ちょっとネットを見ていたら、とんでもない話が載ってました。

ひでーなぁ、日本の新聞。ほんとうにひどいわ。
どうしたら、こういう嘘っぱちばっかり書いていて平気でいられるんでしょう。
ほんまにイヤになります。

キチンと書いてくれてるのは、
木走日記というブログで、木走正水(きばしりまさみず)さんという方が報告くださってます。

自己主張のために日本をボロカスに偏向報道する大新聞社説
http://news.livedoor.com/article/detail/4858168/?p=1

です。
くわしくは、上記の記事を読んでいただくとして、簡単にダイジェストで要約しますと、

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G20で、世界の国が集まったが、海外からの借金が多くてヒーコラ言ってる各国が、自国の国内で国債の調達ができている日本は財政状態が良いから、「日本は独自のスケジュールでやってくれていいよ」と、財政状態の良い日本だけを別枠扱いにして共通目標を立てることにした。

であるにも関わらず、官僚の言いなりになっている新聞5紙(朝日・読売・毎日・産経・日経)は、この「別枠扱い」を、あたかも、日本だけが特別に「財政状態が悪い」のであるかのように「例外扱いは恥ずかしい」などと書いて、日本の世論を「増税仕方なし」に誘導するようにし向けた。
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ということなんですよ。

新聞各社の社説のタイトルを並べてみましょう。

【朝日社説】G20―「例外日本」の情けなさ
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2

【読売社説】成長と財政再建 G20で首相が負った重い宿題
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100629-OYT1T01141.htm

【毎日社説】G20財政目標 日本こそ必要な危機感
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100630k0000m070108000c.html

【産経社説】G20首脳宣言 「例外扱い」は恥ずかしい
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100630/fnc1006300341001-n1.htm

【日経社説】財政立て直しの国際数値目標の重さ
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE3E2E2E6E5E7E2E2E0EBE2E4E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

どうですか?この横並び報道。
いや、横並び誤報ですよ。

というか、横並び偏向記事であり、

●横並び洗脳

なわけです。新聞がいかに洗脳メディアであるか?ということがよくわかりますよね。

しかし、ここまでひどいというのは、本当にとんでもないことだと思います。

こいつらに良心というものはないのかね?って思います。

本当に、あまりにひどいです。

いったい、どこをどう曲解したら、ここまで正反対の記事になるのか。救いようがないです。


これが「記者クラブ制」という、とんでもない制度のひどさなんですよ。
なんだ、これは。
本当にひどいですなぁ。


でも、真面目な国民ほど、社説を丁寧に読んで「ああ、日本は本当にダメだ」と思いこまされるわけです。あああ、だまされたらあきませんよ、お父さん!と言いたくなります。

しかしそれにしても、5社が一斉に、同じ方向に、とんでもなく歪んでいるんですよ?
なんじゃこれは。

明らかに、「国民を洗脳してやる!」という悪意、コントロール意識が丸見えじゃないですか。

ほんまにひどい。

しかし、かなり多くの人が、この「洗脳」にやられてしまうでしょうし、どうしたらええんやろか?と暗澹たる気持になります。

とにかく、このひどさを、1人でも多くの人に伝えないと、とてもじゃないけど、寝れませんわ。
みなさん、本当に、本当に、本当に、このひどい状態を、しっかり認識してくださいね!!!!!

新聞・テレビは嘘っぱちばっかり報道してるんですよ!!!!!
ちゃんと自分で情報を調べて理解してくださいね!!!!

こんなもん、正しい知識があれば、絶対に騙されない、ものすごく基本的な事なんですよ。5大紙は、本当にひどい。国民的不買運動を展開するべきですわ。マジで。


この話に関しては、ここまで、なんですけど、まぁ、これに伴って、以下基礎知識を少し書いておきますので、知らない人は、こういう基礎知識をキチンと身につけてください。
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日本は戦前、「大本営発表」という体制を作りました。
日本を戦時体制にするために、情報のルートを制限したんです。ラジオは当然統制されましたが、新聞も地方新聞がたくさんあったのに、「地域に一社」という限定をつけたわけです。

この情報統制の仕組みのせいで、国民は知るべき正しい情報が得られずに、軍部の独走に歯止めもかけられず、突っ走ってばかりで、結果として原爆を落とされてやっとストップという最悪の結果になったんです。

で、戦後。

日本人は自覚してませんが、欧米人から見ると、日本人は、とてつもなく獰猛で、暴力的民族という捉え方をされてたわけです。なぜなら、黄色人種で白人文化にケンカを売った民族は、他にいなかったからです。

だから、日本に入ったGHQは、獰猛な日本人を、いかに飼い慣らすか?という問題意識を持っていて、そのために、交戦権を奪う憲法第九条を日本人に与えたりしたわけです。(だからどうだ、というのは、ここではちょっと保留。)

で、その「大本営発表」という仕組みをどうしたかというと、これが驚くべき事に、改革せずに、そのまま残しちゃったんですね。
つまり、「地方新聞は都道府県に1社」というルールを戦前に戻さずに、そのまま残してしまったわけです。

なぜなら、その方が、日本の国民全体を洗脳するのに都合が良かったからです。
民主主義だとか、いろんな考えを日本人に吹き込まなければならなかったので、大本営発表の仕組みを見て「おお、こりゃ便利だ!」とでも思ったのではないでしょうか。

