この仕組みで夏を乗り切れたし、このまま冬の環境でも使ってみようかなと思っておるのであります。手帳を買うなら、夏の事も考えて仕組み化しないとダメなんですよね。いや、ほんま。
そんなことで。
が、どうも最近、僕の場合は、ツイストリングノートを使い出してから「手帳」というものを使わなくなりつつあるんですよ。
というか、正確には
●ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
でも紹介した、「B5八折り胸ポケメモ」ばっかり使うようになったから、ということなんですね。
B5サイズの用紙を八折りにしますと、B8というサイズになりまして、これがほぼ名刺と同じサイズなんです。
で、これを胸ポケットに入れておくと、参照するにしても、メモを取るにしても、ちょっとした一週間以内の予定をメモするにも、まぁ間に合います。
「マメにメモするには手帳が便利だ」とか言って、みんな手帳を勧めるわけですが、実は手帳は背広やジャケットのポケットには収まっても、ワイシャツの胸ポケットには入らないわけですよ。
これがどう言うことかというと、実はけっこう盲点になっている部分がありまして、「夏の暑い時期には手帳の利便性が下がる」ということなんですね。
これねぇ、文具好きの私が、手帳を長年いろいろ使ってきた経験から言うと、手帳選びにおけえる、かなり重要なポイントだと思ってるんです。一年という大変ベーシックな基本単位において、環境に関係なく安定して使えるかどうか? という問題ですから、本当はかなり重要な話のはずなんですよね。でも、その重要なチェックポイントが、意外に見過ごされているんですよ。
というのは、手帳というのはスケジューラーとして使うという側面があるので、どうしても季節の変わり目に新発売されて、購入する人たちも秋から冬にかけて買うって場合が多いからなんですね。
まぁ、せいぜい「4月はじまり手帳」を2月3月に買うとか、年末の手帳商戦がどんどん前倒しになって10月、9月になって新製品が登場する、というところまでなので、暑い暑い、夏の時期にスケジュール手帳やら、メモ取りのための手帳やらについて考える機会自体がないんです。
つまり、ようは、「大きなポケットのついたジャケットを着ている時期」にしか手帳は売られていないし、「検討」もその時期にしかしていないって事なんです。
自分の服にポケットがある状態で手帳選びをして、「よし、この手帳で、仕事の情報を、ずっとマメにメモするぞ。」とか思ってるわけです。
でも、夏になったらどうすんのよ! って事でして。夏の暑い間も、ポケットのあるジャケット着るつもり? そうするつもりなら、いいけど、そうでなけりゃ、結局手帳はカバンの中に入れるノートと同じになっちゃうんだよ? って事なんですね。ならノートでもおんなじでしょうが。いや逆に面積が広い分、ノートの方が便利だよって事になるわけです。
でも、自分がいま着ている服を基準にしているから、そういうところにまで、頭が回らないわけですよ。
なので、手帳というのは、小さくてもせいぜい名刺の倍のサイズのB7以上のサイズになりまして、「ジャケットのポケットに入るサイズ」というけっこう中途半端なサイズが基準になってしまうわけです。
いやー、それでは夏の間がけっこう問題なんだよなー、って僕は思うんですけどね。
そういう意味では「手帳」というシステムは、「通年で同一環境で使う」という、もっとも基本的な要件自体を満たしていない設計ミス製品なのだ、とすら言えてしまう存在だったりするわけです。恐ろしいことに。
スケジューラーとしても問題ですけど、メモを取るとか、思索を深めるというような事を考えても、手帳のサイズというのは、じっくり文章を書くには小さく、胸ポケットの納める機動性も低いという中途半端な存在になってしまうわけです。
アイディアを拾う、というような作業は、いついかなる時に出てくるかわかりませんから、徹底した機動性が必要で、本当は携帯するメモ帳には、そういう部分での情報集約ツールの役割を満たしていないといけないんですね。でも、手帳は夏場には、そういう使い方ができないってことになるわけです。
ところが!
僕が使ってる「胸ポケメモ」は、この5月あたりから、暫定的にテキトーに使ってみただけの仕組みなんですけど、夏の暑い時期もラクラク乗り越えて、何を意識することもなく、まったく手順やら使いこなしやらの工夫をすることもなく、11月になろうとしている今も、同じやり方を変えずに、いまだに使えておるわけです。
まぁ、いちおう胸ポケットのある服でないと使えないですけどね。Tシャツ一枚で過ごしたい人には向きません。でも、「胸ポケット」程度なら、夏の服にもどこかにはついてるでしょう。そこに充分おさまるということです。
結局、定期とか、キャッシュカードとか、名刺とかで使われている、このB8くらいのサイズが、持ち歩きする情報媒体としては、スタンダードのサイズなんじゃないの?という気がするわけですよ。(そういう意味では例の超整理手帳は惜しい!紙を折るなら、いっそ八折りにした方が、使い勝手は飛躍的に高まりますって。間違いなく。)
で、実は、上記の「胸ポケメモ」以前に、私は名刺サイズの情報カードというものをずっと愛用しておりまして、ようよう考えてみれば、日常の各種メモツールの中でも、実はこの名刺サイズの情報カードをいちばんよく使ってるんじゃないかなぁと思うわけです。
名刺サイズの情報カードは、100枚セットで230円とかで売ってますので、
●情報カード 名刺サイズ 無地 C-211
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B0018HGSLY
これを何束も買ってきて、事務所の机の上とか、自宅のテーブルの上とか、食卓や寝床、トイレの中にまで、筆記具とともに置いてあるんですね。これがまぁ本当に便利でして。使いこなしにはそれなりに慣れが必要だろうとは思いますが、テンポラリな情報の取り扱いにはすごく使い勝手が良いです。
で、街なかを歩いている時でも、けっこうメモを取るのは名刺サイズの情報カードということが多いのですよ。
情報カードをダブルクリップでまとめておくだけでも、充分に使えるメモ帳になるんですが、まぁ僕の場合は、カードの取り出しもしやすいので、いちおう情報カードケースに入れて使っております。(写真で紹介したようなもの)
●メモパース (名刺サイズ) 発砲塩ビ
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B0018HJXCA
まぁ、このカードケースは、気に入ってるわけでもないんですが、他に良いものもないもので。
で、実は、先に紹介したB5八折り胸ポケメモの週間スケジュールも、このカードケースにちょうど収まるので収納しておるのです。
(というのは自転車に乗るようになったから、いつでもメモが取れる、見れる、というのが必要、ということもあったのですが。)
ともあれ、おおむね、この仕組みで夏を乗り切れたし、このまま冬の環境でも使ってみようかなと思っておるのであります。手帳を買うなら、夏の事も考えて仕組み化しないとダメなんですよね。いや、ほんま。
そんなことで。
才能と努力。得意なことと好きなこと。見極めるためのノート。
2009年10月26日 ●ノート・文具 コメント (2)最近は、「自分を活かす」ということがどういう事なのか、だんだんわからなくなってきております。
人にはそれぞれ才能があって、才能を活かした分野で活躍をするのが幸せなはずなんですけど、しかし、その才能を活かすための努力が「楽しい」と感じられないのだとしたら、それは単に「得意」なだけで、長期に渡って努力することは不可能だろうと思われるわけですね。
逆に、いくら才能がない、向いてないジャンルの事柄でも「楽しいなぁ」という実感さえ得られれば、ずっと努力し続けることができる。
結局は、好きなことと得意なことのどちらを選んで積み重ねていくのが良いかというと、やはり好きなことを選ぶのが賢いのだ、という話を良く聞くわけです。
それは確かにそうだよなぁとは思うのですが、でも、本当に自分に才能がない分野で、しかも、やたらと「下手の横好き」なだけだったとしたら、それはやっぱり、ムダにしかならないんじゃないか?とかも思うわけです。
残り人生が少なくなってくると、よけいに無駄な時間を費やしてはいけないと思う訳ですが、本当に才能のない分野でも、伸びが期待できない分野であっても、やっぱり、得意な事より好きな事をした方がいいのだろうか? と、やたらと堂々巡りする考えにとらわれてしまいますね。
でも、それでもやっぱり、やってる事自体が楽しいのであれば、楽しさの方を優先するべきなんでしょうね。
少なくとも、その事をやっている間は楽しい訳ですし、また、自分が楽しんでいる間は、回りも幸せなわけですから。
で、自分が本当にやりたい事があるにもかかわらず、何かに逃げ込んでそればっかりやってるというのは、やっぱりそれは、回りにとってすごく迷惑な事だし、その人にとってもものすごく不幸な事なんだろうなぁという風に思います。
そういう意味では、いったい自分が本当に好きなこと、やりたいことは何なんだろう?と自分を見つめ直すということが、ものすごく大事だなぁと、最近はよく思います。
意外にも、自分が本当にやりたいこと、やって楽しいと思えること、楽しいからこそ生きている意味を実感できること、を、見つけられないままに生きている人はすごく多いと思うんですね。
昔、仕事仲間で仕事上でWindowsをパソコンにインストールする必要があって、いろいろ設定もしなければならないわけですが、その過程でマインスイーパーにはまってしまって、えんえん一週間くらい抜け出せなくなってた男がいてるんですけど、なんか人間ってそういうところがあると思うんですよね。その男は、それほどゲーム好きのゲーマーというわけではなかったんですよ。でも、本質を見るということを忘れちゃってたわけでしてね。
でも、多くの人間が、そういう状況なんだろうなぁとしみじみと思います。
この日記でもちょくちょく書いてるAC=アダルトチルドレンの事にしても同じ事ですよね。自分を生きるのではなく、関係性に振り回されてるとか、まぁそういうことだと思います。
なかなか、自分の「楽しさ」を優先して生きていくというのは簡単にできるように見えて、実行するには、人生には、枝葉、脇道、回り道、迷路が多すぎて、貫き通すのもまた難しいように思います。
でも楽しさを上手に貫き通せば、たぶんイチローみたいなところまで行くんだろうなぁという気はしますよねぇ。ずっと永遠に努力し続けられる、努力する事自体が楽しみなわけですからねぇ。
最近、ここの日記でも、よくノートとかの文房具の事を話題に出してますけど、ようはそれも、自分がしたい事を見つけるのに、ノートに書き出してみるというのは、かなり有用だよなぁと思うからであるのです。
まず、自分の好みの手帳なりノートなりを見つけて、そこにどんどん自分の夢やら好きなことやりたいことを書いてみる。
ただそれだけで、かなり自分の想いというものは整理されるし、何を好きなのか?ということを確かめるためには効果がありますからね。
なによりついマインスイーパーをやり続けてしまうというような脇道の迷路にはまりこんでしまう事は防げます。
だから、まず、いろいろと、自分の好きなこと、やりたいこと、夢などを、まずは書き出してみることなんじゃないかなぁとは思いますね。
いや、いったい誰に言ってるんだろ?
あ、自分か。
おそまつ。
人にはそれぞれ才能があって、才能を活かした分野で活躍をするのが幸せなはずなんですけど、しかし、その才能を活かすための努力が「楽しい」と感じられないのだとしたら、それは単に「得意」なだけで、長期に渡って努力することは不可能だろうと思われるわけですね。
逆に、いくら才能がない、向いてないジャンルの事柄でも「楽しいなぁ」という実感さえ得られれば、ずっと努力し続けることができる。
結局は、好きなことと得意なことのどちらを選んで積み重ねていくのが良いかというと、やはり好きなことを選ぶのが賢いのだ、という話を良く聞くわけです。
それは確かにそうだよなぁとは思うのですが、でも、本当に自分に才能がない分野で、しかも、やたらと「下手の横好き」なだけだったとしたら、それはやっぱり、ムダにしかならないんじゃないか?とかも思うわけです。
残り人生が少なくなってくると、よけいに無駄な時間を費やしてはいけないと思う訳ですが、本当に才能のない分野でも、伸びが期待できない分野であっても、やっぱり、得意な事より好きな事をした方がいいのだろうか? と、やたらと堂々巡りする考えにとらわれてしまいますね。
でも、それでもやっぱり、やってる事自体が楽しいのであれば、楽しさの方を優先するべきなんでしょうね。
少なくとも、その事をやっている間は楽しい訳ですし、また、自分が楽しんでいる間は、回りも幸せなわけですから。
で、自分が本当にやりたい事があるにもかかわらず、何かに逃げ込んでそればっかりやってるというのは、やっぱりそれは、回りにとってすごく迷惑な事だし、その人にとってもものすごく不幸な事なんだろうなぁという風に思います。
そういう意味では、いったい自分が本当に好きなこと、やりたいことは何なんだろう?と自分を見つめ直すということが、ものすごく大事だなぁと、最近はよく思います。
意外にも、自分が本当にやりたいこと、やって楽しいと思えること、楽しいからこそ生きている意味を実感できること、を、見つけられないままに生きている人はすごく多いと思うんですね。
昔、仕事仲間で仕事上でWindowsをパソコンにインストールする必要があって、いろいろ設定もしなければならないわけですが、その過程でマインスイーパーにはまってしまって、えんえん一週間くらい抜け出せなくなってた男がいてるんですけど、なんか人間ってそういうところがあると思うんですよね。その男は、それほどゲーム好きのゲーマーというわけではなかったんですよ。でも、本質を見るということを忘れちゃってたわけでしてね。
でも、多くの人間が、そういう状況なんだろうなぁとしみじみと思います。
この日記でもちょくちょく書いてるAC=アダルトチルドレンの事にしても同じ事ですよね。自分を生きるのではなく、関係性に振り回されてるとか、まぁそういうことだと思います。
なかなか、自分の「楽しさ」を優先して生きていくというのは簡単にできるように見えて、実行するには、人生には、枝葉、脇道、回り道、迷路が多すぎて、貫き通すのもまた難しいように思います。
でも楽しさを上手に貫き通せば、たぶんイチローみたいなところまで行くんだろうなぁという気はしますよねぇ。ずっと永遠に努力し続けられる、努力する事自体が楽しみなわけですからねぇ。
最近、ここの日記でも、よくノートとかの文房具の事を話題に出してますけど、ようはそれも、自分がしたい事を見つけるのに、ノートに書き出してみるというのは、かなり有用だよなぁと思うからであるのです。
まず、自分の好みの手帳なりノートなりを見つけて、そこにどんどん自分の夢やら好きなことやりたいことを書いてみる。
ただそれだけで、かなり自分の想いというものは整理されるし、何を好きなのか?ということを確かめるためには効果がありますからね。
なによりついマインスイーパーをやり続けてしまうというような脇道の迷路にはまりこんでしまう事は防げます。
だから、まず、いろいろと、自分の好きなこと、やりたいこと、夢などを、まずは書き出してみることなんじゃないかなぁとは思いますね。
いや、いったい誰に言ってるんだろ?
あ、自分か。
おそまつ。
ちょっと前に、マスキングテープを手帳類のインデックスにオススメしましたが。
●ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
前言撤回します。
もっと良いモノがあった!
それがコレ!
●丈夫なインデックス 686S
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686s.html
ポストイットフラッグシリーズは、前からいろいろ見てたんですが、なにより素材が薄すぎて、見出しの「耳」として使うには軟弱すぎたんですね。カバンに入れるノートや手帳の場合は「耳」がすぐに折れてしまうのですよ。全然役に立たない。
ノートは本当に繰り返し、繰り返し見るし、普段持ち歩くから、ヤワな「耳」では役に立たないんですよね。
なので、フラッグシリーズ自体を「こんな薄い素材で作りやがって、バカじゃねーの?」とあきれていて(本気でかなりバカだと思う。用途をよく考えろっていうの。)敬遠してたんですが、先日文具屋によると、けっこうしっかりとしたPOPが商品横についていて「折れ曲がらない!丈夫!」とか使用シーンの写真付きで出てたわけです。
で、すぐに「おお!やっと出たか!」と思って使ってみたら、これがもう理想的。
なにより素材自体が「厚い」。
折れ曲がりにくい!
