また小泉君の話。
どうも、ここ最近の動向を見ると、株価も上がっているし「景気回復目前」というのが大方の見方のようなのである。

そうかなぁ。
どう考えても、そうは思えないんだよなぁ。

仮にあるとしたら「どのみちうまく行かないんだから戦争で景気浮揚させて、戦時特例で借金もちゃらでやり直す。」ってな方向だけだと思うのだが。

どうもアメリカが中国と戦争したがっていて、その策略に小泉君が無節操に乗ってるだけにしか見えん。

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小泉君が首相になった時、すでに日本では「失われた10年」という言い方で経済の低調が課題になっていたのである。もう低調なまま16年だ。

これは世界的傾向なのだから仕方ないという話もあるが、私はそうは思わない。
日本ほど大きな図体になってしまった国は日々、年々「投資」が必要なのである。「投資」はどんな企業にも必要だし、個人にも必要なものなのだ。

「将来を見越して基盤となるものに投資する。」

これをやっていなかったから経済の不調が起きたのだ。と、私は思っている。このあたりは、一個人の成長を見ていてつくづく思うことでもある。ちょっとずつでも勉強を続けてる人間は自分に「投資」をしているということで、10年経つと、全然見違えるようになる。

貯金だってそうだし、道路などのインフラだってそうだ。

で、バブル時期の日本は、その「将来を見越して基盤となるものに投資する」ということがズレてしまっていたのだと思う。

たとえて言うなら東京や大阪にムダに華美なイレモノを作ったり、ド田舎に必要もないダムを造ったり、ということだ。

これは、「焦点がぼけていた」「ずれていた」ということであって、公共投資すべてが悪いわけではないとつくづく思うのである。

最近、田舎に取材に行くことが多いのだが、高速道路などは、もっと田舎にも作るべきである。これは生活のインフラになって経済発展に寄与するはずだ。下水道完備だって必要なところは多い。こういうものは本当に無駄なく精査して「投資」すれば、結果として経済に貢献したはずなのだ。

それから、知恵や知識に対する投資。これも国が大きく旗を振って進めるべき方向だったはずだ。今年のライブドアとフジテレビの問題など、この10年以上も国がまともな法律を作りもせずに放置していたから起きた出来事と言って過言ではない。

「甘アマの法律」というのは、ハゲタカファンドには実においしい獲物なのであって、そこをキチンとしていなかった日本の立法府の甘さが、あの事件のすべてだと思うのだ。

私が長くおつきあいしている、ある企業は、もうこの10年の間、次々に企業買収をして、企業規模を大きくして、国際競争で生き残れる体質に転換を続けて来た。自前で企業体質を転換するのはあまりに時間がかかりすぎる。買収で技術やノウハウが手にはいるなら願ったりかなったりというものなのである。

しかしこれは結婚と同じで、会社同士の相互補完性というようなものが、どちらから見ても明確でないと、なかなかうまくいかない。たまたま私のおつきあいのある会社はうまくそれをこなされたので、いまでは調子いいですが。

こういうM&Aにしたって、日本の会社が海外の会社を買っている例だ。そういうのはもっと出てきて良い。日本国内で言うなら、二代目をうまく育てられなかった中小企業は「会社を売る」という手段があるということも考えても良いはずなのだ。

しかしそういう事柄自体を、日本人全体が「当然のこと」として受け入れられるように、もっと前から環境整備をしておくべきだったのに国はしなかった。特にこれらは敵対的買収のように、ムダに金だけが動いて社会の基盤を築くことに寄与しないパターンもありえるのだから、法整備が車の両輪のひとつとして不可欠なのだ。

あと、日本という国は、なんだかんだ言っても「モノづくり大国」なのである。ナノテクなどの特許技術も数多く持っていて、これを活かさない手はない。で、こういう新技術は離陸するまでに大きな困難がある。資金面や広報などで乗り越えるべき課題が出てくることが多い。

だからそのあたりを新産業育成ということで国がフォローすべきだと私は思っていたのだ。

小泉君に期待していたのは、ハコモノ行政などで、古い、投資対象として効果のない案件を既得権益として守っていた層をつぶして、「国の投資先を次世代産業に振り向ける」ことだったのだ。

少なくとも私はそうだった。

それはある意味、新しい「既得権益」ができるということで、それはまぁしゃーないやろと思っていた。

そしたらどうも、首相になってからの小泉君の発言その他が、ほんとうにダメダメだったのだねぇ。
特に国際社会での対応が素人のようだった。アメリカでおべんちゃらを言ってフランスでおべんちゃらを言って言ってることが首尾一貫してないとか。

「あー、こいつだめだな。根本的にダメだ。」と思ったのは、だいたい小泉君が首相になって半年くらいで思った。

なによりダメだったのが「米百俵」発言だった。なんだありゃ? 明確な将来ビジョンもなくて、ただ国民に我慢しろ、だけを言ったのである。

なんだ、こいつ? と私はあれで完全に失望してしまった。ビジョンのない奴はダメだよ。

結局、なんの将来像もないダメ人間で、しかも派閥としても弱小だったから、政治的に力が弱い。そこで結局、「アメリカさん」にくっついたバカである。

これを企業で言うなら、自分で会社の営業力等を伸ばして売り上げを上げることが出来なかったから、親会社に泣きついて取り繕ってもらうということをしているだけなのだ。

あかんやろ。

そういう状況というのは、冷静に見てれば分ると思うんだがなぁ。皆、そこは全然気にしないのよなぁ。なんか「小泉さん以外にいてない」とか言う。

言ったら悪いけど、頭の悪い主婦層なんかは、小泉さんの「顔」でしか選んでないもんなぁ。独身だからとかさ。

私は歴代首相の中でも実務能力の無さではナンバーワンだと思うよ。まぁテキヤのタンカバイ、ようするに口先だけでモノ売りするような小手先技術はうまいとは思うけど。

しかし、こんな小手先だけで何をやってもダメだわなぁ。

結局、小泉政権になってから、公共投資は減った。ようするにやらなくなった。ようするに経済が伸びる政策そのものをやめちゃったってことですよ。

M&Aができる人材を育てる投資とか、ナノテクを実社会に活かすための基盤作りとか、そういうのは全然やってない。やってても本当に間接的なものだけ。独立行政法人とかにしたから、全部小粒になっちゃった。

で、公務員削減はしてないわ、公務員給与の減給はしてないわ、という状態なのに、「小さい政府を実現するために福祉は切り捨て」だけはするという無茶苦茶である。違うやろ。小さい政府の「政府」は公務員の数と給料のことやっちゅうねん。おまえらの給料を福祉に回せっちゅうことやないか、アホ。

結局、いまの小泉を支えているのは、海外ではアメリカおよびユダヤ資本。つまり「親会社だのみ」であり、現場では官僚にべったりなのだ。今回の選挙の公約とか見ても、公務員が増えるようなネタばかり。

稼ぐネタを作らずに、稼げない官僚を温存して、経済が上向くと思います? 私は無理だと思うのだけど。

ま、戦争くらいしかネタはないよね。

甘く見ていた。

2005年10月25日 ■時事
最近つくづく思うのは、真に権力を持つものの力に強大さだ。

いまの小泉政権などマスコミの付和雷同と民主党のすり寄りがなければ成り立たない。

夏の政変など、あれは憲法違反である。本来なら良識あるマスコミがいっせいに「小泉、狂ったか」と書いて当然の事なのだ。だからそうなると思っていた。

しかしマスコミこそが権力に買われた犬に成り下がっていた。このあたりを甘く見ていた。

マスコミが弱くても対立政党が叩くかと思ってたら党首戦でアメリカべったりのミニ小泉みたいな前原が党首になった。だからそういう首相の憲法違反みたいなことを全然追求しない。

民主党もアメリカに買われてしまってたんだなぁと唖然とするばかりである。

これだけおかしなことが起きているのに、日本の一般大衆は何も気づかない。政府の間違いを正す役目を野党が担わず「小泉政権を越える改革をする」なんて言ってたら話にならない。政治そのものが単なる儀式にしかならないじゃないか。

そういうおかしなことをおかしいと感じない感覚は、結局、毎日毎日の積み重ねから来ていたんだなぁと思う。
マスコミが結局はずっと「小泉礼賛」をやってきたからだ。

ずっと、「ここ一番という時には、民衆はだまされずに自分の得になるほうを選ぶ」と思っていたから、ものすごい敗北感である。

権力者は小泉でもブッシュでもなく、石油流通を握るロックフェラーだろう。持ってる金の量が桁違いなんだなぁとつくづく思うだけだ。

いままで「証拠もないのにごちゃごちゃ書くのはイカン」と清廉潔白なジャーナリズムの基本に則って考えてたけど、こうもあからさまに法の精神を踏みにじったりしている現状を見ていると証拠がなくても書かなくては仕方ないという気になってきた。

マスコミも政治もコントロールできるようになってしまったら、戦争だとて計画的に起こせる。このまま行くと、反北朝鮮、反中国の風潮が自動的に作られ、アジア人同士が争って、ぶっ壊れた都市をアメリカの企業が立て直すというつまらない結果しかやってこない。

戦争はおしなべて「在庫処理」である。爆弾の在庫処理でビルを潰して、立て直して建築業の在庫も、ありとあらゆる商材の在庫処理も行える。だから簡単にはなくならないのだ。

あとはいかにその損な役割から逃げるかだ。戦争の場所など、別にどこだっていいのだ。在庫処理さえできれば。そんな損な役回りは引き受けないほうがいい。

ソ連が潰れて、アメリカが帝国になった段階で、「ああ徳川政権と一緒や」と思った。徳川帝国が誕生したときにやったのは、敵対する能力のありそうな藩のいじめであった。

なんくせつけて、従わなかったら潰すのである。それを何度か繰り返して、もう敵が出てこないようなところまで圧倒した後に参勤交代という財力の無駄遣い政策を出して、未来永劫徳川政権が続く仕組みにしてしまった。

いまのアメリカのやってることは徳川家康と一緒である。そんなもん、徳川家康の歴史を見れば簡単にわかる。

だから日本は、あの戦国時代を無事に生き延び、織田、豊臣、徳川すべての政権に仕えて、しかも権力者からのキツイ徴税にも、農業の技術改革で見事に対応し、徳川政権の中でも発言力を増して行った加賀の前田藩のようになるべきだというのが、私の基本的なスタンスだった。

日本の物作り能力には、そこまでの力があるのだ。現場の力で生き抜いてきた国民なのだから、そこでがんばるしかないだろうと思っていた。

アメリカの属国の立場はキチンと守った上で、兵役・戦役だけはうまくかわし、アメリカが弱った時に後ろからアメリカの首を絞める。そういう存在であるべきだと思ってた。

でもなぁ、最近は徳川家康も読まないんだよな、みんな。どんどんアメリカの策謀にはまっていって、それに気づかないだけ、なんだよなぁ。後ろから首を絞めるなんて発想すら持てないくらいにバカになってる。

自国がマスメディアから政治体制に至るまで、完全に握られているのに、それにも気づかずに、アメリカのイスラム圏叩きに「反対!」とか言ってたりして。よその国を見てる場合じゃないって言うのに。

ほんと、この9月の選挙結果には落ち込みました。「ここまでみんなアホやったんか」ということで。

でもどうもあきらめるにはまだはやいのかもなぁとも思う。
自民党圧勝と言っても得票数をみれば、本当に僅差なのだ。管理される属国として、いつのまにやら小選挙区制なんかを導入させられちゃったからこんな結果になったけど、まだまだ小泉以外を選ぶ人は多い。52:48くらいの差なんだよなー、得票数で見ると。

ともあれ、アメリカの石油メジャーや金融を掌握しているロックフェラーこそが帝王なのであってブッシュや小泉は手駒でしかない。そんな奴見たこともないから、「よーわからん」と思ってたが、この世の中の異常さを見るにつけ、「あやつってなかったら、こんなことは成立しない」とはっきりわかったので、もうあからさまにする。

