また、続きになるのですが。

ロープレゲームで、「ぶきをそうびする」を理解してないと何事もうまくいかなくて、イライラするばかりなのは、アダルトチルドレンであることに気付かないのと同じだ、と書きました。

もうひとつ似ていることは、「人生の始めの段階でセットされている」ということです。

「そうびする」というコマンド自体は最初から用意されているんですね。主人公が、もともと持っている機能であり、個人の特性と言い換えてもいい。

ところが、この最初から持っているものを、全然使わずにゲームを進めて、それで「うまくいかない」と怒っているっていうのが、ほんと、よくあるんです。

ロープレゲームが初めてで、その仕組みがわからなくて、それで「わからなくてもなんとかなるようになってるだろ」と突き進んでしまうって人が意外に多いのです。

いやー、「そうび」はわかってないとダメだよ、やっぱり。

ってことにしかならないんですけどね。

僕なんか、まさにこの「そうびする」を知らないままに40過ぎまで過ごしてしまったような人間ですから。

機能させるためには、「そうび」しないとダメで、でも、その「そうび」という機能自体が、実は自分が最初から持っているもので、なおかつそれが機能していないのは、自分のことをわかっていない自分がいて、その「わかってない自分」を、「わからなくてもなんとかなるようになってるだろ」と勝手に解釈して突き進んでいるだけなのだってことですね。

「わかろう」としなければ、けっして「わかる」ことはない。

という、だいじなことがわかってない。
で、「わかろう」とさえすれば、もともと持っているものなのだから、それはもう、すぐに機能しはじめるんですね。、

でも、人生の一番最初、ゲームでいうなら、旅が始まる前。
その最初で親との関わりで「そうび」という機能の使い方の確認を教えられずに育つと、その「そうび」コマンドを使わないままに生きてしまうんですねぇ。

実は親も「そうび」をわからないままに生きてたから、なんだけど。

そりゃ、あなた、わかってない人が子供に教えてやることはできません。無い袖は振れないって奴です。

なのでアダルトチルドレンの問題は世代間連鎖してしまうんです。

でも、この世代間連鎖は止めるのもまた簡単なわけです。ようは自分の心の中のリソースを総点検すればいいだけのことですから。

多少、手間も時間もかかるし、それに気付くためには、いままで自分を支えてきた「間違った信念」を全部書き換えないといけないことも出てきますが(昨日書いたみたいに「街のやつらの言うことなんて信用できない」から「話を良く聞いて役立てていこう」に大転換するってことです。)、まぁおおむね気づきさえすれば、正しく機能するんです。

だって人間、もともとそういう機能を持ってるんだもの。
ただたまたま、子供の頃に、キチンと教えられずにいて、それでうまくいかなくなった時に「世間は信用できない」とか、そういう無理矢理な合理化を自分の頭の中に詰め込むことばっかりやってきてしまった、にすぎないんだし。

自分の内面のリソースをちゃんと総点検する。
人によったら、それが機能するのだ、ということを確信できるところまで「試用」するのに、数年を要するかも知れないけれど、それでも気付かないよりは、はるかにマシです。

ほんと、気付いて欲しいって思うね。

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