そうよ、そうよ、こういうのが欲しかったんだよーと思いましたね。
かれこれ13~4年は待ったんじゃないの?って思う。
・貼ってはがせる
・文字も書ける
・色数もそこそこある
という基本要素は押さえた上で、
・次々に取り出しやすい
というフラッグシリーズの美点まで引き継いでいるのが、これまた良い!
いつでも気軽に「分類項目」を新設定できるというのは、パソコンで言うところの「フォルダの新規作成」の機能が、紙のノートに加わった感覚なわけです。
これはかなり良いですよ。
と、大感激してたんだけど、でもこれ、どうも新製品というようなものでもないらしいんですよね。
ニュースリリースを見ると、この商品の発売日は、今年の6月だったみたいなんですけど、
http://www.mmm.co.jp/news/2009/info/20090527.html
でも、なんか、前から類似した商品はあったみたいなんですよ。
それがこれ。
●丈夫なインデックス
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686_pgo.html
●丈夫な見出し
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686l.html
これらがどうも2007年くらいから出てたらしいのですな。
しかし、フラッグシリーズの「厚い版」として出てたから、まったく印象に残らなかったんですな。ほんとフラッグシリーズは「次々取り出せる」「薄くて持ち歩きに便利」にするために薄い薄いフィルムを使ってましたから。「こんなもん使えるか~!」と腹を立ててたくらいで。
あんな薄い素材だと、ほんとうにテンポラリな、暫定的な使い方(1週間程度)しか、役に立たないのですよ。せめてこの「丈夫な~」シリーズくらいの厚みがないと、ひと月ふた月と使う「フォルダの耳」として使えない。
で、もともと、この商品って「フォルダの耳部分」の代替商品だと僕は前から思っていて、だからなんで厚みのある素材のを作らないのか不思議でしょうがなかったわけです。
これをフラッグシリーズの「バリエーション」として出してたのか。アホやなぁ。
もう、フラッグシリーズは、全部、この厚い素材に変えろ!とすら言いたくなりますね。
これだけの厚みがあると用途そのものがかなり変わる。用途の幅がすごく広い。
なので、この新しい「丈夫なインデックス 686S」の方は、かなりいろんなところに使えると思います。僕が自信を持っておすすめします。
それと、前から出ていた「丈夫な~」は、枚数も多くて価格も高いのですよ。
これも訳がわからない。
厚いということは長持ちするんだから、一枚の使用期間が長くなる。だから枚数はたくさんは必要ないんよね。なのに、たぶん他のフラッグシリーズと枚数を合わせたんやろなぁと。何をアホなことしてるんやろ?って思う。
どうもスリーエムはやることが良く分からない。
今回の686sは枚数が半分になって、値段も半分になってます。正しい。
やっとマーケティングリサーチができてきたって事ですかね。
商品開発やら、販売促進のケーススタディとしても参考になるお話しですなぁ。前の商品は販売までパッケージで考えてなかったのが失敗の原因だったってことでしょう。そこまで考えるのが当然の時代になってるのに。ふ~。
ともあれ、「丈夫なインデックス 686S」は、かなりオススメできます。
システム手帳など、バインダーノート類を使う人には必須のツールでしょう。
これは良いです。
●ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
前言撤回します。
もっと良いモノがあった!
それがコレ!
●丈夫なインデックス 686S
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686s.html
ポストイットフラッグシリーズは、前からいろいろ見てたんですが、なにより素材が薄すぎて、見出しの「耳」として使うには軟弱すぎたんですね。カバンに入れるノートや手帳の場合は「耳」がすぐに折れてしまうのですよ。全然役に立たない。
ノートは本当に繰り返し、繰り返し見るし、普段持ち歩くから、ヤワな「耳」では役に立たないんですよね。
なので、フラッグシリーズ自体を「こんな薄い素材で作りやがって、バカじゃねーの?」とあきれていて(本気でかなりバカだと思う。用途をよく考えろっていうの。)敬遠してたんですが、先日文具屋によると、けっこうしっかりとしたPOPが商品横についていて「折れ曲がらない!丈夫!」とか使用シーンの写真付きで出てたわけです。
で、すぐに「おお!やっと出たか!」と思って使ってみたら、これがもう理想的。
なにより素材自体が「厚い」。
折れ曲がりにくい!
そうよ、そうよ、こういうのが欲しかったんだよーと思いましたね。
かれこれ13~4年は待ったんじゃないの?って思う。
・貼ってはがせる
・文字も書ける
・色数もそこそこある
という基本要素は押さえた上で、
・次々に取り出しやすい
というフラッグシリーズの美点まで引き継いでいるのが、これまた良い!
いつでも気軽に「分類項目」を新設定できるというのは、パソコンで言うところの「フォルダの新規作成」の機能が、紙のノートに加わった感覚なわけです。
これはかなり良いですよ。
と、大感激してたんだけど、でもこれ、どうも新製品というようなものでもないらしいんですよね。
ニュースリリースを見ると、この商品の発売日は、今年の6月だったみたいなんですけど、
http://www.mmm.co.jp/news/2009/info/20090527.html
でも、なんか、前から類似した商品はあったみたいなんですよ。
それがこれ。
●丈夫なインデックス
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686_pgo.html
●丈夫な見出し
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/686l.html
これらがどうも2007年くらいから出てたらしいのですな。
しかし、フラッグシリーズの「厚い版」として出てたから、まったく印象に残らなかったんですな。ほんとフラッグシリーズは「次々取り出せる」「薄くて持ち歩きに便利」にするために薄い薄いフィルムを使ってましたから。「こんなもん使えるか~!」と腹を立ててたくらいで。
あんな薄い素材だと、ほんとうにテンポラリな、暫定的な使い方(1週間程度)しか、役に立たないのですよ。せめてこの「丈夫な~」シリーズくらいの厚みがないと、ひと月ふた月と使う「フォルダの耳」として使えない。
で、もともと、この商品って「フォルダの耳部分」の代替商品だと僕は前から思っていて、だからなんで厚みのある素材のを作らないのか不思議でしょうがなかったわけです。
これをフラッグシリーズの「バリエーション」として出してたのか。アホやなぁ。
もう、フラッグシリーズは、全部、この厚い素材に変えろ!とすら言いたくなりますね。
これだけの厚みがあると用途そのものがかなり変わる。用途の幅がすごく広い。
なので、この新しい「丈夫なインデックス 686S」の方は、かなりいろんなところに使えると思います。僕が自信を持っておすすめします。
それと、前から出ていた「丈夫な~」は、枚数も多くて価格も高いのですよ。
これも訳がわからない。
厚いということは長持ちするんだから、一枚の使用期間が長くなる。だから枚数はたくさんは必要ないんよね。なのに、たぶん他のフラッグシリーズと枚数を合わせたんやろなぁと。何をアホなことしてるんやろ?って思う。
どうもスリーエムはやることが良く分からない。
今回の686sは枚数が半分になって、値段も半分になってます。正しい。
やっとマーケティングリサーチができてきたって事ですかね。
商品開発やら、販売促進のケーススタディとしても参考になるお話しですなぁ。前の商品は販売までパッケージで考えてなかったのが失敗の原因だったってことでしょう。そこまで考えるのが当然の時代になってるのに。ふ~。
ともあれ、「丈夫なインデックス 686S」は、かなりオススメできます。
システム手帳など、バインダーノート類を使う人には必須のツールでしょう。
これは良いです。
今日もまた、わかる人にはタイトルを読んだらすべてわかってしまうような話。
えーと、ドキュメントスキャナというものがあります。こういうものですな。
■富士通:ScanSnap (スキャンスナップ)
http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/s1500/
■キャノン:ドキュメントスキャナ
http://cweb.canon.jp/imageformula/lineup/dr/dr-2510c-2010c/
■コクヨ:キャミナックス
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/kws/caminacs.html
これらはみな、
●書類を複数枚自動的にフィードして、表面・裏面ともにスキャニングする。
装置でして、書類のデジタル化に興味のある方には注目の品です。
で、僕は前からスキャンスナップが欲しかったので買ったんですが、
ScanSnap-S1500
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B001QXCZ12
この手のドキュメントスキャナって、
●本や綴じノートのスキャニングには向かない
という大問題がありまして、綴じノートを使ってた僕は、いま流行のスキャプリ(スキャナー一体型プリンタ)を買って事務所の机の上に置いてスキャニングしてたんですね。(オートシートフィーダー[自動紙送り機]付き)
スキャプリは、いまや1万円くらいで売ってる機種もあるくらいなので(インクで稼ぐから本体は安くても良いのです。)実用性は高く、それはもう、大変満足しておったのですよ。
前は、FAXが仕事の道具として必須だったのですが、いまではそれが、完全にスキャプリに置き換えられておりまして、広告のレイアウトをまとめた手書きの下書き(業界用語で「サムネイル」と言います。)なんかもひょいひょいと送れる。なくてはならない道具になっておるんですね。
でも、いかんせん、いくらオートシートフィーダーがついていても、やっぱり読み取り速度は遅いし、本とか綴じノートは、どうしても1見開きごとにスキャンするしかなくて、いまいち利便性が高くないのです。
で、スキャプリを使っていて実感したのは、「印刷物とWORDなどのデジタル文書の一括管理」とか「印刷物の文字をテキスト読み取りしたい」とかの世間の一般的な印刷物読み取りニーズとは随分違う世界になってしまうんですが、
●手書き情報をスキャニングして読み込むと、かなり便利。
という事なんです。
上に書いた、「手書きの広告レイアウトの下書き」なんてものが代表例ですが、そういう手書きの情報って1次情報なので、誰かに伝える意味はけっこう大きくて、PDFにしておけば、メール添付で送信できるし、複写するのもラクだし、保存して読み直す場合にもいろいろ便利なわけです。意外に便利、なんですね。
で、どうも、この「手書き情報のデジタル化」の利便性が、かなり高いぞと分ってきたこともあって、実は綴じノートからバインダーノートである「ツイストリングノート」に乗り換えたという部分もあるんですね。
リフィル形式だと、それこそオートシートフィーダーでまとめて読み取れるから便利なんですよ。見開きで一枚ずつスキャニングする必要がないわけです。
で、一度デジタル化してしまえば、あとはいかようにでも編集自在なんですよね。
ノートとかメモというのは、基本的に「忘れないように、読み返すために取る」ものですから、もともと再読したいものなわけです。
で、通常、仕事の打合せのメモとかは、せいぜい1~2ヶ月くらい紙で残しておけばそれで充分なんですけど、長期にわたって書きためたり、自分の考えなどを繰り返し読み直して固めていくという作業をしたい内容などは、デジタル化してしまった方が得なんですね。ときおり読み直したいというような長期スパンのメモを再読するのに便利だなぁと思うのです。まぁ、このあたりは、個人的な欲求で、一般的ではないでしょうけど。
で、そういう手書き情報をデジタル化すると、
●物理的空間がいらない。(何冊もノートを持ち歩かなくて済む)
●紙の表・裏に書いた情報を気にせず閲覧できる。
●ページの組み替え・複写が簡単
●フォルダ等での管理がしやすい
というようなメリットが生まれてくるわけです。
こうすると、綴じノートだとバラバラになっていたり、バインダー形式でも表裏の関係で読みにくくなっていた手書き情報が、キチンとしたひとまとまりになりまして、紙特有の、「読みにくさ」「扱いにくさ」の解消にもつながるんですね。
こういうことを前提にした紙のノートで、
●マルマン:ニーモシネ
http://www.e-maruman.co.jp/products/notebook/mnysn/
なんてものも出てきてます。
このノートの場合はミシン目が入っていて、ピッと破ってシート単位で情報カードのように扱って、で、すぐにスキャニングしてしまう、という考え方であるようです。
まぁ、そういうやり方でも良いのかも知れないんですが、やっぱり「紙での閲覧」という部分がニーモシネだと弱いんですよね。ページを組み替えると、紙をちぎってシート状のまま持ち歩くとかになるし。シートにしちゃうと読まなくなるんだよなぁ。いやホント。大事なのは「再読」なんです。それをしないと、あまり意味がない。
ツイストリングノートだと、普段使いは、完全に普通のリングノートでして、何の問題もなく、リングノートとして使えばいいわけです。不要なノートは外してしまってもいいし、ページの組み替えもニーモシネと違ってページめくりできる形で気軽に行えます。
で、デジタル化した手書き情報も、PC上で再編集して整理して読みやすくした後に、手書き情報のまま(テキスト入力とかはしなくても良いのです。読みなおすだけだから。)、また紙にプリントして持ち歩いても良いと、僕は思ってるんです。
で、ここまで書いて、やっと「ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い」という話にたどりつくわけであります。
プリントしたデータを、またリングにまとめて読み返すのにも、リングノートは便利なわけです。読み直しに便利な道具なんですね。リングノートは。半分に折れるし。そこが良いところです。
メモする。
↓
たまったメモをデジタル編集する。
↓
リングノートにまとめて読み直す。
というサイクルができあがるわけで、こういう側面で、ツイストリングノート+ドキュメントスキャナの組み合わせが生きてくるというわけです。
ということで、実はスキャンスナップを数週間前に買ったんですよ、はい。
で、いま、いろいろとスキャンし始めたところなんですね。
そうすると、実はこれ、かなり便利で。
持ち歩き用のノートパソコンに、いままでのノートが全部画像データで入れられるし。
活用法はまたそのうち書きますが、いやー、これは良いなぁと思っておるところであります。
あ、iPhoneを持ってる人なら、iPhoneで資料管理とかも出来てしまうから、よりいっそう便利でしょうな。僕は持ってないけど。
この話は、また書きますが、ともあれ、ツイストリングノートだと、リフィル一枚ずつが気軽にドキュメントスキャナに読み込めるので、デジタル化するにも、かなり相性が良いのです。
そのくせ、普通のリングノートとして使えるし。かな~り便利でお気に入りなのであります。
まぁ、このあたり、書き出すとドンドン長くなるので、今日はここまで。
まぁそんなことで。
ではでは。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
えーと、ドキュメントスキャナというものがあります。こういうものですな。
■富士通:ScanSnap (スキャンスナップ)
http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/s1500/
■キャノン:ドキュメントスキャナ
http://cweb.canon.jp/imageformula/lineup/dr/dr-2510c-2010c/
■コクヨ:キャミナックス
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/kws/caminacs.html
これらはみな、
●書類を複数枚自動的にフィードして、表面・裏面ともにスキャニングする。
装置でして、書類のデジタル化に興味のある方には注目の品です。
で、僕は前からスキャンスナップが欲しかったので買ったんですが、
ScanSnap-S1500
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B001QXCZ12
この手のドキュメントスキャナって、
●本や綴じノートのスキャニングには向かない
という大問題がありまして、綴じノートを使ってた僕は、いま流行のスキャプリ(スキャナー一体型プリンタ)を買って事務所の机の上に置いてスキャニングしてたんですね。(オートシートフィーダー[自動紙送り機]付き)
スキャプリは、いまや1万円くらいで売ってる機種もあるくらいなので(インクで稼ぐから本体は安くても良いのです。)実用性は高く、それはもう、大変満足しておったのですよ。