半端じゃない資金と組織力がなければ、こんどの選挙戦みたいなことできないわなぁ。それをつくづく思った。

今回は本当にあからさまだった。郵政改革反対を唱えたものでも、「未来ビジョンがない」という理由だけだった野田聖子あたりは、なんだかんだ言っても議員生命はながらえた。

しかし、アメリカの要望をまとめた年次改革要望書の存在にまで言及し、「小泉政権はアメリカの言いなりになりすぎだ」とまっこうから反アメリカの理由を持ってきた小林こうきは、小池百合子を対立候補に持ってこられ、議員にもなれなかった上に、選挙が終わった翌日だったかに、スタッフの選挙違反で挙げられてしまったのである。

こんなもん「なんかなんくせつけておとしめてやる」ことを前提に選挙期間中ずっと監視してなきゃできんじゃろう。見せしめなんじゃないかねぇ。そうとしか思えない。ひどいもんだ。

果たしてこれが法治国家か。小室直樹じゃないけど、「すでに憲法は死んでいる」だなぁ。まったく。

ま、愚痴はやめよう。
絶望していたとしても、絶望しながら、前に向かってただ歩くのである。歩くことをやめてはいけない。それだけのことだ。
選挙後、母親にちょいと選挙の感想を聞くと、

「小泉さんも髪の毛、真っ白になってしもてなぁ。なぁ。」

と、それだけであった。

実に間抜けな意見に聞こえるが、実際には、意外に、この感想が一番するどいかもしれん。

というのは、ネットで小泉くんの演説を見たのだが、言ってることが支離滅裂なのは、もうしょうがないとして、とにかく「疲れて」いる感じなのだ。

いやまぁ選挙戦最後の日の動画だったから遊説で疲れていたというのもあるやもしらんが、とにかく覇気がない。
言ってる言葉は攻撃的なのだが、目に輝きがない。

なんなのだろう。

そう思っていたら、週刊の写真誌などに「小泉は病気ではないか」という記事が出ていた。
うむ、私もそう感じる。何やらおかしい。

まえから毎日薬を飲んでいて、高血圧だから降圧剤を飲んでいるのだ、という話になっているのだが、精神安定剤のたぐいではないかという噂も絶えない。

もしかしたら、今回の無茶苦茶な選挙への流れと自民圧勝までのシナリオは、すべてアメリカの金融界あたりが金を出してくれて、企画屋が案を出し、そのお仕着せの「物語」に、小泉自身、もう「乗る」しかなくなっていたのかもな、とは思うのだ。

もう、自分の意志で動くこともできなくなっているあやつりロボット、小泉。だから疲れている、という見方が、成り立つのではないかと私は思う。

もう線路は敷かれた。走るしかない。

踊らされる、あやつり人形としては、とにかく「役者」になりきって、演じきるしかない、ということなのかもしれない。

だいたい、小泉に元々子分はいない。
今でもいない。

山拓みたいな刎頸の友みたいなのはいるけど、それも愚痴聞き役みたいなもんで別に心底フォローするわけでもないようだ。

幹事長の武部なんて、「はい、はい」と言うこと聞くだけのバカだし。まぁアメリカの言うこと聞くだけなんだから、余分なこと言わない奴のほうが気が楽だわな。言い訳とか考えなくていいし。
あとは、首相の座という権力にすりよってくる守銭奴みたいな奴しか、周りにいてない。そのほうが気が楽でいい。どうせ金主のいうこと聞くだけなんだから。適当にポストをばらまいとけってなもんだ。

つまりは、まぁ精神的に、もうボロボロなのかもしらんということなのだ。

アメリカの要望を直接聞いてるのは、小泉と竹中の二人だけなんだろうしねぇ。ようもまぁ、そんな孤独で心の豊かさのないことをやってるもんだと思うが。

いま、国の借金は膨大である。

そのためには、まず公務員を減らすこと。
誰もがそう思ってるから、郵政民営化にはみんな賛成した。
小泉も竹中も、そう熱弁をふるった。

でも、実際には郵政公社の公務員を民営にしても税金なんてほとんど削減できはしない。切手代と簡保でまかなわれてたほとんど民営みたいな組織が郵政公社なんだから。

郵便は要するに、国のサービスでも「利用するたびに利用料を支払う有料サービス」なわけですよ。そうでしょ? それは要するに郵便局の局員の給料そのものなわけ。いまでもそうだし、郵政を民営化しても、それは変わらん。だから郵政を民営化しても税金の総額はほとんど変わらない。まぁ郵便局の局員の恩給あたりは削減できるのかもしらんけど。

(なのにサラリーマン増税はするんだぜ。話にならんでしょうが。郵政以外の「純粋に税金で食ってる役人」のクビを切れっていうのさ。ほんとに。)

切手代で自分たちの給与をまかなっている郵政公務員のクビを切っても税金は減らない。国の借金解消の屁の役にも立たない。
そんなことは小泉も竹中も百も承知のはずだ。
だって、小泉も竹中も「郵政大臣」をやったことのある人間なんだぜ?民営化が矛盾した話だというのが、わからないはずはないのだ。こんなキチガイじみた話なんてない。

なのに、たとえ国民をだましてでも、突っ走るしかなくなってるのだろう。郵貯の資金を外資のものにしない限り、彼らの政権はないのだろう。「君たちでダメなら民主党で実現する。前原も俺たちの子飼いの政治家だからな。どうせなら自民圧勝で、君らの手でやるほうがいいだろ。どうだ?」とか言われたのかもしれない。

日本の宰相なんて、そういう程度のものだ。小渕さんだって100兆もの赤字国債をいきなり一年で発行して、それで心労で倒れたようなもんだし。小泉くんもアメリカに武器でおどされつつ、「がんばったら強大なる政権になるんやし、がんばっらんかいな。」
とか金主が敷いた道を歩くしかないんだろう。

そうでなければ、税金縮小にもならない郵政民営化みたいなおかしな事を必死になってやってる意味がわからん。
筋も通らぬことを、納得もいかないまま、それでも「やらねば」と身を奮い立たせてやっていて、それで精神的にもボロボロとか、そんなところなんじゃないのか?

哀れだ。
実に、哀れだ。

でも、私は、あえて思う。「それなら、さっさと病気で死んでくれ」と。

なにはともあれ、憲法違反をやって、筋の通らない演説で国民をだました詐欺罪の罪は消えないし、それは小泉くんの不徳のいたすところだからなぁ。
それこそ自己責任でさっさと死ねばいいと思う。

そういう意味では、小渕さんのほうがよっぽどマシだったわなぁ。さっさと死んでしもたもんなぁ。国民に対する申し訳ない気持ちでいっぱいだったんじゃなかろうか。あの百兆。あれもアメリカにおどされて貢いだ金だったんだろうなぁ。
それが辛くて心労で死んだと考えるのが、一番納得いく。死ぬ前にはアメリカでは小渕の評価、あがってたじゃん。あれは貢いだからよ。

小泉が首相になってからは、毎年30兆である。(これは数年前に宣言した。赤字国債を発行してでも金融安定化を図ると言った。言ってそのとおりにした。ムダな国債発行である。アメリカに貢いだ金だろう。)で、四年での総計は170兆円である。宣言より50兆も多い。

170兆も貢いだから、向こうの雑誌で「ベストドレッサー」とかのベストテンに入れてもらえたりするわけよ。小泉君も。ちゅうか、そんだけ貢いでも、まぁその程度の評価しかしてもらえないのが、日本の首相の現実なんだろうな。やっぱり哀れだ。

そんなこんなを考えると

「小泉さんも髪の毛、真っ白になってしもてなぁ。なぁ。」

という、うちの母の指摘。まさに、「その通り」なのだろうと思うのである。
こんな記事があった。

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郵政「反対票組」処分、審議・結果見て判断…首相会見 (読売新聞)
 小泉首相は21日午後、衆参両院で第89代首相に指名されたことを受けて記者会見し、郵政民営化関連法案に反対票を投じた当時の自民党国会議員に対する処分について「民意を尊重する意味からも、(特別国会に再提出する法案に)何人かは賛成に回ってくれると思う。法案審議、結果を見て、党執行部が参院と協議しながら進めていく」と述べた。

[ 2005年9月21日16時33分 ]
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小泉純一郎というのは、ほんとに品性下劣な奴だなぁ。そう思う。

すでに絶対多数を取ってるんだから反対派が何を言おうが勝手にさせてやれよ。「それでも反対だ」という意見があって当たり前だろうが。

思ってた通り、自分勝手な「民意」を錦の御旗に、平気で他の議員の言論封殺をしている。平気で、だ。

こんな奴を許すな。

やせてもかれても、国会議員は国民の代表だ。どんな考えを持とうが自由じゃないか。しかも当選してるんだ。反対派として当選したんだから、反対するのが当たり前だろうが。

国会なんだから、賛成の民意も反対の民意も反映されることが「民意の反映」じゃないか。

こいつは一体、何をキチガイみたいな事を言っておるのか。「俺の言うことを聞くことが民意だ。」とでも言いたいのか。

許さん。

俺は国民で、郵政改革「法案」大反対だぞ。仮に法案が通過するにせよ、一票でも反対票が多いほうがマシだ。これも重大で立派な民意だぞ。「小泉に賛成」が民意ではない。

何を勝手なことをぬかしやがるか、この小泉の馬鹿たれ、はな垂れ小僧は。

「国会議員は全員、国民の代表です。みなさん、自分の信念で投票くだされば、それでけっこうです。」
くらい言えないのか。

どうせ、どうやったってお前の望むようにしか結論はでないようになってるじゃないか。せめて、このくらいのまともな事を言ってもバチはあたらんだろう。

であるにもかかわらず、

「民意を尊重する意味からも、(特別国会に再提出する法案に)何人かは賛成に回ってくれると思う。」

などというキチガイみたいなパー発言を平気でする。感受性がガサガサのささくれだった無感受性人間なんだろうなぁ。完全確実に異常者だと思う。

「民意を尊重する」のなら、国民の意志を委託された議員の信念をこそ尊重しやがれ、このドボケナスが。物事のスジさえ平気でひん曲げる、最低の人間である。

なんで、こんな奴が日本の首相なんだろう。イヤになってきた。
俺、本当にこいつ、キライだよ。小泉純一郎。
民主党の党首が前原氏に決まった。

彼もまたネオコン、アメリカのグローバリストに洗脳されたやっかいな奴である。つまり、「反小泉」ではなく「親小泉」である。

ということで「小泉独裁体制」の完全形ができあがった。オーナーは「小泉」ではない。アメリカの巨大ファンドを含むユダヤ資本である。いまや日本は日本ではなくなってしまったのである。

売国奴、小泉と竹中にしてやられた。

僕の年齢では全然わからないが、80以上の年寄りで、キチンと政治を見てきた人たちからは、今回の状況は、ほんとうに1942年の東条英機内閣とそっくりだそうだ。
大政翼賛会という奴だ。

物事を論理的に考えるのではなく、権力を握った人間がスローガンだけで大衆を煽る最低の政治である。
そういう体制があったからこそ戦前、戦争は終わらず日本は戦後を大変な苦労の中から再興せねばならなくなったのだ。

80過ぎの頭のいい老人の話を聞け。

彼らは、こうも言っている「国が個人に国債買わせるようになったらあやしいんだよ。」
個人向け国債も戦前と同じだそうだ。
あぶない証拠。

歴史は繰り返す。
なんと恐ろしいことか。

小泉政権は「小泉僕ちゃん党」である。
「俺の言うこと聞かなかったから処罰」という子供のわがままレベルで選挙。
「派閥(つまり政策集団)には入るな」=政策の勉強はするな。
という「俺だけ見てろ」というやり方で自民党を「小泉僕ちゃん党」にしているだけである。

なにがどうあっても、こんな政権は一刻も早く潰さねばならない。「監視」とか甘い事を言っている場合ではない。潰せる手段があるならどうやってでもいいから潰すべきである。

