GoogleよりDropboxだなぁ。
2009年1月22日コメント (3)このあいだ、ひょんなことから、Dropboxというサービスを知りました。
これはネットを活用したデータの同期サービスというようなものです。
専用ソフトをパソコンにインストールすると、マイドキュメントの中に、マイドロップボックスというフォルダができまして、そのフォルダに入れたデータは、自動的にネットのサーバーに保存されるというサービスです。
で、自宅と事務所、あるいはモバイルパソコンやiPhone などのツールに、それぞれDropboxをインストールすれば、すべて自動的に同じフォルダに同じファイルがコピーされます。
要するに、自分が持っている全パソコンの同じフォルダに同じファイルが、つねに用意されてるという事になるのですね。
これがもう、死ぬほど便利。
マイクロソフトでも似たようなサービスでWindows Live なんとかっていうのをやってるけど、あっちは、同期させたいPCを全部起動しておかないといけない。Dropboxは、PCを起動したときに、自動的にログインして自動的に同期するのが楽なところ。
で、賢いのは、「差分更新」だって事です。
たとえば、エクセルであろうがパワポであろうが、ファイルが巨大になると、ファイル単位でのバックアップってすごく時間がかかる。
でも、これは差分更新なので、変更したところだけ書き換えてくれるのです。なので、PCを起動してからの同期にさほど時間もかからない。実にすぐれてます。
ドロップボックス
http://www.getdropbox.com/
紹介記事いろいろ
http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/09/dropbox.html
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/06/news124.html
これ、使ってみて思ったんですけど、このサービスはすごいです。正直、Googleよりすごいと僕は思うなぁ。将来性は、こっちの方が上なんじゃないの? って思う。
Googleアプリとか、オンラインで提供していて、まぁまぁ使えなくはないんだけど、いまいちすっきりしない。それはデータがネットにしかないって事です。不安かつ不便。
で、なおかつ「ネットにあるツール」しか使えないんですよねぇ。
でも、dropboxは違う。使いたいツールは何を使ったって良いわけです。オフラインで便利なツールとか長年使ってるソフトとか、そういうのを何を使ってもいい。ただファイルを保存する先をdropboxにするだけでいいわけです。
正直、これは本来、Windows がオペレーションソフトの機能として持つべきだったものなんじゃないかなぁって思います。
が、まぁ、いままでなかったんだからしょうがない。
で、dropboxが、すごく良くできてるんだからしょうがない。
このサービスは久々にPC環境を根底から変革するサービスが出てきたなぁって思います。
インパクト的には、Google登場時よりすごい! って思う。
なんかさぁ「ウェブ進化論」とかでもそうやねんけど、Googleを持ち上げすぎやっちゅうの。確かにすごいんやけど、あれは文化的な■△●○×があって……、やめとこ。長くなるし。
(「ウェブ進化論」って「進化論」ってタイトルなのに、YouTubeの事もほとんど何も触れていないわ、Gmailばっかり取り上げてるわ、21世紀も5年以上たってから出版された後で、PC環境を語る書物としては、かなりダサくてトンチンカンなんですが、何故か仕事のできる人が騙されて感化される妙な本でねぇ。技術と西洋文化(宗教の対立など)をわかってないと、こんなおかしな事が起きるのか! と、その現象にびっくりするんですよ。いやホントに。)
ともあれ、Dropboxはすごいですわ。
今後5年間で、もっとも伸びるサービスと見た。
さて、どうなるでしょうか?
