メトロノームを買いに行く。
2003年11月18日 ●ウクレレウクレレ。
ずっとひとりで練習していたので、リズムの安定性が悪いというのがわかってきた。
勝手にちょっと早くしたり、気持ちでリタルダンドしてたり。それではいかんと思い、楽器屋までメトロノームを買いに行く。
もともと教室が、その楽器店が経営してるところだから、教室の生徒には割引っていうのがあるのよね。だから「どうせなら買っちゃおう」とか、つい思う。まぁ、良い商売です。というか、楽器なんか教室なしでは、そうそう売れないわなぁ。うん。
教室の方針でウクレレはローGチューニングということになっているので、実は先週も低音弦を買いに来たのであります。
こういうことで楽器店にちょこちょこ来るというのは実は楽しい。ウクレレも20万もするようなのが飾ってあって「欲しいなぁ」とか思うだけでも楽しい。そのうち、またちょっと弾かせてもらおう。
教室の生徒であることを示すプラスチック製のカードがあるのだけれど、弦を買った時に割引いてもらおうと、提示すると、パッと裏を見て「あ、ウクレレをお習いですか。あー、T先生ですね。」と店員に、声をかけられた。
ほへー、そういうシステムになってるのかぁー、と大変に感心してしまった。どの楽器に興味があって、顧客のカリキュラムの程度はどんなものかというようなところまで、おそらくは分かってるわけだよなー。うーん。すごいねぇ。
楽器というのは面白いもので、同じ楽器を好きな人は性格とか考え方とかが、実は大変似ていたりするのです。なので、ある意味、店員に性格まで見透かされてしまったような気になってしまったのですな。
ちょっと怖い気もするけど、まぁそれが自分なんだしそれはそれで良いか、と納得したわけです。
ということで、それなりに商品をいろいろ置いてある店内をメトロノームを探し回ってうろつくのも面倒だったので、店員さんに「メトロノームはどこにありますか」と聞いてみる。
すると、その店員さん、「あ、はい、ありますよ」と、その場で後ろを振り返ってガラスケースを開けにかかった。
ええーっ、おいおい、ワシ、メトロノーム売り場のまん前でメトロノームどこにあるのって聞いてたのか?気付かんかったぞー。
というのも、私、メトロノームと言う限りは、あの昔ながらの、知る人ぞ知る、三角錐に逆振り子形の指示棒のある昔ながらの形を思い描いていて、それが店頭に飾られているものと思い込んでいたからなのです。ひたすらそれを探してたのですね。
ああ、でも、もうそんなアナログなメトロノームなんか、もう売ってないんだ。そうなんだ。そういう時代なんだ。ほへー。と、感慨に浸ってしまった。
見れば名刺ケースくらいのサイズのデジタルのものばかり。左右に振れる指示棒も液晶画面にわずかに残っている程度。モノによっては、そんな表示すらなく、LEDの点滅だけになってしまっている。
つつつ、つまらん。
こんなにデジタルばっかじゃつまらんじゃないかー。
んー、でも昔ながらのアナログなメトロノームがあったとして、買うか?ワシ。
買わん。買わんよなぁ。そうよなー。うーん。
ということで、値段も安かったので(2000円程度)液晶で指示棒が名残惜しそうに揺れているタイプのメトロノームを買う。あとでわかったんだけど、楽器のチューニング用の機能もついてたから、まぁお買い得かもなと思いました。
ということで、またまた生徒カードを出すと、「あ、ウクレレをお習いですか。あー、T先生ですね。」と言われる。
お前もかいっ!マニュアルなのかよー。んー、つまらん。まったく。
というようなことを感じたメトロノーム購入顛末でありました。
ずっとひとりで練習していたので、リズムの安定性が悪いというのがわかってきた。
勝手にちょっと早くしたり、気持ちでリタルダンドしてたり。それではいかんと思い、楽器屋までメトロノームを買いに行く。
もともと教室が、その楽器店が経営してるところだから、教室の生徒には割引っていうのがあるのよね。だから「どうせなら買っちゃおう」とか、つい思う。まぁ、良い商売です。というか、楽器なんか教室なしでは、そうそう売れないわなぁ。うん。
教室の方針でウクレレはローGチューニングということになっているので、実は先週も低音弦を買いに来たのであります。
こういうことで楽器店にちょこちょこ来るというのは実は楽しい。ウクレレも20万もするようなのが飾ってあって「欲しいなぁ」とか思うだけでも楽しい。そのうち、またちょっと弾かせてもらおう。
教室の生徒であることを示すプラスチック製のカードがあるのだけれど、弦を買った時に割引いてもらおうと、提示すると、パッと裏を見て「あ、ウクレレをお習いですか。あー、T先生ですね。」と店員に、声をかけられた。
ほへー、そういうシステムになってるのかぁー、と大変に感心してしまった。どの楽器に興味があって、顧客のカリキュラムの程度はどんなものかというようなところまで、おそらくは分かってるわけだよなー。うーん。すごいねぇ。
楽器というのは面白いもので、同じ楽器を好きな人は性格とか考え方とかが、実は大変似ていたりするのです。なので、ある意味、店員に性格まで見透かされてしまったような気になってしまったのですな。
ちょっと怖い気もするけど、まぁそれが自分なんだしそれはそれで良いか、と納得したわけです。
ということで、それなりに商品をいろいろ置いてある店内をメトロノームを探し回ってうろつくのも面倒だったので、店員さんに「メトロノームはどこにありますか」と聞いてみる。
すると、その店員さん、「あ、はい、ありますよ」と、その場で後ろを振り返ってガラスケースを開けにかかった。
ええーっ、おいおい、ワシ、メトロノーム売り場のまん前でメトロノームどこにあるのって聞いてたのか?気付かんかったぞー。
というのも、私、メトロノームと言う限りは、あの昔ながらの、知る人ぞ知る、三角錐に逆振り子形の指示棒のある昔ながらの形を思い描いていて、それが店頭に飾られているものと思い込んでいたからなのです。ひたすらそれを探してたのですね。
ああ、でも、もうそんなアナログなメトロノームなんか、もう売ってないんだ。そうなんだ。そういう時代なんだ。ほへー。と、感慨に浸ってしまった。