小泉僕ちゃん党をぶっ潰す。
私は心に墨を入れたよ。
(どうせ東条英機なみに哀れな末路だろうが。)
今回の選挙で良かったことがひとつあった。
それは、「ネットで発信元にあたれば真実がわかる」という事を学んだということだ。

新聞社経由のニュースは全面的にダメ。真実を知りたかったら政党のホームページを直接見るのがいちばんいいと、よくわかった。

自民党がいかに口先だけで「小さい政府」なんか考えていないか。
「造反議員」と呼ばれる人たちが、いかに真剣にこの国のことを考えているか。

そういうこまごまとしたことが、実によくわかった。

逆に新聞・テレビがいかに信用できないかもハッキリした。一面に載る各種記事は、つねに微妙に「小泉応援」になっていた。現場で記事を書いてる人が、いくらシビアに公平中立を守りたいと思っていても、「社の大方針」には逆らえないんだろうというのが、記事の端々から透けて見える。

私はコピーライターをやってますからな、そういうのが見えてしまう。
ジャーナリストの良心として小泉批判はするものの、それはそれとして、社の方針としては「郵政改革賛成」を言わねばならん。そういう歯切れの悪さが目立つ記事ばかりでした。

せいぜい「小泉独裁党ができたら怖い気もする」くらいまでしか書けない。「小泉はバカだ、憲法違反だ。死ね。」とは書けない。いまの郵政改革をやったところで税金は減らないという事実も書けない。

それに引き替え、造反議員と言われた人たちのホームページは必死である。本当に伝えたいことが、ものすごい勢いで書いてある。

とくに今回、ネット経由で感心したのは田中康夫だった。ヤッシーとかつけて軽いノリでやってるのがうさんくさくて、キチンと見てなかったけど、あれだなぁ多分出直し選挙をしてから後、いろいろ揉まれて大きく成長されたんでしょうな。考え方とかモノの言いようとか、実にいい。

そういうことがホームページとかからならわかる。

チームニッポンとか言ってるのも、なんじゃいサッカーの真似かい、つまらんと思ってたけど真意は「国民ひとりひとりが、この国の参加者なのだから、そういう思いでなら一致団結できるじゃないか。たとえ国の職員であっても、一国民であっても。」というような想いがあるというのがわかった。

新党日本の立ち上げの時の話だって、テレビじゃ何もわからんけど、ネットの動画を見れば決意とか伝わってくるのよなー。
それは国民新党も一緒。やむにやまれぬ気持ちで立ち上げてるっていうのがよくわかる。文章が熱い。(ただ、あまりに戦略が無さ過ぎなのが困ったもんなんだけど。うぬー。)

ようするに、当人が発する公式HPやブログは「限りなく一時情報に近い内容」だってことです。物事を判断するなら、まずそういう公式発表の情報を確認すべし、ということがよくわかった。

新聞・テレビはダメ。全然ダメ。話にならない。
今回の選挙の一番の悪人は新聞・テレビ。
最悪。
おまーらジャーナリスト失格だよ。
命張って、一面で「言いたいこと言う」のがジャーナリストだ。
それでクビになっても本望だ、くらい想え。

「小泉は売国奴」くらいのドデカイ見出しを新聞に、一日でいいからドカーンと出して、それから会社をやめちまえ。
そういうことも出来ずに中途半端な事しか書けないおまえらにジャーナリストとしての価値なんかカケラもないわい。馬鹿者。

で、そういう事を現場がやれ。で、現場でやったことを現場が守れ。現場が一致団結したら、上なんかどうしようもないんだよ。現場が動かないと社が動かないんだから。

そういう当たり前の事をやれ。ばかもん。どこの中小企業でも、そうやって自分たちの誇りと精神の安定を確保しとるんだ。それがこの国の良い点でもあるのだ。
それをやれ。マスコミのバカども。

それもできんで「社の方針だから、ぐちゅぐちゅ」とか言うな。間抜け。
憲法41条に「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」とある。

結局、小泉は、この法を破ったのだと、政治評論家の森田実氏は言う。国会という「仕組み」こそが、この国の最高機関なのであって、その国会が決めた「NO」を、「嫌だ」と自分勝手に解散したのが小泉であり、「国会を越えた権力」を持つために選挙をした、ということだ。

本来なら参議院の否決を受けて、衆議院で再採決をし、そこで2/3の賛成が得られなかった場合に、「それでも重要な法案だ」と両議員総会などにかけて調整し、それでも混乱しただけだったら、「仕方がない首相権限で衆議院を解散する」となるのが手順のはずだ。

この手順を飛ばしたというのは、ようは「国会システムの無視」であり、「憲法違反」という超極悪な法規違反なのである。

犯罪者じゃねーか。それこそ超一級の。

政治家がこういうことをやったらイカン。
他の政治家全員から総スカンを食う。
国民新党の反応とかがあたりまえなのだ。

でも、その「まともな意見」を、「造反議員」とレッテルを貼ることで「悪者」に仕立て上げた。小泉のいつものパターンである。


政治家やったら、政策論議で戦えよ。

このへなちょこが。まぬけの小泉め。
どうして「レッテル貼り」して「世間を味方」にするんだ?
そんなもの、自分のやってることが、「うさんくさい」からに決まっておるわ。

どうして世間に人間は、こんな一般的な「人品骨柄の見抜き方」もわからんのか。

「刺客を送りこむ」なんて品性疑うようなことをする奴が、まともな人間であるわけがなかろう。軽い狂気に囚われた恐ろしい人間でしかない。

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とはいえ。

ちょっと「軽い狂気」の入ったような人間こそ、大衆を興奮させる能力を持ち合わせているのかもしらん。

ヒットラーだってそうだったと思う。オウムの松本だってそうだったじゃないか。

大衆が狂わされるのもしょうがないんだろう。狂気は伝播するからなぁ。

今の小泉内閣は戦前の1942(昭和17)年4月30日に行われた第21回総選挙、大政翼賛会とそっくりなんだそうだ。マスコミを抱き込み、企業を引き込み、完全一体化して、どんな政策でも反対者なく通してしまえるようにした、「批判者なき暴君」の世界である。

それはヒットラーが1933年3月末に大勝した時ともそっくりなんだそうだ。

批判者をなくして、まともな議論をすっとばす。

そうなったら終わりである。それを「キチガイ」と言うのである。「人の言うことを聞けなくなった権力者」など、完全にキチガイだ。

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とまぁ、そんなことを考えてたんだけど。

歴史は繰り返す、なんだよね。

見てみよ、ヒットラーを。東条英機を。
彼らがどんな死に方をしたのか。

ヒットラーは取り巻き数人と地下に隠れて、そこで拳銃自殺である。何も自ら命を絶つこともなかったろうに。心が病んでいたのだ。

東条英機を見よ。45年9月11日(くしくも今回の裁判と同日である)、GHQに逮捕される寸前に、やっぱりピストルで自殺をしかけて未遂だった。大衆のヒステリーに乗った人間は精神を病むのだろう。

だから最後はボロボロになって死んでいく。

東条の自殺未遂は日本刀での割腹自殺でもなく、ピストルで、しかも未遂、しかも敗戦からひと月もたって、GHQに逮捕されるとわかってからのことだったから、国民に冷ややかな目までむけられていたのだそうだ。

大政翼賛会で絶大なる信頼を、国民から受けたというのに。

結局東条は、東京裁判というアメリカの勝手で進められた、あまりまともでない裁判でA級戦犯ということにさせられ、巣鴨プリズンでその2年後に死ぬ。

最後はボロボロになって死んでいくのだ。
1942年の翼賛選挙から、1948年12月23日の絞首刑まで、たったの6年である。

ヒトラーの選挙の大勝から自殺までですら、たかだか12年だ。

批判者を持たない権力者は、まず間違いなく暴走する。どんな人間でも、権力の甘美なる魅力には勝てないのだ。
金ではない。現世利益ではない。「権力をふるえる事」そのものに、人は狂うのだ。おそらく例外はない。

自分を批判する人間の意見に、耳を傾けもせず、ただ排除し、自分の言うことを聞く人間だけを配置するような人間は、とどのつまり自分がどこにいて、何をしたかったのかも見失う。

そして最後は惨めに死ぬのだ。
そこまでのスピードも、そう長くはない。

これから、日本人みんが苦しむ大悪政の時代が始まるが、そんなものは長くは続かない。せいぜいは10年以内。

しばらくの辛抱なのだ。
そう思う。
選挙が終わりました。
実に不本意な結末です。

スターウォーズ・エピソード3のラストで、「オーダー66」発令後、仲間のジェダイの騎士がほとんど死に、それでも、なんとか生き延びた、オビワン・ケノービのような気分ですな。

いやまぁ、スターウォーズと較べると、あまりにパルパティーンに対応する小泉が小物過ぎてアホらしいけど。(10年一日同じことしか言えない脳足りんですから。)

予想はしてたけど、サウンド・オブ・ミュージックのフォン・トラップ大佐みたいに、祖国を捨てて亡命したくなります。

どこへ?(笑)

逃げるとこなんてないんだな。ここで生きていくしかない。

ふー。
ためいき。
やはり小泉圧勝なのだそうだ。
最悪だなぁ。
ほかの誰でもいいんだ。
小泉だけはだめだ。

能力ないのに、独裁志向なんだもん。

バカだから郵政しかよう言わんのよ。
それが事実なんだよなー。

小泉なら消費税19%もすぐ実現。
憲法改正も国民の論議なしにすぐ改正。
(すでに草案づくりに入ってます。桝添が作ってる。)
あっという間に徴兵制です。
見えてる。
だって論議しなくていいっていうのが、
今回の選挙やもん。
「俺に賛成か、反対か」だけやもん。
反対したら「造反だ」と言ってりゃいい。
全部思い通り。

小泉のスポンサーはアメリカ金融界・石油王とかやからなぁ。
今回の選挙も「小泉礼賛マスコミ」による洗脳選挙です。

インターネットにも、金で集められた「小泉礼賛書き込み隊」ばっかりが出回りましたしな。

ほんとにやめてくれ。こんな選挙。

郵政改革するなら、法案整備こそが先。
それをキチンとしてないから、「造反議員」が怒ったんじゃないか。
法的な整備ができてないから、ライブドアとフジテレビの問題のように、法の抜け穴から巨大買収とか起って大騒ぎになる。
そら、法整備が遅れてたら、ライブドアのやったようなことは順法になりますよ。それが当然です。
だから先にキチンとした制限法を作っておかないとダメなんじゃん。

いまのままだと、郵政株式会社はまずまっさきにハゲタカファンドに乗っ取られるよ。だって法整備が整っていない環境で法の隙間を縫って稼ぐのが、彼らの商売なんだから。まともな外資が来るより先においしいところだけサッサと吸い尽くして、その後にまともな外資が来て「良い投資物件がない」と嘆くようなことになるんだ。

法が整ってなかったら、まっさきに来るのはハゲタカです。で、ハゲタカはそうやって稼いだ後に「我々が問題追及したから、国が動き、法律が整備されて、良いビジネス環境が出来るのです。だから我々は良いことをしてるのです。」と主張するのよ。

でもなぁ、いまの郵政法案はわざわざ穴を作ってあるようなもんだもんな。株の買い戻し権くらいつけたらどうやねん。それか外資参入枠を20%にするとか。あるいは、せめて「銀行に準ずる」ということで銀行法で縛るとか。単なる「会社」とかにしたら乗っ取り自由自在やんか。

郵政をわざと法的に穴だらけにして、スポンサーから莫大な予算をもらってマスコミに洗脳番組を作らせ(この間も小泉がずっと郵政を言い続けていたとか英雄みたいな描き方してた。ちゃうやん、アホなだけやんそれ。インターネットが出来る前と後と同じ事しか考えられんって、社会状況が見えてない単なるバカですよ。わかってるか? みんな。)それで人気を取ってる。

わざと穴だらけの法案を通すのは、それでハゲタカさんがやってきて金をくすねて、でも「法が穴だらけなのを私たちが直してやったのだ」と言わせるためだけですよ。

こんなムダ金ないがな。最初から法律作っておいたらそれで済むことでしょうが。

ムダ金で洗脳されて小泉に入れて、損するのは国民だけやん。こんなつまらんことはない。ほんまに。

とにかく、心ある人は、小泉自民党にだけは入れないでください。お願いします。

このあと、小泉のスポンサーたちは日本人にアメリカの代わりに北朝鮮と戦争させようとしますから。まず間違いないです。

お願いだから、小泉には入れないでください。
たのみますです。

それから、身の回りの知り合いにも、「小泉には入れるな」を徹底しましょう。
いいんです。勝てなくても。
大勢が小泉に流れようとも、あとで嫌なことが起こった時に「私は小泉にはいれなかったよ。」と言える安心感があります。

それだけでも今回は重要です。
ひとりが最低三人に「小泉には入れないようにしよう」を言いましょう。
「今回だけは特別だ。絶対に小泉だけはダメだ。」と知り合いに伝えましょう。

各個撃破です。
一人でも多く「小泉以外」を選ばせましょう。
自民公明。
この二つ以外ならどれでもいいです。

「小泉だけはダメだよ。頼むから入れないでくれ。一生のお願いだ。」

そう言いましょう。

頼むよ。本当に。
今日は、いろんな意味を込めて人類というほ乳類が、いかに生きてきたかという事実について考えたい。

結局、地球上の生き物の中でほ乳類がより多く「勝ち組」として残ってきた基本戦略を、みなさまご存じであろうか?

