年次改革要望書って知ってますか。
2005年8月23日 ■時事まえまえから「アメリカが日本政府にあーしろこーしろ言う文書」というのがあるのは知ってた。
で、小泉くんなんかは、その要望書のいいなりなんだと。
で。
私としては、「そんな内政干渉は許せないよなぁ。やっぱり内緒でコソコソやってるだけだろうなぁ」と思ってた。
そしたらなんのことはない。コソコソ隠してるのは小泉くんたち日本の政治家だけだったんじゃないか。
なんとアメリカ政府のホームページに、それがちゃんと掲載されてるんだそうな。
しかも日本語訳で!
年次改革要望書(米政府による日本語訳)
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html
なんてあからさまなんだろう。
「日本、言うこと聞け」というものである。
で、今回の郵政改革法案は、完全にこの要望書どおりなんだそうだ。だから日本人がガサガサやりながら「公社化して4年は様子を見る」としてたのに、急に「改革するぞー」の変わってるわけ。
--------------
実は日本の政治は、ずっと昔からアメリカのいいなり政府だった。そらもうアメリカに金を貢ぎまくりだった。
そんなことは、一応私だとて知っている。で、それも多少はしょうがないと思ってたのが私である。だって日本はまともにアメリカと戦う武器も持ってないもん。そら偉そうなこと言えませんよ。こういう場では力は正義になりがちです。
でもね、いままでの政治家は面従腹背で、アメリカに従ったように見せつつも、国内政治は自分たちの利権や権力構造を利用して、7-8割アメリカの言うことを聞いて、2-3割は日本国民のために抵抗してくれてたわけです。
で、そういう抵抗のために派閥の力とかが必要だった。
ところが小泉くんです。
この人党内基盤が弱かったのよな。だから力がなかった。それで、だ。
恐ろしいことに、こいつは「アメリカの力を借りて、同胞日本人派閥をぶっつぶす」ということをやり出したわけです。
はっきり言って資金の差が違いますし圧倒的に強いわけです。中曽根元首相みたいに別のアメリカ勢力とつながりのある政治家も「あなた年寄りだから議員やめれ」と一言で追っ払えるくらいに強力なわけ。
しかし、私はそれが許せない。
いままで「アメリカには面従腹背、従うのはまぁ7割」だったのを「しっぽを振って10割従います。」と言って同胞である自民党の派閥を次から次へとぶっ潰した。
残った議員は小泉礼賛議員ばっかりで、ようするに日本の議会なのにアメリカ議会の出張所みたいに作り替えてしまった。いま、もうすでにそういう状態ですよ。
そりゃね、七割したがって、3割抵抗っていう中途半端な奴と、「完全に従います」って奴なら、10割が勝つさ。
でも、そんなもんは日本人のための政治じゃない。ごめんこうむる。せめて3割は絶対確保しろ。
(これを10割自国運営と言うと自国で核を持つとこまでいかねばならなくなる。私はいずれはそうなったほうがいいと思うけど、それは国民の間にそういう納得ができてからだと思う。それよりいまは3割の国民の利益を守るのでせいいっぱいだ。)
いままでの日本の政治家は、この年次要望報告書みたいなことを国民に隠して「私はこの国の国政を運営してます」という面目を保つことこそ仕事という感じでやってたわけ。
でも小泉くんのあからさまなでノータリンな「十割アメリカ」なんてのが出てきたから、そんなことも言ってられなくなって、そういう裏の事情がやっと表に出てきた。
それがいまの状態です。
で、私が小泉くんを許せないのは、この年次要望報告書の存在を国会で突き上げられたのに「私は見たことないです、そんな書類は。」としらを切ったことです。
そんなアホな。いや逆に知らんかったら首相失格やろ。それはゆゆしき問題ですね、とか言わねばならん。しかし小泉は国会の答弁で「そんな書類は知らないけれど、私はアメリカがすべて悪いとは思ってません。良い点もたくさんあります。」とアメリカ礼賛を唱えたってことです。
いやあんた、日本の国会でそれを言うなよ。アメリカ人から票はもらってへんやろ。
そういうことです。そこが、この小泉君の頭の狂ってるところです。
このあたりのやりとりも、きっちり国会の議事録に残ってるのよな。みんな、読んでみてくれ。竹中ヘイゾウちゃんも同じくとぼけてるから。
---------------
造反議員と呼ばれる人たち、小林こうきとか、荒井なんたらとかは、顔もいかついし、なんか裏でゴソゴソしてそうだなぁって気はするのよ。あんまり筋のいい奴らではない気がする。
それでも、この小泉くんとヘイゾウちゃんよりは多少はマシだ。(実際にはさして変わらんのだが、いまは状況が違うので。)
民主党だって、アメリカ留学して洗脳されてきた奴がたくさんいてるから、そうそう信用できるものでもない。それでも、この小泉君とヘイゾウちゃんよりはマシだ。
とにかく、いまの小泉は無茶苦茶で、それが悪いことに何もわかってない「小泉ストラップを買うような小泉ファン」と結びつくのがいちばん恐ろしいってことです。
で、小泉くんなんかは、その要望書のいいなりなんだと。
で。
私としては、「そんな内政干渉は許せないよなぁ。やっぱり内緒でコソコソやってるだけだろうなぁ」と思ってた。
そしたらなんのことはない。コソコソ隠してるのは小泉くんたち日本の政治家だけだったんじゃないか。
なんとアメリカ政府のホームページに、それがちゃんと掲載されてるんだそうな。
しかも日本語訳で!