見れば名刺ケースくらいのサイズのデジタルのものばかり。左右に振れる指示棒も液晶画面にわずかに残っている程度。モノによっては、そんな表示すらなく、LEDの点滅だけになってしまっている。
つつつ、つまらん。
こんなにデジタルばっかじゃつまらんじゃないかー。
んー、でも昔ながらのアナログなメトロノームがあったとして、買うか?ワシ。
買わん。買わんよなぁ。そうよなー。うーん。
ということで、値段も安かったので(2000円程度)液晶で指示棒が名残惜しそうに揺れているタイプのメトロノームを買う。あとでわかったんだけど、楽器のチューニング用の機能もついてたから、まぁお買い得かもなと思いました。
ということで、またまた生徒カードを出すと、「あ、ウクレレをお習いですか。あー、T先生ですね。」と言われる。
お前もかいっ!マニュアルなのかよー。んー、つまらん。まったく。
というようなことを感じたメトロノーム購入顛末でありました。
ということで、今日はウクレレ教室の日。
うーん。思ってたより、むずかしいねぇ。
一人で練習するクセがついてるので、周りにあわせて弾くというのが辛い。リズムを安定させるのもけっこう大変。
でもまぁ、基本的にはとても楽しいので良しとしよう。
ウクレレ教室のあと、友人と少しばかり飲みに行く。まぁ晩飯だね。カウンターで焼き鳥。
で、帰宅。いつも月曜日は事務所で少年ジャンプを読んでたりするのだけど、今日は忙しかったので帰ってから読んだ。自宅で発売日の夜中にジャンプを読むなんてなー。したことなかったような気がする。
うーん。思ってたより、むずかしいねぇ。
一人で練習するクセがついてるので、周りにあわせて弾くというのが辛い。リズムを安定させるのもけっこう大変。
でもまぁ、基本的にはとても楽しいので良しとしよう。
ウクレレ教室のあと、友人と少しばかり飲みに行く。まぁ晩飯だね。カウンターで焼き鳥。
で、帰宅。いつも月曜日は事務所で少年ジャンプを読んでたりするのだけど、今日は忙しかったので帰ってから読んだ。自宅で発売日の夜中にジャンプを読むなんてなー。したことなかったような気がする。
ということで、ウクレレ教室に通うことにした。
スタンダードナンバーが習える。
基礎練習をちゃんとやる。
ソロも伴奏も練習する。
実に良い教室だ。けっこう気に入る。
これから楽しみです。
スタンダードナンバーが習える。
基礎練習をちゃんとやる。
ソロも伴奏も練習する。
実に良い教室だ。けっこう気に入る。
これから楽しみです。
技能に置き換えたい。
2003年11月4日 ●ウクレレなんちゅうか、ずっと壁を感じてたんだけど、こんなもの、あれよね、精神的な内圧とかに頼っていて壁を越えられるわけがないのよね。
だって、苦手があるとか、うまくいかないとか、そういうのが精神的苦痛になってるわけだけど、その精神的苦痛こそが壁を越えられない原因なんだしさ。
こけるのが怖いと思っていて自転車に乗れない人間が、「私は怖がってるからいけない」といくら考えても、そら自転車には乗れない。
原因を明確にしてもしゃーないのよなー、この場合は。それよりかは補助輪をつけた自転車で走ってみるとか、逆に補助輪を外してみるとか、あるいは「自転車には乗らなくてもいい」とか、他の方法を考えないと。
原因ではなく目的を考える。これ、アドラー心理学の考え方ですけど、このアプローチがあったからこそ認知心理学とかが成立したんだろうしねぇ。けっこう大事な気がする。
もう内面心理のトラウマとかは、ほったらかしにしておこう。もうわかった。だいたい。それはそれである。あるものはある。それでいい。単に個性のひとつだ。そこをいじっても何も出て来ない。
で、いまはちょっとウクレレが楽しい。
ここにあるのは「技能」の世界なのだ。
積み重ねれば積み重ねた分だけ確実に進歩がある。その進歩こそが安心感になったり、自分に対する信頼になったり、ひいては自信になったりする。
とても気持ちいいし、心がやすらぐ。
「技能」というのは良い。内面的なかかずりあいとかがない。やったらやっただけだから。
堂堂巡りすることも少ないし、気持ちが沈んでしまうということもない。
まぁたとえば難しいフレーズにぶつかって「くっそー、うまいこといかへんやんけ」というような気持ちにはなるけれども、それもまぁ、指を動かしてればとりあえずは乗り越えられる。
ここなんよなぁ、乗り越えられるのよ。実際に。現実的に。その小さな「乗り越え」が楽しい。
「くそっ」と思って「乗り越え」がある。
やってることは、ほんとうに小さな小さなワンフレーズのことなんだけどねぇ。
でも逆に弾けば弾くほど「乗り越えていけるよ」という感覚が強くなっていく。
いいよなー、ウクレレ。
いやまぁ、なんだっていいんだろうけど。囲碁でも俳句でもエアロビクスでもお習字でも。
とにかく習い事というか技能の必要なことを積み重ねるっていう感覚。
これは救いになるよなー。
そんなこと、考えたこともなかったけど。
いやー、大事だわ、この感覚。
悩みとか落ち込みとか、全部こういう「技能」とかに置き換えたくなるね。いやほんとに。
だって、苦手があるとか、うまくいかないとか、そういうのが精神的苦痛になってるわけだけど、その精神的苦痛こそが壁を越えられない原因なんだしさ。
こけるのが怖いと思っていて自転車に乗れない人間が、「私は怖がってるからいけない」といくら考えても、そら自転車には乗れない。
原因を明確にしてもしゃーないのよなー、この場合は。それよりかは補助輪をつけた自転車で走ってみるとか、逆に補助輪を外してみるとか、あるいは「自転車には乗らなくてもいい」とか、他の方法を考えないと。
原因ではなく目的を考える。これ、アドラー心理学の考え方ですけど、このアプローチがあったからこそ認知心理学とかが成立したんだろうしねぇ。けっこう大事な気がする。
もう内面心理のトラウマとかは、ほったらかしにしておこう。もうわかった。だいたい。それはそれである。あるものはある。それでいい。単に個性のひとつだ。そこをいじっても何も出て来ない。
で、いまはちょっとウクレレが楽しい。
ここにあるのは「技能」の世界なのだ。
積み重ねれば積み重ねた分だけ確実に進歩がある。その進歩こそが安心感になったり、自分に対する信頼になったり、ひいては自信になったりする。
とても気持ちいいし、心がやすらぐ。
「技能」というのは良い。内面的なかかずりあいとかがない。やったらやっただけだから。