それは「異なる遺伝子を組み合わせた多様化戦略」なのであります。

単細胞生物は自分のカラダを単純増殖させて一匹が二匹になって数を増やした。でも、その仕組みでは、環境の多様性に対応した「次の世代」が作れないんですね。

だから、異なる遺伝子を持つ個体同士が異なる遺伝子を分け合って、まったく新しい命を生み出す。
これによって、親とは異なる、多様な種類の子供ができるので、環境の変化に対してもリスクヘッジができるわけです。

つまり「多様性」こそが種の保存にもっとも重要だと考えて、進化の道筋を「異なる遺伝子の交配」に主眼を置いて進めてきたのが人間、人類という存在なんですね。

遺伝子の組み合わせは多種多様です。無限の組み合わせがある。だからこそ、次代、次世代、その次の未来へと種が続いていく可能性が高くなるわけだし、実際その戦略が功を奏して、人類の繁栄がいまあると言って過言ではないわけです。

ほ乳類は基本的に、この「多様化戦略」を取っております。

ですから、親と子のDNAを比べると、キチンとDNA研究をしている人から言わせると「まったく他人」とほとんど変わらないのだそうです。

他人であると証明するのは確実にできるらしいけど、血がつながっていると証明するのはけっこうムズカシイらしいのですね。まぁ両親と子供の両方の遺伝子がわかってればまだ相当高い確率で「親子であろう」とは言えるでしょうけど、どっちかの親の遺伝子が不明だったら、ほとんど不可能なんじゃないかなぁ。

だから、「子供は親のコピーである」というのは、完全に根っこから勘違いなんだそうです。言い伝えとか、幻想のたぐい。もともとほ乳類すべて、全種類がそんな戦略は採ってない。

去年、この話を既婚の友だちの男にしたら、けっこうショック受けてたんですがね。

この話をして喜ぶ親って見たことないなぁ、でも本当の事なんだからしょうがないわなー。

それより「子供は親のコピーだから」などという幻想で子供が本来持つ可能性を抑圧してる可能性の方がはるかに高いので、そこはみなさん注意して欲しいですな。

本当は全然違う存在なのに、親の思いこみと、視野の狭さのために子供の世界を親の視野の枠の中に押し込めようとする発想。それは、まず「抑圧」という形で、子供を押しつぶすことにしかなりませんから。

たとえば、筋肉の質ひとつ取っても、長距離ランナーと短距離ランナーでは全然違うんだそうです。もともとの向き不向きがカラダの筋肉の中にある。それは男と女の遺伝子が混ざり合ってできているのだからどっちの血を引いたというのとも違う。まだ隔世遺伝の方がでやすいくらいだそうですから。

オスとメスの両方の血が混ざったのだから、全く全然ちーとも似てない遺伝子構造になっている、ほぼ他人、というのが動かせない現実なんですね。コーヒー牛乳とブルーマウンテンを同じ飲み物と言い張っても意味はない。コーヒー牛乳に香りの豊かさを押しつけても意味ないやんってことです。

そういう「本来違う存在」であるものを「自分のもの」と固定してしまうと、本当に子供がかわいそうだと思うのですよ。違うねんもん、もともと。別人格やもん。コピーのはずないもん。ありえないもん。そんなアホな、やもん。

まぁ親はそう思いたいんやろけどなー。しゃーないとは思うけど、それはハッキリクッキリ、どこをとっても完璧に認識違いの、勘違いなんですなー。

目元が似てるとかね、そういうのは親の思いこみで言うてても許されるとは思うねんですけどなー。

だから、もし、親の良い面を伝えるなら、あとは「意識して」後天的な部分を伝えるってことしかできないわけですよ。

親がキチンと社会のルールを学習して伝えるとかね。より良い考え方や学問を世界中から探して来て手渡すとかね。あるいは、日々の行動の中で、礼儀正しい行動や真摯な態度の重要性を伝えるとかね。そういうのはできる。これは文化だから。

で、これは遺伝的なものよりも親の意志で選択して渡せるから本当に良いのです。本当の意味で良いことでしょう。
●ウソはつかない。
●悪いことをしたら謝る。
●失敗の責任は自分で引き受ける。
などなど。

親がウソをついて、謝りもしなかったら、子供もやっぱりろくな子供にはなりませんわな。こういう部分は気をつけなくちゃいけない。これは意志でどうにでもできますから。

ただ面白いのは遺伝子検査しても、兄弟というのは比較的確度の高い兄弟判定ができるらしいんですね。なんせ同じ親から生まれてるから。

コーヒーと牛乳を混ぜ合わせたら、比率は違ってもどれもコーヒー牛乳やというようなことですな。だから、兄弟同士はけっこう近い。内面の理解も相当確度高く言い当てる。まぁあんまりウソもつけないってことですな。

双子なんていうのは、生まれたばかりの時に引き離されて、別の場所で育てられたのに、ほとんど同じ時期に同じようなことに興味を持ち、同じようなタイミングで結婚したりとかあるそうですしね。(そういう資料はたくさん残ってますな。)

遺伝子、DNAというものが発見されて、まだ日も浅いので、子育てみたいな下世話なところまでは、なかなか応用が利きませんけど、基本はそういうことです。

「人類は、子供を親とは『全く異なる存在』として誕生させるために、男女に分かれた。」

のですよ。

これが深遠なる宇宙の法則であります。
天地自然に従うことこそ、より良い生き方でしてな。
そういう具合に我々は自分自身を計画して生まれて来ているという素晴らしさに気づくべきですなぁ。

そういう意味では、自分のコピー議員ばっかり作ろうとしている小泉君はどうにも好きじゃないのでして。
いままで自民党にはいろんな派閥が相乗りしてたからこそ、利権政治をやっててもバランスが取れてたわけでねぇ。
これで小泉一色政治になったら宇宙の法則に反すると私は思いますなぁ。

多様な人と意見があって、それがお互いに綱引きをするからこそ、バランスの取れた社会運用ができる。自分の意見にしたがうコピーロボットばっかりじゃ、帝国のストームトルーパーみたいな議員しか生まれないですわね。

んー。でもまぁ今度の選挙はどうせ小泉君が「自公あわせて半数」を取って国民に信託されたとか言い出すんやろなー。
あー、困ったこっちゃ。補助輪付きの自転車に乗って「僕、自転車乗れてるもん」と言ってる子供なみですわ。小泉君は。

やれやれ。
「戦後民主主義」とやらも、長々と60年も続いてしまったわけだけれど、これが本物の民主主義ではないということを、キチンと理解している人が、この日本に何%くらいいてるのだろうか。

民主主義とは何かというのは、キチンと勉強しようとすれば、民主主義が登場してきた時は衆愚政治の過激なものとして「良くない考え方」とされていた時期があったことも、キチンと頭に入れておくべきだろう。このあたりは、民主主義を考える上において基本の基本だと思う。

さて、その本来の「民主主義」と、もっともかけはなれているのが、いまの日本のマスメディアである。

多くの人はキチンと理解していないが、日本は、先進国の割に、新聞社の数が異様に少ない国なのである。

1992年と古いデータなので申し訳ないが、日本の日刊新聞の発行部数は71,690,000部。アメリカの日刊新聞の発行部数が60,164,000と発行部数では日本のほうが多い。

しかも、である。アメリカの人口を二億人、日本を一億人とすると人口比が倍だから、一人あたり日本0.7169紙、アメリカ0.300082紙と倍以上も新聞の情報にさらされている計算になる。

しかし、しかし、なのである。それよりはるかに重要なのは、日刊新聞の種類がいくつか? ということなのだ。

日刊紙の数。

アメリカ、1,570種類。
日本、121種類。

わかりますか、奥さん。信じられますか。なんてひどい状態なんでしょう。って奴だ。情報の種類が少なすぎ、なんですよ。

発信者が10分の一以下。なのに、ひとりあたりの発行部数はアメリカの倍。

これがどういう意味かわかるだろうか。ようするに「同じ事ばっかり書いてる情報にしか接触することができない」ということであり、「国民がマスコミによって、とてつもなく洗脳されやすい状況」だってことだ。

日本ほど、マスコミによる大衆の洗脳がしやすい国は、そうそうないでしょうな。そういう環境なんです。

しかも新聞社とテレビは資本的につながりがあり、意見その他が連動してしまっている。
なおかつ記者による記名記事がとても少なく、なおかつ現在の記名記事の大半は「社で出世したい奴」が書いてるものばかりで、上の指示には何の疑問も持たずに従うようなのばっかり。

どうしてこういうことになったかと言うと、話は60年前の戦争にさかのぼる。ようするに当時の政府が創り上げた「大本営発表」の仕組みが、そのまま温存されてるのだ。

そのルールは簡単で地方新聞社を一社に絞ったってこと。いまだに地方新聞は各地方に一社ずつしかありません。

この「情報ソースの少なさ」を、実は戦後のGHQ、アメリカの占領軍も利用したの。「おお、情報操作の仕組みを創り上げておるではないか。これは便利だ、そのまま残そう。」ってなった。

戦後アメリカが日本に来て、日本を「民主化」したわけだけど、そうであるなら新聞社の仕組みも戦前なみに百花繚乱の状態に戻すべきなはず。なのに、大本営発表の仕組みだけはそのままにしちゃったわけで、統治する側が考えることなんて誰でも一緒ってことだ。

そういうようなことなんで、新聞・テレビは、いま本当にクソというか、カスというか最低のバカヤローに成りはてているので、基本的に信用しないというのが私のスタンスである。

ただ、こんな日本ではありますが、ありがたいことに「出版」の世界だけは、そういう「大手の支配」からは免れていて、それこそ唯一の「幅広い情報を得るための情報源」になっている。

いちど本屋にでかけて、本の背表紙の出版社名を見て欲しいですね。とにかく大から小まで、ものすごい数の出版社がありますからな。

とくに新刊の単行本ね。文庫本は大量販売ができる大手に限られるから中小の出版社にはちょっと辛い。そうではなくてハードカバーの各種の書籍。これです。

日本の知性を、わずかながらに支えているのは、これら幾多の中小出版社です。この出版社がなくなったら、もう日本に真の民主主義なんて成立しなくなる。

なので、わたしはここではっきりと大書しておくが、この日本において、

本を読まない奴はバカ。

なのだ。もうハッキリ。きっぱり。
テレビと新聞だけ読んでわかってるつもりになったら、えらい目に遭う。

で、日本という国がほんとうに面白いのは、つねに「現場が頑張る国」ってことなんですなー。

本を読んでるのも、大会社の雇われ社長じゃない。中小企業の金もコネもない、地べたをはいずり回って、ヒーコラ言ってる、みすぼらしい社長だ。そういう人ほど、キチンといろんな本を読んでいる。