前は、FAXが仕事の道具として必須だったのですが、いまではそれが、完全にスキャプリに置き換えられておりまして、広告のレイアウトをまとめた手書きの下書き(業界用語で「サムネイル」と言います。)なんかもひょいひょいと送れる。なくてはならない道具になっておるんですね。
でも、いかんせん、いくらオートシートフィーダーがついていても、やっぱり読み取り速度は遅いし、本とか綴じノートは、どうしても1見開きごとにスキャンするしかなくて、いまいち利便性が高くないのです。
で、スキャプリを使っていて実感したのは、「印刷物とWORDなどのデジタル文書の一括管理」とか「印刷物の文字をテキスト読み取りしたい」とかの世間の一般的な印刷物読み取りニーズとは随分違う世界になってしまうんですが、
●手書き情報をスキャニングして読み込むと、かなり便利。
という事なんです。
上に書いた、「手書きの広告レイアウトの下書き」なんてものが代表例ですが、そういう手書きの情報って1次情報なので、誰かに伝える意味はけっこう大きくて、PDFにしておけば、メール添付で送信できるし、複写するのもラクだし、保存して読み直す場合にもいろいろ便利なわけです。意外に便利、なんですね。
で、どうも、この「手書き情報のデジタル化」の利便性が、かなり高いぞと分ってきたこともあって、実は綴じノートからバインダーノートである「ツイストリングノート」に乗り換えたという部分もあるんですね。
リフィル形式だと、それこそオートシートフィーダーでまとめて読み取れるから便利なんですよ。見開きで一枚ずつスキャニングする必要がないわけです。
で、一度デジタル化してしまえば、あとはいかようにでも編集自在なんですよね。
ノートとかメモというのは、基本的に「忘れないように、読み返すために取る」ものですから、もともと再読したいものなわけです。
で、通常、仕事の打合せのメモとかは、せいぜい1~2ヶ月くらい紙で残しておけばそれで充分なんですけど、長期にわたって書きためたり、自分の考えなどを繰り返し読み直して固めていくという作業をしたい内容などは、デジタル化してしまった方が得なんですね。ときおり読み直したいというような長期スパンのメモを再読するのに便利だなぁと思うのです。まぁ、このあたりは、個人的な欲求で、一般的ではないでしょうけど。
で、そういう手書き情報をデジタル化すると、
●物理的空間がいらない。(何冊もノートを持ち歩かなくて済む)
●紙の表・裏に書いた情報を気にせず閲覧できる。
●ページの組み替え・複写が簡単
●フォルダ等での管理がしやすい
というようなメリットが生まれてくるわけです。
こうすると、綴じノートだとバラバラになっていたり、バインダー形式でも表裏の関係で読みにくくなっていた手書き情報が、キチンとしたひとまとまりになりまして、紙特有の、「読みにくさ」「扱いにくさ」の解消にもつながるんですね。
こういうことを前提にした紙のノートで、
●マルマン:ニーモシネ
http://www.e-maruman.co.jp/products/notebook/mnysn/
なんてものも出てきてます。
このノートの場合はミシン目が入っていて、ピッと破ってシート単位で情報カードのように扱って、で、すぐにスキャニングしてしまう、という考え方であるようです。
まぁ、そういうやり方でも良いのかも知れないんですが、やっぱり「紙での閲覧」という部分がニーモシネだと弱いんですよね。ページを組み替えると、紙をちぎってシート状のまま持ち歩くとかになるし。シートにしちゃうと読まなくなるんだよなぁ。いやホント。大事なのは「再読」なんです。それをしないと、あまり意味がない。
ツイストリングノートだと、普段使いは、完全に普通のリングノートでして、何の問題もなく、リングノートとして使えばいいわけです。不要なノートは外してしまってもいいし、ページの組み替えもニーモシネと違ってページめくりできる形で気軽に行えます。
で、デジタル化した手書き情報も、PC上で再編集して整理して読みやすくした後に、手書き情報のまま(テキスト入力とかはしなくても良いのです。読みなおすだけだから。)、また紙にプリントして持ち歩いても良いと、僕は思ってるんです。
で、ここまで書いて、やっと「ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い」という話にたどりつくわけであります。
プリントしたデータを、またリングにまとめて読み返すのにも、リングノートは便利なわけです。読み直しに便利な道具なんですね。リングノートは。半分に折れるし。そこが良いところです。
メモする。
↓
たまったメモをデジタル編集する。
↓
リングノートにまとめて読み直す。
というサイクルができあがるわけで、こういう側面で、ツイストリングノート+ドキュメントスキャナの組み合わせが生きてくるというわけです。
ということで、実はスキャンスナップを数週間前に買ったんですよ、はい。
で、いま、いろいろとスキャンし始めたところなんですね。
そうすると、実はこれ、かなり便利で。
持ち歩き用のノートパソコンに、いままでのノートが全部画像データで入れられるし。
活用法はまたそのうち書きますが、いやー、これは良いなぁと思っておるところであります。
あ、iPhoneを持ってる人なら、iPhoneで資料管理とかも出来てしまうから、よりいっそう便利でしょうな。僕は持ってないけど。
この話は、また書きますが、ともあれ、ツイストリングノートだと、リフィル一枚ずつが気軽にドキュメントスキャナに読み込めるので、デジタル化するにも、かなり相性が良いのです。
そのくせ、普通のリングノートとして使えるし。かな~り便利でお気に入りなのであります。
まぁ、このあたり、書き出すとドンドン長くなるので、今日はここまで。
まぁそんなことで。
ではでは。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
2009年9月5日 ●ノート・文具
ということで、久しぶりにツイストリングノートのお話し。
なんか、好きな事について書くのは楽しいですな。
まぁ、それはそれとして。
ツイストリングノートが便利なので、ずっと使ってるわけですが、やってるうちにスケジュールとかも書き込むようになってきて、けっこう頻繁にノートを開くようになってきたんですね。
でも、さすがに手帳じゃないので、機動性は悪いです。電車で移動中とかに、立ったままメモするとかにはあまり向かない。いくら半分折りができるリングノートタイプだとは言え、やはりB5サイズですからな。手帳のようにポケットに収めるってことはできないわけで。
で、ある時、ドタバタしてたので、とりあえずノートに今日のTODOを書き上げたはいいけど、頻繁に見直したり書き加えたりができないなと思って、リフィルを外して八折りにして、胸ポケットに入れて持ち歩いたんですよ。その日だけ。
そしたら、これがけっこう快適で。なんせ、B5サイズの用紙を八折りにしたら、ほとんど名刺サイズなんですね。ちょっとしたシャツの胸ポケットにもラクラクおさまるサイズになるんですよ。
ここまでくると、下手に手帳に書き込むより、よっぽどラク。
特に、夏場は上着とか着ませんからな。胸ポケット程度のところにおさまるのが、実にお気楽で良いのです。
しかも、折りたたんだメモを広げてやれば、またツイストリングノートに戻してやることができるんですね。
これがいい!
TODOを毎日書く習慣があるなら、それをチェックしたかどうかとかが、そのまま「日記」として残せるわけです。日々の覚えに使える。
ということで、よくよく見直して見ると、8つ折りで片面に1週間がまるまるおさまるではないか!と気付いて、B5片面に1週間、両面で2週間という割り振りにして、スケジューラー兼TODO用紙として、この「胸ポケメモ」を、この夏中使い続けておりました。
これがね。
なかなかに便利でして。
いまのところ、かなりお気に入りなんですよ。
一日のちょっとした覚えを記録するのにも良いし、街を歩いてる時にケータイが鳴って、ちょろっとメモするにも重宝するんですね。
仕事帰りに買い物がある時とか、レコーディングダイエットをするとか、家計簿の覚えに今日の買い物額をメモするとか、いろいろ使える。
思いつきで始めたことなんですが、実に便利で、かなりおすすめなので、紹介することにしました。
単純に8つ折りにするだけでもかなり便利だと思うのですが、「一枚の用紙に切れ目を入れるだけで冊子にできる」という折り方・切り方というのがありまして、それをちょっと応用してやると、いちいち広げてたたみ直しするという作業をせずに一週間ずっと使えて、前日分の参照とかも、グンとラクになるので、切れ目だけは入れてるんですよ。簡単だし。(切れ目を入れるのは2週間に1度で済みますしね。一カ所チョキンと切るだけだし。切れ目の入れ方は、添付の画像を参照してください。)
どうせ2週間に一度しか作らないので、作業の手間もわずかで済むし、そうとうズボラな人でも続けられる方法だなぁと思います。いや、自分がズボラなもので、こういうことは手間が少なけりゃ、少ないほど良いってのを、すごく重視してるんですけど。
ということで、良かったら参考にしてください。
ツイストリングノートだけじゃなくて、B5・26穴ノートでも使えると思いますし、世間一般でよく使われてるA4・コピー用紙とかでも、やってやれない事はないと思います。
僕はTODO・スケジュール用に使ってますけど、日付を入れずに、アイディア出しとか、単なる普段使いのメモとして使っても良いかもしれません。
僕の印象で行くと、ツイストリングノートがリングノートとバインダーの両方の魅力を併せ持った事にプラスして、この「胸ポケメモ」の機動性の補完で、カバーできる範囲がとてつもなく広がったように思います。ほんとにもう、手帳のたぐいが不要になっちゃったんですよねぇ。
しかも、保管するのもバインダーですから、時間順にならべて整理してもいいし、他のツイストリングノートの書き込みと連動させて整理しても良いわけで、そういう部分でもメリットが大きくて良いのです。
ということで、興味がある方はぜひお試しくださいまし。
報告とかももらえるとうれしいんですが。
よろしくお願いいたしますです。
関連記事-------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------------------
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
なんか、好きな事について書くのは楽しいですな。
まぁ、それはそれとして。
ツイストリングノートが便利なので、ずっと使ってるわけですが、やってるうちにスケジュールとかも書き込むようになってきて、けっこう頻繁にノートを開くようになってきたんですね。
でも、さすがに手帳じゃないので、機動性は悪いです。電車で移動中とかに、立ったままメモするとかにはあまり向かない。いくら半分折りができるリングノートタイプだとは言え、やはりB5サイズですからな。手帳のようにポケットに収めるってことはできないわけで。
で、ある時、ドタバタしてたので、とりあえずノートに今日のTODOを書き上げたはいいけど、頻繁に見直したり書き加えたりができないなと思って、リフィルを外して八折りにして、胸ポケットに入れて持ち歩いたんですよ。その日だけ。
そしたら、これがけっこう快適で。なんせ、B5サイズの用紙を八折りにしたら、ほとんど名刺サイズなんですね。ちょっとしたシャツの胸ポケットにもラクラクおさまるサイズになるんですよ。
ここまでくると、下手に手帳に書き込むより、よっぽどラク。
特に、夏場は上着とか着ませんからな。胸ポケット程度のところにおさまるのが、実にお気楽で良いのです。
しかも、折りたたんだメモを広げてやれば、またツイストリングノートに戻してやることができるんですね。
これがいい!
TODOを毎日書く習慣があるなら、それをチェックしたかどうかとかが、そのまま「日記」として残せるわけです。日々の覚えに使える。
ということで、よくよく見直して見ると、8つ折りで片面に1週間がまるまるおさまるではないか!と気付いて、B5片面に1週間、両面で2週間という割り振りにして、スケジューラー兼TODO用紙として、この「胸ポケメモ」を、この夏中使い続けておりました。
これがね。
なかなかに便利でして。
いまのところ、かなりお気に入りなんですよ。
一日のちょっとした覚えを記録するのにも良いし、街を歩いてる時にケータイが鳴って、ちょろっとメモするにも重宝するんですね。
仕事帰りに買い物がある時とか、レコーディングダイエットをするとか、家計簿の覚えに今日の買い物額をメモするとか、いろいろ使える。
思いつきで始めたことなんですが、実に便利で、かなりおすすめなので、紹介することにしました。
単純に8つ折りにするだけでもかなり便利だと思うのですが、「一枚の用紙に切れ目を入れるだけで冊子にできる」という折り方・切り方というのがありまして、それをちょっと応用してやると、いちいち広げてたたみ直しするという作業をせずに一週間ずっと使えて、前日分の参照とかも、グンとラクになるので、切れ目だけは入れてるんですよ。簡単だし。(切れ目を入れるのは2週間に1度で済みますしね。一カ所チョキンと切るだけだし。切れ目の入れ方は、添付の画像を参照してください。)
どうせ2週間に一度しか作らないので、作業の手間もわずかで済むし、そうとうズボラな人でも続けられる方法だなぁと思います。いや、自分がズボラなもので、こういうことは手間が少なけりゃ、少ないほど良いってのを、すごく重視してるんですけど。
ということで、良かったら参考にしてください。
ツイストリングノートだけじゃなくて、B5・26穴ノートでも使えると思いますし、世間一般でよく使われてるA4・コピー用紙とかでも、やってやれない事はないと思います。
僕はTODO・スケジュール用に使ってますけど、日付を入れずに、アイディア出しとか、単なる普段使いのメモとして使っても良いかもしれません。
僕の印象で行くと、ツイストリングノートがリングノートとバインダーの両方の魅力を併せ持った事にプラスして、この「胸ポケメモ」の機動性の補完で、カバーできる範囲がとてつもなく広がったように思います。ほんとにもう、手帳のたぐいが不要になっちゃったんですよねぇ。
しかも、保管するのもバインダーですから、時間順にならべて整理してもいいし、他のツイストリングノートの書き込みと連動させて整理しても良いわけで、そういう部分でもメリットが大きくて良いのです。
ということで、興味がある方はぜひお試しくださいまし。
報告とかももらえるとうれしいんですが。
よろしくお願いいたしますです。
関連記事-------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------------------
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
またツイストリングノートの話なんですが。
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
手帳を使ってる場合は、けっこう電車の中でメモとかつけたりするわけですよ。私。
というか、世間的にも良く見ますよね。
意外に、電車の中で手帳にメモしてるのって、女性に多いんだよなぁ。なんででしょ? 男は少ないように思う。男で電車の中で手帳にメモしてる人って、何かマニアックに趣味的な事を追いかけてるような人が多い感じで、女性の場合は、どうも思い出を楽しみつつ手帳にメモしてるとか、次の予定までに何をすべきかを考えてるとか、そういう人が多い感じ。シールとかも貼ったりして。概して、女性の手帳はカラフルで可愛いですわね。男の手帳は、文字ばっかりで、みっちり書いてるって人が多いように思うなぁ。
それはともあれ。
手帳を使ってた時は、電車の中で開いてあれやこれやと書き込んだりも、けっこうしていたんですが、ツイストリングノートで手帳的な事もまとめるようになってから、電車の中で何か書くというような事を、ほとんどしなくなったんですね。
なんでかな? と思ったら、単に、
●「バインダーノートは電車の中では使いにくい」と思っていた。
というだけの話だと気づいたわけです。普通、バインダー式のノートだと、使うときは必ず左右に広がりが必要になりまして、いたずらに空間を必要とするわけです。
だから電車の中で使うには、普通のバインダーノートというのは、かなり不便なんですね。
A5サイズの20穴バインダーとかも、一時期使ってたんですが、やっぱり電車の中で開くってことはしなかった。
で、ツイストリングノートも、使い勝手がバインダーにかなり近いので「これはバインダーノートなのだ!」という印象がかなり強くなっていて、電車の中で使うという発想に全然ならなかったんですね。僕の意識の中で。アホなことに。
でも、この間、ふと思いついた事があって、電車の中で座ってたのですが、鞄の中からツイストリングノートを取りだそうという気になりまして、いろいろメモしてたのですが。
それがどうも、全然ストレスを感じない。
んんん? なんで?
と考えてみたら、結局、
●半分折りにできるから
なんですね。
「おおおお、そうか! 半分折りだと電車の中で邪魔にならんかったのだ!」
てなもんです。
なんでいままで気づかなかったのかね?