堂堂巡りすることも少ないし、気持ちが沈んでしまうということもない。
まぁたとえば難しいフレーズにぶつかって「くっそー、うまいこといかへんやんけ」というような気持ちにはなるけれども、それもまぁ、指を動かしてればとりあえずは乗り越えられる。
ここなんよなぁ、乗り越えられるのよ。実際に。現実的に。その小さな「乗り越え」が楽しい。
「くそっ」と思って「乗り越え」がある。
やってることは、ほんとうに小さな小さなワンフレーズのことなんだけどねぇ。
でも逆に弾けば弾くほど「乗り越えていけるよ」という感覚が強くなっていく。
いいよなー、ウクレレ。
いやまぁ、なんだっていいんだろうけど。囲碁でも俳句でもエアロビクスでもお習字でも。
とにかく習い事というか技能の必要なことを積み重ねるっていう感覚。
これは救いになるよなー。
そんなこと、考えたこともなかったけど。
いやー、大事だわ、この感覚。
悩みとか落ち込みとか、全部こういう「技能」とかに置き換えたくなるね。いやほんとに。
Longtime Favorites 竹内まりや を買う。
2003年11月3日 ●ウクレレ竹内まりやの出したLongtime Favorites がやたらと気になっていたので買った。あ、実際には11月の4日か5日だったと思うけど。日付とは連動してません。あしからず。
すでにスタンダードとも言えるような60年代ポップスを竹内まりや風にまとめたものなのだけれど、あるお店の店内で流れていたラジオ番組で、このアルバムの中の「この世の果てまで」を聞いて、むちゃ気に入って買ってしまった。
いいなぁ、みんなが知ってる曲。それをちゃんと今風にいまの歌手が歌うっていうの。すげー好き。
いまウクレレの練習してるし、そういう過去の名曲とかも弾いてみたいんよねー。そういう思いもあって買った。
聞いてて思ったのは、「昔はこういう曲ってテレビでも良く聞けたのになー」ってことでした。サウンドインSなんて番組好きだったなー。
伊東ゆかりとか中尾ミエとか、歌のうまい人が豪勢なセットの中でゴージャスな衣装着て歌って、ちゃんとコーラスのできるグループがバックについて。で、服部克久とかが全部オリジナルにちゃんと編曲してたりして。
良かったよなー。ああいう番組って、もうないよねー。不況ってつまらん。
だいたい和田アキ子が日曜の昼間におばちゃん向けに好き放題しゃべるのが人気だったりするけどさー、私ゃ和田アキ子は歌手として好きなんよなー。歌聴きたいなぁ。でも、いまのテレビだと、いくら彼女が歌っても視聴率稼げんもんなぁ。つまらねー。いいんだけどなー、和田アキ子の歌。どうして司会なんかさせるかなぁ。あー、世間はバカである。
まぁしかし、ないものをねだっても仕方ないのである。似たような世界がCDで出たのなら買うしかないのである。買って聞いてると幸せなのである。
ボーイハントなんかいいよなー。元ネタになった映画自体は見たこともないけどさー。曲はいいよなー。日本語の詩も今回はじめてちゃんと聞いたけど、「どこがボーイハントやねん」やしなー。
「恋は知らず知らず心に咲く。
恋は赤く赤く楽しく咲く。
待ちましょう、めぐりあえるその日を、
静かに、静かに待ちましょう。」
だもんねぇ。
良い。
とにかく良い。
さっそくパソコンでMP3にして、手持ちのクリエにぶち込み、行き帰りの電車の中や歩いてる時間、あるいは自宅や事務所でもスピーカークレードルにクリエを乗せて鑑賞するのであった。
(こういう時にクリエは良いのである。音楽漬けになれるのである。はまる時にはまりっぱなしというのはなかなかに心地良いのである。)
しかしなんだなぁ、「ボーイハント」も「この世の果てまで」もどっちも三連符バラードよなぁ。好きだねぇ、このタイプの曲が。竹内まりやは。で、なんかすごくはまってると思うわ。うん。
すでにスタンダードとも言えるような60年代ポップスを竹内まりや風にまとめたものなのだけれど、あるお店の店内で流れていたラジオ番組で、このアルバムの中の「この世の果てまで」を聞いて、むちゃ気に入って買ってしまった。
いいなぁ、みんなが知ってる曲。それをちゃんと今風にいまの歌手が歌うっていうの。すげー好き。
いまウクレレの練習してるし、そういう過去の名曲とかも弾いてみたいんよねー。そういう思いもあって買った。
聞いてて思ったのは、「昔はこういう曲ってテレビでも良く聞けたのになー」ってことでした。サウンドインSなんて番組好きだったなー。
伊東ゆかりとか中尾ミエとか、歌のうまい人が豪勢なセットの中でゴージャスな衣装着て歌って、ちゃんとコーラスのできるグループがバックについて。で、服部克久とかが全部オリジナルにちゃんと編曲してたりして。
良かったよなー。ああいう番組って、もうないよねー。不況ってつまらん。
だいたい和田アキ子が日曜の昼間におばちゃん向けに好き放題しゃべるのが人気だったりするけどさー、私ゃ和田アキ子は歌手として好きなんよなー。歌聴きたいなぁ。でも、いまのテレビだと、いくら彼女が歌っても視聴率稼げんもんなぁ。つまらねー。いいんだけどなー、和田アキ子の歌。どうして司会なんかさせるかなぁ。あー、世間はバカである。
まぁしかし、ないものをねだっても仕方ないのである。似たような世界がCDで出たのなら買うしかないのである。買って聞いてると幸せなのである。
ボーイハントなんかいいよなー。元ネタになった映画自体は見たこともないけどさー。曲はいいよなー。日本語の詩も今回はじめてちゃんと聞いたけど、「どこがボーイハントやねん」やしなー。
「恋は知らず知らず心に咲く。
恋は赤く赤く楽しく咲く。
待ちましょう、めぐりあえるその日を、
静かに、静かに待ちましょう。」
だもんねぇ。
良い。
とにかく良い。
さっそくパソコンでMP3にして、手持ちのクリエにぶち込み、行き帰りの電車の中や歩いてる時間、あるいは自宅や事務所でもスピーカークレードルにクリエを乗せて鑑賞するのであった。
(こういう時にクリエは良いのである。音楽漬けになれるのである。はまる時にはまりっぱなしというのはなかなかに心地良いのである。)
しかしなんだなぁ、「ボーイハント」も「この世の果てまで」もどっちも三連符バラードよなぁ。好きだねぇ、このタイプの曲が。竹内まりやは。で、なんかすごくはまってると思うわ。うん。