そうしないと生き残れないし、実際日本が戦後なんとか生き残ってこれたのも、そういう「誰に言われずともコツコツ勉強する」一般層というのがいたからこそなのだ。

で、最近は、この「出版」にインターネットが加わるかなと思ってたのだけど、うーんどうなのかなー。「書き込みが自由にできる」ってのは、新聞テレビしか情報源のないバカでも自由に書き込みができるってわけで、出版みたいに出版社の最低限のチェックってのがないのはちょっと問題かなーって思う。

とくに最近、政治関連のサイトとかみると「こいつ、電通とか政府とか、そういうところに雇われた書き込み専門のアルバイターなんじゃないの?」ってのも多い。ちょっと嫌になってしまう。

でもまぁ、たとえば各種政党のホームページなんかは、直接その党の考え方がわかって良いですな。特に新聞やテレビの場合は、いくら現場の記者がまともな報道をしようと思っても内容をはしょらざるを得ない。でも各党の言い分はホームページにはしっかり長文でいろいろ載ってるから、それこそ当人に会って話を聞いてるのと同じような感覚で理解できていい。

(長文を読むのに慣れてない人にはすごく辛いかもしらんのだが。でも「ひとことキャッチフレーズ政治」なんてダメだよ。最低だ。)

(しかし、この各党のホームページは、ただいま公職選挙法のせいで、どの党も更新停止中ですがね。公示日から投票日は宣伝したらダメってことになってる。ちょっっとこれも時代の流れと逆行している感じがするけどなぁ。ちょっとは考えろよ総務省。看板ポスターの費用より、公的な「各党の言い分サイト」を作るのに金をかけて欲しい。)

ともあれ、日本のマスメディアは、そうとうにひどい。で、本当に大切なことは書籍です。本を読まないとバカのままです。

いま日本は頭のいいニューヨークのユダヤ金融界に外堀から埋められつつある。彼らは本当に頭いいです。だからそれに対抗しなくちゃ、ケツの毛までむしりとられちゃうよなーって思う。

だから、ユダヤ人の格言をここで逆にしっかりと噛みしめて味わいたいのだ。

「あなたの舌に『わからない』という言葉を教えなさい」

これだ。

口がクセで、ついうっかり「わからない」と言ってしまうくらい「わからない」と言え、という格言です。

つまり徹底的に「勉強しろ」ってことです。「知らない」「わからない」を言い続けろってことです。これは本当に大事だ。わかってるつもりになったら、そこで成長の終わり。明日はない。

ほんと。死ぬほど大事だと、私は思うね。
郵政は民営化されねばなるまい。
親から子へ譲り渡される仕組みの公的サービスというのは元々無理がある。だから郵政は民営化されるか、どうにかしないと他に道はない。

そんなこたぁ考えれば当たり前だ。誰だって思うわな。でも、郵政なんかどうでもいい。

だって郵政は黒字やないの。税金も投入されてない。切手の代金とか、手数料とか、そういうもので、あのバイクとかなにから、全部まかなわれてるわけでしょ? 郵政を改革して、国の借金が減るかと言ったら、ほとんど減らない。だから急いで改革しても、全然国民生活に影響ない。だから二年後で十分。どうでもいい。

民営化なんか、二年後でも三年後でもかまわないのだ。最初から公社で4年から5年様子を見てからその後民営化と決まってたんだし。それで十分や。なんで今やらなあかんねん。

そんなことより先に財務省とか厚生労働省とかの役所の本丸の国家公務員の給与削減とかを先にしてほしいね。国の仕組みも何も変わらなくていい。給料だけをさげる。要するに、国家公務員にがんばってもらうということです。
こっちのほうが税金に直結するよ。出る金が確実に絶対に減る。田中康夫がやったみたいに、公務員給与も経済動向にあわせて10%削減とかしたらいいんだ。だって、これこそ、すぐにできて効果のあるやり方やもん。一番いいよ。国民と役人の実感を近づけるためにも是非必要。10%くらいなら、やりくりでどうにかなる。まず、これをやるべき。

それこそ、「国家公務員の給与削減もできなくて、その他の改革ができるとでも思っているのか」だよ。国家公務員の給与削減もできなくて、何の改革ができるというの。それをよーやらんから、ほぼ独立採算で黒字の「郵政」をごちゃごちゃ言ってごまかしてるだけやん。みっともないったらありゃしない。

官僚に商売のことはわからん。自分らの力と生活を確保するためには税金を上げるしか他に道はないと思ってる。だから、サラリーマン増税と消費税増税と両増税を一気にやるのが一番大事で、それができるのは、唯一国民に人気のある小泉だと官僚は思ってるし、たぶんそうなる。だから私は小泉反対なのです。全部がつながってるもん。シナリオ的に。ひたすら「まず増税ありき」のシナリオそのものですわ。

(しかし小泉の「郵政のような改革もできなくて、どんな改革ができるのか」という言い方は実に嫌いだ。中身に連動性がまったくない言い方。「逆上がりもできなくてバタフライができますか?」みたいなことを言ってるとしか思えない。関係ないやん。あかんもんはあかんし、やらなあかんことはやらなあかん。あっちとこっちに関係性がない。それより「郵政でごまかして増税で一息つきたい」というのがありありと見える。こんな「改革」許してはならのであります。)

まず自分(財務省などの国家公務員)の姿勢を正して(給与の削減)から、(増税を)お願いします、やろ。順番がちがう。なんで黒字で独立採算の本丸でない公務員をいじめて、それで本丸の改革やねん。話がおかしい。筋が通らん。

あと、価格維持と言って行われるドル買い。あれもやめれ。(まぁやめられへんのやろけど。)あんなもん純粋にアメリカへの献金ですがな。売ることもでけへん米国債。あれを買うのをやめただけで、国のお金の出入りは相当良くなるはず。

(400兆ある米国債を売って日本円にしたら、国の借金返済が一気にラクになるぞー。ま、ドルが大暴落して、アメリカが大変なことになるやろけど、そんなこと日本人が知ったことではない…というわけにもいかんのやろけどなぁ。でも売ろう。あれは売っていいよ。毎年20兆ずつ。それでも20年かかる。日本の国は毎年40兆の税収があって80兆使ってる体制なんやから、せめてもの足しになりますがな。ほんとなら40兆づつ売りたいけどね。まぁアメリカがだまってへんけど。それこそ「戦争や」と攻めて来られる。でも売りたいよなぁ。)

だから、順番が違いすぎると思う。

郵政が本丸? 違うでしょ。本丸は「税金のみで生活している国家公務員」でしょ。郵便局員は公務員ではあるけど、財源は税金やないねんから。こういうウソがすごく嫌い。

で、誰だって民営化せにゃなるまいと思ってることを、わざわざ「本丸」とか持ち出してきて、是か非かとやるやり方は明らかにごまかしで、実にうさんくさい。

あと順番で言うと、やっぱり参議院だよな。
郵政法案が否決されたのは参議院だ。日本は議員制内閣で、二院制をとっている。参議院議員は国民の代表です。その代表に否決されたのだから、それが国民の意思ですよ。とくに参議院はついこのあいだ選挙があったばかりで、小泉内閣の政治を国民が見たあとで選ばれた人たちで構成されている、より民意に近い意見。これを無視して選挙に突入すること自体がおかしい。

参議院で否決されたら、まず衆議院で再採決やろ。それもせんかった。参議院で否決されて、なんで衆議院選挙やねん。なんでもう一度再採決せんねん。だいたい衆議院では可決してたやないか。なんで可決してた側の衆議院選挙やねん。あまりに理屈が通らない。おかしい。

選挙は国民投票ではないのだ。四年間の政策全体を問うものなのだ。国民投票は戦後の日本では実施されてないけど、ちゃんと憲法にも定義が載ってる。ほんとうに国民投票がやりたいなら、その手続きを踏め、と言いたい。ルールを守れよ、ほんまに。
小泉のやることはルール違反ばっかりである。

国民新党も新党日本も民主党も共産党も社民党もべつに支持しないけど、この小泉のルール無視のやり方だけは、どうしても許せない。仕組みをないがしろにしたら、それこそ国が壊れる。自民党は総裁である小泉君が勝手に潰してくれたらいいが、議院内閣制とかそういう仕組みを、なんの論議もなく国民の人気を背景に勝手に無視されたらたまったものではない。

小泉が言ってる「改革」って、ようは「税制改革」で、「国民からぼったくる仕組みに変えます。官僚温存の仕組みはそのままで」という意味ですから。

うそだと思うなら、自民党の公約を見てください。インターネットで行けますから。「推進」とかの威勢のいい言葉ばっかりで、人員の削減とか公務員給与の減給、無駄な施策の見直しなどは全然ない。国民に甘い幻想を言い立ててるだけです。どこが「小さな政府やねん。」って言いたくなる。見出しだけカッコ良くて中身なし。

郵政は別会計の「役人」やから、それをスケープゴートにして、自分たちの生活は変更せずにぬくぬくと暮らして、で、「増税という改革を断行」する気なのです。明らかやもん。改革を止めない!って書いてあっても何の改革かは書いてない。実際には「税制改革」が柱にあって、政治改革も行政改革もおまけ。増税したいだけ。ひどいものだ。

実際サラリーマン増税が発表されたからこのあいだの都議選だっけ?自民党がダメで民主党が伸びたんやんか。
消費税だって15%から20%を考えてるっていうんやから、そらあかんやろ。先に公務員給与の削減と人員整理をしてくれ。黒字の別会計郵政をいじって改革してるとか言うな、ってことです。

あまりに順序が違いすぎると思う。
国民をバカにしてはいかんよ。
なかなか良い url が手に入ったので紹介しておきます。

http://www.videonews.com/

郵政民営化反対の急先鋒と言われる荒井広幸参議院議員の、「私が郵政民営化に反対する本当の理由」という二時間近くにも及ぶ郵政改革問題に関する基本的な要件のレクチャーです。

小泉礼賛のテレビ・新聞では、「造反議員」のまともな意見さえ紹介されないようなので、ここの映像は貴重です。

もし、今回の選挙が「郵政改革、賛成・反対」であるなら、小泉くんの意見をテレビで聞いた後に、この荒井氏のレクチャーも、ぜひ聞いてみるべきでしょう。

「郵政民営化賛成」と、雰囲気や気分で簡単に言ってしまっている人は、どうか二時間、この動画を一度だけでいいから見てください。判断するのは、その後でもいいでしょう。

ちなみに、私はこの荒井さんの意見を100%は信用はしてません。「いやしかし、それはちょっと」と思う点もなくはない。
しかしそれでも、はな垂れ小泉君のアジテーションだけの理屈もへったくれもない演説よりははるかに筋が通っていると思います。

(あと司会の宮台真司が、僕は大嫌いなんですが、このビデオでは、やっぱり実にまともなことを言ってる。なんというか、いまの小泉が本当におかしいということの証ですね。言論人がみな、立場を越えて「おかしいものはおかしい」と声をあげてる感じが強い。やはりまともな言論人なら、ここ一番というところでは一致団結できるという気がしました。)

こういう情報がテレビや新聞などのマスコミに登場しない、ということのほうがおかしいのです。いったい、日本のマスコミはどうなってしまったのか。

「どうして、こういう反論をインターネットでしか聞けないんだろう」と考えてください。それこそが、一番恐ろしく、なおかつ一番問題な点です。「なんでジジババでも見れるテレビじゃなくて、ある程度操作能力が必要なパソコンの画面でしか見られへんねん?」と心底おかしいと実感してください。

