911から6年だそうです。
まぁ恐ろしいことに、あの911の出来事は、「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」とする見方が、日々強まってきているようですね。
当初、あの出来事をニュースで知らされたときに、真っ先に思ったのは「ああ、アメリカに乗せられて、攻撃しちゃったバカな過激派が出てしまったんだな。」でした。
すでに日本の真珠湾攻撃自体、アメリカの「かかってこんかい!」という謀略であったことが、あの時点でほぼ明らかになってましたから、僕の意見としては「乗せられたらアカンのや」でありました。
当時はまだまだ、こういう「謀略」自体をおおっぴらに書くという事自体、抵抗のある状態だったので、はっきりとは書かなかった事が多いのですが、それでも概略「乗せられたらあきませんがな」というスタンスで、なおかつ今も基本的にはスタンスは変ってません。
戦争というのは、喧嘩と同じで先に手を出した方が痛い目を見ます。で、ずるがしこい奴らは、そこのところを熟知していて、弱い相手をいたぶって、いたぶって、窮鼠猫を噛むという状態まで追い込んでから、手を出してきたときに。「おお、お前、殴ったな」と、そこから本気で殴りかかりに来るわけです。
これが、単なる言いがかりでない証拠は、真珠湾攻撃のその日に、当時のアメリカのルーズヴェルト大統領が執務室で補佐官や夫人とともに、「日本軍の真珠湾攻撃の無線」を盗聴しながら、「やったぞ、これで参戦できる!」と小躍りしていたという事が明らかになってたからです。
つまり、ルーズベルトは日本がアメリカを攻撃することを仕組んでいて、それに乗せられた日本が真珠湾攻撃をかけてきたのをニヤニヤと笑いながら観戦していたという恐ろしい事実があるという事なのです。
だからね、私は訳もわからず「アメリカ大嫌いだ」とか言う人間が嫌いなんです。「そういう具合に大嫌いだ!と思わせるように、向こうが仕組んでるのかも知れないよ、という事も考えないといけないんですね。国民感情の扇動って事まで、きゃつらはちゃんと計算に入れてやってるわけですから。
「そんなに単純に載せられてどうすんねん。あほか、お前は。」って思う。それが乗せられて攻撃してしまった日本人が一番に心に刻んでおくべき事だと、僕は思ってたわけです。当時から。
だから911の時に一番印象的だったのは、イスラム圏の人間が「神が奇跡を起こされた!」と小躍りしてる人の映像だったのです。
「まぁ、大喜びするわなぁ。そうなるようにずっといじめてるわけやから。で、あの飛行機を乗っ取った人間は、金も力も持たず、ハイジャックという小さな力だけで、アメリカに一矢を放ったんやから、大英雄って事になるわなぁ。」
とは思ったわけです。
「アメリカに乗せられてるだけやのに、そんなに大喜びして、ええんか?」
という気持ちでした。
(ところが、小林よしのりは、アメリカのそういう裏の策略があることもわかっていながら、反米の態度をより強くアピールしてたのですよね。あの辺がちょっとわからん。そういう裏を知らずに反米!って言ってるだけなら、単なるパァーだから、まぁしゃーないと思うのだけど。)
で、です。
この「ルーズベルトが真珠湾攻撃の知らせを聞いていた」という報道がどこから出てきたかというと、実はこれが、当のアメリカなわけですよ。
アメリカでは、情報公開法っていうのがあって、どんな高度な国家機密に属する情報でも、「これこれこういう資料があるはずだから、探して出してこい」と言われたら出さねばならないという法律があるわけです。当然、国家機密ですから、機密年限というのが決められていて、その最大期限が確か50年だったはずです。
で、50年以上たったからこそ、真珠湾攻撃の日の「大統領の一日の行動記録」が、公開請求できるようになったわけです。
それまでは、「なぜ、日本軍の真珠湾攻撃をアメリカ政府当局は察知できなかったのか?」という政府批判が出ても、当時の大統領の行動が公開されてなかったからわからなかったというわけです。
で、その批判派の米国の記者が、公開法でオープンになってから、当時の記録を見せろと請求して、それでこの事実はあきらかになったわけです。
だから戦争の本当の姿は、実は50年も経ってから、やっと本当の事がわかるようになるし、それが本当にキチンとわかるのは、決して日本人の愛国者からではなくて、アメリカ人の記者からなのだ、という事は頭にキチンと入れておかなければいけないのです。
日本の浮世絵だって、アメリカとかヨーロッパの美術愛好家がいたから再評価されたに過ぎないのです。あんなあっという間に色あせてしまうものを、状態良く保存するという発想自体が日本人にはないのです。その時、その瞬間だけを生きてるチキンヘッドが日本人なんだという事を痛感しておかなければいけない。
