千本松の渡しから新木津川大橋へ。
2010年8月18日
暑くてたまらんなぁ、とは思いつつ、とにかく天気だけは良いわけですから、自転車には乗りたくなってしまうわけです。
そこで、先週は、ちょいと堺の方まで片道15分ほどのサイクリングをしてみたんですね。
すると、ひとつ重要な発見をしました。それは、
●自転車用ヘルメットは涼しい。
ということでありました。
なんせ発泡スチロール性で断熱効果が高く、そのくせ通風性を考えて穴だらけですからな。自転車で走ると、スースーして気持が良いくらいであります。小さな日傘を頭に乗せてるような感覚で、かなり快適なのです。
去年は、夏の間は自転車にほとんど乗らなかったうえに、ヘルメットは暑いだろうという思いこみで、ヘルメットをつけずに乗ってたんですよ。まぁ!知らないと言うことはどれだけバカであることか。あるいは、専用の道具がどれだけ良く考えられていることか。あるいは、知らないうちは、世間様の言うとおりにやるというのが、どれだけ大事であることか、というような話であります。
知らないくせに知ったかぶったをしておるそこのあなた!気をつけな、あきまへんで!! いやまぁ、けっこう思いこみって強烈ですからな、僕も良くやるんですけどな。(笑)
さて、夏の自転車行には、ヘルメットが快適で、熱中症も防げるし、メリット大!という事がわかったので、調子に乗って、またまた「ご近所サイクリング」をやってみました。
いや、サイクリングというよりかはポタリングに近いですかね。なんせ、知ってる人は知っている、大阪は千本松渡しに乗って、川を渡ったりしたわけですから。
「千本松の渡し」っちゅうのは、ようは渡し船です。生活のための渡し船でして、自転車でそのまま乗り込めます。15分に1本の間隔で出ていて、それに乗って来たわけです。この渡し船には何度も乗ってるんですが、これが楽しくてねぇ。実に味わい深い。
輪行で電車に自転車を乗せるのもそうですが、渡し船に自転車を乗せるのも、実に楽しい。
大阪で言うと、安治川には川底にトンネルがあって、そこではエレベーターで地下トンネルに降りるんですが、あれも自転車を「乗り物」に載せる行為でして、こういう別の乗り物に自転車を乗せる、というのが実に楽しいのですねぇ。クルマでは、こういう事は、そうそうできゃしませんからな。
クルマに自転車を積んで、目的地まで運んでポタリングするとかをやる人もいてますが、それも楽しいだろうなぁと思います。自転車は、他の乗り物と組合わせる事ができるというのが楽しいのでありますね。
とはいえ、夏です。暑いです。
あんまり無理したら熱中症になります。
なので、渡し船で渡ってすぐに戻る方向に移動して、木津川大橋を渡る事にしました。それが写真にある、らせん状の道路のところです。
ちゅうか、このらせんループを登る事自体が目的だったんですがね。
あたりは、大きな製鋼所がありまして、なんちゅうか工場ヲタクというかプラントヲタクみたいな人が狂喜乱舞しそうな、パイプだらけの建物がドドドドドーンと道沿いに存在しておりまして、それだけでもかなり不思議かつ異様な風景でして、これがまた実に楽しい!
長年、近くに住んでるんですが、こういう面白い風景があるなんて、ちーとも知らなかった。まぁ、実に楽しい。
自分の住んでいる街の再発見があるというのも自転車の良いところでして、これが自転車の、もうひとつの大きな魅力なのであります。もう、自転車で走りながら「楽しーい!」と叫んでしまいましたねぇ。いやー、自転車は良いわ、ほんとに。
で、そのらせん橋ですが、地図で見てたから分かってはいたんですけど、っちゅうか、その橋を登ることが目的のひとつだったんですが、グルグルグルグルと同じところを回りながら自転車で登っていくわけでして、これがまた風景が少しずつ変わっていって、実に楽しいのでありますねぇ。
30段変速の自転車なら、クルクルとペダルを回しながら、ゆっくりと、こんな長い坂道もラクラク登っていけるわけです。チンタラとペダルを回していれば、それに合わせて見える風景も変わっていきます。だんだんと遠くが見渡せるようになって、最後は数十メートルの高さの橋の上に出ますから、近所の建物を見下ろすようにしながら移動できるわけです。
これがまた実に楽しいわけでして。
必要で作られた、こういう一般の建造物が、そのままエンタテインメント用アトラクションになってしまう感覚があるんですよね。このらせん橋は、見通しが良い分よけいに楽しかったのであります。
そうそう、帰宅後、Googleのストリートビューで「登った風景を確認できるかな?」と思って試してみたら、完全にこのらせん橋をパソコン上で登れるのですな。
これはこれでなかなか楽しいものであります。良かったらストリートビューで見てみたらよろしいですぞ。
ともあれ、ゆったりと長~い坂道を登っていって、それなりに運動にもなって、景色も楽しく、気分もいい。こんな場所、電車やバスも走ってないし、仕事での関わりもまずないので、普段の日常生活でやってくることもない場所でありまして、自転車でなければ来たはずもない空間なのでありました。あーやっぱり自転車はええあぁと、つくづく自転車の魅力を心から実感したものでありました。
橋を渡れば、地下鉄北加賀屋まではすぐ。そこからは自宅まで見知った道のりで、実に安心。ちょっと曇っていて、ポツポツと雨粒も落ちたりして、あわや「雨か!」と思ったのですが、降られることもなく帰宅。こういうドキドキ感もまた自然と一体化する自転車の楽しさなんですけど、安心と緊張のメリハリがあって、これまた楽しい。
いやー、地球に自転車があって良かった。
ほんとうに良かった。