アホな話です。
バインダーでのメモ取りをしてたこととか、長年の経験が逆に邪魔してしまったわけですな。
で、使ってて思ったのが、この半分折りでのジャストB5サイズのメモを見るという感覚がどこかで体験したような感じがありまして、「なんだろうな?」と思うと、ようは手帳にメモしていた時の感覚と非常に近いわけであります。
で、何がそんなに感覚的に近いのか? と考えると、ようは横幅が普通の綴じ手帳の見開きサイズと、けっこう近いのだって事なんですね。
ツイストリングノートの半分折り状態のジャストB5サイズだと、タテの長さはちょっと長くて、手帳にくらべると取り回しが悪い感じはあるんですけど、横幅は、綴じタイプのビジネス手帳と非常に似通ってまして、使い勝手がけっこう似てるんですわ。
あー、そうなんやー。
これはけっこう良いなー。
などと改めて喜んでたりします。
もちろん、手帳のように胸ポケットに入れるとかスーツの内ポケットに入れる、なんてことはできませんから、利用の限界はあるんですけどね。それにページめくりも手帳よりは、電車の中での取り回しは悪いし。
でも、メモしたり読み直したりするのには、けっこう便利です。まぁまぁ、そこそこ使える。これぞ「半分折り」の威力だなぁと、改めて気づいたのです。
喫茶店で読み直しするとか、メモをつけるとかは良くやってるので、そういう時に便利なのはわかってたんですけど、電車の中で便利とは考えもしなかった。
で、あらためて思ったのは、たぶん、綴じ手帳のサイズというのは、「見開きで使った時に、B5の大学ノートくらいのサイズになるように」というのもあって、ああいうサイズになったんじゃないかなぁということでした。
B系のサイズというのは、もともと和紙の大きさが元になっていて、日本人の体にちょうど良いサイズなんですね。A系は洋モノなので、いまいちしっくりこないところがあります。きゃつら、図体でかいですからな。
A4ノートはでかすぎるし、A5ノートだとちょっと物足りないって感じが、みなさんあるんじゃないですかね? 学生時代の大学ノートにせよ、ルーズリーフのバインダーにせよ、B5サイズにやはり一番慣れ親しんでいるっていうのがあります。
その慣れ親しんだサイズを見開きで実現したのがビジネス用の綴じ手帳で、普通のリングノートは、半分折り・B5片面使いで、その慣れ親しんだ書き込み面を提供しているって事ではないかな?と思うわけです。
パソコンのプリントというとA4用紙がすごく多いんですけど、あれ、あんまり電車の中で参照したいと思わないんですよね。横幅・タテの長さともに、ちいと長い。やったことのある人なら実感してもらえると思うんですけど、A4用紙にプリントされた資料って、電車の中では、すごく取り回しが悪いんですよ。
ホチキス止めしてあって、「片面使い」であったとしても、まだ横幅が微妙に大きくてちょっと邪魔。タテの長さに関してはすごく邪魔です。ページめくりとかすると、ものすごくストレスフルです。
綴じ手帳の見開きサイズは、B5の紙の下三分の一を切り取ったくらいのサイズで、電車の中で見るには、このくらいが感覚としてちょうど良い感じなんですね。そのあたり、やっぱり定番のものは、よく考えられてると思います。
逆にバインダー式のシステム手帳は、片面使いしかできないから、面積的には狭くなっちゃうわけです。その割に横幅は普通の手帳なみ。要するにB5の横幅と変わらないのですね。
バインダーの「半分に折れない」という欠点が、ここに出てくるわけです。
バイブルサイズのシステム手帳が、普通の手帳よりちょっと大きめなのは、書き込み面を稼ぎたいからなわけでして。
そういう事を考えると、「書く・読む」という基本部分の事だけを考えると、リングノートを電車の中で使うというのは、意外に良いですな。
まぁちょっとタテの長さは多すぎる感じがあるし、あと、半分折りにして手で持つと、折った反対側は、周りの人に丸見えになっちゃうから、そこは注意しないと恥ずかしいんですけどね。
でも、意外に使える。
ああ、そういえば、頭の良さそうな女子学生とか、電車の中で授業のノートをまとめるのに、リングノートを使って、ヒザの上を机にして勉強してる子とか見かけるよなぁと、いまごろになって気づくのでした。
半分折りだと、ヒザを机にできるんだなぁ。そうだなぁ。
僕はリングノートは、仕事をし始めてから使うようになったので、学生時代にはリングノートを使うとか、ヒザの上を机にするとか、そういうことをやった経験がまるでないんです。いかに勉強してない学生だったか、ということですなぁ。
ということで、半分折りできるB5サイズのリングノートは、ツイストリングノートに限らず、意外に電車の中でも使いやすい、というのが発見でありました。
電車の中に限定すると、綴じ手帳が多分、一番使いやすいと思いますが、まぁ、その次くらいに、リングノートが便利なんじゃないの? って思いました。
(B6サイズのリングノートを使ってた時は、良く電車の中でメモを取ってましたけどね。
●大好きなノート
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811071514419830/
これはこれで、また全然違う世界でかなり好きなんですが、まぁマニアックにメモ取りしたい人向けかもしれない。B6サイズのリングノートってのも、かなり良いです。)
ともあれ、いざ電車の中で取り出してみると、意外にツイストリングノートも使える。大満足!というほどではないけれども、半分折りだとかなり使える感じなのが、僕的にはけっこう新鮮な発見でした。
だって、これでバインダーノートの差し替え自由というメリットがあるんだぜ? ちょっとすごくない? 大満足の要素は少ないノートですが、いろんなシーンでかなり幅広く、そこそこ使えるのが、ツイストリングノートの一番の魅力ですな。「そこそこ満足」で、カバー出来る範囲が超広いって感じ。
かなり面白い存在です。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
手帳を使ってる場合は、けっこう電車の中でメモとかつけたりするわけですよ。私。
というか、世間的にも良く見ますよね。
意外に、電車の中で手帳にメモしてるのって、女性に多いんだよなぁ。なんででしょ? 男は少ないように思う。男で電車の中で手帳にメモしてる人って、何かマニアックに趣味的な事を追いかけてるような人が多い感じで、女性の場合は、どうも思い出を楽しみつつ手帳にメモしてるとか、次の予定までに何をすべきかを考えてるとか、そういう人が多い感じ。シールとかも貼ったりして。概して、女性の手帳はカラフルで可愛いですわね。男の手帳は、文字ばっかりで、みっちり書いてるって人が多いように思うなぁ。
それはともあれ。
手帳を使ってた時は、電車の中で開いてあれやこれやと書き込んだりも、けっこうしていたんですが、ツイストリングノートで手帳的な事もまとめるようになってから、電車の中で何か書くというような事を、ほとんどしなくなったんですね。
なんでかな? と思ったら、単に、
●「バインダーノートは電車の中では使いにくい」と思っていた。
というだけの話だと気づいたわけです。普通、バインダー式のノートだと、使うときは必ず左右に広がりが必要になりまして、いたずらに空間を必要とするわけです。
だから電車の中で使うには、普通のバインダーノートというのは、かなり不便なんですね。
A5サイズの20穴バインダーとかも、一時期使ってたんですが、やっぱり電車の中で開くってことはしなかった。
で、ツイストリングノートも、使い勝手がバインダーにかなり近いので「これはバインダーノートなのだ!」という印象がかなり強くなっていて、電車の中で使うという発想に全然ならなかったんですね。僕の意識の中で。アホなことに。
でも、この間、ふと思いついた事があって、電車の中で座ってたのですが、鞄の中からツイストリングノートを取りだそうという気になりまして、いろいろメモしてたのですが。
それがどうも、全然ストレスを感じない。
んんん? なんで?
と考えてみたら、結局、
●半分折りにできるから
なんですね。
「おおおお、そうか! 半分折りだと電車の中で邪魔にならんかったのだ!」
てなもんです。
なんでいままで気づかなかったのかね?
アホな話です。
バインダーでのメモ取りをしてたこととか、長年の経験が逆に邪魔してしまったわけですな。
で、使ってて思ったのが、この半分折りでのジャストB5サイズのメモを見るという感覚がどこかで体験したような感じがありまして、「なんだろうな?」と思うと、ようは手帳にメモしていた時の感覚と非常に近いわけであります。
で、何がそんなに感覚的に近いのか? と考えると、ようは横幅が普通の綴じ手帳の見開きサイズと、けっこう近いのだって事なんですね。
ツイストリングノートの半分折り状態のジャストB5サイズだと、タテの長さはちょっと長くて、手帳にくらべると取り回しが悪い感じはあるんですけど、横幅は、綴じタイプのビジネス手帳と非常に似通ってまして、使い勝手がけっこう似てるんですわ。
あー、そうなんやー。
これはけっこう良いなー。
などと改めて喜んでたりします。
もちろん、手帳のように胸ポケットに入れるとかスーツの内ポケットに入れる、なんてことはできませんから、利用の限界はあるんですけどね。それにページめくりも手帳よりは、電車の中での取り回しは悪いし。
でも、メモしたり読み直したりするのには、けっこう便利です。まぁまぁ、そこそこ使える。これぞ「半分折り」の威力だなぁと、改めて気づいたのです。
喫茶店で読み直しするとか、メモをつけるとかは良くやってるので、そういう時に便利なのはわかってたんですけど、電車の中で便利とは考えもしなかった。
で、あらためて思ったのは、たぶん、綴じ手帳のサイズというのは、「見開きで使った時に、B5の大学ノートくらいのサイズになるように」というのもあって、ああいうサイズになったんじゃないかなぁということでした。
B系のサイズというのは、もともと和紙の大きさが元になっていて、日本人の体にちょうど良いサイズなんですね。A系は洋モノなので、いまいちしっくりこないところがあります。きゃつら、図体でかいですからな。
A4ノートはでかすぎるし、A5ノートだとちょっと物足りないって感じが、みなさんあるんじゃないですかね? 学生時代の大学ノートにせよ、ルーズリーフのバインダーにせよ、B5サイズにやはり一番慣れ親しんでいるっていうのがあります。
その慣れ親しんだサイズを見開きで実現したのがビジネス用の綴じ手帳で、普通のリングノートは、半分折り・B5片面使いで、その慣れ親しんだ書き込み面を提供しているって事ではないかな?と思うわけです。
パソコンのプリントというとA4用紙がすごく多いんですけど、あれ、あんまり電車の中で参照したいと思わないんですよね。横幅・タテの長さともに、ちいと長い。やったことのある人なら実感してもらえると思うんですけど、A4用紙にプリントされた資料って、電車の中では、すごく取り回しが悪いんですよ。
ホチキス止めしてあって、「片面使い」であったとしても、まだ横幅が微妙に大きくてちょっと邪魔。タテの長さに関してはすごく邪魔です。ページめくりとかすると、ものすごくストレスフルです。
綴じ手帳の見開きサイズは、B5の紙の下三分の一を切り取ったくらいのサイズで、電車の中で見るには、このくらいが感覚としてちょうど良い感じなんですね。そのあたり、やっぱり定番のものは、よく考えられてると思います。
逆にバインダー式のシステム手帳は、片面使いしかできないから、面積的には狭くなっちゃうわけです。その割に横幅は普通の手帳なみ。要するにB5の横幅と変わらないのですね。
バインダーの「半分に折れない」という欠点が、ここに出てくるわけです。
バイブルサイズのシステム手帳が、普通の手帳よりちょっと大きめなのは、書き込み面を稼ぎたいからなわけでして。
そういう事を考えると、「書く・読む」という基本部分の事だけを考えると、リングノートを電車の中で使うというのは、意外に良いですな。
まぁちょっとタテの長さは多すぎる感じがあるし、あと、半分折りにして手で持つと、折った反対側は、周りの人に丸見えになっちゃうから、そこは注意しないと恥ずかしいんですけどね。
でも、意外に使える。
ああ、そういえば、頭の良さそうな女子学生とか、電車の中で授業のノートをまとめるのに、リングノートを使って、ヒザの上を机にして勉強してる子とか見かけるよなぁと、いまごろになって気づくのでした。
半分折りだと、ヒザを机にできるんだなぁ。そうだなぁ。
僕はリングノートは、仕事をし始めてから使うようになったので、学生時代にはリングノートを使うとか、ヒザの上を机にするとか、そういうことをやった経験がまるでないんです。いかに勉強してない学生だったか、ということですなぁ。
ということで、半分折りできるB5サイズのリングノートは、ツイストリングノートに限らず、意外に電車の中でも使いやすい、というのが発見でありました。
電車の中に限定すると、綴じ手帳が多分、一番使いやすいと思いますが、まぁ、その次くらいに、リングノートが便利なんじゃないの? って思いました。
(B6サイズのリングノートを使ってた時は、良く電車の中でメモを取ってましたけどね。
●大好きなノート
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811071514419830/
これはこれで、また全然違う世界でかなり好きなんですが、まぁマニアックにメモ取りしたい人向けかもしれない。B6サイズのリングノートってのも、かなり良いです。)
ともあれ、いざ電車の中で取り出してみると、意外にツイストリングノートも使える。大満足!というほどではないけれども、半分折りだとかなり使える感じなのが、僕的にはけっこう新鮮な発見でした。
だって、これでバインダーノートの差し替え自由というメリットがあるんだぜ? ちょっとすごくない? 大満足の要素は少ないノートですが、いろんなシーンでかなり幅広く、そこそこ使えるのが、ツイストリングノートの一番の魅力ですな。「そこそこ満足」で、カバー出来る範囲が超広いって感じ。
かなり面白い存在です。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
この間から、ツイストリング・ノートの使いこなしに関して書こう、書こうと思ってるのですが、どうにもうまく書けない。
なんでかなぁと考えてみると、それは、まず「普通の綴じノートのように使おうとすると難しい」という話の説明にとても手間取るからだったのです。
というのは、要はまず「普通の綴じノートをどういう風に使うと、どう便利なのか。」が分ってないと、「ツイストリング・ノートを綴じノートのように使う」という課題の困難さが理解できないという話なわけです。
で、この説明には、表題に書いた、「シーケンシャルなノートにはページ番号を打つと良い」というノウハウが密接にからんで来るんですね。
で、しかも、僕は「綴じノートにページ番号を打つ」というのは、比較的良く知られたノウハウなんだろう、と勝手に想像してたのですが、これがネットで検索してみると、意外に紹介されていないのですよ。
一度、このノウハウに目覚めてしまうと、もう絶対にノートを買ってすぐにページ番号を入れるけどなぁと思ってしまうんですが、世間一般ではどうもそうではないのだ、という事がおぼろげながらにわかってきたわけです。
とにかく、モレスキン(私はA5サイズの横罫の奴を使ってました)とか、普通のリングノート、あるいは、なんでもない、そこいらの大学ノートでも、シーケンシャルな順序固定のノートなら、
●全ページに先にページ番号を振るのが良い。
というのを、声を大にして言いたいのですよ。ネットでいろいろ検索してみたら「メーカーは綴じノートにページ番号を入れて販売して欲しい」という要望があったりして、「おおおお、その通りだ!」と思ったくらいでして。
ページ番号が振ってあると、とにかく何をするにも便利なんです。目次を作ったり索引を作ったりできる。で、そういう目次や索引は、「自分が考えてきたことのインデックス」になるわけで、ノートを読み返して思索を深める、ということにそのまま直結するんですね。ものすごく効果が高いんです。これはほんとに、一度やってみないとわからないことです。
このあたりの話は、
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
でも書いているので、参照してみてください。
