ISBN:4140018712 単行本(ソフトカバー) 岩月 謙司 日本放送出版協会 1999/09 ¥914
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4140018712/503-1393334-5299133
知らなかったんですが、岩月謙司さん、逮捕されてたんですね。
うーん。
辛いなー。
確かに「育てなおし」の手法は物理的には「わいせつ罪」に見えてしまうからなぁ。というか物理的には若い女性に父親代わりとなってスキンシップするんだから、反論のしようがない。
でも、それでも私的には岩月さんの味方をします。
こういう時こそ味方しないとまずいわ、これは。
ネットでこの件を検索しても「読んでもいないのに世間の流れに沿って批判している」というのが多くて困る。
それとは逆に岩月さんの「治療」を受けて社会的に回復した人たちからは「今回の逮捕は冤罪だ」という声が非常に多い。
だって心の苦しみから本当に救ってくれた人なんだからねぇ。そうなるよ、それは。
で、あまり知られてないけど、子供時代の親子関係をキチンと整理できずに苦しんでる人って本当に多いんだよって言いたい。女性に多いらしいけど、実は男だってそうだ。
(岩月さんは「男は論理的に問題を解き明かせるからまだまし」という意見を言っておられるが、私は男のほうが問題が無意識の下に眠ってしまってやっかいだと思う。「苦しい」と自覚できて岩月さんの門を叩くのは女性がそれだけ自己分析に長けているからではないのか? と思っている。男は下手ですよ。自己分析。まぁ仕事で矯正されてる部分はあるかもしらんけど。)
私、この数年、いろいろありまして、そういう悩んでいる女性とたくさんお会いしたのです。だから、その苦しみがいかにやっかいかつ大変なのかというのは実感としてあるのですね。(わかると言いたいが言うとウソになるので、実感があるとだけ書く。)
で、岩月さん批判をしてる人の意見を読まなくちゃと思って探してみたら、内田樹ってのが批判してた。
一見まともな批判に聞こえるんだけど、なんかおかしいんだ、こいつ。なんか言ってることが結局「エロ」だけなんよな。エロティックはすばらしい、みたいなことしか言ってない。
で、なんか変よなぁ、なんだろうなぁと思ってたら、ようするにこの内田樹という人の言葉からは苦しんでる人を救う「気」が感じられなかったってことなんよねぇ。
(しかも、「同性愛問題と社会問題を関連づけて考えるなどということをする気はまったくない」などとバカな事を言ってるし。「まったく」かよ?ひどいね、それは。アメリカの大統領選挙戦の争点も知らないのかとあきれた。ま、岩月さんの話とは関係ないけど。)
岩月さんの著作からは、その「救わなければ」という気がすごく感じられる。
まぁ、そこの思い込みが強すぎるというところもあるんだろうけど、実際に苦しんでる人をたくさん知ってると、岩月さんの真剣みもよくわかるんよなぁ。
やっぱりね、そういう現場を知らなきゃいかんと思う。
で、その現場がわからんなら、せめて本くらい読まないとなぁ。
逮捕された人をここまで「守る」と公言する人が多いというのもめずらしいかも。
まぁ岩月さんを訴えた人というのが、もともとテレビで「育てなおし」の現場を見た上で岩月さんのところを訪ねてる人ですからねぇ。スキンシップが前提の「治療」であることは納得済みだったはずなんですよ。
ただ、訴えてきたのがどうも、その父親らしいんでねぇ。
うーん。
やっぱり男が問題という気がするよなぁ。
女は自分の問題に気づけるのよなぁ。
治すために努力もするのよなぁ。
男はまず気づくことができないんよなぁ。
だから、この「父親」が気づいてない可能性が一番高いと私的には思うのですよ。
私も岩月さんの何冊もの本に救われてる人間なので、とにかくここは味方しとかないとまずいということなんですが、どうもこれ、やっぱり冤罪になる可能性が高いのか、テレビとかでもあんまり取り上げてないみたいですな。
だから逆にこんな風に味方するほうが事を荒立ててしまってるのかも、という気もしますが。
ともかく、親子関係が原因で人生に対して非常に暗い思いしか抱けなくて苦しんでいる女性と話をして、その話の内容が、岩月さんの書籍とあまりに内容がぴったり重なってたので、一冊(この本じゃないけどね。「思い残し症候群」のほうです。)プレゼントしたんだけど、パラパラと眺めただけで「私のことが書いてある!」とびっくりしてたもんなぁ。
やっぱりね、臨床というか、実際に苦しんでる人それぞれとキチンと向き合ってる人が整理して書いてることなんだから、説得力ありますよ。そういうことよなぁと思う。ほんと。