一五一会チューニングしてみました。
2003年11月1日 ●ウクレレ沖縄出身のBEGINの編み出した楽器で「一五一会」というのがあって、これがなかなか面白い。
"http://mytown.asahi.com/okinawa/news01.asp?c=18&;kiji=194"
事務所の若いデザイナーさんが、前からギターは弾いているものの、なかなか一曲身につかないので、この一五一会に興味を持ってるという話だったのだ。
「指一本でコードが弾ける」というのが、いったいどういう仕組みなのか気になったので調べてみるとドミソの三和音ではなくミの音のを抜いたドソだけで和音とする考え方で、この和音ならメジャーもマイナーも関係ないという発想。
ふーん。
よくよく見ると三線に低音弦を一弦足した4弦構成なのよね。
ふーん。
………ウクレレのローGチューニングに似てる…。
はっと気付くとウクレレでちょっとチューニングを変えてみるだけで、この「一五一会」って実現しちゃうんだよなー。そこでさっそくローGでチューニングしたウクレレをCとGだけの「一五一会」チューニングにしてみる。
全然無理なし。実に簡単に「一五一会」になってしまった。
で、弾いてみると、これが実に楽しい。和音が沖縄チックになるのよねー。
適当にオカズをはさんでジャラジャラ弾いてみるだけで、すごく「らしい」感じになる。
えーなー、これ。
ということで、「一五一会」について調べたのは10/30くらいだったんだけど、11/5にビギンの「一五一会」のアルバム買ってきて聞いてます。
いや、なかなか良いですよ、これは。
-------------
しかし、このところ、ウクレレを弾くこと自体が楽しい。やはり楽器は良い。こころの安らぎが得られる。
故・伊丹十三さんが謎の暴漢に襲われ入院したことがあったが、伊丹さんはその時の日記で「小指の筋が切れていてギターを弾いても小指の活躍するフレーズがまったくだめ。しかし、弾けなくなってギターがいかに生活に潤いを与えてくれていたかに気付く」と書いておられるのだけれども、これが実によくわかる。
ウクレレではクレイジーGという一曲しか暗譜してないので、これしか弾けないわけだが、いまは二曲目の「星に願いを」を暗譜中である。
遊びでやってるだけなので、去年のいまぐらいに練習を始めて、いまだに二小節くらいしか先に進んでいない。
しかし、それでも一度覚えたフレーズは、少し練習すれば思い出す。小さな積み重ねが、そのまま活きる。これが良い。練習した時間というものが無駄にはならないのである。
飽きずに練習していれば、ほんのちょっとずつでも進む。これがいい。
で、音を耳で聞き、指を動かし、リズムを保つという行為と、その軽い緊張感が、確かに生活に潤いを与えてくるのであります。
そーよなー。下手な精神分析するより、ウクレレ弾いてるほうが、はるかに心の栄養になるよなーと、つくづく思うのであった。
いやー、良いです。楽器は良い。
音楽は良い。
すばらしい。
"http://mytown.asahi.com/okinawa/news01.asp?c=18&;kiji=194"
事務所の若いデザイナーさんが、前からギターは弾いているものの、なかなか一曲身につかないので、この一五一会に興味を持ってるという話だったのだ。
「指一本でコードが弾ける」というのが、いったいどういう仕組みなのか気になったので調べてみるとドミソの三和音ではなくミの音のを抜いたドソだけで和音とする考え方で、この和音ならメジャーもマイナーも関係ないという発想。
ふーん。
よくよく見ると三線に低音弦を一弦足した4弦構成なのよね。
ふーん。
………ウクレレのローGチューニングに似てる…。
はっと気付くとウクレレでちょっとチューニングを変えてみるだけで、この「一五一会」って実現しちゃうんだよなー。そこでさっそくローGでチューニングしたウクレレをCとGだけの「一五一会」チューニングにしてみる。
全然無理なし。実に簡単に「一五一会」になってしまった。
で、弾いてみると、これが実に楽しい。和音が沖縄チックになるのよねー。
適当にオカズをはさんでジャラジャラ弾いてみるだけで、すごく「らしい」感じになる。
えーなー、これ。
ということで、「一五一会」について調べたのは10/30くらいだったんだけど、11/5にビギンの「一五一会」のアルバム買ってきて聞いてます。
いや、なかなか良いですよ、これは。
-------------
しかし、このところ、ウクレレを弾くこと自体が楽しい。やはり楽器は良い。こころの安らぎが得られる。
故・伊丹十三さんが謎の暴漢に襲われ入院したことがあったが、伊丹さんはその時の日記で「小指の筋が切れていてギターを弾いても小指の活躍するフレーズがまったくだめ。しかし、弾けなくなってギターがいかに生活に潤いを与えてくれていたかに気付く」と書いておられるのだけれども、これが実によくわかる。
ウクレレではクレイジーGという一曲しか暗譜してないので、これしか弾けないわけだが、いまは二曲目の「星に願いを」を暗譜中である。
遊びでやってるだけなので、去年のいまぐらいに練習を始めて、いまだに二小節くらいしか先に進んでいない。
しかし、それでも一度覚えたフレーズは、少し練習すれば思い出す。小さな積み重ねが、そのまま活きる。これが良い。練習した時間というものが無駄にはならないのである。
飽きずに練習していれば、ほんのちょっとずつでも進む。これがいい。
で、音を耳で聞き、指を動かし、リズムを保つという行為と、その軽い緊張感が、確かに生活に潤いを与えてくるのであります。
そーよなー。下手な精神分析するより、ウクレレ弾いてるほうが、はるかに心の栄養になるよなーと、つくづく思うのであった。
いやー、良いです。楽器は良い。
音楽は良い。
すばらしい。
クレイジーGを弾く。
2001年9月9日 ●ウクレレお気に入りのウクレレだが、実は課題曲がひとつあった。
それは、前から気になっていた「CrazyG」というハワイのトラディショナルソング。
この曲、カッコいいんですよ。本当にハワイのトラデイショナルソングなのか? ほんまか? とか思うんですが、まぁ良い。
「Crazy G」についての解説は、
リンク
を、「Crazy G」そのものを聞きたいという方は、