で、911の当時は、僕の勉強の程度だと「ああぁ、アメリカに乗せられたアホな過激派が突っ込んでしまいよった」でしかなかったのですが、そういう見方自体が甘かったのだと思い知らされたのが「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」という見方でした。
「そうか。そらそうだよなぁ。」
と改めて自分の見方の甘さを痛感したのです。
ようは、戦争というのは巨大な在庫処分です。とにかくどこかで計画的に引き起こされねばならない。
冷蔵庫の食べ物にかけるラップというものがありますが、あれを作る機械は、それこそ大きなビル一棟くらいのサイズがあって、それが市場ニーズには関係なく、毎日自動的にラップを生み出し続けているんですね。
我々の日常を支えている、そんな小さな商品ですら、そういう「止められない経済機構」として動いていて、その頂点にいてる巨大コングロマリットの親方たちは、とにかく在庫処分のために戦争を起こしたいというのが日常の感覚になってるはずなのです。
新たな市場を生み出すより、都市を潰して復興するというのが一番手っ取り早い「市場ニーズの創出」なわけです。だから戦争を起こす場所なんてどこだっていいのだ。とりあえず逆らってくれるアホな民族がいたら、そこを対象にすればいいだけの事で。
そういう「カモ」にされないように我々は気をつける必要があって、だから「テロはいけない」とかアメリカがお題目を唱えていたら、そういうお題目をキチンと守って無茶な攻撃をかけられないようにしないといけないのです。面従腹背。背に腹は代えられず、って事です。
そういう事だから、911にしても、そんな小さなテロ組織の、どう転んでいくか分らない無秩序な仕掛けに頼っただけで起きたはずはなかったのですね。冷静に考えてみれば。
たとえばイラク戦争にしても、「イラクは大量破壊兵器の保有を過去公言し、かつ現在もその保有の可能性が世界の安保環境を脅かしている」とかが戦争をはじめる理由として語られてましたが、そんなものは何もわかってない一般民衆向けの表面的な理由でしかないのは、はじめから分っている事なのです。
だって、戦争を始めようと思ったら、実は基地の移動からはじめないといけないんですよ。補給ルートを最適に確保しなくては勝つことなぞできるわけもないんですから。そして、その基地の移動というのは、国を超えて行われるわけですから、超高度な政治的取引とともに半年以上、ともすれば三年も四年も前から交渉されなければ無理なわけです。
で、実際、大量破壊兵器がうんぬんと言われるより前から、アメリカ軍の基地の移動というのは行われていたわけです。軍事オタクとかは「なんで基地の移動があるのかしらねぇ」としか思わないけれども、そのあたりを総合的に見る人から見れば「あ、そういうことか」と最初から見えていることな訳です。
戦争が起これば、何兆円、何十兆円というお金が取引されます。関わる企業も半端ではない。だから計画は綿密に、何年も前から、二十年とかの時間を平気でかけて行われるらしいな、というのが、この数年で僕にも着実に分ってきたことです。
日本の真珠湾攻撃にしても、アメリカの意志を受けたスパイとも言うべき人間が、日本の軍の中にいてて、そいつが指揮をしたという可能性もある。というか、かなり高い。山本五十六自体があやしいという人もいてますからね。
で、「世間の声」っていうのもアテにならないんですね。たとえば、どこの国でも新聞とかテレビとかの大手マスコミは、一番すぐれた記者をアメリカの大学とかに留学させるわけですが、そこで洗脳されて帰ってくるってパターンも多いんですね。だから、マスコミ自体がすでに操作されてる部分があるのです。「風潮」なんてすぐにつくられる。
実際、郵政選挙の時なんて、マスコミはほとんと「郵政イエス」の情報しか流さなかった。多分、お偉いさんたちが、「今回は郵政の仕組みをキチンと解説するというような、政治に詳しい人に向けた報道ではなく、郵政イエスかノーかという国民全体の意志の確認が大切だ。だから内容には触れずに、みんなが選挙に参加するような番組にしよう」とか分ったような事を言ってたに違いないのです。だって郵政民営化の具体的な問題点とか、全然マスコミに出なかったもんね。で「小泉を出しておけば視聴率は取れる」だけだったもの。
それも結局は500兆円という郵貯の資金という大きなお金がからんでいたからなわけです。大金がからめば、そこまでのだましが動くという事を、私はものすごく実感してしまいました。ほんとうにあれはえげつなかった。(いまだにそういうダマシの構造に全然気付いてない人も多いですけど。)