そう思うのであります。
そこで、先週は、ちょいと堺の方まで片道15分ほどのサイクリングをしてみたんですね。
すると、ひとつ重要な発見をしました。それは、
●自転車用ヘルメットは涼しい。
ということでありました。
なんせ発泡スチロール性で断熱効果が高く、そのくせ通風性を考えて穴だらけですからな。自転車で走ると、スースーして気持が良いくらいであります。小さな日傘を頭に乗せてるような感覚で、かなり快適なのです。
去年は、夏の間は自転車にほとんど乗らなかったうえに、ヘルメットは暑いだろうという思いこみで、ヘルメットをつけずに乗ってたんですよ。まぁ!知らないと言うことはどれだけバカであることか。あるいは、専用の道具がどれだけ良く考えられていることか。あるいは、知らないうちは、世間様の言うとおりにやるというのが、どれだけ大事であることか、というような話であります。
知らないくせに知ったかぶったをしておるそこのあなた!気をつけな、あきまへんで!! いやまぁ、けっこう思いこみって強烈ですからな、僕も良くやるんですけどな。(笑)
さて、夏の自転車行には、ヘルメットが快適で、熱中症も防げるし、メリット大!という事がわかったので、調子に乗って、またまた「ご近所サイクリング」をやってみました。
いや、サイクリングというよりかはポタリングに近いですかね。なんせ、知ってる人は知っている、大阪は千本松渡しに乗って、川を渡ったりしたわけですから。
「千本松の渡し」っちゅうのは、ようは渡し船です。生活のための渡し船でして、自転車でそのまま乗り込めます。15分に1本の間隔で出ていて、それに乗って来たわけです。この渡し船には何度も乗ってるんですが、これが楽しくてねぇ。実に味わい深い。
輪行で電車に自転車を乗せるのもそうですが、渡し船に自転車を乗せるのも、実に楽しい。
大阪で言うと、安治川には川底にトンネルがあって、そこではエレベーターで地下トンネルに降りるんですが、あれも自転車を「乗り物」に載せる行為でして、こういう別の乗り物に自転車を乗せる、というのが実に楽しいのですねぇ。クルマでは、こういう事は、そうそうできゃしませんからな。
クルマに自転車を積んで、目的地まで運んでポタリングするとかをやる人もいてますが、それも楽しいだろうなぁと思います。自転車は、他の乗り物と組合わせる事ができるというのが楽しいのでありますね。
とはいえ、夏です。暑いです。
あんまり無理したら熱中症になります。
なので、渡し船で渡ってすぐに戻る方向に移動して、木津川大橋を渡る事にしました。それが写真にある、らせん状の道路のところです。
ちゅうか、このらせんループを登る事自体が目的だったんですがね。
あたりは、大きな製鋼所がありまして、なんちゅうか工場ヲタクというかプラントヲタクみたいな人が狂喜乱舞しそうな、パイプだらけの建物がドドドドドーンと道沿いに存在しておりまして、それだけでもかなり不思議かつ異様な風景でして、これがまた実に楽しい!
長年、近くに住んでるんですが、こういう面白い風景があるなんて、ちーとも知らなかった。まぁ、実に楽しい。
自分の住んでいる街の再発見があるというのも自転車の良いところでして、これが自転車の、もうひとつの大きな魅力なのであります。もう、自転車で走りながら「楽しーい!」と叫んでしまいましたねぇ。いやー、自転車は良いわ、ほんとに。
で、そのらせん橋ですが、地図で見てたから分かってはいたんですけど、っちゅうか、その橋を登ることが目的のひとつだったんですが、グルグルグルグルと同じところを回りながら自転車で登っていくわけでして、これがまた風景が少しずつ変わっていって、実に楽しいのでありますねぇ。
30段変速の自転車なら、クルクルとペダルを回しながら、ゆっくりと、こんな長い坂道もラクラク登っていけるわけです。チンタラとペダルを回していれば、それに合わせて見える風景も変わっていきます。だんだんと遠くが見渡せるようになって、最後は数十メートルの高さの橋の上に出ますから、近所の建物を見下ろすようにしながら移動できるわけです。
これがまた実に楽しいわけでして。
必要で作られた、こういう一般の建造物が、そのままエンタテインメント用アトラクションになってしまう感覚があるんですよね。このらせん橋は、見通しが良い分よけいに楽しかったのであります。
そうそう、帰宅後、Googleのストリートビューで「登った風景を確認できるかな?」と思って試してみたら、完全にこのらせん橋をパソコン上で登れるのですな。
これはこれでなかなか楽しいものであります。良かったらストリートビューで見てみたらよろしいですぞ。
ともあれ、ゆったりと長~い坂道を登っていって、それなりに運動にもなって、景色も楽しく、気分もいい。こんな場所、電車やバスも走ってないし、仕事での関わりもまずないので、普段の日常生活でやってくることもない場所でありまして、自転車でなければ来たはずもない空間なのでありました。あーやっぱり自転車はええあぁと、つくづく自転車の魅力を心から実感したものでありました。
橋を渡れば、地下鉄北加賀屋まではすぐ。そこからは自宅まで見知った道のりで、実に安心。ちょっと曇っていて、ポツポツと雨粒も落ちたりして、あわや「雨か!」と思ったのですが、降られることもなく帰宅。こういうドキドキ感もまた自然と一体化する自転車の楽しさなんですけど、安心と緊張のメリハリがあって、これまた楽しい。
いやー、地球に自転車があって良かった。
ほんとうに良かった。
そう思うのであります。
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