リンク
の下の方にあるmp3のファイルをダウンロードして聞きましょう。
ともあれ、この一週間くらいちょくちょく弾くようにしてたので、なんと! 今日は楽譜見ながら弾いてみたら、ほぼ通しで最初から最後まで弾けてしまった。
おおーい、弾けちゃってるよぉ。
ウクレレは上手になっちゃダメなんだよぉ。万年ヘタクソこそが魅力なんだよぉ、とか思いつつ、「CrazyG」はカッコいい曲なので、ちょっとうれしい。
たぶん、通して弾き終わった後、小鼻がふくらんでると思う。そのくらい達成感高し。
んー、こういう達成感ってほんとうはウクレレの思想的ではないんだけどなぁ。まぁいいや。
次は暗譜だ・・・・っておい!練習しちゃってるよ。積み上げちゃってるよ。上を目指しちゃってるよぉぉぉ。ああ、ウクレレの思想に反するなぁ。
それは、前から気になっていた「CrazyG」というハワイのトラディショナルソング。
この曲、カッコいいんですよ。本当にハワイのトラデイショナルソングなのか? ほんまか? とか思うんですが、まぁ良い。
「Crazy G」についての解説は、
リンク
を、「Crazy G」そのものを聞きたいという方は、
リンク
の下の方にあるmp3のファイルをダウンロードして聞きましょう。
ともあれ、この一週間くらいちょくちょく弾くようにしてたので、なんと! 今日は楽譜見ながら弾いてみたら、ほぼ通しで最初から最後まで弾けてしまった。
おおーい、弾けちゃってるよぉ。
ウクレレは上手になっちゃダメなんだよぉ。万年ヘタクソこそが魅力なんだよぉ、とか思いつつ、「CrazyG」はカッコいい曲なので、ちょっとうれしい。
たぶん、通して弾き終わった後、小鼻がふくらんでると思う。そのくらい達成感高し。
んー、こういう達成感ってほんとうはウクレレの思想的ではないんだけどなぁ。まぁいいや。
次は暗譜だ・・・・っておい!練習しちゃってるよ。積み上げちゃってるよ。上を目指しちゃってるよぉぉぉ。ああ、ウクレレの思想に反するなぁ。
うーん、やはり今年のウクレレ熱はなんだかおかしい。土曜日だし仕事は夕方少し出て軽く済ませた程度で、やたらと弾く。
ウクレレにはウクレレ的世界があって、それを話したらけっこうウケが良かったので、ここでも書いておきましょう。
まず、ウクレレの一番良いところは、実は、
●飾りになる。
ということなのであります。「こんなん楽器としての特性と違うやん!」とかつっこまないように。この「飾りになる」ということがどれだけ強力な特徴であるかをわかっている人は少ない。
ギターとかだと、飾っておくにも邪魔なわけです。
だから、ついしまいこんでしまう。で、結局弾かなくなっちゃう。
でもウクレレは「飾り」として成立するから、棚とかそこいらに立てかけておくだけで「楽しい気分」にはなる。
で、いつでも手にとれるところにあるから、ちょっと弾いてみよっかな? となる。
これがいいんですよ。これがあるからウクレレはいい!
それこそ1コードだけ覚えて、ポロロンとかきならすだけでもかまわない。
それで充分「楽器を弾く心のやすらぎ」にはなっちゃう。
で、次に、
●弾けなくても良い。
ということがある。飾りですから。それだけで役に立ちますから。置いておくだけで、可愛らしいんですから。別に弾けなくてもいいんです。置いてあるだけで、空間がなごみます。これはすごいです。
そして、その他にも、
●ネックが細いので、弦を押さえるのがラク。(セーハラクラク。)
●フレットが狭いので随分離れた場所の音もラクラク出せる。
●低音部の響きをあっさりあきらめ高音部だけの和音に徹しているので、音が可愛い。
●開放弦の音の並びが、高音−中音−高音と一律ではないため、ただかき鳴らすだけで特徴ある響きがかなでられる。
というような数々の構造的魅力にも支えられまして、ウクレレという存在は、まさに、
●努力不要でらしさ追求。
という画期的ポジションを得ているのであります。
ここから、結局ウクレレユーザーというものは、「ウクレレの思想」ともいうべきものを生み出しておりまして、その思想そのものをウクレレと同等の気持ちで愛していたりすることが大変多いのです。
いわく、
●脱力。力入れない。きばらない。
●努力しない。がんばらない。
●決断しない。決めない。カタにはめない。
●上を目指さない。追求しない。
●意味なく現状を肯定する。理由などない。
ダラダラーっと、ズルズルーっとそのまま日常を過ごす感覚。
そういうのが、ウクレレ的世界でして、概してウクレレ好きは、そういう「ウクレレ的世界」自体をすごく好き。 わたしも好きです。
そんなこんなもありまして、ウクレレは、音楽を一曲弾くのではなく、ただ、弦をさわって、ポロポロンと鳴らすだけでホッとする。そういうところが良いのですね。
騙されたと思って、近くの楽器屋さんに行ってウクレレを何も考えずにポロロンと弾いてごらんなさい。それだけで、「わっ可愛い音」とか思っちゃうから。そういう具合に出来てるんやもん。よろしぃよぉ。
まぁ、そんなこんなで、ここのところ異様にウクレレを弾いている。
時間があくとジャカジャカやる。
本を読んで、飽きるとジャカジャカ。
ホームページ作って、飽きるとジャカジャカ。
自宅でゴロゴロしている時、あるいは落ち込んで気持ちが落ち着かないとき。そんなこんなを考えると、ウクレレは本当になぐさめになる。良い。ほんとにいいわ。これ。
ウクレレ。あなたもどうっすか? 一本。こりゃあ良いですよ。
ウクレレにはウクレレ的世界があって、それを話したらけっこうウケが良かったので、ここでも書いておきましょう。
まず、ウクレレの一番良いところは、実は、
●飾りになる。
ということなのであります。「こんなん楽器としての特性と違うやん!」とかつっこまないように。この「飾りになる」ということがどれだけ強力な特徴であるかをわかっている人は少ない。
ギターとかだと、飾っておくにも邪魔なわけです。
だから、ついしまいこんでしまう。で、結局弾かなくなっちゃう。
でもウクレレは「飾り」として成立するから、棚とかそこいらに立てかけておくだけで「楽しい気分」にはなる。
で、いつでも手にとれるところにあるから、ちょっと弾いてみよっかな? となる。
これがいいんですよ。これがあるからウクレレはいい!