二時間というのは長いですけど、まぁ映画一本分くらいの時間です。「反対派が何言うとんねん」くらいの気持ちでいいじゃないですか。まぁ見てみましょうよ。投票するまで、まだ時間はありますから。

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それと、この映像の中で、荒井氏が言っている「ネットで衆議院と参議委員のところを見てください、ちゃんと郵政改革法案に関する議会での議事録が載ってますから」と言ってますが、それが実はもうなくなっております。

それも、まさに小泉くんと竹中くんがすっとぼけ発言をした時の櫻井議員とのやりとり部分こそがなくなっております。

「一部見れなくなっています」とかなんとかの断り書きまで出る。

「こんなことまでするか。ひでぇーな。」

というのがやはり実感です。
やましい事があるから隠すわけでしょう。
しかし、公の議事録、しかも今回の選挙の争点となっている部分を隠すというのは、ほんとうにひどいと思いましたね。

確かな情報を提供して欲しい。
それを心から望みます。

で、「郵政民営化賛成」と思ってる人にこそ、情報を提供しなくてはいかんな、と思いました。
雰囲気や気分、世の中の風向きだけで投票してはダメですよ。ちゃんと自分の頭で考えて行動するんですよってことです。
まぁ、いろいろ書きましたが、仮に小泉独裁政権がマスコミの力を利用して「IQの低い人」たちをターゲットに新・自民党という名の独裁権力を作ってしまったとしても、そしてそれが仮に一般人の希望を無視して憲法を作り替えて、アメリカの手下としての戦争で他国(北朝鮮とか)への攻撃のもっとも危険な部分だけを担わされるような仕組みになったとしても。

350兆のお金が結局は変な外資のものになって資産移転された後で外資の「株式会社」が「つぶれたので預けた金は戻りません」と自己責任要項を預金してたお年寄りに突きつけるような結果になろうとも。

とんでもない増税ばかりで、日々の暮らしは苦しいのに、役人だけがのうのうと何も考えずにぼーっと生きている状態になろうとも。

全部、わが同胞が選んだ道として、受け入れるしかないなと、私は思うのです。

だって、そういう国に私たちは生きているんだから。そしてすぐ隣にいてる人たちが、みな愛すべき同胞だから。

みんなが、だまされていることに気づけずに、今回の選挙でマスコミのあおりに乗って何も考えずに投票するなら、それが「私たちの選択」なのだと、受け入れなければなりません。

結局、同胞として、すぐ隣にいてる人を愛するかどうか、ということがすべてだと思うのです。たとえマスコミにだまされるような単純な人だったとしても、それもまた同胞です。

なんかね、こういう気持ちがけっこう大事な気がする。

で、ね、それは受け入れた上で、「本当にいまの小泉政権が続くだけでいいの?」って質問したいです。

これは別に、こういう意見を受け入れてくれそうな人だけに言いたいわけではないです。

たとえば、創価学会の会員の方にも問いかけたいです。あなたの周りにも、学会の会員ではない人がいます。そういう人とも、普通におつきあいがあるでしょ?それが、現実のこの国の姿なんです。学会だけがこの国を支えているわけではない。門徒もいればクリスチャンもいます。そういう人も含めて、始めて「政治」なのだし、この国が動いているのです。

政治は、その全体の仕組みを変更してしまう作業なんです。だから、自分たちの参加しているグループの損得だけではない、同じ島に住む同胞として、この選挙を受け止めないとダメだと思います。それこそが、本当の仏の心でしょう。

僕は利害関係のあるグループは、いくらケンカしてもいいと思います。そして、そういう口論や議論が法律で保証されていることこそが、すべてのグループの個別の利害に優先するはずです。

何も発言できなくなったら、すべてのグループの「死」です。

はな垂れ小泉くんの「刺客戦術」などというものは、そういう議論する余地をなくしてしまう、絶対に許してはならないものです。だからそれは学会がどうとか、自民党がどうとかを越えるのです。仏の御心に反する行為なのです。

自民党党員だって、今回だけはさすがに考えなければなりません。身内同士を攻撃しあうような選挙がまともな選挙だと思いますか?
そんなおかしな行為には、はっきりとノーを突きつけなければなりません。

そのくせ、学会の人間なのに学会の候補者に投票できずに自民党の候補者に投票しなければならないなどの無理も、今回はそうとうに大きいでしょう。

そんなものはおかしいのです。それは、アメリカの日本宗教の弾圧でしかないのです。大作先生だって、本当にそんなことを望んでいるわけではありません。アメリカの言うことを聞かなければ、学会を潰すような動きにアメリカは出ます。それを先読みして大作先生はアメリカに取り入ってるだけなんです。だってアメリカの権力者たちは自分たちの宗教しか本当の宗教だとしか思ってませんから。学会の人間が自民党員に投票するという行為自体が、「宗教弾圧」なのだと正しく理解してください。

彼ら小泉くんの裏で糸を引くアメリカの権力者たちは、創価学会をまるでアルカイダのようにしか思ってないんです。それが実質です。池田大作先生だって仕方なしの状態なのです。そこを正しく理解してください。

政治、投票というものは、「日本国民」のためのものです。他国の人はできません。宗教にだって手を入れさせてはいけないんです。自公連立なんて本来仏の心に反するのです。

で、同じ、このことを、ホリエモンももう一度考えて欲しい。

いまやビジネスは世界を越えます。ワールドワイドに展開されています。

しかし、選挙というものは決してグローバルなものではないのです。ローカルなのです。同じ同胞がどう生きるのかを考える機会なのです。アメリカ人に投票権なんかないんだから。我々が我々のこと、来し方行く末を考える行為なんだ。そこを忘れてはいけない。

ホリエモン、わかってるか、おまえも日本人なんや。そやから、選挙の時だけは「アホな日本人」としての立場、未来、生活を考えなアカンねんぞ。そこをしっかり腹に据えとけ。外資の投資家は頭もええし、戦略もすごいやろう。でもそれですべてを外資にまかせたらええというもんでもないんや。ええとこは取る。我々同胞のものにする。それまでは、貿易やら法律での障壁があってもええんや。よう腹に据えとけ。

とにかく、最終的には、みな同胞。
選挙の結果も、すべて私は受け入れます。
だからこそ、選挙の前に言いたいことは言っておきます。
それだけです。

ということで、一週間ぐらい続けて書きましたけど、多分連続書き込みはこれで終わりだと思います。
ともあれ、日本人がバカでないことを僕は信じてます。
やりすぎた政権には鉄槌が降りるものです。
それが自然の流れです。
だから、9月11日、小泉政権は終わります。確実に。

以上。
この二三日アクセス数が多いので、ここのアクセス元表示を調べたら、けっこう「小泉」「ヒットラー」の二つのキーワードで検索している人が多いようなので、私の意見を簡単に書いておきます。

それは「小泉はヒットラーより無能だから、どうしようもない」ということです。

細かいことは、この日記の2005年8月17日の日記を見てください。

http://diarynote.jp/d/12917/20050817.html

とにかく、いま、小泉くんとヒットラーを較べて似ているという論調があるけど、全然似てなくて、もっとひどいのだよ。経済無策だもん。

無能。能なし。
それが先に問われるべき事でしょう。
ヒットラーみたいに国の経済を画期的に好転させたわけではない。

こういう無能宰相だから、マスコミに頼るわけですから。そこを勘違いしたらアカン。小泉は無能なんだ。本当に。マジに。どうしようもなく。

今回の選挙は、郵政がテーマではなく「小泉の通信簿」をつけるという選挙です。で、それははっきり赤点・欠点だと私は思います。

マンガ家のいしいひさいちが、小泉首相の似顔絵を書くときに、時折「鼻水を垂らしたまま」の顔を描く。

あれが、実にうまいと思うのだ。

自分が鼻水をたらしているみっともない姿だ、ということに気付いていない人間。それが小泉なんだ。
だから「刺客戦術」などという浅ましいことができる。
人間としてどうかと思うよ。やっぱり。

ジャーナリストの櫻井よしこ氏も、その節操のなさを、強く叱責している。先の道路公団の問題の時に、改革案に政府案と道路公団側の案があってどちらかを選ばなければならない時に、小泉くんはその内容を正しく把握すらしていなかったという話をあげていた。「内容を知りもしないで、それでええんか。この無責任首相!」ということらしい。(詳しくは櫻井さんの著書をお読みください。私は部分を立ち読みした程度なので。)

ようは小泉くんは、「選挙での人気」にしか興味がない人なのである。

曽我ひとみさんがインドネシアの首都ジャカルタ郊外でジェンキンスさん再会したのだって参議院選挙のある二日前。あまりにあけすけである。
ジョンイルに頼み込んだのがバレバレである。官僚の誰かが北朝鮮の誰かに土下座なみに頼み込んだはずである。

で、いまネットでウワサが流れてるのが、小泉の人気が落ちたら東京でテロを起こして、それで小泉が「私はテロを許さない〜」と英雄発言して人気を高めようとする、自作自演をやるんじゃないか、というもの。

まさかそんなことにはならないと思うが、はな垂れ小泉くんだったらやりかねないと、みんなが思ってるってことだ。
大事なのはそこだろう。

「ユウセイハンタイ・サンセイ」とかの「わかりやすいキーワード」は、いつも頭の中にある小泉君だけど、自分の鼻水が垂れてるのかどうかとか、そういう「自分の身体感覚」みたいなのが壊れてるわな、この人は。

そういうのが、いちばん怖い。平気で雰囲気増税、雰囲気改憲、雰囲気参戦をやってしまうに違いない。(てかすでに海外派兵は「雰囲気」で押し通してしまいやがった。)

鼻水みたいな欠点はないに越したことはないけど、亀井静香あたりだと、鼻の下あたりが真っ赤になっていて、鼻水をさっきまで垂らしていて、あわてて拭いたのがチョンバレって感じで、まだましだ。(いや、どうせ悪いことはやってるだろうが、まぁ鼻水拭くだけマシってことです。)

自分が鼻水垂らしていること自体に自覚のない、はなたれ小泉くんならどんなとんでもないことでも、やりかねないので、こういう奇想天外で恐ろしいウワサも、バンバンにネットで流せばいいのだ。だってそうなれば、この手は使えなくなるから。そんなことされたらかなわんから、先に「まさかせんやろな」と手を打っておこうではないか。

共産党でも民主党でも国民新党でも新党日本でも社民党でも、どれでもいいよ。とにかく「小泉独裁党」だけはダメだって。

仮にこれで民主党とか他の政党が政権を取って、で、その郵政改革法案が、自民党案とほとんど同じだったとしても、はなたれ小泉よりはマシだ。
そういうことなのよ、今回の選挙は。

この4年の総括選挙。
そうにしかならんでしょ。

ともかく、どうやらマスコミが買収されてしまっているということだけはハッキリしてるらしい。マスコミに関わってる現場からの声もけっこうあるみたいだ。

だから、はなたれ小泉が「雰囲気選挙」「イメージ戦略」でくるなら、こっちだって「自作自演のテロするんじゃねーの」という勝手な憶測だって、バンバンに流しておいてちょうどいいと私は思う。

鼻水戦略だけは、先に封じておかないと意味ないもん。
昨日は仕事で、さる地方都市まで出かけた。

県立病院でパソコン関連機器が導入されて、その導入例の記事を書くための取材だった。

ネットワーク関連の商品だったので、同じく県が行っている離島対策の話も出る。

陸から3キロほど離れている小島に住む人たちなのだが、島に病院はあっても常駐の医者がおらず、せめてこのくらいは、と、島に対面する県側の病院から無線でネットワークを張って、電子カルテを利用しているのだという。

おもしろい話だったので急遽取材にでかけることになって、取材していた県庁所在地の病院から、いきなり往復4時間の車移動で、離島の取材になってしまった。

到着した海沿いの病院の屋上まであがると、まっすぐ正面に問題の小島が見える。この病院から、その小島まで直線距離で約3キロの距離に無線のLANネットワークが張られているのだ。見通しが良いからうまくつながっているのだという。