そこまで考えれば、911も「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」とする見方が一番納得行くモノの見方だなぁって事になってくるわけです。
戦争は、資本主義経済という共同幻想を人類が共有している限り、避けられない宿痾であり、それを避けるためには、よほどの知性がなければならないって事なんだろうなぁって思うのですよ。
まぁ、今後はアメリカも力が弱くなって(というか、イラク戦争は本来ベトナム並みの50万人派兵が出来ないと成功しないはずだったのに15万人しか派兵できてなかったらしい。すでに弱り目なんだそうです。)アメリカ一辺倒でもなくなっていくのでしょうが、それでも、日本人は世界的視野に立って物事を見るとか全然出来てないし、広い視野なくして、自分たちの幸せもあり得ないと思うのですよ。
で、そんな政治とか、何も知らないと言うことなら、せめて「乗せられない」ようにすることなんだと思うのね。
「アメリカはけしからん!」とか単純に言わない。そんなん乗せられてるだけやん。それより、身近な人間とのコミュニケーションをしっかり取る。分らないことは分らないと言う。
で、何かを知っている人からは、謙虚な姿勢で、つねに学ぶ態度で接する。良い本があると教えられたら読んでみる。読めない場合は「読んでないです」と言って、それ以上語らない。読む前から拒否したりしない。
で、わからない事は「わからない」と正しく言う。別に分らない事は恥でもなんでもない。「分らない自分」を恥ずかしいと思って恥じる事こそが恥ずかしい事なんだけど、そういう大切な事を分ってない人が多すぎる。
分らないときは「わかりません」と正直に言う。
これほど強い態度はないんです。
ほんとうは。
で、簡単に「分ろう」とはしない。つねに確かめて確認する。そう簡単に納得しない。
これは、自分の思いこみを正しいと仮定しない考え方です。感情論に走らない考え方。そういう事が大事だと思うのです。物事、本当に深いから。簡単には答えなんて出ない。
だからたとえば、自分がACの人は、せめて自分がACなんだと気付くくらいの事はして欲しいとか思うのですよねぇ。ACのままだと、それこそ騙され方が本当にひどくなるから。自分が悪い事でもアメリカが悪いとか言ってしまうとかするし。うーむ。
ま、ほんとに、テレビだけ見ててもダメだってことですね。はい。
まぁ恐ろしいことに、あの911の出来事は、「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」とする見方が、日々強まってきているようですね。
当初、あの出来事をニュースで知らされたときに、真っ先に思ったのは「ああ、アメリカに乗せられて、攻撃しちゃったバカな過激派が出てしまったんだな。」でした。
すでに日本の真珠湾攻撃自体、アメリカの「かかってこんかい!」という謀略であったことが、あの時点でほぼ明らかになってましたから、僕の意見としては「乗せられたらアカンのや」でありました。
当時はまだまだ、こういう「謀略」自体をおおっぴらに書くという事自体、抵抗のある状態だったので、はっきりとは書かなかった事が多いのですが、それでも概略「乗せられたらあきませんがな」というスタンスで、なおかつ今も基本的にはスタンスは変ってません。
戦争というのは、喧嘩と同じで先に手を出した方が痛い目を見ます。で、ずるがしこい奴らは、そこのところを熟知していて、弱い相手をいたぶって、いたぶって、窮鼠猫を噛むという状態まで追い込んでから、手を出してきたときに。「おお、お前、殴ったな」と、そこから本気で殴りかかりに来るわけです。
これが、単なる言いがかりでない証拠は、真珠湾攻撃のその日に、当時のアメリカのルーズヴェルト大統領が執務室で補佐官や夫人とともに、「日本軍の真珠湾攻撃の無線」を盗聴しながら、「やったぞ、これで参戦できる!」と小躍りしていたという事が明らかになってたからです。
つまり、ルーズベルトは日本がアメリカを攻撃することを仕組んでいて、それに乗せられた日本が真珠湾攻撃をかけてきたのをニヤニヤと笑いながら観戦していたという恐ろしい事実があるという事なのです。
だからね、私は訳もわからず「アメリカ大嫌いだ」とか言う人間が嫌いなんです。「そういう具合に大嫌いだ!と思わせるように、向こうが仕組んでるのかも知れないよ、という事も考えないといけないんですね。国民感情の扇動って事まで、きゃつらはちゃんと計算に入れてやってるわけですから。
「そんなに単純に載せられてどうすんねん。あほか、お前は。」って思う。それが乗せられて攻撃してしまった日本人が一番に心に刻んでおくべき事だと、僕は思ってたわけです。当時から。