それこそ1コードだけ覚えて、ポロロンとかきならすだけでもかまわない。
それで充分「楽器を弾く心のやすらぎ」にはなっちゃう。
で、次に、
●弾けなくても良い。
ということがある。飾りですから。それだけで役に立ちますから。置いておくだけで、可愛らしいんですから。別に弾けなくてもいいんです。置いてあるだけで、空間がなごみます。これはすごいです。
そして、その他にも、
●ネックが細いので、弦を押さえるのがラク。(セーハラクラク。)
●フレットが狭いので随分離れた場所の音もラクラク出せる。
●低音部の響きをあっさりあきらめ高音部だけの和音に徹しているので、音が可愛い。
●開放弦の音の並びが、高音−中音−高音と一律ではないため、ただかき鳴らすだけで特徴ある響きがかなでられる。
というような数々の構造的魅力にも支えられまして、ウクレレという存在は、まさに、
●努力不要でらしさ追求。
という画期的ポジションを得ているのであります。
ここから、結局ウクレレユーザーというものは、「ウクレレの思想」ともいうべきものを生み出しておりまして、その思想そのものをウクレレと同等の気持ちで愛していたりすることが大変多いのです。
いわく、
●脱力。力入れない。きばらない。
●努力しない。がんばらない。
●決断しない。決めない。カタにはめない。
●上を目指さない。追求しない。
●意味なく現状を肯定する。理由などない。
ダラダラーっと、ズルズルーっとそのまま日常を過ごす感覚。
そういうのが、ウクレレ的世界でして、概してウクレレ好きは、そういう「ウクレレ的世界」自体をすごく好き。 わたしも好きです。
そんなこんなもありまして、ウクレレは、音楽を一曲弾くのではなく、ただ、弦をさわって、ポロポロンと鳴らすだけでホッとする。そういうところが良いのですね。
騙されたと思って、近くの楽器屋さんに行ってウクレレを何も考えずにポロロンと弾いてごらんなさい。それだけで、「わっ可愛い音」とか思っちゃうから。そういう具合に出来てるんやもん。よろしぃよぉ。
まぁ、そんなこんなで、ここのところ異様にウクレレを弾いている。
時間があくとジャカジャカやる。
本を読んで、飽きるとジャカジャカ。
ホームページ作って、飽きるとジャカジャカ。
自宅でゴロゴロしている時、あるいは落ち込んで気持ちが落ち着かないとき。そんなこんなを考えると、ウクレレは本当になぐさめになる。良い。ほんとにいいわ。これ。
ウクレレ。あなたもどうっすか? 一本。こりゃあ良いですよ。
カマカに触ってしまった。
2001年7月30日 ●ウクレレ打合せの用事があって、なんばまで出る。帰りにブラブラしてると楽器屋が目についたので、ちょっと入ってみた。
今年はどうにもウクレレ熱が冷めないので、楽器屋にも何度も入っているのだが、ウクレレを触ろうかな? と思うたびに店員が「どうぞ自由に弾いてみてください」とか言うので、ついやめちゃうのだ。
弾いていいよと弾いてみたら、気に入った時に買わなきゃしょうがなくなるじゃん。やばいじゃん。そうでなくても欲しい欲しい気分で一杯なんだから。
なので、どこでも「どうぞ弾いてみてください」と言われるたびに「いえ、けっこうです。」と断ってきたのだけれども、今日は、同じように言われても気にせず「あ、じゃあこれ」と触ってしまったのだ。
というのも、17フレット(スタンダードなものは12フレット)のロングフレットで、国内有名メーカー品のものが、1万6000円なんて安い値段で並んでたからなんですけどね。安いからついフラフラと触っちゃった。
そしたら、音がダメ。安物くさくて話にならない。俺は今度はもっとまともなウクレレを買うんだよ〜! 前のは1万円でハードケースまでついてるという中国産の奴だったんだよ〜。音がいまいちなんだ。
でもまぁ、その店でさわってみたウクレレも、音が悪くてホッとする。いい音だと買っちゃってたもんなぁ。
でも、一度触りだすと、もともと好きだから止まらない。「あれも見せてもらえます?」とか、どんどん言い出してる自分に気付く。
最近はオベイションの出してるウクレレとかもあるのよなぁ。ギターで有名なメーカーですね。ボディがFRPで、音響計算しているというあれ。これがまた17フレットで、けっこういい音のウクレレを出してる。
このオベイションのウクレレは教則ビデオやソフトケースまでいっしょになったセットものまであって、本当に一瞬買う寸前まで行ってしまった。だってけっこういい音してたんだもん。これで2万円なら安い。
で。
17フレットじゃなかったんだけど、スタンダードなソプラノウクレレだったんだけど、カマカのウクレレが並んでたんで、ちょっと弾きたくなった。
カマカっていうのは、ウクレレの生まれ故郷、ハワイのメーカー。知ってる人は知っている。
で、弾いてみるとさぁ、これが音が全然違うのでした。もうオベイションも国内メーカーのウクレレも全部吹き飛んでしまう。「うわー、ええ音してるやん。これこれ。せめてこのくらいの音の出るのが欲しいのよ。」とか思う。一度弾いてしまうと、こういうのがあって、困るのよなぁ。
でも、12フレットのスタンダードなものだったし、6万5千円とちょっと値段も高めだったので、買うのはやめた。
でも、あれで17フレットだったら買ってたかも・・・・というか、クレジットカード使ってでも買ってたような気がする。
うーん。カマカ。良いなぁ。
今年はどうにもウクレレ熱が冷めないので、楽器屋にも何度も入っているのだが、ウクレレを触ろうかな? と思うたびに店員が「どうぞ自由に弾いてみてください」とか言うので、ついやめちゃうのだ。
弾いていいよと弾いてみたら、気に入った時に買わなきゃしょうがなくなるじゃん。やばいじゃん。そうでなくても欲しい欲しい気分で一杯なんだから。
なので、どこでも「どうぞ弾いてみてください」と言われるたびに「いえ、けっこうです。」と断ってきたのだけれども、今日は、同じように言われても気にせず「あ、じゃあこれ」と触ってしまったのだ。
というのも、17フレット(スタンダードなものは12フレット)のロングフレットで、国内有名メーカー品のものが、1万6000円なんて安い値段で並んでたからなんですけどね。安いからついフラフラと触っちゃった。
そしたら、音がダメ。安物くさくて話にならない。俺は今度はもっとまともなウクレレを買うんだよ〜! 前のは1万円でハードケースまでついてるという中国産の奴だったんだよ〜。音がいまいちなんだ。
でもまぁ、その店でさわってみたウクレレも、音が悪くてホッとする。いい音だと買っちゃってたもんなぁ。
でも、一度触りだすと、もともと好きだから止まらない。「あれも見せてもらえます?」とか、どんどん言い出してる自分に気付く。
最近はオベイションの出してるウクレレとかもあるのよなぁ。ギターで有名なメーカーですね。ボディがFRPで、音響計算しているというあれ。これがまた17フレットで、けっこういい音のウクレレを出してる。
このオベイションのウクレレは教則ビデオやソフトケースまでいっしょになったセットものまであって、本当に一瞬買う寸前まで行ってしまった。だってけっこういい音してたんだもん。これで2万円なら安い。
で。
17フレットじゃなかったんだけど、スタンダードなソプラノウクレレだったんだけど、カマカのウクレレが並んでたんで、ちょっと弾きたくなった。
カマカっていうのは、ウクレレの生まれ故郷、ハワイのメーカー。知ってる人は知っている。
で、弾いてみるとさぁ、これが音が全然違うのでした。もうオベイションも国内メーカーのウクレレも全部吹き飛んでしまう。「うわー、ええ音してるやん。これこれ。せめてこのくらいの音の出るのが欲しいのよ。」とか思う。一度弾いてしまうと、こういうのがあって、困るのよなぁ。
でも、12フレットのスタンダードなものだったし、6万5千円とちょっと値段も高めだったので、買うのはやめた。
でも、あれで17フレットだったら買ってたかも・・・・というか、クレジットカード使ってでも買ってたような気がする。
うーん。カマカ。良いなぁ。
ローGチューニングで眠いのに働く人。
2001年6月18日 ●ウクレレ土日にウクレレ情報にはまったので、日曜日の夕方にウクレレの弦を買いに行き、ウクレレを「ローGチューニング」に変更する。
本当はローGにすると、ウクレレ特有の可愛らしいコードの響きが損なわれるので、あまり好きではなかったんですが。
でも、ハーブオオタさんのビデオを見たらもうダメでした。「あの押さえ方で、こんなキレイな音が出るの? ウソ!」という気持ちになってしまいました。
そうなってしまったらしょうがありません。張替えです。
本当はちょっと仕事が残ってたので、月曜日の夜に張り替えして思い切り弾くつもりだったんです。でもだめでした。弦を買ってきてすぐに張り替えしてしまって、そのまま夜中までいろんな楽譜を引いてみました。
そんなこんなで、ウクレレ弾きつつ、仕事もしつつでドタバタしてたら、寝てる時間もあまり取れなくて、とりあえず事務所に出ただけ、という感じになってしまった。
明け方に一本仕事を終え、午前中に一本、昼から一本。げっ。けっこう仕事こなしてしまってる。ウソ!