以来、日本では、まともな地域ジャーナリズムというのが育っていません。新聞社の数も、ものすごく少ないんです。アメリカと比べると、何分の一とか、そういう比率でしょう。10分の1くらいだったかもしれません。

そのせいで、日本では、戦後も画一的価値観が津々浦々にあっという間に広がるという体制ができあがってしまったわけです。日本においては、価値観の多様性と言う事自体がないわけです。

このあたり、どうも当時のGHQは、意図的に「日本をコントロールできる仕組み」を温存して、日本の国内に、そういう仕組み・仕掛けを設置したまま帰ったっぽいんです。

その証拠に関しては、いろいろ話はあって、新聞社の社主がアメリカCIAのスパイだったとか、自民党にCIAから資金提供がされているとか、それはもういろいろ傍証はあるわけですが、まず僕たちがしっかりと意識しないといけないのは、このGHQによって、「東京地検特捜部」というものが設置されたんですよ!!!と言うことです。

小沢さんの政治資金規正法を、やたらと突っついてたのが、この「東京地検特捜部」です。また、この地検の情報をリークでもいいから欲しがるのがマスコミで、そのマスコミは「記者クラブ制」によって完全に情報がガードされて、一般の記者が政治家の会見に参加もできないという状態になっている、ということなんです。

そして、この「東京地検特捜部」というのは、もともとは、日本政府の戦時中の物資を横流しして、自分のポケットに入れていた政治家を摘発するために作られた部署でして、単純に言ってしまうと「抜き打ち検査をする機能」くらいしか機能をもっていないのです。
別に警察のように緻密な捜査を繰り返して「この政治家は怪しい」とざっくりとしたアタリがあった上で捜査するのではなく、実に恣意的に「こいつは悪いことをやっているに違いない!」という決めつけの前提で捜査するというトンデモ部署なわけです。もともとが、そういう部署なんですよ。

で、しかも、この「東京地検特捜部」の歴代の偉いさんは、必ずアメリカの日本大使館勤めになっていて、米国人脈とつながりがある形になっているわけです。

で、確か、あの「ノーパンしゃぶしゃぶ」の事件も、この「東京地検特捜部」が担当したのだったと思います。

つまり、政治家も官僚も、好きなように恣意的に締め上げる事ができる部署が「東京地検特捜部」なんですよね。

ですから、こいつらの「捜査」を真に受けてたら、ろくな事がないんです。どの程度まともに捜査をしているのかを、しっかり国民がチェックしなければならない。

であるにもかかわらず!!!

ですよ。

日本人の多くは、この「東京地検特捜部」を正義の味方のように思ってるわけです。

この半年、ツイッターでいろいろな情報を見聞してきましたが、それはもう、「東京地検特捜部」の捜査とか極悪です。とにかく「ないことを吐かせる」というひどさなんですから。

小沢さんの秘書を捕まえる。で、密室に閉じこめて「吐け!」とひたすら脅す。それだけなんですよね。実際に何か裏金を動かしたかどうかとかは関係ないわけです。たとえひと言でも、秘書さんが「やりました」と発言したら、その発言だけで起訴に持ち込むわけです。
本当にひでぇ話です。

そういうのが「東京地検特捜部」。
腐った奴ら。

で、その手先になってるのが、大手新聞社5社。

で、世界第二位の経済大国(最近はもうちょっと地位は落ちたかも。)の日本が、別に財政危機に陥ってるわけでもないのに、世界のG20という超メジャーな会議での様子を、上記のように、完全にひんまげて報道して、それでも「どうせ大本営発表だからバレないさ」と、いけしゃあしゃあとウソをつきまくっているというのが、この国の現実なわけですよ。

そういう事を、みなさん、しっかりと意識してくださいね、という話でした。

コメント

お日様だいすき
2010年7月5日6:26

ちょっと異論。国民の預金を形に借金をしても良いと言うものでもない気がします。それによって、予算が組まれ動いてしまう実体経済で、原発が推進されたり、不要な箱物が出来たり、生産性の無い既得権益を温存する仕組みだけが動き続けることになってしまうのではないかと心配です。

シゲ
2010年7月5日8:38

>お日様だいすきさん

書き込みありがとうございます。
確かに、ハコモノばかりが増えるのは困ります。ですが、国債の赤字額を理由に消費税を上げて、予算枠を増やせば、もっとハコモノが増えるわけです。それこそ官僚の思うつぼです。

それに何より、あたかも日本が世界でも最悪の環境であるかのように言うのは、あきらかに情報の捏造ですよ。そこは大問題だと思います。マスメディアはまったく信用できないですねぇ。

海外からの借金と自国内消化ができる状況とは、政府の財政上で、天と地ほどの開きがありますし、自国内消化ができるほうが「健全」なのであって、その健全さをあたかも「他国より悪い」かのように喧伝するマスメディアの態度は、あまりにおかしいと思います。

基本情報に関する偏向報道はかなり狡い。姑息。ひどい。と僕は思います。世論誘導の極悪さを感じます。
これでは、国民の現実認識の寄って立つ論拠がガタガタになります。そういう大問題だと思います。

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