まぁ「育てなおし」に関しては、テレビで紹介された内容をネットで見て「うわぁ、これヤバイよなぁ」とは思ってたから、岩月さん自身、こういう訴えられ方をされる可能性も覚悟の上だったのかもしれないなぁとは思うのですよ。
苦しんでる人を救う。
マイナスをプラスにする。
本当にすごいことだと思いますよ。
やっぱり、それをやらないと。
で、実は自分のマイナスを自覚するっていうのが、一番辛いんだけどねぇ。
うーん、それはまた別の話か。
てなことで。
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知らなかったんですが、岩月謙司さん、逮捕されてたんですね。
うーん。
辛いなー。
確かに「育てなおし」の手法は物理的には「わいせつ罪」に見えてしまうからなぁ。というか物理的には若い女性に父親代わりとなってスキンシップするんだから、反論のしようがない。
でも、それでも私的には岩月さんの味方をします。
こういう時こそ味方しないとまずいわ、これは。
ネットでこの件を検索しても「読んでもいないのに世間の流れに沿って批判している」というのが多くて困る。
それとは逆に岩月さんの「治療」を受けて社会的に回復した人たちからは「今回の逮捕は冤罪だ」という声が非常に多い。
だって心の苦しみから本当に救ってくれた人なんだからねぇ。そうなるよ、それは。
で、あまり知られてないけど、子供時代の親子関係をキチンと整理できずに苦しんでる人って本当に多いんだよって言いたい。女性に多いらしいけど、実は男だってそうだ。
(岩月さんは「男は論理的に問題を解き明かせるからまだまし」という意見を言っておられるが、私は男のほうが問題が無意識の下に眠ってしまってやっかいだと思う。「苦しい」と自覚できて岩月さんの門を叩くのは女性がそれだけ自己分析に長けているからではないのか? と思っている。男は下手ですよ。自己分析。まぁ仕事で矯正されてる部分はあるかもしらんけど。)
私、この数年、いろいろありまして、そういう悩んでいる女性とたくさんお会いしたのです。だから、その苦しみがいかにやっかいかつ大変なのかというのは実感としてあるのですね。(わかると言いたいが言うとウソになるので、実感があるとだけ書く。)
で、岩月さん批判をしてる人の意見を読まなくちゃと思って探してみたら、内田樹ってのが批判してた。
一見まともな批判に聞こえるんだけど、なんかおかしいんだ、こいつ。なんか言ってることが結局「エロ」だけなんよな。エロティックはすばらしい、みたいなことしか言ってない。
で、なんか変よなぁ、なんだろうなぁと思ってたら、ようするにこの内田樹という人の言葉からは苦しんでる人を救う「気」が感じられなかったってことなんよねぇ。
(しかも、「同性愛問題と社会問題を関連づけて考えるなどということをする気はまったくない」などとバカな事を言ってるし。「まったく」かよ?ひどいね、それは。アメリカの大統領選挙戦の争点も知らないのかとあきれた。ま、岩月さんの話とは関係ないけど。)
岩月さんの著作からは、その「救わなければ」という気がすごく感じられる。
まぁ、そこの思い込みが強すぎるというところもあるんだろうけど、実際に苦しんでる人をたくさん知ってると、岩月さんの真剣みもよくわかるんよなぁ。
やっぱりね、そういう現場を知らなきゃいかんと思う。
で、その現場がわからんなら、せめて本くらい読まないとなぁ。
逮捕された人をここまで「守る」と公言する人が多いというのもめずらしいかも。
まぁ岩月さんを訴えた人というのが、もともとテレビで「育てなおし」の現場を見た上で岩月さんのところを訪ねてる人ですからねぇ。スキンシップが前提の「治療」であることは納得済みだったはずなんですよ。
ただ、訴えてきたのがどうも、その父親らしいんでねぇ。
うーん。
やっぱり男が問題という気がするよなぁ。
女は自分の問題に気づけるのよなぁ。
治すために努力もするのよなぁ。
男はまず気づくことができないんよなぁ。
だから、この「父親」が気づいてない可能性が一番高いと私的には思うのですよ。
私も岩月さんの何冊もの本に救われてる人間なので、とにかくここは味方しとかないとまずいということなんですが、どうもこれ、やっぱり冤罪になる可能性が高いのか、テレビとかでもあんまり取り上げてないみたいですな。
だから逆にこんな風に味方するほうが事を荒立ててしまってるのかも、という気もしますが。
ともかく、親子関係が原因で人生に対して非常に暗い思いしか抱けなくて苦しんでいる女性と話をして、その話の内容が、岩月さんの書籍とあまりに内容がぴったり重なってたので、一冊(この本じゃないけどね。「思い残し症候群」のほうです。)プレゼントしたんだけど、パラパラと眺めただけで「私のことが書いてある!」とびっくりしてたもんなぁ。