が、しかし。

この「見通しの良い県立病院の屋上」というのが、4階建ての建物の屋上なのである。その地域を見渡しても、おそらく一番高い。この建物より高いのは電波塔やら高圧線の鉄柱くらいのものだ。

都会にすんでいれば、周りに10階建てのマンションなどが、あたりまえのようにあるから、4階建てのビルなんて、逆に電場の入りにくい悪条件のビルにしかならない。

しかし、この離島に対面する陸側の町では、あたり一面に一般の平屋、あるいは二階建ての民家が広がり、とくだん大きな建物はない。せいぜい大きく見えるのは三階建ての小学校の校舎くらいのものだ。


「こんな場所で郵便局を民営化したらつぶれるだけやん。」


それを心底、実感として感じました。
あかんよ、そら。絶対に。
離島に住む人だって270人しかいないんだから。経営なんか成り立つわけないやん。

島に住む若い人ならメールでもいいだろうけど、お年寄りにメールは酷だ。物流網だっていまの郵便なら、簡易保険などの他の窓口業務と兼務で人を配置して、配達もできるが、分社化して民営化なんかしたら、陸側の窓口までトラックが来るのが精一杯だろう。島の人たちは小荷物を受け取るにも自分たちの漁船で陸側まで来るしかなくなる。

こんなもの見えている。

取材も終わって「お仕事の邪魔してすみません。ありがとうございました。」とあいさつした時に、その陸側の4階建ての病院の運営理念が壁に張り出されているのを見つけた。

長々とした文章の中にハッキリと書いてあったのは、「地域医療業務の最後の砦として使命をまっとうする」というような理念だった。

そうなのよな、こんなもの、公的なユニバーサルサービスとして考えなければ、成り立つはずがないのよな。そういうことじゃん。

こういう土地には、おそらくなけなしの貯金を、コツコツ郵便局に貯め込んできた老人が山のようにいるはずだ。老齢化も進んでいるだろうし、そんな老人に「郵政が民営化されるからね、ばぁちゃん(じいちゃん)の貯金は外資の投資会社が運用することになるからね。」などと言っても、絶対に誰も信用しないだろう。

だから、地方では自民党はそうそう勝てやしない。

で、小泉くんの戦略はどうかというと、人の多い町に出てきた「ちょっとIQの低い人」たちをマスコミを使って「民営化は善である」洗脳する戦略なわけです。

だからね、都市に住む人はそう簡単にマスコミの誘導尋問にひっかかっちゃダメだと思う。責任も重いんだと思う。

結局、帰りの車の中では僕とともに出かけた、僕の得意先の営業マンの人たちとも「結局小泉首相なんて、この数年、派閥闘争してただけですよね。」ということで話が終わった。

「結局、森派が増えただけですやん。それだけのことですもんね。」

というのが、その営業の人の意見。
単純に考えて、それだけのことしかしてないじゃん、この小泉って男は。

それがすべてだもんな。
あまりに薄っぺらすぎる。
話にならん。

そうつくづく感じた一日でありました。
まえまえから「アメリカが日本政府にあーしろこーしろ言う文書」というのがあるのは知ってた。

で、小泉くんなんかは、その要望書のいいなりなんだと。

で。

私としては、「そんな内政干渉は許せないよなぁ。やっぱり内緒でコソコソやってるだけだろうなぁ」と思ってた。

そしたらなんのことはない。コソコソ隠してるのは小泉くんたち日本の政治家だけだったんじゃないか。

なんとアメリカ政府のホームページに、それがちゃんと掲載されてるんだそうな。
しかも日本語訳で!

年次改革要望書(米政府による日本語訳)
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html

なんてあからさまなんだろう。
「日本、言うこと聞け」というものである。

で、今回の郵政改革法案は、完全にこの要望書どおりなんだそうだ。だから日本人がガサガサやりながら「公社化して4年は様子を見る」としてたのに、急に「改革するぞー」の変わってるわけ。

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実は日本の政治は、ずっと昔からアメリカのいいなり政府だった。そらもうアメリカに金を貢ぎまくりだった。

そんなことは、一応私だとて知っている。で、それも多少はしょうがないと思ってたのが私である。だって日本はまともにアメリカと戦う武器も持ってないもん。そら偉そうなこと言えませんよ。こういう場では力は正義になりがちです。

でもね、いままでの政治家は面従腹背で、アメリカに従ったように見せつつも、国内政治は自分たちの利権や権力構造を利用して、7-8割アメリカの言うことを聞いて、2-3割は日本国民のために抵抗してくれてたわけです。

で、そういう抵抗のために派閥の力とかが必要だった。

ところが小泉くんです。

この人党内基盤が弱かったのよな。だから力がなかった。それで、だ。
恐ろしいことに、こいつは「アメリカの力を借りて、同胞日本人派閥をぶっつぶす」ということをやり出したわけです。

はっきり言って資金の差が違いますし圧倒的に強いわけです。中曽根元首相みたいに別のアメリカ勢力とつながりのある政治家も「あなた年寄りだから議員やめれ」と一言で追っ払えるくらいに強力なわけ。

しかし、私はそれが許せない。
いままで「アメリカには面従腹背、従うのはまぁ7割」だったのを「しっぽを振って10割従います。」と言って同胞である自民党の派閥を次から次へとぶっ潰した。

残った議員は小泉礼賛議員ばっかりで、ようするに日本の議会なのにアメリカ議会の出張所みたいに作り替えてしまった。いま、もうすでにそういう状態ですよ。

そりゃね、七割したがって、3割抵抗っていう中途半端な奴と、「完全に従います」って奴なら、10割が勝つさ。
でも、そんなもんは日本人のための政治じゃない。ごめんこうむる。せめて3割は絶対確保しろ。

(これを10割自国運営と言うと自国で核を持つとこまでいかねばならなくなる。私はいずれはそうなったほうがいいと思うけど、それは国民の間にそういう納得ができてからだと思う。それよりいまは3割の国民の利益を守るのでせいいっぱいだ。)

いままでの日本の政治家は、この年次要望報告書みたいなことを国民に隠して「私はこの国の国政を運営してます」という面目を保つことこそ仕事という感じでやってたわけ。

でも小泉くんのあからさまなでノータリンな「十割アメリカ」なんてのが出てきたから、そんなことも言ってられなくなって、そういう裏の事情がやっと表に出てきた。

それがいまの状態です。

で、私が小泉くんを許せないのは、この年次要望報告書の存在を国会で突き上げられたのに「私は見たことないです、そんな書類は。」としらを切ったことです。

そんなアホな。いや逆に知らんかったら首相失格やろ。それはゆゆしき問題ですね、とか言わねばならん。しかし小泉は国会の答弁で「そんな書類は知らないけれど、私はアメリカがすべて悪いとは思ってません。良い点もたくさんあります。」とアメリカ礼賛を唱えたってことです。

いやあんた、日本の国会でそれを言うなよ。アメリカ人から票はもらってへんやろ。

そういうことです。そこが、この小泉君の頭の狂ってるところです。

このあたりのやりとりも、きっちり国会の議事録に残ってるのよな。みんな、読んでみてくれ。竹中ヘイゾウちゃんも同じくとぼけてるから。

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造反議員と呼ばれる人たち、小林こうきとか、荒井なんたらとかは、顔もいかついし、なんか裏でゴソゴソしてそうだなぁって気はするのよ。あんまり筋のいい奴らではない気がする。

それでも、この小泉くんとヘイゾウちゃんよりは多少はマシだ。(実際にはさして変わらんのだが、いまは状況が違うので。)

民主党だって、アメリカ留学して洗脳されてきた奴がたくさんいてるから、そうそう信用できるものでもない。それでも、この小泉君とヘイゾウちゃんよりはマシだ。

とにかく、いまの小泉は無茶苦茶で、それが悪いことに何もわかってない「小泉ストラップを買うような小泉ファン」と結びつくのがいちばん恐ろしいってことです。
さっきインフォシークのニュースを読んで唖然とした。
田中康夫の新党結成を揶揄するような、非常に偏向したゆがんだ記事内容になっている。発信元は毎日新聞だ。

「目立つパフォーマンス」とか、最初から色物扱いの見出しがついているし「わかりにくい説明をした」などの揶揄口調が透けて見える。

どういうことだ? これは?
なんで最初から「揶揄口調」なんだ。最初から偏向報道ではないか。
今回の選挙には、アメリカの金融界から五千億円の資金が小泉に流れ込んだというウワサがあるが、それがそのまま本当だと裏付けているようなものだ。あまりにひどい。

しかし、この記事はまだ良いのだ。うそでも田中康夫の意見は載せてたから。(ただし肝心の「民営化で4分割された後、外資に売却されるようなことは起きないのか。民営化の先を具体的に国民に示すのが政治の説明責任だ」と田中康夫が一番言いたいことは見事に削除されてる。ちょっとあまりにひどいってものだが。)

問題は、その横についてたインフォシークの「田中康夫の二足のわらじについて」などというとんでもなくミスリードしたタイトルの掲示板だ。
ホリエモンだって二足のわらじなのに。どうして新党日本の田中康夫は批判用の掲示板が用意されて、小泉独裁政党に荷担する側のホリエモンは非難されないのだ。

あまりにおかしかろう。

いったいこの国のマスコミはどうなってしまったのだ?
中立報道という公的役割すら果たせなくなっておるではないか。
これでは便所の落書きと同じだ。
マスコミはほとんど死んでいる。今回ほどそれを露呈した事件はない。ほんとうにひどいぞ、これは。

ちなみに、その掲示板では、そういう偏向した態度そのものに腹を立てて、田中康夫を応援するメッセージで一杯だ。
そこでのみホッとするが。

テレビもひどいし新聞もぐちゃぐちゃ。本当に、こういうネットでの一般人の声だけが頼りの選挙だな、これは。本当に。
本当にひどい。

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ここ数日「アンチ小泉」の話ばっかり書いてるが、これはもう書かずにはいられないくらい状況がおかしいからだ。

でも、私はこの「だいあり」を、他のブログ等にトラックバックさせたりするつもりはないのだ。

私は私の知り合い、この場で見知った人や、身の回りの愛する人に対してだけ、私が感じている事実を真剣に伝えるだけだ。

それだけでいいと思う。

私は身の回りの人との信頼関係こそを大切にする。

そういう姿勢にこそ、本当の真実はあるんだと思う。
あとは判断するのは、ここを読んだ人にまかせたいし、僕と同じように、いまの状況のおかしさに気付いた人が、どうやら数多くいるらしいってことがわかった。

どう判断して良いのかわからない人は、まず自分の信用している人の意見をこそ信用しなさい。テレビやマスコミの有名人とかを信用してはいけない。

有名人だって商売だ。金を払う側が無茶を言ったら従うしかあるまい。それは許してやれ。ただ、自分の信念を、そういう気分や雰囲気の論議に流されて渡してしまうくらいなら、信用する人の意見をこそ信じて、ていねいに読み解くべきだ。

真実は遠い国、遠い場所にあるんじゃない。身の周りにこそあるんだってことに、真剣に気付かないとダメだと思う。
小泉くんの「女性や老人など、ちょっとIQの低い人がターゲット戦略」がほんとうに頭にくるので、ムダかもしれないが、あえて解説を続ける。

だいたい、「同じ党員に刺客を送る」ということ自体が議会制民主主義の「いのち」を抹殺する、とんでもない判断なのだということを理解していただきたい。

議会制民主主義というのは、異なる権利団体や個人などが代表者を議会に送り出して議論を戦わせ、その結果すべてを解決する良い判断に到達できれば良し、できなければ次善の策として投票などで採決するなどするのである。