で、ページ番号ですが、自分で書いていくのなら、
●ページ番号は見開き単位で1個、にしても良い。
というノウハウもあります。モレスキンとかだと240頁くらいあるので手書きでページ番号を打つだけでも、かなりの手間なんです。でも、見開き単位で1個なら、いきなり半分で良いという事になるのでかなりラクです。
で、実際には、目次や索引を作る時に「P40L」とか、「P40R」とかライト・レフトを付け加えて、右頁の項目か、左ページの項目かを明示してやっても良いわけです。
もっと簡単にしようと思ったら、
●ナンバリングマシンを使う
という手もあります。日付スタンプのでっかい奴で、打つたびに番号が増える番号スタンプですね。あれを使う。僕も持ってるはずなんですけど、どこにいったのか見あたらないのです。トホホ。
で、もうひとつ突っ込んだノウハウを書くなら、
●ページ番号は目立たせるべし
ということになります。書籍のページ番号は、位置も正確でページ番号のまわりにはキチンと余白もあるので目に入りやすく工夫がされてますが、手書きで書くとそのあたりがかなりアバウトになるので見にくいのですね。
なので、たとえば見開き単位で一個だけ番号を振る場合などは、右上とかに大きめにドカーンと書いてしまった方が良いです。太いペンで書いても良いですし、赤ペンで書いてもいいです。
とくに僕がおすすめするのは赤色で書くページ番号ですね。色を変えてあると嫌でも目立ちますから検索性がかなり高まります。
●ページ番号は赤色で書くべし。
です。
こういう事を言ってる人は、あんまりいないみたいなんですけど、超便利なのでおすすめしたいです。
というのは、ノートというのは、あまりページをまたがずに、見開き単位で完結している方が、何かと使いやすいので、時折ギュッと詰め込んで書きたい時が出てくるわけですよ。
その時に、ページ番号が黒色だと、「手書きの黒色文字」と完全に重なってしまうので、ページ番号の近くには文字が書けないということになるんです。
でも、ページ番号が赤色だと、
●ページ番号の上にメモしても大丈夫。
だったりするんですよ。ページの効率が高まる。それでいて、ページ番号の検索機能は、まったく落ちないのです。
これはとても快適なので、ぜひお試しいただきたいと、僕は思っております。
で、ページ番号さえ、しっかり連番が振ってあれば、シーケンシャルなノートはもう、いくらでもワープができるんです。
●「P104の●●参照」
とか、書くことができる。
これが、どれほど便利か。
あ、もひとつ言うなら、この「P104の●●参照」というのも赤色ペンで書くと良いのです。あくまで検索用のインデックスなのだなと、本文を読む時も無視して読めますし、ノート全体をザクッと見ていくときには逆に良い目印になります。
こういう風に、ページ番号さえ振ってやれば、シーケンシャルなノートというものは、かなり有用な効果の高いツールになるんです。
でも、ツイストリングノートには、この手法が通用しない。
なんせページの組み替えができますから。
さぁ、これをどうするか? というのが、いまの僕の課題で、これがなかなに難しいのだ、という話なんですね。
ああ、やっと書きたいことのスタート地点に立てた。
ああ、面倒だなぁ、この話。
まぁいいや。
またいずれ、この続きを書きます。
これだけ書いたら疲れてしまいました。
ではでは。
関連記事-----------------------
抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
なんでかなぁと考えてみると、それは、まず「普通の綴じノートのように使おうとすると難しい」という話の説明にとても手間取るからだったのです。
というのは、要はまず「普通の綴じノートをどういう風に使うと、どう便利なのか。」が分ってないと、「ツイストリング・ノートを綴じノートのように使う」という課題の困難さが理解できないという話なわけです。
で、この説明には、表題に書いた、「シーケンシャルなノートにはページ番号を打つと良い」というノウハウが密接にからんで来るんですね。
で、しかも、僕は「綴じノートにページ番号を打つ」というのは、比較的良く知られたノウハウなんだろう、と勝手に想像してたのですが、これがネットで検索してみると、意外に紹介されていないのですよ。
一度、このノウハウに目覚めてしまうと、もう絶対にノートを買ってすぐにページ番号を入れるけどなぁと思ってしまうんですが、世間一般ではどうもそうではないのだ、という事がおぼろげながらにわかってきたわけです。
とにかく、モレスキン(私はA5サイズの横罫の奴を使ってました)とか、普通のリングノート、あるいは、なんでもない、そこいらの大学ノートでも、シーケンシャルな順序固定のノートなら、
●全ページに先にページ番号を振るのが良い。
というのを、声を大にして言いたいのですよ。ネットでいろいろ検索してみたら「メーカーは綴じノートにページ番号を入れて販売して欲しい」という要望があったりして、「おおおお、その通りだ!」と思ったくらいでして。
ページ番号が振ってあると、とにかく何をするにも便利なんです。目次を作ったり索引を作ったりできる。で、そういう目次や索引は、「自分が考えてきたことのインデックス」になるわけで、ノートを読み返して思索を深める、ということにそのまま直結するんですね。ものすごく効果が高いんです。これはほんとに、一度やってみないとわからないことです。
このあたりの話は、
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
でも書いているので、参照してみてください。
で、ページ番号ですが、自分で書いていくのなら、
●ページ番号は見開き単位で1個、にしても良い。
というノウハウもあります。モレスキンとかだと240頁くらいあるので手書きでページ番号を打つだけでも、かなりの手間なんです。でも、見開き単位で1個なら、いきなり半分で良いという事になるのでかなりラクです。
で、実際には、目次や索引を作る時に「P40L」とか、「P40R」とかライト・レフトを付け加えて、右頁の項目か、左ページの項目かを明示してやっても良いわけです。
もっと簡単にしようと思ったら、
●ナンバリングマシンを使う
という手もあります。日付スタンプのでっかい奴で、打つたびに番号が増える番号スタンプですね。あれを使う。僕も持ってるはずなんですけど、どこにいったのか見あたらないのです。トホホ。
で、もうひとつ突っ込んだノウハウを書くなら、
●ページ番号は目立たせるべし
ということになります。書籍のページ番号は、位置も正確でページ番号のまわりにはキチンと余白もあるので目に入りやすく工夫がされてますが、手書きで書くとそのあたりがかなりアバウトになるので見にくいのですね。
なので、たとえば見開き単位で一個だけ番号を振る場合などは、右上とかに大きめにドカーンと書いてしまった方が良いです。太いペンで書いても良いですし、赤ペンで書いてもいいです。
とくに僕がおすすめするのは赤色で書くページ番号ですね。色を変えてあると嫌でも目立ちますから検索性がかなり高まります。
●ページ番号は赤色で書くべし。
です。
こういう事を言ってる人は、あんまりいないみたいなんですけど、超便利なのでおすすめしたいです。
というのは、ノートというのは、あまりページをまたがずに、見開き単位で完結している方が、何かと使いやすいので、時折ギュッと詰め込んで書きたい時が出てくるわけですよ。
その時に、ページ番号が黒色だと、「手書きの黒色文字」と完全に重なってしまうので、ページ番号の近くには文字が書けないということになるんです。
でも、ページ番号が赤色だと、
●ページ番号の上にメモしても大丈夫。
だったりするんですよ。ページの効率が高まる。それでいて、ページ番号の検索機能は、まったく落ちないのです。
これはとても快適なので、ぜひお試しいただきたいと、僕は思っております。
で、ページ番号さえ、しっかり連番が振ってあれば、シーケンシャルなノートはもう、いくらでもワープができるんです。
●「P104の●●参照」
とか、書くことができる。
これが、どれほど便利か。
あ、もひとつ言うなら、この「P104の●●参照」というのも赤色ペンで書くと良いのです。あくまで検索用のインデックスなのだなと、本文を読む時も無視して読めますし、ノート全体をザクッと見ていくときには逆に良い目印になります。
こういう風に、ページ番号さえ振ってやれば、シーケンシャルなノートというものは、かなり有用な効果の高いツールになるんです。
でも、ツイストリングノートには、この手法が通用しない。
なんせページの組み替えができますから。
さぁ、これをどうするか? というのが、いまの僕の課題で、これがなかなに難しいのだ、という話なんですね。
ああ、やっと書きたいことのスタート地点に立てた。
ああ、面倒だなぁ、この話。
まぁいいや。
またいずれ、この続きを書きます。
これだけ書いたら疲れてしまいました。
ではでは。
関連記事-----------------------
抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
(冒頭追加:2009.10.16)-------------------
マスキングテープより、もっと良い商品を見つけましたので、この記事に関しては前言撤回。以下の記事を読んでください。
■丈夫なインデックス 686S は、バインダーノートの「新規フォルダ作成ツール」だ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910161118038728/
(追加部分終了)------------------------------------
またツイストリング・ノートのお話し。
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
このノートがバインダーノート的特徴が色濃い、という話はちょろっとしましたけど、その続きです。
今回は
●バインダーノートにはインデックスが必須である。
という事と、
●インデックスにはマスキングテープがすごく便利
という話を書きます。
マスキングテープに関しては、まずこちらをどうぞ。
●マスキングテープの本
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811171434261436/
まず、バインダーノートと普通の綴じノート(大学ノートやリングノート)とで、大きく違うのは、「検索性」なんですね。
で、一般的には「綴じノートは頁の組み替えができず検索性が低く、バインダーノートは頁の組み替えができて検索性が高い」と言われているわけですが、そんなものは大嘘でして。(笑)
実は綴じノートは、頁が固定されているので、頭から順番に書いていけば、時系列でキチンと情報が並びます。なので、実際にはかなり検索性は良いのです。人間はおおまかには時系列で物事を考えているからです。「あの打合せをしたのは2ヶ月くらい前だよな」とかけっこう覚えてるんです。
で、綴じノートは「頭から順番に書いていき、日付とタイトルも必ず書く」というルールさえ守っていれば、まぁさほど不便ではありません。「どこに書いたっけ?」と何度か頁をめくっていれば、まぁだいたい自分のメモなのだから、出てきます。
で、この「何度か頁をめくる」という事で、「この頁の次にこの項目があって、あの項目はノート全体の真ん中くらいで」とかいう、自分なりの「インデックス」が頭の中に出来上がるんですね。まぁ、一冊の本を読むのと同じようなものです。
綴じノートだと、そういう「シーケンシャルなインデックス」というものが、必然的にできあがります。要は頭から書いていくだけで、そういうインデックスが出来上がる。だから「普通のノート」は、「普通に使いやすい」わけです。
しかし、バインダーノートは、そういうわけには行きません。
なんせ、組み替え自由ですから。「あのどうでも良いいたずら書きを描いた、その裏側に書いておいたはずだ」とか、そういう記憶の手法がまったく役に立たないんですね。
綴じノートが持っている「順番は不変」というルールが壊れているわけです。
だから、バインダーノートを上手に使おうと思ったら、インデックスをいかに付けるのか? と言うことが活用のキモになります。
もちろん、組み替え・差し替えを出来る限りせずに、ほとんど綴じノートと同じように使うという使い方をバインダーノートでやることもできます。それは「組み替えはよっぽどの事がない限りしない」というようなルールを自分で確定するという事でして、そういうルールを守る方が好きという人はその方が快適だと思います。
でも、せっかくバインダーノートを使うのなら、やっぱり組み替え・差し替えをして、トライアンドエラーをしてみたいじゃないですか? そうなると、やっぱり何らかのインデックスがないと使いにくいというのがバインダーノートの宿命になってくるんですね。時系列でまとめられない、というのはそういう事なんです。
で。
実は、この「インデックス」というのがくせ者で、かなり相当に難しい問題なんですよね。
従来のシステム手帳やB5・26穴バインダーなどでは、「見出し用紙」などが売られておりました。厚紙等で飛び出す耳のついた区切り頁を作ってあるわけです。
はじめのうちは、この区切り用の「見出し用紙」がけっこう便利なんですけど、そのうち不満が出てくるんです。要は「厚くて、重くて邪魔」って事なんですね。単に区切りに利用しているだけですから。ムダにノートが厚くなって、本当に邪魔なんです。
しかも「耳」を飛び出させているがゆえに、その「耳」を保護する意味でも厚紙でつくらなきゃいけなかったりするわけです。なので、どんどんバインダーの厚みを厚紙が浸食してくるわけです。バインダーに挟めるリフィルの枚数には限りがありますから、この厚紙の区切りシートである「見出し用紙」ってのは、「必要だけど邪魔」という、なんともアンビバレンツな感情を引き起こす宿命があったわけです。
で、結局、バインダーノート類を活用するためには、ポストイット等の「付箋紙」を使うのが便利、という事になるんですね。
この付箋紙をどんどん貼付けて、「耳」にして、ノートをパッと開くようにするという事を、僕はもう随分前からやってきましたし、そういうことをやってる人も多いと思います。
ただ。
このポストイット等を使った付箋紙による見出しというのは、いかんせん、
●薄い
という問題があるんですね。
頁から「耳」を飛び出させて目立たせるわけですから、カバンの中などに入れると、どうしても飛び出した部分が折れたり、擦れたりして傷むんです。そうなると、見にくかったり見つけにくかったりしてインデックスとしての役割を果たさなくなってくるんですね。まぁ、すぐに新しい付箋に変えればいいだけの話なんですが。
ただ、付箋紙は、単なる「耳」にするには、ちょっと長さが長くて、ノートに書いた文字を隠してしまう嫌いがあるんですね。
これがまた問題で。
で、そういう事を解決するために飛び出し部分にだけ色がついていて、そのほかは透明になっている付箋紙も登場してますが、あれは厚みが薄すぎて、すぐに折れ曲がってしまって全然、まったく話になりません。(一刀両断。あれは売るのをやめた方がいいと思う。ちゃんと使いやすいかどうかの検証がされてないんよなぁ。)
ということで、この問題はかなり気になってたことなんですよ。僕的には。
普通の紙のポストイットの飛び出し部分をセロハンテープ等で補強して「耳」にしたインデックスを自作するとかまでしてたんです。これはあまりに手間がかかりすぎるのが大欠点。でも、ほんとうに必要で長く使う「耳」の場合は、必ず自作してました。
でも、最近は、この問題が表題にも書いた「マスキングテープ」によってかなり解決してきたんですね。
写真にあるように、ツイストリング・ノートにつけるインデックスには、最近登場してきた、カラフルなマスキングテープを使って「耳」をつけるようにしてるんです。
作り方も超簡単で、マスキングテープを2~3cmちぎって、先を半分に折って、ノートから飛び出るように貼るだけ。
それだけなんですが、厚さの問題も解決するし、飛び出しによる「傷み」の問題も、マスキングテープを折って二重にしている事で、かなり解消されます。それに、傷んできても、新しい「耳」を、すぐに手軽に作れますしね。ここがとても良いところです。色も豊富にあるので、分類にも便利なんです。