だから911の時に一番印象的だったのは、イスラム圏の人間が「神が奇跡を起こされた!」と小躍りしてる人の映像だったのです。
「まぁ、大喜びするわなぁ。そうなるようにずっといじめてるわけやから。で、あの飛行機を乗っ取った人間は、金も力も持たず、ハイジャックという小さな力だけで、アメリカに一矢を放ったんやから、大英雄って事になるわなぁ。」
とは思ったわけです。
「アメリカに乗せられてるだけやのに、そんなに大喜びして、ええんか?」
という気持ちでした。
(ところが、小林よしのりは、アメリカのそういう裏の策略があることもわかっていながら、反米の態度をより強くアピールしてたのですよね。あの辺がちょっとわからん。そういう裏を知らずに反米!って言ってるだけなら、単なるパァーだから、まぁしゃーないと思うのだけど。)
で、です。
この「ルーズベルトが真珠湾攻撃の知らせを聞いていた」という報道がどこから出てきたかというと、実はこれが、当のアメリカなわけですよ。
アメリカでは、情報公開法っていうのがあって、どんな高度な国家機密に属する情報でも、「これこれこういう資料があるはずだから、探して出してこい」と言われたら出さねばならないという法律があるわけです。当然、国家機密ですから、機密年限というのが決められていて、その最大期限が確か50年だったはずです。
で、50年以上たったからこそ、真珠湾攻撃の日の「大統領の一日の行動記録」が、公開請求できるようになったわけです。
それまでは、「なぜ、日本軍の真珠湾攻撃をアメリカ政府当局は察知できなかったのか?」という政府批判が出ても、当時の大統領の行動が公開されてなかったからわからなかったというわけです。
で、その批判派の米国の記者が、公開法でオープンになってから、当時の記録を見せろと請求して、それでこの事実はあきらかになったわけです。
だから戦争の本当の姿は、実は50年も経ってから、やっと本当の事がわかるようになるし、それが本当にキチンとわかるのは、決して日本人の愛国者からではなくて、アメリカ人の記者からなのだ、という事は頭にキチンと入れておかなければいけないのです。
日本の浮世絵だって、アメリカとかヨーロッパの美術愛好家がいたから再評価されたに過ぎないのです。あんなあっという間に色あせてしまうものを、状態良く保存するという発想自体が日本人にはないのです。その時、その瞬間だけを生きてるチキンヘッドが日本人なんだという事を痛感しておかなければいけない。
で、911の当時は、僕の勉強の程度だと「ああぁ、アメリカに乗せられたアホな過激派が突っ込んでしまいよった」でしかなかったのですが、そういう見方自体が甘かったのだと思い知らされたのが「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」という見方でした。
「そうか。そらそうだよなぁ。」
と改めて自分の見方の甘さを痛感したのです。
ようは、戦争というのは巨大な在庫処分です。とにかくどこかで計画的に引き起こされねばならない。
冷蔵庫の食べ物にかけるラップというものがありますが、あれを作る機械は、それこそ大きなビル一棟くらいのサイズがあって、それが市場ニーズには関係なく、毎日自動的にラップを生み出し続けているんですね。
我々の日常を支えている、そんな小さな商品ですら、そういう「止められない経済機構」として動いていて、その頂点にいてる巨大コングロマリットの親方たちは、とにかく在庫処分のために戦争を起こしたいというのが日常の感覚になってるはずなのです。
新たな市場を生み出すより、都市を潰して復興するというのが一番手っ取り早い「市場ニーズの創出」なわけです。だから戦争を起こす場所なんてどこだっていいのだ。とりあえず逆らってくれるアホな民族がいたら、そこを対象にすればいいだけの事で。
そういう「カモ」にされないように我々は気をつける必要があって、だから「テロはいけない」とかアメリカがお題目を唱えていたら、そういうお題目をキチンと守って無茶な攻撃をかけられないようにしないといけないのです。面従腹背。背に腹は代えられず、って事です。
そういう事だから、911にしても、そんな小さなテロ組織の、どう転んでいくか分らない無秩序な仕掛けに頼っただけで起きたはずはなかったのですね。冷静に考えてみれば。
たとえばイラク戦争にしても、「イラクは大量破壊兵器の保有を過去公言し、かつ現在もその保有の可能性が世界の安保環境を脅かしている」とかが戦争をはじめる理由として語られてましたが、そんなものは何もわかってない一般民衆向けの表面的な理由でしかないのは、はじめから分っている事なのです。