年次改革要望書(米政府による日本語訳)
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html
なんてあからさまなんだろう。
「日本、言うこと聞け」というものである。
で、今回の郵政改革法案は、完全にこの要望書どおりなんだそうだ。だから日本人がガサガサやりながら「公社化して4年は様子を見る」としてたのに、急に「改革するぞー」の変わってるわけ。
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実は日本の政治は、ずっと昔からアメリカのいいなり政府だった。そらもうアメリカに金を貢ぎまくりだった。
そんなことは、一応私だとて知っている。で、それも多少はしょうがないと思ってたのが私である。だって日本はまともにアメリカと戦う武器も持ってないもん。そら偉そうなこと言えませんよ。こういう場では力は正義になりがちです。
でもね、いままでの政治家は面従腹背で、アメリカに従ったように見せつつも、国内政治は自分たちの利権や権力構造を利用して、7-8割アメリカの言うことを聞いて、2-3割は日本国民のために抵抗してくれてたわけです。
で、そういう抵抗のために派閥の力とかが必要だった。
ところが小泉くんです。
この人党内基盤が弱かったのよな。だから力がなかった。それで、だ。
恐ろしいことに、こいつは「アメリカの力を借りて、同胞日本人派閥をぶっつぶす」ということをやり出したわけです。
はっきり言って資金の差が違いますし圧倒的に強いわけです。中曽根元首相みたいに別のアメリカ勢力とつながりのある政治家も「あなた年寄りだから議員やめれ」と一言で追っ払えるくらいに強力なわけ。
しかし、私はそれが許せない。
いままで「アメリカには面従腹背、従うのはまぁ7割」だったのを「しっぽを振って10割従います。」と言って同胞である自民党の派閥を次から次へとぶっ潰した。
残った議員は小泉礼賛議員ばっかりで、ようするに日本の議会なのにアメリカ議会の出張所みたいに作り替えてしまった。いま、もうすでにそういう状態ですよ。
そりゃね、七割したがって、3割抵抗っていう中途半端な奴と、「完全に従います」って奴なら、10割が勝つさ。
でも、そんなもんは日本人のための政治じゃない。ごめんこうむる。せめて3割は絶対確保しろ。
(これを10割自国運営と言うと自国で核を持つとこまでいかねばならなくなる。私はいずれはそうなったほうがいいと思うけど、それは国民の間にそういう納得ができてからだと思う。それよりいまは3割の国民の利益を守るのでせいいっぱいだ。)
いままでの日本の政治家は、この年次要望報告書みたいなことを国民に隠して「私はこの国の国政を運営してます」という面目を保つことこそ仕事という感じでやってたわけ。
でも小泉くんのあからさまなでノータリンな「十割アメリカ」なんてのが出てきたから、そんなことも言ってられなくなって、そういう裏の事情がやっと表に出てきた。
それがいまの状態です。
で、私が小泉くんを許せないのは、この年次要望報告書の存在を国会で突き上げられたのに「私は見たことないです、そんな書類は。」としらを切ったことです。
そんなアホな。いや逆に知らんかったら首相失格やろ。それはゆゆしき問題ですね、とか言わねばならん。しかし小泉は国会の答弁で「そんな書類は知らないけれど、私はアメリカがすべて悪いとは思ってません。良い点もたくさんあります。」とアメリカ礼賛を唱えたってことです。
いやあんた、日本の国会でそれを言うなよ。アメリカ人から票はもらってへんやろ。
そういうことです。そこが、この小泉君の頭の狂ってるところです。
このあたりのやりとりも、きっちり国会の議事録に残ってるのよな。みんな、読んでみてくれ。竹中ヘイゾウちゃんも同じくとぼけてるから。
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造反議員と呼ばれる人たち、小林こうきとか、荒井なんたらとかは、顔もいかついし、なんか裏でゴソゴソしてそうだなぁって気はするのよ。あんまり筋のいい奴らではない気がする。
それでも、この小泉くんとヘイゾウちゃんよりは多少はマシだ。(実際にはさして変わらんのだが、いまは状況が違うので。)
民主党だって、アメリカ留学して洗脳されてきた奴がたくさんいてるから、そうそう信用できるものでもない。それでも、この小泉君とヘイゾウちゃんよりはマシだ。
とにかく、いまの小泉は無茶苦茶で、それが悪いことに何もわかってない「小泉ストラップを買うような小泉ファン」と結びつくのがいちばん恐ろしいってことです。
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