もう一本二本仕上げたかったけど、もうしんどい。
少年ジャンプを読んで、月刊アスキーを斜め読みして寝ました。
おやすみなさーい。
本当はローGにすると、ウクレレ特有の可愛らしいコードの響きが損なわれるので、あまり好きではなかったんですが。
でも、ハーブオオタさんのビデオを見たらもうダメでした。「あの押さえ方で、こんなキレイな音が出るの? ウソ!」という気持ちになってしまいました。
そうなってしまったらしょうがありません。張替えです。
本当はちょっと仕事が残ってたので、月曜日の夜に張り替えして思い切り弾くつもりだったんです。でもだめでした。弦を買ってきてすぐに張り替えしてしまって、そのまま夜中までいろんな楽譜を引いてみました。
そんなこんなで、ウクレレ弾きつつ、仕事もしつつでドタバタしてたら、寝てる時間もあまり取れなくて、とりあえず事務所に出ただけ、という感じになってしまった。
明け方に一本仕事を終え、午前中に一本、昼から一本。げっ。けっこう仕事こなしてしまってる。ウソ!
もう一本二本仕上げたかったけど、もうしんどい。
少年ジャンプを読んで、月刊アスキーを斜め読みして寝ました。
おやすみなさーい。
今日は完全にマニアックな話題です。
ウクレレ好きの人なら、たいていみんな知っている、ウクレレの神様、ハーブオオタさんのビデオを購入した日であります。ハワイの人です。日系です。日本語はしゃべれます。けっこうなお年です。
で、説明するのが面倒なので、さらっと流しますけど、とにかく良いビデオでありました。なんつーかなぁ、単にこうやってこうやって弾いてまんねんというのを、ハーブオオタさんと、これまたウクレレ好きで有名なサザンの関口さんとの会話で進めていくというビデオなんですが、それこそ単にウクレレ好きの会話をそのままビデオに撮影しただけ、みたいな世界なので、たぶん興味のない人にはとてつもなくつまらないビデオだと思うんですが、ただそれだけのビデオに、見入ってしまったのであります。
解説のためのフリップも出て来ないし、カメラに向かって指の形を見せるとかもしないんです。ただ、オオタさんが関口さんに1フレーズずつ指づかいをやってみせて、「で、ここでD7sus4ね。」とか言ってるだけ。わからん人には、まーったくさっぱりわからん。というか、多少は知識のある人が見ても、わけわからんのです。どんな指使いしてるかとか。
なのにもう全然楽しい。早送りもなにもなしで、ただじーっと見てた。巻き戻しすらほとんどしなかったなぁ、もう見てるだけでうれしい。その空気が楽しい。細かいところはわからないんだけど、でも見ちゃう。あのパートがこんな指使いなのか、というのがぼやっとわかるだけでウキウキしてしまう。ウクレレ好きな人がウクレレ好きな人に教えている時間、空間、それ自体が楽しい。
で、ハーブオオタさんの演奏がまたよろしい。音だけ聞いてると「すごいとは思うけど、なんかギターみたいでおもしろくない。」とか思ってたんですが、ビデオで見ると世界がまったく違う。
「キャー、ワーッ! ウクレレ一本で、しかもあんな簡単な指使いで、あそこまで行けるの? そうなん? 知らんかった! キャー楽しい。おもしろそう! ああ、やりたいやりたい! 素敵ィィィ!」
という感じなんですね。
あー、わからんやろなぁ、一般の人にはこの感じ。
で、それに加えて。
いちおう教則ビデオの体裁をとっているので、ずーっとハーブオオタさんのソロだけを収録してあったんですが、最後に2曲、オオタさんとずっとコンビで演奏しているギターの人とのホテルでのミニコンサート風景が収録されてたんですね。
これがいい。
やたらといい。
名演奏ってわけじゃないんです。けっこう適当。ふたりの間で、ちょっとコードのズレとかもあるんじゃないの? って言うくらい。
なんですけどね、とにかくオオタさんも、そのギターの人も、心底楽しんでる。楽しんで弾いてる。コード体系とかが体に、指に入っていて、それが自由に引き出されていて、そのこと自体を楽しんでいる。
それも昔馴染みの合奏仲間がいて、あうんの呼吸でアドリブ入れたりとか。なんかねぇ、それがもう涙が出るくらい良かったですよ。いいなぁ、これ。
いや、たぶん、このあたりで感動する人って少ないと思うんですけどね。でも僕、ギターもウクレレもちょっとはかじってますから。その練習の向こうにこういう世界があるのかぁ、いいなぁみたいな、すごーく地続きのあこがれというかなんとかいうか。
いや、ハーブオオタさんの境地にはそう簡単にはたどりつけないんですよ。でも、その楽しんでいる心は同じというかなんというか。ああ、うまく言えない。
とにかく、私はたいへん幸せな時間を過ごしたのでありました。
以上。
ウクレレ好きの人なら、たいていみんな知っている、ウクレレの神様、ハーブオオタさんのビデオを購入した日であります。ハワイの人です。日系です。日本語はしゃべれます。けっこうなお年です。
で、説明するのが面倒なので、さらっと流しますけど、とにかく良いビデオでありました。なんつーかなぁ、単にこうやってこうやって弾いてまんねんというのを、ハーブオオタさんと、これまたウクレレ好きで有名なサザンの関口さんとの会話で進めていくというビデオなんですが、それこそ単にウクレレ好きの会話をそのままビデオに撮影しただけ、みたいな世界なので、たぶん興味のない人にはとてつもなくつまらないビデオだと思うんですが、ただそれだけのビデオに、見入ってしまったのであります。
解説のためのフリップも出て来ないし、カメラに向かって指の形を見せるとかもしないんです。ただ、オオタさんが関口さんに1フレーズずつ指づかいをやってみせて、「で、ここでD7sus4ね。」とか言ってるだけ。わからん人には、まーったくさっぱりわからん。というか、多少は知識のある人が見ても、わけわからんのです。どんな指使いしてるかとか。