やっぱりね、臨床というか、実際に苦しんでる人それぞれとキチンと向き合ってる人が整理して書いてることなんだから、説得力ありますよ。そういうことよなぁと思う。ほんと。
まぁ「育てなおし」に関しては、テレビで紹介された内容をネットで見て「うわぁ、これヤバイよなぁ」とは思ってたから、岩月さん自身、こういう訴えられ方をされる可能性も覚悟の上だったのかもしれないなぁとは思うのですよ。
苦しんでる人を救う。
マイナスをプラスにする。
本当にすごいことだと思いますよ。
やっぱり、それをやらないと。
で、実は自分のマイナスを自覚するっていうのが、一番辛いんだけどねぇ。
うーん、それはまた別の話か。
てなことで。
コメント
大体心理医療上で治療やセラピーに来た人に性的な感情や恋愛的感情をセラピストが持った時点で、治療にはならない。これは患者をさらに傷つける行為ですから。相手の信頼にこたえてないわけだし。つまり相手は大人だけど、大体育てなおしなんてことを行ってもらいたい時点で相手は心理的に子供なんだから、心理状態では幼児に対する性的虐待と同じなわけで、訴えられて当然なのだと思います。
つまり医者が治療と称して患者に猥褻行為をするのと一緒ですね。ビデオ見ても性行為のビデオではないわけで、身体的な接触と言うのと性行為は違うんだよね。
えー、この事件に関しては、詳しく知ってるわけではなくて、伝聞で申し訳ないんですが、まずね、一番大事なのは「わいせつ行為だ!」と訴えたのが、どうやら、患者(女性)の父親らしいんですよ。
ここが一番問題なわけですよ。
異常に娘を可愛がる父親だったとしたら、娘がACになってしまう可能性は高いわけですが、この父親に原因が自分にあるという自覚はないでしょう。
で、だからこそ、自発的に治療に出かけたのではないか? と思うわけでね。
で、娘の自主性を認められなかった父親が、岩月教授を強制わいせつで訴えた、という可能性はあるよなぁ、とは思うわけです。
だから、ようはアホな父親がひとりいて、自分の娘をひとりの人間として育てていなかっただけ、という可能性はあるんですよ。
で、そこに関しては不明。まったくわからず。なので、部外者である私は、ただ黙るしかないということですね。
でもまぁ、岩月さんの「治療法」自体、色眼鏡で見られても仕方ないものでしたからなぁ、というのはある。
著作物だけにしておけば良かったのにという感じでしょうか。岩月さんの本に僕自身が救われた部分も相当に大きいので、本当に残念なんですけどね。
あと、心理関連のセラピーとかは「転移」の問題もあるからねぇ。実際のところは、本当にものすごく微妙で、ほんと、事実関係を知らない人間がうんぬんかんぬん言える話でもないよな、というところです。
難しいわこれは。
いや、転移(って感情の転移?だよね?)はあっていいのよ、!!!患者の側からは!!!
問題は治療者が転移しちゃうのが問題なんだよね。
だって治療者にとってこれは仕事なのだから。だからお金もらってんでしょう?プロの姿勢として、お金をもらって冷静に「仕事」が出来ないなら、「私には出来ません」と断るべきなのだ。
私の治療を拒否したセラピストがいたけど、それは彼女にとってプロとして対処しきれないから(性的な感情を抱いたとかそういうのではないケースだけど)、彼女は私に向かって「回虫さんのセラピーは私二はもう出来ません」といってきたのであって、それはプロとしてあるべき姿なんだと思う。その辺の職業意識というか、人の心理をあつかうことを仕事をする人としてモラルにかけている、という時点で、心理学者としてはもう、だめでしょう。
ということで反応したの。
私の知人にもどんどんセラピストを仕事としている人が増えているんだけど、人間だからそれぞれいろんな問題は抱えているわけで、やっぱり自分の問題をきちんと回復なりの方法をとっている人こそ、きちんとしたセラピストになれるわけで、そうでなくってマスコミとかみもてはやされて、本とか出して喜んでいる人はほんと要注意だと思うよ。
でも日本にはセラピストの層がまだ薄いので、まあ、ぜんぜん過渡期なんだろうけどね。
ところで、異常に可愛がる父親って、感情的に親から子への愛情ではなく、異性に対する執着や愛情になるから、子どもに問題が起こる。これは「可愛がる」ではなく、虐待です。
だから可愛がる、という言葉は当てはまらない気がするなあ。
とはいえ、まあ仕方ないよね、やっている当事者に問題意識がない限り、問題解決はありえないのだから。(これでまたずいぶん前に書き込みあった話に戻るかな。)
ちゃんちゃん
ただ、岩月さんの本には随分救われたので、あまり悪く言う気になれないのよ。