マスキングテープは、貼ってはがしてという作業が簡単にできるので、インデックスの付け替えもすごく簡単ですし、インデックスの位置の微調整も簡単です。見た目にも可愛いし、女性にもおすすめできます。
また、必要ならマーカーを使って「耳」のところに文字を書いて見出しにしてやっても良いわけです。飛び出した耳の部分に、「住所録」とか書いて使うって事ですね。
バインダーノートにはインデックスが必須なわけですが、そのインデックス道具としては、いまのところ、このマスキングテープによる「耳」がベストの解決法でして、僕的には、もう他の手法を使う事は考えてないくらいです。
マスキングテープは、たとえば名刺でも良いのですが、そういう小さなメモ用紙等を、ノートに貼付ける作業とかにも便利なので、1巻だけは、いつもカバンに入れてますし、テープの色が分類等に便利なので、何色ものテープを10cmくらいずつちぎって、ツイストリングノートのいちばん最後の頁に貼付けてあります。
メモを取っていくうちに、あらたなテーマや分類を思いついた時に、さっと「耳」を作って、そこにテーマのキーワードでも書いてしまうと、ノートを見るたびに「耳」のキーワードが目に飛び込んでくるので、継続的にメモを取るとかしやすくなってくるんですよ。
そんなこんながありますので、バインダーノートにはマスキングテープはすごく便利です。
もちろんツイストリング・ノートにも必須。たいへんおすすめできますので、ぜひご活用くださいませ。
09年9月5日追記----------------------------------------
関連記事-------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
--------------------
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
マスキングテープより、もっと良い商品を見つけましたので、この記事に関しては前言撤回。以下の記事を読んでください。
■丈夫なインデックス 686S は、バインダーノートの「新規フォルダ作成ツール」だ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910161118038728/
(追加部分終了)------------------------------------
またツイストリング・ノートのお話し。
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
このノートがバインダーノート的特徴が色濃い、という話はちょろっとしましたけど、その続きです。
今回は
●バインダーノートにはインデックスが必須である。
という事と、
●インデックスにはマスキングテープがすごく便利
という話を書きます。
マスキングテープに関しては、まずこちらをどうぞ。
●マスキングテープの本
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811171434261436/
まず、バインダーノートと普通の綴じノート(大学ノートやリングノート)とで、大きく違うのは、「検索性」なんですね。
で、一般的には「綴じノートは頁の組み替えができず検索性が低く、バインダーノートは頁の組み替えができて検索性が高い」と言われているわけですが、そんなものは大嘘でして。(笑)
実は綴じノートは、頁が固定されているので、頭から順番に書いていけば、時系列でキチンと情報が並びます。なので、実際にはかなり検索性は良いのです。人間はおおまかには時系列で物事を考えているからです。「あの打合せをしたのは2ヶ月くらい前だよな」とかけっこう覚えてるんです。
で、綴じノートは「頭から順番に書いていき、日付とタイトルも必ず書く」というルールさえ守っていれば、まぁさほど不便ではありません。「どこに書いたっけ?」と何度か頁をめくっていれば、まぁだいたい自分のメモなのだから、出てきます。
で、この「何度か頁をめくる」という事で、「この頁の次にこの項目があって、あの項目はノート全体の真ん中くらいで」とかいう、自分なりの「インデックス」が頭の中に出来上がるんですね。まぁ、一冊の本を読むのと同じようなものです。
綴じノートだと、そういう「シーケンシャルなインデックス」というものが、必然的にできあがります。要は頭から書いていくだけで、そういうインデックスが出来上がる。だから「普通のノート」は、「普通に使いやすい」わけです。
しかし、バインダーノートは、そういうわけには行きません。
なんせ、組み替え自由ですから。「あのどうでも良いいたずら書きを描いた、その裏側に書いておいたはずだ」とか、そういう記憶の手法がまったく役に立たないんですね。
綴じノートが持っている「順番は不変」というルールが壊れているわけです。
だから、バインダーノートを上手に使おうと思ったら、インデックスをいかに付けるのか? と言うことが活用のキモになります。
もちろん、組み替え・差し替えを出来る限りせずに、ほとんど綴じノートと同じように使うという使い方をバインダーノートでやることもできます。それは「組み替えはよっぽどの事がない限りしない」というようなルールを自分で確定するという事でして、そういうルールを守る方が好きという人はその方が快適だと思います。
でも、せっかくバインダーノートを使うのなら、やっぱり組み替え・差し替えをして、トライアンドエラーをしてみたいじゃないですか? そうなると、やっぱり何らかのインデックスがないと使いにくいというのがバインダーノートの宿命になってくるんですね。時系列でまとめられない、というのはそういう事なんです。
で。
実は、この「インデックス」というのがくせ者で、かなり相当に難しい問題なんですよね。
従来のシステム手帳やB5・26穴バインダーなどでは、「見出し用紙」などが売られておりました。厚紙等で飛び出す耳のついた区切り頁を作ってあるわけです。
はじめのうちは、この区切り用の「見出し用紙」がけっこう便利なんですけど、そのうち不満が出てくるんです。要は「厚くて、重くて邪魔」って事なんですね。単に区切りに利用しているだけですから。ムダにノートが厚くなって、本当に邪魔なんです。
しかも「耳」を飛び出させているがゆえに、その「耳」を保護する意味でも厚紙でつくらなきゃいけなかったりするわけです。なので、どんどんバインダーの厚みを厚紙が浸食してくるわけです。バインダーに挟めるリフィルの枚数には限りがありますから、この厚紙の区切りシートである「見出し用紙」ってのは、「必要だけど邪魔」という、なんともアンビバレンツな感情を引き起こす宿命があったわけです。
で、結局、バインダーノート類を活用するためには、ポストイット等の「付箋紙」を使うのが便利、という事になるんですね。
この付箋紙をどんどん貼付けて、「耳」にして、ノートをパッと開くようにするという事を、僕はもう随分前からやってきましたし、そういうことをやってる人も多いと思います。
ただ。
このポストイット等を使った付箋紙による見出しというのは、いかんせん、
●薄い
という問題があるんですね。
頁から「耳」を飛び出させて目立たせるわけですから、カバンの中などに入れると、どうしても飛び出した部分が折れたり、擦れたりして傷むんです。そうなると、見にくかったり見つけにくかったりしてインデックスとしての役割を果たさなくなってくるんですね。まぁ、すぐに新しい付箋に変えればいいだけの話なんですが。
ただ、付箋紙は、単なる「耳」にするには、ちょっと長さが長くて、ノートに書いた文字を隠してしまう嫌いがあるんですね。
これがまた問題で。
で、そういう事を解決するために飛び出し部分にだけ色がついていて、そのほかは透明になっている付箋紙も登場してますが、あれは厚みが薄すぎて、すぐに折れ曲がってしまって全然、まったく話になりません。(一刀両断。あれは売るのをやめた方がいいと思う。ちゃんと使いやすいかどうかの検証がされてないんよなぁ。)
ということで、この問題はかなり気になってたことなんですよ。僕的には。
普通の紙のポストイットの飛び出し部分をセロハンテープ等で補強して「耳」にしたインデックスを自作するとかまでしてたんです。これはあまりに手間がかかりすぎるのが大欠点。でも、ほんとうに必要で長く使う「耳」の場合は、必ず自作してました。
でも、最近は、この問題が表題にも書いた「マスキングテープ」によってかなり解決してきたんですね。
写真にあるように、ツイストリング・ノートにつけるインデックスには、最近登場してきた、カラフルなマスキングテープを使って「耳」をつけるようにしてるんです。
作り方も超簡単で、マスキングテープを2~3cmちぎって、先を半分に折って、ノートから飛び出るように貼るだけ。
それだけなんですが、厚さの問題も解決するし、飛び出しによる「傷み」の問題も、マスキングテープを折って二重にしている事で、かなり解消されます。それに、傷んできても、新しい「耳」を、すぐに手軽に作れますしね。ここがとても良いところです。色も豊富にあるので、分類にも便利なんです。
マスキングテープは、貼ってはがしてという作業が簡単にできるので、インデックスの付け替えもすごく簡単ですし、インデックスの位置の微調整も簡単です。見た目にも可愛いし、女性にもおすすめできます。
また、必要ならマーカーを使って「耳」のところに文字を書いて見出しにしてやっても良いわけです。飛び出した耳の部分に、「住所録」とか書いて使うって事ですね。
バインダーノートにはインデックスが必須なわけですが、そのインデックス道具としては、いまのところ、このマスキングテープによる「耳」がベストの解決法でして、僕的には、もう他の手法を使う事は考えてないくらいです。
マスキングテープは、たとえば名刺でも良いのですが、そういう小さなメモ用紙等を、ノートに貼付ける作業とかにも便利なので、1巻だけは、いつもカバンに入れてますし、テープの色が分類等に便利なので、何色ものテープを10cmくらいずつちぎって、ツイストリングノートのいちばん最後の頁に貼付けてあります。
メモを取っていくうちに、あらたなテーマや分類を思いついた時に、さっと「耳」を作って、そこにテーマのキーワードでも書いてしまうと、ノートを見るたびに「耳」のキーワードが目に飛び込んでくるので、継続的にメモを取るとかしやすくなってくるんですよ。
そんなこんながありますので、バインダーノートにはマスキングテープはすごく便利です。
もちろんツイストリング・ノートにも必須。たいへんおすすめできますので、ぜひご活用くださいませ。
09年9月5日追記----------------------------------------
関連記事-------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/
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■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
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■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
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ツイストリング・ノート、その後。
2009年7月13日 ●ノート・文具この7/10の、この日記のアクセスが、いきなり244に跳ね上がったのであります。
普段はまぁ100前後なんですが。最近は130くらいかな?
なんでそんなにアクセスがあったのか? と思ってアクセス解析のページのキーワードを見てみると、表題のツイストリング・ノートがやたらと多かったわけです。
実は、この間の、ツイストリング・ノートについて書いた頁も、googleとかで1位とか2位とからしいんですよね。
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
なので普段からちょろちょろアクセスはあるんですが、7/10は異様に多かったわけです。
で、なんでなのかなぁ? といろいろ検索していると、どうやらテレビでツイストリング・ノートが紹介されたらしいんですよね。「おはよう日本」かなんかのコーナーで。
やっぱりテレビはすごいなぁと思いまして。
で、どうせついでなので、その後のツイストリング・ノートに関する報告などを少し。
まず、大前提として言いたいのは、使ってみてはっきり感じましたが、このノートは、
●綴じノートというよりかはバインダーノートに近い
ということですね。
いや、綴じノートとして使えないわけではないんですよ。充分に使えますし、それがこのノートの魅力のかなり大きい部分なんです。「普通の綴じノートとして使える」というのが。
でも、それでもやっぱり、「抜き差し自由」という部分をちょっとでも活かそうとしたら、どうしてもバインダーノート寄りの使い方をせざるを得なくなるわけですよ。
このあたり、ある程度システム手帳の使い方に慣れてる人の方が上手に使えるかもしれません。
思うに、
●かなりの潜在的ポテンシャルがあるノートだ。
というのが、3ヶ月使ってみての感想ですね。
まだ、上手にレポートとしてまとめられないんですけど、一時期システムダイアリーのホームページとか作ってたこともあって、なんだかんだと工夫したくなるノートではあります。
で、もっともシンプルかつ重要な発見が一つありまして、それは、
●リフィルの1枚単位使いと、半分折りできる機能は相性がいい。
ということですね。
システム手帳とか使ったことがある人ならわかると思いますが、抜き差しして組み替え自由なシステム手帳などの場合は、基本単位が「一枚の用紙の表裏」になるわけです。
普通の大学ノートとかの綴じノートだと、この基本単位は「見開き単位」になるんですね。
この「基本単位」の違いが、抜き差し・差し替え自在なバインダーノートと、シーケンシャルな綴じノートとの根本的な違いなんです。
(で、実は、この根本的に違うふたつの考え方を両立させないと、このノートは面白くないわけですが、その当りの話は、またいずれ。)
で、バインダー型の抜き差し自由なノートを使っておりますと、リフィル1枚の表裏での活用になって、見開き単位での使い方がしにくくなるんですね。
なので、見開きの片方のページは無関係なデータであるということが多くなります。
で、こういう時、バインダーノートだと、ノート自体を「半分に折る」ということができないんですね。ようするに見開き状態でしかノートを見れないわけです。
でも、そのくせ、リフィルは片面しか見れないので、半分以上のスペースはムダ、ということになります。
しかし、このツイストリング・ノートだとそれがないんですよね。
とにかく片ページ半分に折ってしまって、必要なところだけを出しておくということができますから。
半分に折れる! ということがすごく生きてくるんです。
これがけっこう快適なんです。
あまりに自然なので、しばらく気付かなかったんですが、3ヶ月使っていて、なんか使いやすいなと思ったら、「ああ、そうか、バインダーノートなのに半分に折れるからだ!」と、やっと気付いたような次第でして。
これはねぇ、なんちゅうか、とても基本的なところで、システム手帳的使い方に非常に向いている構造なような気がします。
だから、
●綴じノートというよりかはバインダーノートに近い
って事になるわけですが。
他にもいろいろ書きたいことは山のようにあるんですが、とりあえずは、大きな大きな特徴の再確認ということで。
この件は、また書きます。
ではでは。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
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http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
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http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
普段はまぁ100前後なんですが。最近は130くらいかな?
