TREK クロスバイク 7.5FX

■速ぇぇぇぇ。なんじゃこりゃ。

10月24日に注文した自転車、TREKのクロスバイク 7.5FXが、やっと納車。

●TREK クロスバイク紹介サイト
http://trekfx.jp/

本当の納車予定は11月10日だったんだけどねぇ。二週間遅れだよ～。
発注からまるまる１ヶ月かかってるんやなぁ。

で、いま、お店から事務所まで、とりあえず乗って帰ってきたところなんですが、なんじゃこりゃ！
速い！ すごく速い！
1.6kmほどの距離があったわけですが、それこそ、クルマで移動してるのと変わらない。
っちゅうか、クルマだと遠回りしなくちゃいけないところは、歩道を自転車を押して移動しまして、ススイのスイ。(別に歩道を走る必要すらない。そこは歩行者に戻れば十分。日曜で人も多かったし。)
あとは、クルマと同じく車道を走る。3×9の27段変速なので、シフトアップする感覚は、まさにクルマと一緒なんですね。信号での停車時にシフトダウンして、次の発信に備える。まったく自動車と同じです。
で、走り出すとシフトアップで気持ちよく、ラクラク、スピードアップができる。

なので、いざ事務所に戻った時は、「え？ もう着いたの？」って感じなのですよ。

いや、あの、えっと。
うーん。梅田から天満橋ですから。もっと時間かかるでしょ、普通。
なんかタイムマシンにでも乗ったような、狐につままれたようなというか。
すげぇな、これは。

いつもは、この距離を、電車で移動して、それから駅から事務所まで10分歩いてっていうのを延々やってるわけですよ。それを考えると、それはもう、信じられないくらい速い。
なんだこれ。
ほんまにすごいね。

確かに、足は良く動かしてるから、少～し心拍数は上がってるけど、まぁたかがしれてます。重い荷物をかかえて、えっちらおっちら歩くことを考えると、自転車の方が圧倒的に楽ですぞ。なんじゃこりゃ。
いや、なんじゃこりゃ、ばっかり言ってますけど。

事務所の前に着いた時は、つい、ニヤーっと笑いが出ましたな。なんじゃこりゃ。こんなにすごいんかえと。いやほんま。

もうね、世間でクルマに乗ってる人間がバカにしか見えないですね。ほんとに。これはそうなるわ。大阪市内でクルマに乗ってるなんて、バカのすることですよ。ほんとに。
いやー、これはいいわ。

で、もうひとつ言うなら、ママチャリは罪作りですなぁ。
こういう、すばらしい文明の利器の快感と便利さと快適さを、一切見せなくしてるんだから。
これはかなり困ったことだと気づきました。
いやー、困った。これはかなり困ったことですわ。
あまりに世界が違いすぎます。
このギャップをいったいどう埋めたらいいのか、よーわからんなぁ。
もう放置自転車がうんぬんとか、全然腹がたたないですよ。
だって、こういう自転車に乗り出したら、少なくとも晴れた日なら地下鉄とか駅前に駐輪するなんてことはほとんど考えられませんから。

ドアトゥドアです。
A点からB点への直接移動です。
それが最速です。
当たり前の話やけど。
たぶん、家に帰ったら、自転車は家の中に持って上がります。
事務所でもたぶん、事務所内に置いときます。
自宅、エレベーターもないですけどね。３Fですけどね。
抱えて持って上まで行きます。
だって10kgやもん。そのくらいどうっちゅうことないです。

やっぱりいざ乗ってみると、感じるところがまったく変わりますねぇ。ほんと、ここまでメリットが突出してると、放置自転車をうんぬんしてるアホな役人とかどうでもいいし、市内で渋滞していて、パパパパパパァーとクラクション鳴らしてどなりあって走ってるクルマたちが、本当に心から憐れにしか思いませんものなぁ。
いや、ほんまに。
ここまでレベルが違うとは思ってなかった。
もう、どうでもいいです。そういう低レベルの話は。
そういうのは、良い自転車に乗れば、全部関係ない話になるわけだ。それがよーーーーくわかりました。

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しかし、まぁ実際、こういう、意識の断絶というくらいに違う世界が、登場してるんだ、ということが、世間にはまったく知られていないわけですな。
でも、こういう事は、一度知ってしまうと、もう止まらないわけです。
ひたすら猛スピードで、みんなに伝播していくだけ、なわけでしょうね。

実際、なんでこんなに納車が遅れたかというと、それだけ、スポーツ自転車が人気あるからってことですよ。僕の前に、たぶん何台も他のお客さんがいてたんだろうなぁって思われる。
自転車って前後のホイールとフレーム(パイプ部分)を分解して送ってくるわけです。で、それを組み上げるんですね。たぶんホイールの中心出しとかも必要なんだろうし、組み上げるだけでも、それなりに時間がかかるんですよね。

それに加えて、納車作業自体が、かなり時間がかかるんですよねぇ。自分が納車してもらってわかったけど。
なんせ、自転車を受け取りに行って、お店を出るまで、なんだかんだで２時間半くらいかかってたもんね。
ひととおり、いちおう普通のママチャリとどう違うのか？ って事はお店の側も説明しないといけませんし。

なので、２７段変速の変速の切り替え方と、どういう時にどう変速を変えるのが良いのかの説明。前輪・後輪の取り外し方。
(これは基本中の基本なのですよ。ママチャリだと車輪は簡単にははずせませんが、世界標準のスポーツバイクは、どれもレバー一本で、簡単に外せて、メンテナンスも楽。袋に入れて持ち歩いて電車に乗って移動する輪行なんてこともします。)
駐輪するときのワイヤーキーの必要性とその購入。あとセンタースタンドが欲しかったので、そういう備品の取り付けと調整。などなど。

本当に、「すぐ乗って帰る」ためだけの、最低限の確認事項だけでも、とんでもなく時間がかかるわけです。空気入れの問題とかね。

そういう細かいところが全部、ママチャリとは違ってますので。基本の設計思想が違って、活用シーンが異なると、そういう細かいところの考え方やルールみたいな事も全部変わってくるんですよねぇ。
つまり、それだけ、ママチャリとスポーツバイクは「別世界の乗り物」という事なんです。
文化が違う。
よその国に出かけるようなものなのです。

だから受け取るだけなのに、こんなに時間がかかるんですねぇ。あーやれやれ。

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ともあれ、その「別世界」へ、僕もやっと足を踏み入れました。いろいろ試行錯誤も必要でしょうが、これから一個ずつ確かめながら、生活に取り込んでまいりますです。
随時また、ご報告もいたしやしょう。

さぁ、これから楽しみだなぁ。

●自転車：ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.28追記)

▼基礎的書籍紹介：自転車関連の情報をまとめておきます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909290836391467/

▼自転車本体：TREK クロスバイク 7.5FX

▼地図：自転車とストリートビューと旧街道。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811280158586303/

▼階段克服：道、間違えました。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811291203343466/

▼ヘルメット：恥ずかしのヘルメット。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812050904248688/

▼ライト：手回し充電ライト
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812071125466947/

▼下着：【あったかい！】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
http://hitoyomi.diarynote.jp/200901171257308230/

▼ブレーキ：衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200902190451325362/

▼天気予報サイト紹介：雨が降ると自転車に乗れない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903021357063086/

▼輪行：はじめての輪行。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200908011355319224/

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