だって、戦争を始めようと思ったら、実は基地の移動からはじめないといけないんですよ。補給ルートを最適に確保しなくては勝つことなぞできるわけもないんですから。そして、その基地の移動というのは、国を超えて行われるわけですから、超高度な政治的取引とともに半年以上、ともすれば三年も四年も前から交渉されなければ無理なわけです。
で、実際、大量破壊兵器がうんぬんと言われるより前から、アメリカ軍の基地の移動というのは行われていたわけです。軍事オタクとかは「なんで基地の移動があるのかしらねぇ」としか思わないけれども、そのあたりを総合的に見る人から見れば「あ、そういうことか」と最初から見えていることな訳です。
戦争が起これば、何兆円、何十兆円というお金が取引されます。関わる企業も半端ではない。だから計画は綿密に、何年も前から、二十年とかの時間を平気でかけて行われるらしいな、というのが、この数年で僕にも着実に分ってきたことです。
日本の真珠湾攻撃にしても、アメリカの意志を受けたスパイとも言うべき人間が、日本の軍の中にいてて、そいつが指揮をしたという可能性もある。というか、かなり高い。山本五十六自体があやしいという人もいてますからね。
で、「世間の声」っていうのもアテにならないんですね。たとえば、どこの国でも新聞とかテレビとかの大手マスコミは、一番すぐれた記者をアメリカの大学とかに留学させるわけですが、そこで洗脳されて帰ってくるってパターンも多いんですね。だから、マスコミ自体がすでに操作されてる部分があるのです。「風潮」なんてすぐにつくられる。
実際、郵政選挙の時なんて、マスコミはほとんと「郵政イエス」の情報しか流さなかった。多分、お偉いさんたちが、「今回は郵政の仕組みをキチンと解説するというような、政治に詳しい人に向けた報道ではなく、郵政イエスかノーかという国民全体の意志の確認が大切だ。だから内容には触れずに、みんなが選挙に参加するような番組にしよう」とか分ったような事を言ってたに違いないのです。だって郵政民営化の具体的な問題点とか、全然マスコミに出なかったもんね。で「小泉を出しておけば視聴率は取れる」だけだったもの。
それも結局は500兆円という郵貯の資金という大きなお金がからんでいたからなわけです。大金がからめば、そこまでのだましが動くという事を、私はものすごく実感してしまいました。ほんとうにあれはえげつなかった。(いまだにそういうダマシの構造に全然気付いてない人も多いですけど。)
そこまで考えれば、911も「爆発物をビル各所に仕掛けた制御解体による米国政府の自作自演」とする見方が一番納得行くモノの見方だなぁって事になってくるわけです。
戦争は、資本主義経済という共同幻想を人類が共有している限り、避けられない宿痾であり、それを避けるためには、よほどの知性がなければならないって事なんだろうなぁって思うのですよ。
まぁ、今後はアメリカも力が弱くなって(というか、イラク戦争は本来ベトナム並みの50万人派兵が出来ないと成功しないはずだったのに15万人しか派兵できてなかったらしい。すでに弱り目なんだそうです。)アメリカ一辺倒でもなくなっていくのでしょうが、それでも、日本人は世界的視野に立って物事を見るとか全然出来てないし、広い視野なくして、自分たちの幸せもあり得ないと思うのですよ。
で、そんな政治とか、何も知らないと言うことなら、せめて「乗せられない」ようにすることなんだと思うのね。
「アメリカはけしからん!」とか単純に言わない。そんなん乗せられてるだけやん。それより、身近な人間とのコミュニケーションをしっかり取る。分らないことは分らないと言う。
で、何かを知っている人からは、謙虚な姿勢で、つねに学ぶ態度で接する。良い本があると教えられたら読んでみる。読めない場合は「読んでないです」と言って、それ以上語らない。読む前から拒否したりしない。
で、わからない事は「わからない」と正しく言う。別に分らない事は恥でもなんでもない。「分らない自分」を恥ずかしいと思って恥じる事こそが恥ずかしい事なんだけど、そういう大切な事を分ってない人が多すぎる。
分らないときは「わかりません」と正直に言う。
これほど強い態度はないんです。
ほんとうは。
で、簡単に「分ろう」とはしない。つねに確かめて確認する。そう簡単に納得しない。
これは、自分の思いこみを正しいと仮定しない考え方です。感情論に走らない考え方。そういう事が大事だと思うのです。物事、本当に深いから。簡単には答えなんて出ない。
だからたとえば、自分がACの人は、せめて自分がACなんだと気付くくらいの事はして欲しいとか思うのですよねぇ。ACのままだと、それこそ騙され方が本当にひどくなるから。自分が悪い事でもアメリカが悪いとか言ってしまうとかするし。うーむ。
ま、ほんとに、テレビだけ見ててもダメだってことですね。はい。