なんでそんなにアクセスがあったのか? と思ってアクセス解析のページのキーワードを見てみると、表題のツイストリング・ノートがやたらと多かったわけです。
実は、この間の、ツイストリング・ノートについて書いた頁も、googleとかで1位とか2位とからしいんですよね。
●抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
なので普段からちょろちょろアクセスはあるんですが、7/10は異様に多かったわけです。
で、なんでなのかなぁ? といろいろ検索していると、どうやらテレビでツイストリング・ノートが紹介されたらしいんですよね。「おはよう日本」かなんかのコーナーで。
やっぱりテレビはすごいなぁと思いまして。
で、どうせついでなので、その後のツイストリング・ノートに関する報告などを少し。
まず、大前提として言いたいのは、使ってみてはっきり感じましたが、このノートは、
●綴じノートというよりかはバインダーノートに近い
ということですね。
いや、綴じノートとして使えないわけではないんですよ。充分に使えますし、それがこのノートの魅力のかなり大きい部分なんです。「普通の綴じノートとして使える」というのが。
でも、それでもやっぱり、「抜き差し自由」という部分をちょっとでも活かそうとしたら、どうしてもバインダーノート寄りの使い方をせざるを得なくなるわけですよ。
このあたり、ある程度システム手帳の使い方に慣れてる人の方が上手に使えるかもしれません。
思うに、
●かなりの潜在的ポテンシャルがあるノートだ。
というのが、3ヶ月使ってみての感想ですね。
まだ、上手にレポートとしてまとめられないんですけど、一時期システムダイアリーのホームページとか作ってたこともあって、なんだかんだと工夫したくなるノートではあります。
で、もっともシンプルかつ重要な発見が一つありまして、それは、
●リフィルの1枚単位使いと、半分折りできる機能は相性がいい。
ということですね。
システム手帳とか使ったことがある人ならわかると思いますが、抜き差しして組み替え自由なシステム手帳などの場合は、基本単位が「一枚の用紙の表裏」になるわけです。
普通の大学ノートとかの綴じノートだと、この基本単位は「見開き単位」になるんですね。
この「基本単位」の違いが、抜き差し・差し替え自在なバインダーノートと、シーケンシャルな綴じノートとの根本的な違いなんです。
(で、実は、この根本的に違うふたつの考え方を両立させないと、このノートは面白くないわけですが、その当りの話は、またいずれ。)
で、バインダー型の抜き差し自由なノートを使っておりますと、リフィル1枚の表裏での活用になって、見開き単位での使い方がしにくくなるんですね。
なので、見開きの片方のページは無関係なデータであるということが多くなります。
で、こういう時、バインダーノートだと、ノート自体を「半分に折る」ということができないんですね。ようするに見開き状態でしかノートを見れないわけです。
でも、そのくせ、リフィルは片面しか見れないので、半分以上のスペースはムダ、ということになります。
しかし、このツイストリング・ノートだとそれがないんですよね。
とにかく片ページ半分に折ってしまって、必要なところだけを出しておくということができますから。
半分に折れる! ということがすごく生きてくるんです。
これがけっこう快適なんです。
あまりに自然なので、しばらく気付かなかったんですが、3ヶ月使っていて、なんか使いやすいなと思ったら、「ああ、そうか、バインダーノートなのに半分に折れるからだ!」と、やっと気付いたような次第でして。
これはねぇ、なんちゅうか、とても基本的なところで、システム手帳的使い方に非常に向いている構造なような気がします。
だから、
●綴じノートというよりかはバインダーノートに近い
って事になるわけですが。
他にもいろいろ書きたいことは山のようにあるんですが、とりあえずは、大きな大きな特徴の再確認ということで。
この件は、また書きます。
ではでは。
関連記事--------------------------------------
■抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
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http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
09.09.18追記------------------------------
また、えらく「ツイストリングノート」のキーワードで、この頁が検索されてるので、なんでかな?と思ったら、日経トレンディネットの「文具王」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090917/1028863/
のコーナーで、ツイストリングノートが紹介されてたんですね。たぶんそのせいでアクセスが多かったんでしょうね。よくまとまった記事です。おすすめ。
先日のテレビでツイストリング・ノートの紹介の時も反応大きかったけど、今回もなかなか大きい反応です。このノートの良さが一般に知られるのはうれしいです。
この記事の文末に、ツイストリングノートに関する私が書いた記事へのリンクを載せておりますので、興味あるかたは、そちらも参考にしてください。
追記終わり----------------------------------------
久しぶりに「ああ、これはいいなぁ」と思える文具品に出会ったので、ちょっと書くことにします。
それは、LIHIT LAB のツイストリング・ノート。
(商品紹介開始)-------------------------------------------------
ツイストリング・ノート(スタンダード・B5横罫)
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1601
ワイドリング
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1603
デザインバリエーション
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1604
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1606
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1607
A5サイズ
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1651
ノートではなくクリアブックですが、A4サイズで同じ機構のバインダーがあるようです。
Avanti イージーチェンジ・クリヤーブック
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1481
-------------
(09.09.19追記)本日たまたま、文具店で「アバンティ イージーチェンジ・クリヤーブック」を見つけました。
A4・30穴バインダーで、ツイストリングノートと同じ機構になってますね。半分折りができるので、広げるとA3という場所食いなクリアブックが多少は省スペースで活用できるでしょうね。
で、このクリアブックだと、▼A4・30穴用の無地の用紙と▼30穴用の穴空けパンチが使えるので、仕事で入手するプリント類(ホームページのプリント・手渡しされた資料など)を手軽に綴じるのには便利かもしれません。
-----------
リヒトホームページ
http://www.lihit-lab.com/
(商品紹介:終了)---------------------------------------
見た目は普通のリングノートなんですが、リングが簡単にパカッと半分に開く。ここがとても良いところです。
まぁ、言わば、バインダーノートと同じ機能を持っているという事なんですが、重要なのは薄さ。
まぁとにかく普通のB5のリングノートと変わらない。リングの外寸が1cmくらいで、本当に薄い。ごく普通のリングノートとして、普通に使えるのです。この、「リングノートとして普通に使える」というのが、まず良い所の一点目。
リングノートというのが僕はとても好きでして、それは何故かというと、ノートを半分に折って片面使いをするのがラクラクだからなんですね。
通常のバインダーノートだと、この二つ折りというのが難しいので、出先の打合せでメモを取るというような時に、けっこう邪魔だったりするんです。
なんだかんだ言っても、「ノートを取る」というのは機動性がけっこう重要で、その意味でリングノートというのは便利なんですよ。
で、最近はずっと普通のリングノートに、頭から順にメモをしていって、それに見出しをつけたり、目次をつけたり、索引を付けたりして、活用してたんです。
でも、そういう風にリングノートのような「綴じ手帳」というか頭から順に書いていくしかないシーケンシャルな「綴じられたノート」を使ってると、やはり分冊をどうしてもしたくなるんですね。あるていど、ボリュームがありながらも別項目である、というメモ内容が出てきてしまうんです。
単純に言うなら、仕事用とプライベート用というような事でしょう。
こういう項目を、まぜこぜに書いてしまうと、やっぱり後で見返すときに、すごく効率が悪いんですね。
なので、専用ノートを2冊にして、別々に書くとかし始めたんです。
が。
そういう事をしてると、もうね、ものすごい数のノートが必要になってくるんです。何せ私、サイズはいろいろですけど、綴じノートを常時4冊持ち歩いてますから。(ちなみにスケジュール用の手帳とは別に、です。)
さすがにね、これはちょっとイヤだなぁと。
なんとかならんかなぁと。
で、バインダーノートとかに戻ろうかなぁとも考えてたんですけど、やっぱり、リングノートの機動性を知っていると、バインダーノートは、ちと不便に思っちゃうんですね。
なので、このツイストリング・ノートを見たとたんに、「おお、これよ、これ!これが欲しかったのよ!」という感じで一目惚れしてしまいました。
特に気に入ったのが、リングの開閉の簡単さ。ノートを開いて、ノート自体を上下に引っ張ると、リングが開くんですね。
これが簡単なのがとっても良いのです。
この手のバインダーノートにおいて、このリング開閉の手軽さというのは、実用上の大きな大きなアドバンテージになるんです。
適当にノートの順番を並べ替えたいとか、ヒマな時にサササっと、ついやってしまうかどうかって事なんですね。
これが開閉に広い空間が必要なバインダーとか、専用道具が必要なバインダーではどうもよろしくないのですよ。
(どこのメーカーのどの製品かわかりますか? わかる人はかなりの文具ヲタクです。:笑)
この「ツイストリング・ノート」の開閉機構は、まさに理想的です。
もう、前からこういうのが欲しかったんだよなぁ。やっとできた! って感じで、とてもうれしいのであります。
が、しかし。
ここで、この商品の問題点をひとつだけ言っておきますと、このリングノートのリフィルは、実は29穴という独自規格なんですね。
「なんですとー! B5なのに26穴ではないですか!」とか言いたくなりますが、どうもこれは仕方ない事のようなんですね。
26穴の規格だと、ノートの穴の並びの上下に、「穴のない部分」というのが、どうしてもできてしまいます。そうすると、そこに紙の不安定な部分ができるので、紙がひっかかりやすくて、その分リング経を大きくせねばならず、こういう薄い、普通のリングノート風の製品にはならないみたいなんですね。
ならしょうがないよな。
いいよ、別に29穴でも。
って私は思うのです。
が、でも、世間では26穴が普通になってますからなぁ。
さて、世間のみなさまが、そこをどう評価するか? なんですが。
リングノートではなくて、バインダーノートが好き、という人だと、26穴のいろいろなリフィルとか使いたくなりますわなぁ。スケジュールシートとか、クリアファイルとか。
そのあたりで、幅広い人気までは得られないのかも? と思うと、廃番になって欲しくないので、ちょっと応援でメッセージを書いておきたくなったのであります。
このノートは「バインダーノート」ではなくて、「リングノート」なんですよ。まず、そこを大事に考えて欲しいですな。
僕はもう、最近ずっと、普通にリングノートを使ってきてたので、まず「ノートを気軽に取る」と言うことのためにリングノートが大切で、それを何度も読み直したり、ノートに書き加えたり、繰り返し活用すると言うことをする過程で、「ああ、頁の差し替えができたら!」と思うようになってきた、ということなんですね。
ここを大切に考えましょう。
●ノートを取る。
●読み直す。
この二点。
この二点を手軽に行うのに、とても便利だ、という事で納得してください。
で、この二点こそ、実は「紙」というものの本質を一番活かせる点なのだ、ということにも注目して欲しい。
かなり重要な事でありますので。
実は、ノートを取っておきながら「読み直し」をしない人が多いんですね。
それはもったいない。
読み直してください。
それはそれは、とても効果があります。
それがわかると、このツイストリング・ノートの良さが実感できるようになるはずです。
読み直しをして始めて、「整理の必要性」に気付くんですから。
ここ、かなり重要な事です。
あと、ノートに関しては
●保管
ということがありまして、これはこのノートの場合だと、関連したリフィルだけを抜き出して2穴ファイルに綴じるとかするのが手軽で良い方法なのかも、とは思うのですが、私的には、
●テーマの数だけ、ツイストリング・ノートを買う。
という方法を提唱したいですな。
これはどういう事かというと、国語・理科・算数のノートを取るなら、3冊のノートを買い、学校に持っていくのは1冊だけ。そこにいろいろ書いて、帰宅後、他のノートと、
●リフィルを同枚数交換する。
という事をやれば良いのだと思うのですよ。
わかります?これ。
つまり今日、理科で2枚ノートを使ったら、自宅に帰って理科用ノートに2枚バインドするわけですが、同時に理科用ノートからリフィルを2枚抜いて、学校に持っていく用のノートに補充するわけです。
こうすると、補充と整理が一度にできるし、頁が増えてきてノートがめくりにくいとかの不便もでません。
ごく普通の「綴じノート」の場合、ずっと一冊にいろいろ書いてきて、一冊使い切ったら、新しいノートを買うんですけど、こういう具合に「同数枚交換」というやり方にすると、その普通のノートの管理の仕方と同じ環境で、ノート整理ができるんですよね。
そういう意味でも、これはいいなぁと思ってるのです。
あと、バインダーノートだと、つい「片面使い」になりがちなんですが、そこもあまり考えずに、リフィル両面でもいいなぁと思ってます。それこそ、分冊したノートを何冊も持ってるようなつもりなら、別に多少シーケンシャルなところが出てきても、それはOKだなぁと。
それこそ、目次とか索引とか、あとから追加するのもラクラクなわけですから。
あんまり気にしなくていいやと。
まぁ、そんなわけで、いろいろ書きましたが、このノートはなかなか面白いです。LIHIT LAB って大阪の会社ですしね。大阪人としては応援したいです。
おすすめです。
09.09.18:追記-----------
関連記事
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
(new!)■丈夫なインデックス 686S は、バインダーノートの「新規フォルダ作成ツール」だ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910161118038728/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
また、えらく「ツイストリングノート」のキーワードで、この頁が検索されてるので、なんでかな?と思ったら、日経トレンディネットの「文具王」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090917/1028863/
のコーナーで、ツイストリングノートが紹介されてたんですね。たぶんそのせいでアクセスが多かったんでしょうね。よくまとまった記事です。おすすめ。
先日のテレビでツイストリング・ノートの紹介の時も反応大きかったけど、今回もなかなか大きい反応です。このノートの良さが一般に知られるのはうれしいです。
この記事の文末に、ツイストリングノートに関する私が書いた記事へのリンクを載せておりますので、興味あるかたは、そちらも参考にしてください。
追記終わり----------------------------------------
久しぶりに「ああ、これはいいなぁ」と思える文具品に出会ったので、ちょっと書くことにします。
それは、LIHIT LAB のツイストリング・ノート。
(商品紹介開始)-------------------------------------------------
ツイストリング・ノート(スタンダード・B5横罫)
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1601
ワイドリング
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1603
デザインバリエーション
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1604
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1606
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1607
A5サイズ
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1651
ノートではなくクリアブックですが、A4サイズで同じ機構のバインダーがあるようです。
Avanti イージーチェンジ・クリヤーブック
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1481
-------------
(09.09.19追記)本日たまたま、文具店で「アバンティ イージーチェンジ・クリヤーブック」を見つけました。
A4・30穴バインダーで、ツイストリングノートと同じ機構になってますね。半分折りができるので、広げるとA3という場所食いなクリアブックが多少は省スペースで活用できるでしょうね。
で、このクリアブックだと、▼A4・30穴用の無地の用紙と▼30穴用の穴空けパンチが使えるので、仕事で入手するプリント類(ホームページのプリント・手渡しされた資料など)を手軽に綴じるのには便利かもしれません。
-----------
リヒトホームページ
http://www.lihit-lab.com/
(商品紹介:終了)---------------------------------------
見た目は普通のリングノートなんですが、リングが簡単にパカッと半分に開く。ここがとても良いところです。
まぁ、言わば、バインダーノートと同じ機能を持っているという事なんですが、重要なのは薄さ。
まぁとにかく普通のB5のリングノートと変わらない。リングの外寸が1cmくらいで、本当に薄い。ごく普通のリングノートとして、普通に使えるのです。この、「リングノートとして普通に使える」というのが、まず良い所の一点目。
リングノートというのが僕はとても好きでして、それは何故かというと、ノートを半分に折って片面使いをするのがラクラクだからなんですね。
通常のバインダーノートだと、この二つ折りというのが難しいので、出先の打合せでメモを取るというような時に、けっこう邪魔だったりするんです。
なんだかんだ言っても、「ノートを取る」というのは機動性がけっこう重要で、その意味でリングノートというのは便利なんですよ。
で、最近はずっと普通のリングノートに、頭から順にメモをしていって、それに見出しをつけたり、目次をつけたり、索引を付けたりして、活用してたんです。
でも、そういう風にリングノートのような「綴じ手帳」というか頭から順に書いていくしかないシーケンシャルな「綴じられたノート」を使ってると、やはり分冊をどうしてもしたくなるんですね。あるていど、ボリュームがありながらも別項目である、というメモ内容が出てきてしまうんです。
単純に言うなら、仕事用とプライベート用というような事でしょう。