これはネットを活用したデータの同期サービスというようなものです。
専用ソフトをパソコンにインストールすると、マイドキュメントの中に、マイドロップボックスというフォルダができまして、そのフォルダに入れたデータは、自動的にネットのサーバーに保存されるというサービスです。
で、自宅と事務所、あるいはモバイルパソコンやiPhone などのツールに、それぞれDropboxをインストールすれば、すべて自動的に同じフォルダに同じファイルがコピーされます。
要するに、自分が持っている全パソコンの同じフォルダに同じファイルが、つねに用意されてるという事になるのですね。
これがもう、死ぬほど便利。
マイクロソフトでも似たようなサービスでWindows Live なんとかっていうのをやってるけど、あっちは、同期させたいPCを全部起動しておかないといけない。Dropboxは、PCを起動したときに、自動的にログインして自動的に同期するのが楽なところ。
で、賢いのは、「差分更新」だって事です。
たとえば、エクセルであろうがパワポであろうが、ファイルが巨大になると、ファイル単位でのバックアップってすごく時間がかかる。
でも、これは差分更新なので、変更したところだけ書き換えてくれるのです。なので、PCを起動してからの同期にさほど時間もかからない。実にすぐれてます。
ドロップボックス
http://www.getdropbox.com/
紹介記事いろいろ
http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/09/dropbox.html
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/06/news124.html
これ、使ってみて思ったんですけど、このサービスはすごいです。正直、Googleよりすごいと僕は思うなぁ。将来性は、こっちの方が上なんじゃないの? って思う。
Googleアプリとか、オンラインで提供していて、まぁまぁ使えなくはないんだけど、いまいちすっきりしない。それはデータがネットにしかないって事です。不安かつ不便。
で、なおかつ「ネットにあるツール」しか使えないんですよねぇ。
でも、dropboxは違う。使いたいツールは何を使ったって良いわけです。オフラインで便利なツールとか長年使ってるソフトとか、そういうのを何を使ってもいい。ただファイルを保存する先をdropboxにするだけでいいわけです。
正直、これは本来、Windows がオペレーションソフトの機能として持つべきだったものなんじゃないかなぁって思います。
が、まぁ、いままでなかったんだからしょうがない。
で、dropboxが、すごく良くできてるんだからしょうがない。
このサービスは久々にPC環境を根底から変革するサービスが出てきたなぁって思います。
インパクト的には、Google登場時よりすごい! って思う。
なんかさぁ「ウェブ進化論」とかでもそうやねんけど、Googleを持ち上げすぎやっちゅうの。確かにすごいんやけど、あれは文化的な■△●○×があって……、やめとこ。長くなるし。
(「ウェブ進化論」って「進化論」ってタイトルなのに、YouTubeの事もほとんど何も触れていないわ、Gmailばっかり取り上げてるわ、21世紀も5年以上たってから出版された後で、PC環境を語る書物としては、かなりダサくてトンチンカンなんですが、何故か仕事のできる人が騙されて感化される妙な本でねぇ。技術と西洋文化(宗教の対立など)をわかってないと、こんなおかしな事が起きるのか! と、その現象にびっくりするんですよ。いやホントに。)
ともあれ、Dropboxはすごいですわ。
今後5年間で、もっとも伸びるサービスと見た。
さて、どうなるでしょうか?
コメント
dropboxのことは全然知りませんでした。バージョン管理できる点がとても魅力ですね。CVS的な物を自分の環境に用意しようとすると、コストも手間もかかってハードルが高かったんですが、これは非常に手軽でいいですね。便利そうなので利用してみたいです。
ただ私の場合は、仕事関連の書類は、守秘義務やらセキュリティポリシーやら色々あって、外部への持ち出し禁止=外部サーバー上に保存することも当然不可なので、仕事で使えないのが残念ですが。
ウェブ進化論なる本は読んでいないのですが、少し思うところを書きますと、視点が「技術者」か「利用者」かで意見が全然違うのだろうなと思います。
GmailもGoogleMaps も、利用者にとってみれば既に世に存在していたサービスがちょっと便利になったモンでしょ?っていう程度の感覚でしかないと思いますが、ウェブに携わる技術者たちに与えた衝撃は半端ないものでした。
逆にYouTubeなどのサービスは、利用者視点では「ウェブがここまで便利で楽しいものになった!」とまさに進化の名にふさわしいサービスなのですが、技術者視点だと、特に目新しい技術革新があったわけでもないんですね。
おそらくこの差が、読者によって意見が分かれるところなのかもしれません。
書き込みありがとうございます!