なのにもう全然楽しい。早送りもなにもなしで、ただじーっと見てた。巻き戻しすらほとんどしなかったなぁ、もう見てるだけでうれしい。その空気が楽しい。細かいところはわからないんだけど、でも見ちゃう。あのパートがこんな指使いなのか、というのがぼやっとわかるだけでウキウキしてしまう。ウクレレ好きな人がウクレレ好きな人に教えている時間、空間、それ自体が楽しい。
で、ハーブオオタさんの演奏がまたよろしい。音だけ聞いてると「すごいとは思うけど、なんかギターみたいでおもしろくない。」とか思ってたんですが、ビデオで見ると世界がまったく違う。
「キャー、ワーッ! ウクレレ一本で、しかもあんな簡単な指使いで、あそこまで行けるの? そうなん? 知らんかった! キャー楽しい。おもしろそう! ああ、やりたいやりたい! 素敵ィィィ!」
という感じなんですね。
あー、わからんやろなぁ、一般の人にはこの感じ。
で、それに加えて。
いちおう教則ビデオの体裁をとっているので、ずーっとハーブオオタさんのソロだけを収録してあったんですが、最後に2曲、オオタさんとずっとコンビで演奏しているギターの人とのホテルでのミニコンサート風景が収録されてたんですね。
これがいい。
やたらといい。
名演奏ってわけじゃないんです。けっこう適当。ふたりの間で、ちょっとコードのズレとかもあるんじゃないの? って言うくらい。
なんですけどね、とにかくオオタさんも、そのギターの人も、心底楽しんでる。楽しんで弾いてる。コード体系とかが体に、指に入っていて、それが自由に引き出されていて、そのこと自体を楽しんでいる。
それも昔馴染みの合奏仲間がいて、あうんの呼吸でアドリブ入れたりとか。なんかねぇ、それがもう涙が出るくらい良かったですよ。いいなぁ、これ。
いや、たぶん、このあたりで感動する人って少ないと思うんですけどね。でも僕、ギターもウクレレもちょっとはかじってますから。その練習の向こうにこういう世界があるのかぁ、いいなぁみたいな、すごーく地続きのあこがれというかなんとかいうか。
いや、ハーブオオタさんの境地にはそう簡単にはたどりつけないんですよ。でも、その楽しんでいる心は同じというかなんというか。ああ、うまく言えない。
とにかく、私はたいへん幸せな時間を過ごしたのでありました。
以上。
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昨日の「書店のレイアウト学習」の過程で、ついついウクレレ関連の書籍を買ってしまう。
ウクレレ。
実はこれが大好きなんですねぇ、私。
もう、好きで好きでたまらない。
いや、そんなに毎日弾いてるわけじゃないんですけど、でもとにかく、もうムチャクチャに好きなんです。
その音の可愛らしさ。
その脱力感。
そのサイズの小ささ。
そのコードの押さえやすさ。
そのソロ弾きの多様性。
もう書き出したらきりがないし、ギターとかそういう楽器をやったことがないと、ちょっとイメージが伝わらないと思うのでやめときますが、とにもかくにも大大大好きなのであります。
別に一曲弾かなくてもいい。たとえば寝起きにポロロンとちょっと音を鳴らすだけで、それこそすごくストレスがたまっていても、うーんと気持ちが軽くなってしまうんですね。
なんなんざんしょ、この幸せ感って。
わからんでしょうなぁ、これ。
でもウクレレってそういう楽器だと思う。ほんと。
飾りとして可愛いとか、机の上とかそこいらにほおり出しておけるとか、そういうのがまたいいんですね。で、それがつまりは、音楽を「日用品」に変えてくれるし、その敷居の低さが「演る側」と「聞く側」という区別まであいまいにしてくれる。そんなこんなをひっくるめて全部が好きなんですねぇ。
毎年夏が近づくと、ウクレレ熱が高じるというパターンがあるんですが、今年はちょっと早めに来ました。しかも天気晴朗なれど波高しで、ちょっと熱い目にマイブームっぽい。ウクレレ熱第二期を迎えそうであります。
いや、ウクレレですから。盛り上がってもたかが知れてるんですけど。
脱力することに盛り上がるという、そういう世界ですので。
はい。
ウクレレ。
実はこれが大好きなんですねぇ、私。
もう、好きで好きでたまらない。
いや、そんなに毎日弾いてるわけじゃないんですけど、でもとにかく、もうムチャクチャに好きなんです。
その音の可愛らしさ。
その脱力感。
そのサイズの小ささ。
そのコードの押さえやすさ。
そのソロ弾きの多様性。
もう書き出したらきりがないし、ギターとかそういう楽器をやったことがないと、ちょっとイメージが伝わらないと思うのでやめときますが、とにもかくにも大大大好きなのであります。
別に一曲弾かなくてもいい。たとえば寝起きにポロロンとちょっと音を鳴らすだけで、それこそすごくストレスがたまっていても、うーんと気持ちが軽くなってしまうんですね。
なんなんざんしょ、この幸せ感って。
わからんでしょうなぁ、これ。
でもウクレレってそういう楽器だと思う。ほんと。
飾りとして可愛いとか、机の上とかそこいらにほおり出しておけるとか、そういうのがまたいいんですね。で、それがつまりは、音楽を「日用品」に変えてくれるし、その敷居の低さが「演る側」と「聞く側」という区別まであいまいにしてくれる。そんなこんなをひっくるめて全部が好きなんですねぇ。
毎年夏が近づくと、ウクレレ熱が高じるというパターンがあるんですが、今年はちょっと早めに来ました。しかも天気晴朗なれど波高しで、ちょっと熱い目にマイブームっぽい。ウクレレ熱第二期を迎えそうであります。
いや、ウクレレですから。盛り上がってもたかが知れてるんですけど。
脱力することに盛り上がるという、そういう世界ですので。
はい。
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