こういう項目を、まぜこぜに書いてしまうと、やっぱり後で見返すときに、すごく効率が悪いんですね。
なので、専用ノートを2冊にして、別々に書くとかし始めたんです。
が。
そういう事をしてると、もうね、ものすごい数のノートが必要になってくるんです。何せ私、サイズはいろいろですけど、綴じノートを常時4冊持ち歩いてますから。(ちなみにスケジュール用の手帳とは別に、です。)
さすがにね、これはちょっとイヤだなぁと。
なんとかならんかなぁと。
で、バインダーノートとかに戻ろうかなぁとも考えてたんですけど、やっぱり、リングノートの機動性を知っていると、バインダーノートは、ちと不便に思っちゃうんですね。
なので、このツイストリング・ノートを見たとたんに、「おお、これよ、これ!これが欲しかったのよ!」という感じで一目惚れしてしまいました。
特に気に入ったのが、リングの開閉の簡単さ。ノートを開いて、ノート自体を上下に引っ張ると、リングが開くんですね。
これが簡単なのがとっても良いのです。
この手のバインダーノートにおいて、このリング開閉の手軽さというのは、実用上の大きな大きなアドバンテージになるんです。
適当にノートの順番を並べ替えたいとか、ヒマな時にサササっと、ついやってしまうかどうかって事なんですね。
これが開閉に広い空間が必要なバインダーとか、専用道具が必要なバインダーではどうもよろしくないのですよ。
(どこのメーカーのどの製品かわかりますか? わかる人はかなりの文具ヲタクです。:笑)
この「ツイストリング・ノート」の開閉機構は、まさに理想的です。
もう、前からこういうのが欲しかったんだよなぁ。やっとできた! って感じで、とてもうれしいのであります。
が、しかし。
ここで、この商品の問題点をひとつだけ言っておきますと、このリングノートのリフィルは、実は29穴という独自規格なんですね。
「なんですとー! B5なのに26穴ではないですか!」とか言いたくなりますが、どうもこれは仕方ない事のようなんですね。
26穴の規格だと、ノートの穴の並びの上下に、「穴のない部分」というのが、どうしてもできてしまいます。そうすると、そこに紙の不安定な部分ができるので、紙がひっかかりやすくて、その分リング経を大きくせねばならず、こういう薄い、普通のリングノート風の製品にはならないみたいなんですね。
ならしょうがないよな。
いいよ、別に29穴でも。
って私は思うのです。
が、でも、世間では26穴が普通になってますからなぁ。
さて、世間のみなさまが、そこをどう評価するか? なんですが。
リングノートではなくて、バインダーノートが好き、という人だと、26穴のいろいろなリフィルとか使いたくなりますわなぁ。スケジュールシートとか、クリアファイルとか。
そのあたりで、幅広い人気までは得られないのかも? と思うと、廃番になって欲しくないので、ちょっと応援でメッセージを書いておきたくなったのであります。
このノートは「バインダーノート」ではなくて、「リングノート」なんですよ。まず、そこを大事に考えて欲しいですな。
僕はもう、最近ずっと、普通にリングノートを使ってきてたので、まず「ノートを気軽に取る」と言うことのためにリングノートが大切で、それを何度も読み直したり、ノートに書き加えたり、繰り返し活用すると言うことをする過程で、「ああ、頁の差し替えができたら!」と思うようになってきた、ということなんですね。
ここを大切に考えましょう。
●ノートを取る。
●読み直す。
この二点。
この二点を手軽に行うのに、とても便利だ、という事で納得してください。
で、この二点こそ、実は「紙」というものの本質を一番活かせる点なのだ、ということにも注目して欲しい。
かなり重要な事でありますので。
実は、ノートを取っておきながら「読み直し」をしない人が多いんですね。
それはもったいない。
読み直してください。
それはそれは、とても効果があります。
それがわかると、このツイストリング・ノートの良さが実感できるようになるはずです。
読み直しをして始めて、「整理の必要性」に気付くんですから。
ここ、かなり重要な事です。
あと、ノートに関しては
●保管
ということがありまして、これはこのノートの場合だと、関連したリフィルだけを抜き出して2穴ファイルに綴じるとかするのが手軽で良い方法なのかも、とは思うのですが、私的には、
●テーマの数だけ、ツイストリング・ノートを買う。
という方法を提唱したいですな。
これはどういう事かというと、国語・理科・算数のノートを取るなら、3冊のノートを買い、学校に持っていくのは1冊だけ。そこにいろいろ書いて、帰宅後、他のノートと、
●リフィルを同枚数交換する。
という事をやれば良いのだと思うのですよ。
わかります?これ。
つまり今日、理科で2枚ノートを使ったら、自宅に帰って理科用ノートに2枚バインドするわけですが、同時に理科用ノートからリフィルを2枚抜いて、学校に持っていく用のノートに補充するわけです。
こうすると、補充と整理が一度にできるし、頁が増えてきてノートがめくりにくいとかの不便もでません。
ごく普通の「綴じノート」の場合、ずっと一冊にいろいろ書いてきて、一冊使い切ったら、新しいノートを買うんですけど、こういう具合に「同数枚交換」というやり方にすると、その普通のノートの管理の仕方と同じ環境で、ノート整理ができるんですよね。
そういう意味でも、これはいいなぁと思ってるのです。
あと、バインダーノートだと、つい「片面使い」になりがちなんですが、そこもあまり考えずに、リフィル両面でもいいなぁと思ってます。それこそ、分冊したノートを何冊も持ってるようなつもりなら、別に多少シーケンシャルなところが出てきても、それはOKだなぁと。
それこそ、目次とか索引とか、あとから追加するのもラクラクなわけですから。
あんまり気にしなくていいやと。
まぁ、そんなわけで、いろいろ書きましたが、このノートはなかなか面白いです。LIHIT LAB って大阪の会社ですしね。大阪人としては応援したいです。
おすすめです。
09.09.18:追記-----------
関連記事
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/
■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/
(new!)■丈夫なインデックス 686S は、バインダーノートの「新規フォルダ作成ツール」だ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910161118038728/
■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/
■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/
■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/
----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/
■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/
この間から、ノートテイキングに関する話を続けてますが、実は、最近使ってるノートで、大のお気に入りのノートがあるのです。
それは、LIFEのN91というノート。
●LIFE/リングノートのページ
http://www.life-st.jp/productn02.html
●ここの通販のページの方が写真も豊富でわかりやすい
http://www.delta-net.jp/SHOP/N91.html
サイズが小さくてB6です。(同デザインでA5サイズ[N90]も出てますが。)
このサイズがまずお気に入りでして。
実はB6というのはノートとしてはかなり小さいんです。通常はA5が多い。
でも、A5サイズのノートというのは、普段持ち歩くのには、意外に大きいんですね。
というのも、各種のビジネス書などは、一般的にB6サイズなのです。だから、A5サイズのノートだと、ノートの方が大きくて本と一緒に持ち歩くには向かないんですね。
でも、このノートは一般的な書籍と同じサイズなので、本と一緒に持ち歩くのに便利なんです。つまり、本の内容をノートを取るのに都合が良いわけです。
で、もうひとつのお気に入りが、方眼だ、ということ。方眼だと、縦のラインを取りたいときに、すごく便利なんですよ。桁落しして項目出しするとか、そういう時にピタッと揃って気持ち良いのです。
文章的なメモではなくて、キーワードを書き付けて行きたい時とかには、こっちが便利なんですね。
で、もうひとつ好きなのが「ポケット付き」ということ。なんでもないことなんですが、ちょっとした紙の端切れとかを仮保存とかできてありがたいんですね。ネットの情報をプリントして紙を折って保管し、必要項目だけ転記して捨てるとか、あるいはハガキ・郵便のたぐいで、ちょっと保管しないといけないものや、支払い用紙とかを仮保存するのに使ったりしてます。
このポケットが薄いのですが、それがまた良いのですね。すぐ膨らむから、挟んだモノをすぐに処理するようになるのです。
で、このノートを使って、先日紹介した、「思考ノート」の本、
●ノートは再読することが大事。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
に書かれているやり方を応用してるわけです。
アイディアを書き、時折読み返しては書き足し、思索を深めるというか。
そういう作業をするには、「お気に入り」のノートであるって事が、けっこう大事なんですよね。
で、昔から僕はリングノートが好きでよく使ってるんです。リングノートは折り返して使えるのが便利でねぇ。
それと表紙がある程度の固さのある紙であること、というのも重要で。ようは「下敷き」が欲しいんですね。これなら立ったままでもメモできるし、電車の中でメモしたりするにも便利なんですよ。
そんなこんなで、いまは、この思索ノート用途に一冊、日記用に一冊、英語ノート用に一冊、夢日記(睡眠時の夢ね。)に一冊と4冊も使ってるんですよ。
3冊は自宅に置いたまま、ですが、小さいので普段持ち歩いて使うのに、もっとも向いてるように思いますね。どこに持って行くのにも便利ですし。
しかも、このノートは、本文用紙90枚、ページ数で言うと180頁もあるんで、まぁ半年や一年はゆうに使えると思うのですよ。
仕事用にはモレスキンのルールド・ラージを使ってるんですが、
http://www.moleskine.co.jp/moleskine-ruled-notebook-large
これが240頁で、だいたい1年で使い切ります。
こっちのN91の方はプライベートな発想とか、覚え、あるいは読書ノートとかに使うだけなので、まぁ180頁あれば1年は充分に使えるなぁと。
ということで、たまにはこういう「モノ」の紹介も良いかな? と思って書いてみました。
ともあれ、N91はお勧めであります。ぜひお近くの文具店で注文して取り寄せてくださいませ。(お店に置いておいて欲しいのですよ、私は。ネットで買うのじゃなくて。このノートは、そういうノートだと思うのであります。)
ではでは。
それは、LIFEのN91というノート。
●LIFE/リングノートのページ
http://www.life-st.jp/productn02.html
●ここの通販のページの方が写真も豊富でわかりやすい
http://www.delta-net.jp/SHOP/N91.html
サイズが小さくてB6です。(同デザインでA5サイズ[N90]も出てますが。)
このサイズがまずお気に入りでして。
実はB6というのはノートとしてはかなり小さいんです。通常はA5が多い。
でも、A5サイズのノートというのは、普段持ち歩くのには、意外に大きいんですね。
というのも、各種のビジネス書などは、一般的にB6サイズなのです。だから、A5サイズのノートだと、ノートの方が大きくて本と一緒に持ち歩くには向かないんですね。
でも、このノートは一般的な書籍と同じサイズなので、本と一緒に持ち歩くのに便利なんです。つまり、本の内容をノートを取るのに都合が良いわけです。
で、もうひとつのお気に入りが、方眼だ、ということ。方眼だと、縦のラインを取りたいときに、すごく便利なんですよ。桁落しして項目出しするとか、そういう時にピタッと揃って気持ち良いのです。
文章的なメモではなくて、キーワードを書き付けて行きたい時とかには、こっちが便利なんですね。
で、もうひとつ好きなのが「ポケット付き」ということ。なんでもないことなんですが、ちょっとした紙の端切れとかを仮保存とかできてありがたいんですね。ネットの情報をプリントして紙を折って保管し、必要項目だけ転記して捨てるとか、あるいはハガキ・郵便のたぐいで、ちょっと保管しないといけないものや、支払い用紙とかを仮保存するのに使ったりしてます。
このポケットが薄いのですが、それがまた良いのですね。すぐ膨らむから、挟んだモノをすぐに処理するようになるのです。
で、このノートを使って、先日紹介した、「思考ノート」の本、
●ノートは再読することが大事。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/
に書かれているやり方を応用してるわけです。
アイディアを書き、時折読み返しては書き足し、思索を深めるというか。
そういう作業をするには、「お気に入り」のノートであるって事が、けっこう大事なんですよね。
で、昔から僕はリングノートが好きでよく使ってるんです。リングノートは折り返して使えるのが便利でねぇ。
それと表紙がある程度の固さのある紙であること、というのも重要で。ようは「下敷き」が欲しいんですね。これなら立ったままでもメモできるし、電車の中でメモしたりするにも便利なんですよ。
そんなこんなで、いまは、この思索ノート用途に一冊、日記用に一冊、英語ノート用に一冊、夢日記(睡眠時の夢ね。)に一冊と4冊も使ってるんですよ。
3冊は自宅に置いたまま、ですが、小さいので普段持ち歩いて使うのに、もっとも向いてるように思いますね。どこに持って行くのにも便利ですし。
しかも、このノートは、本文用紙90枚、ページ数で言うと180頁もあるんで、まぁ半年や一年はゆうに使えると思うのですよ。
仕事用にはモレスキンのルールド・ラージを使ってるんですが、
http://www.moleskine.co.jp/moleskine-ruled-notebook-large
これが240頁で、だいたい1年で使い切ります。
こっちのN91の方はプライベートな発想とか、覚え、あるいは読書ノートとかに使うだけなので、まぁ180頁あれば1年は充分に使えるなぁと。
ということで、たまにはこういう「モノ」の紹介も良いかな? と思って書いてみました。
ともあれ、N91はお勧めであります。ぜひお近くの文具店で注文して取り寄せてくださいませ。(お店に置いておいて欲しいのですよ、私は。ネットで買うのじゃなくて。このノートは、そういうノートだと思うのであります。)
ではでは。
1年で1000件の発想を書こう ポケット・アイデアマラソン手帳’06
2005年10月28日 ●ノート・文具
ISBN:4774124737 文庫 樋口 健夫 技術評論社 2005/09/23 ¥1,029
えー、最近ミクシィでこの手帳の著者の樋口さんとお知り合いにならせていただいた。感激である。
樋口さんは、「アイディアマラソン」の提唱者である。毎日一個とか二個とかアイディアを出すことを自分の課題として、それを毎日繰り返しましょう、という提案である。
私は、これを素晴らしいと思うのだ。
良い発想があると、昨日まで不可能に思えていたことが、誰にでも出来る簡単な事になったりする。未来が開ける。
基本的に、樋口さんの提案しているのは、そういう方向性での「アイディア」なのだ。
もう前々から、何冊も樋口さんの書籍は読ませてもらっているが、その膨大なアイディアから、生まれてくる、なんて言うのかな、生きるための前向きな力みたいなのが、すごく好きだ。
で、一時期、僕もマネして毎日発想をメモしてたのだけれど、これがどうにも続かなかった。バインダー手帳であるシステムダイアリーで、一件一枚のカードでやったのが失敗の元だったんだねぇ。
読み直しはしにくいわ、場所はくうわ、全然良くなかった。
で、今年はその樋口さんが監修して、まさに「アイデアマラソン」専用の手帳が発売された。
これがなかなかにいい。見開きで14個、一冊で最大千個のアイディアが書けるようになっているうえに、スケジュール帳としてもつかえるというものなのだ。
こりゃいいやと思って使いはじめてるけど、なかなか快適。
それはそれとして。
まぁ、あれだね。腹立つこともいろいろあるけど、腹立ててるヒマがあったら、発想をひねり出すという作業をいくつもやるほうが健全だわね。
そう思った。
前向きに行こう。前向きに。
えー、最近ミクシィでこの手帳の著者の樋口さんとお知り合いにならせていただいた。感激である。
樋口さんは、「アイディアマラソン」の提唱者である。毎日一個とか二個とかアイディアを出すことを自分の課題として、それを毎日繰り返しましょう、という提案である。
私は、これを素晴らしいと思うのだ。
良い発想があると、昨日まで不可能に思えていたことが、誰にでも出来る簡単な事になったりする。未来が開ける。
基本的に、樋口さんの提案しているのは、そういう方向性での「アイディア」なのだ。
もう前々から、何冊も樋口さんの書籍は読ませてもらっているが、その膨大なアイディアから、生まれてくる、なんて言うのかな、生きるための前向きな力みたいなのが、すごく好きだ。
で、一時期、僕もマネして毎日発想をメモしてたのだけれど、これがどうにも続かなかった。バインダー手帳であるシステムダイアリーで、一件一枚のカードでやったのが失敗の元だったんだねぇ。
読み直しはしにくいわ、場所はくうわ、全然良くなかった。
で、今年はその樋口さんが監修して、まさに「アイデアマラソン」専用の手帳が発売された。
これがなかなかにいい。見開きで14個、一冊で最大千個のアイディアが書けるようになっているうえに、スケジュール帳としてもつかえるというものなのだ。
こりゃいいやと思って使いはじめてるけど、なかなか快適。
それはそれとして。
まぁ、あれだね。腹立つこともいろいろあるけど、腹立ててるヒマがあったら、発想をひねり出すという作業をいくつもやるほうが健全だわね。
そう思った。
前向きに行こう。前向きに。
いやー、机上快適化計画。
効果ありますなー。
いままでずーっとほったらかしにしてたDMの整理をザザザザザーとやってしまいました。
紙の書類の整理って、机が広いとラクだわー、やっぱし。
封筒型DMの中を開けて、書類を広げる。適当に分類して、必要なものだけ、A4サイズの透明ポケットバインダーに移す。
あとは全部捨てる。
おしまい。
あーラク。
あー快適。
何やってたんやろ、ほんまに。
この12年間。
とほほ。
効果ありますなー。
いままでずーっとほったらかしにしてたDMの整理をザザザザザーとやってしまいました。
紙の書類の整理って、机が広いとラクだわー、やっぱし。
封筒型DMの中を開けて、書類を広げる。適当に分類して、必要なものだけ、A4サイズの透明ポケットバインダーに移す。
あとは全部捨てる。
おしまい。
あーラク。
あー快適。
何やってたんやろ、ほんまに。
この12年間。
とほほ。
机の快適化計画は、まだ止まらない。
今日は先週注文しておいた大判のカッティングマットが届いていたので、受け取りに行き、机の上に敷く。
私、ドデカイ合板に脚をつけただけのとんでもない机を仕事用に使ってますので、テーブルの表面が木目でガタガタしとるんですよ。なので、前前から机の上にカッティングマットを敷いて、紙の作業とかを気軽にやれるようにしたかったんですね。
で、それがどれくらい前からかというと…。
12年。
何をしてたんだ、ワシ。
本当に仕事してたんか、ワシ。
で、なんでいまごろなんだ、ワシ。
自分でも、よーわからん状況であることに、あらためて気付いてしまったような今日このごろではある。
今日は先週注文しておいた大判のカッティングマットが届いていたので、受け取りに行き、机の上に敷く。
私、ドデカイ合板に脚をつけただけのとんでもない机を仕事用に使ってますので、テーブルの表面が木目でガタガタしとるんですよ。なので、前前から机の上にカッティングマットを敷いて、紙の作業とかを気軽にやれるようにしたかったんですね。
で、それがどれくらい前からかというと…。
12年。
何をしてたんだ、ワシ。
本当に仕事してたんか、ワシ。
で、なんでいまごろなんだ、ワシ。
自分でも、よーわからん状況であることに、あらためて気付いてしまったような今日このごろではある。