ようは「議会で話し合う」「説得しあう」というのが主眼であり、もっとも重要な機能なのである。

だから。

政治家は議会での「発言の自由」というものを死んでも守らねばならないのである。

実際、この議会での発言の自由を尊重するからこそ、国会会期中の国会議員の逮捕はできないのである。
つまり、仮に国会議員が犯罪者であっても、国民の代表として国会で意見を述べる自由は確保されねばならないものなのである。

この「自由な発言権」こそ、自由的民主主義の根幹だ、ということなのだ。これをおびやかすような事は絶対に行われてはならない。

今回の「刺客」は、この自由をおびやかすものだから絶対にダメなのだ。「党の言うこと聞かなきゃ、懲罰として選挙で落とすよ。」だ。そんなことされたら誰も自由に意見なんか述べられなくなってしまう。それがもっともまずいことである。

そんなもの、郵政がどうとかいうことより、はるかに重要な問題なのだ。ここを徹底批判もせずに、面白がって新聞やニュースの見出しにしてるマスコミ自体がすでにおかしいのである。

談論風発する環境をこそ、命をかけて守るというのが、国会議員の本懐である。

「言うこと聞かん奴には刺客を送る」なんてもんは最低の下の下だ。すでに政治家ではない、こんな奴。本当に腹かっさばいて死んでくれ、小泉くんよ。

論議するのが仕事なのに論議できないようにしている。もう、これほどおかしな狂った判断はないのだ。庖丁人が「錆びた包丁でも料理を作れるのが腕ってもんだ。」と無茶苦茶を言ってるのに等しい。

で、この「錆びた包丁論」が素人見には優れているように聞こえるから困ったものだ。そんなもん包丁はちゃんと手入れして切れる状態で使わないとダメだって。錆びた包丁で料理なんか作らないでくれ。なんで誰もそういう当たり前のことを言わん。そこに腹が立つ。

実際、郵政民営化に関する特別委員会での議事録を見ても、小泉くんの受け答えは、まるでなってないのだ。桝添要一が「郵政改革するのはいいけど、その後、この国をどうするのかなどのグランドデザインがまったくない、それがアンタのおかしいとこだよ」と指摘を受けてるのに、小泉くんは「まず郵政ができなくてはダメ」を繰り返すだけである。

まるでバカの返答である。質問された意味が分かっていない。

だから桝添氏が「いまの首相の答えは私の質問に答えていません」と指摘してるのに、小泉くん知らんぷりだったりする。

そらな、こんな低脳な受け答えしかしてない討論を見せられたら、参議院の連中だって反対投票を入れるよ。当たり前じゃん。

ほんと、議事録をもっとみんなに読んでもらいたいね。ほんとにひどいから。

で、今回、小泉君が勝手にひとくくりにしている「反対派」が、なかなかまとまった行動をとらないのだって、「全然立場の違う人が、同様におかしいと感じた」くらいに、小泉の言ってることがおかしかったからなのだよ。

ここ、勘違いしたらあきませんよ。おかしい、狂い方の程度が飛び抜けすぎてるの。キチガイ沙汰なの。だから、意見の全く違う人たちでも「小泉はおかしい」になってるの。

で、立場が違うから連携できないの。そういうことだから。「小泉はおかしい」は共通項だけど、政治信条はみんな違う。連携もしたことないような人だったりする。だから共通項となる言葉がなくて、あえて言えば「国民のため」とか「日本のため」と言うしかないのだ。

だから「国民新党」なのだし「新党日本」なのだ。
(田中知事は、やることなすこと、極端なので、あまり好かんが、ときたま凄くまともなことをしたり言ったりして驚く。今回はそのパターン。ともあれ行動がともなってる分評価する。)

で、小泉くんのこすっからいのは、みんながすぐには団結できないのも先読みしてたってこと。とんでもなく変な事を言って、みんながポカンとしている間に「刺客」まで立ててしまって「言論統制」したわけよ。(こういう奇策だけは異様にうまい。基本を無視して上っ面で勝負する、でそんなことしかできない、最低の人間である。)

野田聖子とか小渕優子とかなぁ、自民に残るんなら、まずこのおかしな論理の無茶苦茶さ加減を今からでもええから徹底追求して小泉を辞任に追い込め。それもできないのなら、自民に残った意味なんか、なかろう。郵政法案に反対してたくせに、刺客の話でとたんに自民に残りやがって。まったく。

(いやまぁ、こんなことで離党させられたらたまったもんやないというのが、ほんまのとこやけどね。私は意外に野田聖子と小渕優子は買っているのだ。女特有の地道さで、良くやってると思う。がんばれ。がんばって小泉君の首を後ろからぎゅぎゅうに締めて締め殺せ。)

こんなもん、憲法違反以前に議会制民主主義の根幹をゆるがすゆゆしき事態やねんから、首相の首を切るのが当然です。マスコミは何も言わないが。

議論の場の自由を守ることは、郵政改革なんかより、うんとうんと何百倍も重要だよ。
こんな懲罰的な「刺客」を立てる発言をした段階で即刻、総裁罷免にせな本来はおかしい話なのだ。

だって実際、そうでもせんかったら、自民に残った人間、何も言えなくなるよ。小泉くんの言いたい放題にしかならんし。

わしら、別に小泉くんのために生きてるのと違うよ。政治家は国民の代表でしょうが。トップがおかしなこと言うたら、現場の人間がトップを切れ。

それも出来ない自民党に存在価値はない。

--------------

あー、いろいろ書きたかったけど、僕より遙かに物事分かってる人のホームページに勝手リンク貼るほうがいいなぁ。

そう思ったので、いろいろ貼る。

■森田実(政治評論家:「時代を斬る」のボタンを押してちょ。)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

■村井仁(衆議院議員 自由民主党治安対策特別委員長
自由民主党総務:今回の「刺客」問題で立候補自体を取りやめた方)
http://www2.cnet.ne.jp/muraizin/

■副島隆彦(私が敬愛する評論家。でもちょっとヒステリーだよなー。そこはさっ引いて評価してあげてください。)
http://snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi

今日はここまでにしといたろ。
「女性や老人など、ちょっとIQの低い人」をターゲットに郵政改革は進められる。

実に人をバカにした話だ。「アホをだましとけ」というやり方。で、それを隠そうともしてない。ぬけぬけと堂々と政府広報で出している。

なんだそれは。

で、これが腹が立つのは、どうもそのやり方が功を奏しそうな流れだからなのよなー。

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結局、小泉くんは憲法違反になるようなことばっかりやってる。

イラク特措法もそうだ。時限立法で短期だからと憲法9条無視で海外派兵した。「やるんだ」と言ってやった。無茶苦茶である。

今回も衆議院では法案は通ってる。衆議院はちゃんと郵政改革賛成なのだ。なのに小泉くんは衆議院を解散したのである。賛成した「味方」を総括してしまった。無茶苦茶もここまでいくと唖然とする。

いくら解散しても参議院のメンバーは変わらない。だから、もし選挙に小泉くんが勝って「小泉独裁党」ができ、いまの法案を「修正」もせずに参議院に出して、それで無理にでも法案が通るように周りの人間に圧力をかけるなんてことをしたら(小泉くんならやりかねない)それこそ参議院と衆議院の役割を明確化した憲法無視である。

イラク特措法を見よ。時限立法と言いながら延長しとるではないか。だから電車に乗るときに「危険物の持ち込みは禁止されております」などという気持ちの悪い、アナウンスを聞き続けねばならんのだ。

もともとが憲法無視という無茶苦茶だから、あとはどうとでもなるという見本のようなものだ。本来延長するかどうかも国会審議で徹底的にやらなアカンのと違うのか。いつのまにか郵政国会でごまかされたが。

だから、いまここで小泉はダメだ、とだけは言っておくのだ。(別に民主党がいいとも国民新党がいいとも思わないけど。とにかく今の小泉はダメで危険だってこと。それだけ。)

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小泉くんの頭の中には、「国民の幸福」なんぞはかけらもない。あるのは自分の支持率と、自分自身の党内勢力だけだ。

この数年で小泉くんの属する森派がいかに勢力を伸ばしたか。いかに橋本派や亀井派がそぎ落とされたか。そういうことをこそ見てもらいたい。だって小泉くんの狙いはそこにしかない。

ぱっと見、派閥政治を壊したように見えるが実質は逆である。派閥の悪い面、上の言うことは間違ってると思っても聞くしかないという側面だけがふくれあがったにすぎない。理念の違う別派閥がなくなったことで「議論を尽くす」機能まで失ってしまった自民党に存在価値すらあるまい。

いまや自民党は「小泉党」である。で、この小泉という人間は実は政治バカで、国内政治、それも自分の党のことしか興味がないのだ。最悪の視野セマ人間なのだ。

自民党をぶっつぶすとかは言ってるけど、「日本の政治体制を変える」とかそういうことは言ったことない。なんでか?大きな理念なんか何もないからなのだ。それどころか「議論を尽くす」とかの民主主義の基本すら頭にない。自分のことだけだ。本当に。

こいつは、自分が属する世界のことしか知らない。で、その自分の属する自民党をぶっつぶして「小泉イエスマン政党」を作るというだけのことだ。

そんなもんはいらん。
いらんというか、あったら迷惑や。やめてくれ。
国民最大の不利益やわ。国民の方を向いてなくて小泉しかみてない政党。やめてくれ。気持ちの悪い。
こいつ、ほんまに国民生活のこととか何も考えてないよな、ほんまに。

こいつが気にしてるのは国民の生活ではなくて支持率だけだ。情の通ったこまやかな日々の生活のディティールにはとんと頓着せず、ひたすら数字だけ。感性自体が狂っていて「他者の実感」を想像する能力に欠けているのだ。

だから「4割の神話」というものが生まれる。

支持率が40%を切りそうになると、小泉君は「大型パフォーマンス」を導入するのである。ディズニーランドと同じだ。入園者が減ってきたら新しいアトラクションが必要なのだ。

まさに「子供だまし」である。

北朝鮮との国交回復だってそうだったし、今回のこの選挙も同じだ。支持率が落ちたら国民向けの派手なパフォーマンスをやってごまかす。それだけのこと。その繰り返しだけが、この数年続いてるだけだ。小泉くんにすれば、どうせ国民なんてバカばっかりだ。誰も本当に大事なことなんかには気付かない。そういう腹なのだ。

で、言うことはいつも同じ。「抵抗勢力」とか「敵」を決めつけて「ぶっつぶす」と正義の味方ぶる。それだけ。ほんとうにいつもそれだけ。なのに、なんで、みんな「おー」とか言うかなぁ。ほんとに考えない人は困る。そんな紙芝居みたいな物語で喜んでるんじゃないよ。

だいたい、衆院可決、参院否決なら、衆院でみんなで知恵を絞って法案修正するというのが当然じゃん。なんで賛成した衆院議員に選挙という踏み絵をさせるのさ。とてつもなくおかしかろう。変人を越えてキチガイだよ。ようするに政権内を「小泉イエスマン」だけにしたいっていうだけじゃん。

こんな選挙、小泉くんだけが得で、他に誰も得をしない。する必要のない選挙で、選挙資金のムダ使いもはなはだしいのだ。小泉くん個人で全選挙資金を支払ってもらいたい。実際。

--------------------

このままいくと、この郵政法案が年内に通ってしまって、その勢いで憲法改正(改悪)まで簡単に行ってしまえる。日本はいま兵役の義務はなく志願制だが、徴兵制まで小泉なら導入しかねん。
だってアメリカべったりやもの。

そういうことは、憲法違反でも平気でやってしまえる、この狂気の政治家ならやりかねんってことです。他の政治家なら無理だ。だってちゃんと憲法の理念は守るし、他人の意見に耳を貸すもの。小泉くんは「他人の意見に耳を貸さない」のですよ。だめよ、こんな奴。

来年の9月には任期があるから自民党の総裁やめると、この時期に言ってるのがだいたいあやしい。それまでにやれることは全部やるつもりなんだよ。独裁体制で、言論封鎖して。
なんて恐ろしい。

みんな、それ、わかってんのか?

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