裏picoさんの日記も時折読ませていただいてます。今後もよろしくです。
そうですね、日本のセキュリティ発想だと、「個人情報保護法」なる、まったくトンチンカンな法律があるおかげで、dropboxも使えない技術になりかねませんね。
情報の管理というものは、「個人責任」のものであって、個人情報の保護・安全活用というのは、本来は「国や企業が守る」のではなく、個人責任で自分で守る、というのが本筋です。
だから、個人情報というものは、流出させたくないものは、一切デジタル化もしないなどの個人の自己管理を徹底することが、先に必要で、そのためには情報リテラシーを高めることが絶対的に、どうあろうと、最優先で必要なんですね。
だから、本当は「個人主義」という、もともと日本人が身につけていないリテラシーを、いかにして個々人に学ばせるのか?というアプローチが必要なのでありまして、それは実は教育の問題なのです。
ですから、企業に個人の情報を守らせる、などという法律は、もちろんあった方が良いに決まってはいてるのですが、そんなものはどこまで行っても「お客さま情報が流出した時に、失うブランドの金額換算」で処理するものでしかありません。
しかし、それ以前に必要なのが「データが消えた時のデメリット計算」でして、それは実は、お客さま情報が消失してしまったとしたら、企業の存続そのものが不可能になります。ですから、doropboxのようなバックアップの仕組みをこそ、最優先で考えるような企業しか生き残れない、という至極あたりまえの事実だけが、目の前に存在している、ということになります。
PCのように「データを消すことができる装置」を使うのであれば、バックアップこそが、他の何よりも最優先にされて当然です。
その意味で、doropboxは重要です。
これはPCと言う存在の技術の根幹の「意味」がコピーとデリートにありという事が分っているかどうかの問題です。ようするに「技術センス」の問題です。
(長くなるので、分割しますね。)
●ウェブは、通信網であって、そのデータ流通量の拡大こそが進化である。
という技術的な本質をつかんでいないと論議の端緒につくこともできていない、という話です。ウェブ環境の「進化」を語るのであれば、通信環境の整備や技術開発によって、大枠、流通させる情報量が、時代の進化とともに増えてきているし、今後も増えるのは必定。であるのなら、その技術的な歴史的必然を前提にして、「進化」を考えるのが、技術の将来を考える上においては当たり前で、それを頭に入れていれば、ウェブで扱うデータ種類が、テキスト→画像→動画と進化していくのは当たり前の話で、そこを当たり前の技術進化の方向として見据えもせずに、「技術の進化」を考えても、まったく、ちーとも意味がないという事です。
これからは、データの流通量が増えていくのだから、ごく当たり前に動画情報を「どう活用するようになるのか?」を技術的背景として、強く意識した上で、今後登場するサービスの種類などを予測できなければ、「ウェブ進化論」などというタイトルの本は箸にも棒にもひっかからない、という事なわけです。
ところが、この本は進化を語っておきながら、GoogleのGmailというテキストベースのサービスの話ばかりを中心にしていて「そんなこたぁどうでも良い」としか思えなかった、という事ですね。
すでにYouTubeやニコニコ動画などが注目されていますが、今後はウィルコムが街角にカメラを置いてリアルタイムで街角情報のモバイル提供をしようというような構想があったり、「動画+モバイル」というような時代の方向性へのまなざしが必要です。
と言うことで、「まず大枠でつかむ」という事が何よりも重要だ、という話でして、こういう大きな技術的進化は背景を意識せずして個別技術やサービスを評価しても「社会的な」意味がないって事ですね。
このあたりは、技術者であるか、利用者であるかは関係ありません。
個別の細かな技術よりも、ウエブの通信スピードのようなインフラ技術の方が、社会に与えるインパクトは圧倒的に大きいというのは、もう、大前提中の大前提だ、というだけの話です。論議をする「骨格」ができていないよなぁって事です。
こういうインフラ技術は、利用者にも技術者にも、とんでもなく大きなインパクトを与える、という当り前の事実が、ただそこに厳然としてある、というだけです。
通信カプラではメールのやりとりしかできず、それが最優先だったとしても、イーモバイルの通信カードがあれば、動画しかみないというPCの使い方は成立してしまう、と言うことです。カプラで動画は無理ですから。
と言う意味で、dropboxはインフラ整備に近いインパクトがあるぞ、これはすごいねって話です。まぁ個人情報保護法の問題は確かにありますが、それは毎度の事ながら、日本の役人がアホというだけの事でして、あー、やれやれ、と思うだけですね。