あとセラピーだって人間だから、という意味では、もともともの凄く問題抱えてて、それを自覚したくないからセラピストになったというタイプの人もいてるよねぇ。そういうのが、これまたやっかいだと思う。話をよけいこんがらかせる。
最近では香山リカの本を読んで思った。「おめーがいちばんひどいアダルトチルドレンやないけ!」って。困ったちゃんですねぇ、ホントに。そういう意味ではセラピー受けるとかも注意しないとまずいとは思う。
あ、そういや、アメリカ心理学協会の「別の結果を得ようと同じ行動を繰り返すこと」は狂気だって話は、すごーく参考になった。ありがとう。
私の場合は「自己主張するべきときに主張できずに抑圧してしまう」タイプの問題を抱えているんだという事が、この一言で随分はっきりと分ってきました。で、主張すべき事、というのは、その問題ごとで違うのよね。内容は全部違う。だから手間でもちゃんと伝えるしかないのに、抑圧か怒るか、どっちしかできなくなってたんです。笑って伝えたっていいわけだしさ。そのあたりが硬直化してたんだよなぁって思った。
いや、回虫さんの話は参考になるわ。ほんと。
>いやセラピストの多くは問題を抱えざるを得ないバックグランドを持った人が多いと思うよ。じゃなきゃ人の悩みを聞く仕事なんてしないと思うんだよね。
でも仕事だからさ、どんな仕事でも同じだと思うけど、その人がどんな環境で育ったかと言うことは、仕事に関する職業意識とか、そのレベルとかとは別のもだと思う。
私はセラピストが自分で自分の問題を抱えていることを自覚してそれに対してきちんと受け止め、自身に同情を感じられる人であれば、同じような問題を抱えた患者が来たときに、きちんと同情心と共感を持って対応できるセラピストになれる可能性があると思う。
それに「有名」な人(香山リカとか?)はその人はそれなりに利益があってやっている「仕事」なのだから、それはそれでいいと思う。でもそういう、もしかしたら自分の症例が面白おかしく取り上げられちゃうかもしれない人に、自分のセラピーを頼むかって言うと、それは患者の意思だし。
まあ日本ではセラピストの層が薄いから、なかなか難しいんだろうね。でもうまく使える機会があれば、(というかわたしにはあったので)利用することはいいと思うけどな。
良い先生でした。
でも、だいたい利用する人が少ないんだから、層は薄くなるよねぇ。
あと、セラピストが問題を抱えざるを得なかった人が多いというのは確かなんだけど、それを自覚してるかどうかが問題ですわね。無自覚だと困る。それこそ抑制できないだろうから。
で、どうも、意外に無自覚な人が多いような気がするんですよ。香山リカは作家活動もしてるけど、もともとはセラピストが本業のはずなんだよね。なのに無自覚なんだ。で、多分無自覚だからテレビに出たり、エッセイ書いたりしてる感じがする。一冊読んでそう感じました。
でも、概略、セラピストは、もっとみんなが利用すべきですわ。自分を知るという意味でも良いものだと思うし。
最近日本でも、ネットで、メールとかを使ってカウンセリングするサービスも出てきてるんですよね。すごく面白いと思う。
あと「親業コンサルタント」ね。親としてどう振る舞うべきかとかを、基本から教えるというようなコンサルがあるんだってさ。
これ、いいと思うのよなぁ。子供が出来たからすぐ「親」になれるか? って言ったら絶対無理だもん。みんな子供のまま子供を持つんだもん。でも、我が子と付き合うための、基礎知識があるかないかだけで全然違うと思うしさ。ACを減らすためにも、そういうのは大事だと思うんだけどなぁ。
まぁ、カウンセリングとかセラピーとか受けたことがない人は受けてみてください。日本の文化は日々どんどん崩れてきていて、そういう欧米型のサービスも利用しないと、ちょっと辛いという部分も社会的に出てきてますから。心の健康のためには、良い選択肢だと思います。
はい。
その行為に対して、女性が納得していれば構わないじゃないじゃないですか
えー、ニックネーム無しの方のコメントは、基本は削除してるんですけども、どうやら岩月さん寄りの意見のような感じなので、ちょっとコメント。
これ、元の記事は3年前に書いたもので、それに二年前にコメントがついて、で、そこからまた一年してコメントいただいたわけで、この問題がやはり表面化はしてないけど、ずーっと存在してることを感じさせます。
まず治療する側とされる側では納得してたのだろうと思うし、多分、この患者の女性は救われた気持ちにもなったと思うんです。
でも、岩月さんのやってた治療方法って、他者から見るとわいせつ行為に見えてしまうってのが問題なわけですよ。
岩月さんに転移があってもなくても、そう見えてしまう。元々圧倒的に不利な事をしてるわけです。
でも、それが必要だ、と判断したんでしょうね、岩月さんは。僕なら変に思われるからそういう行為はしないけど、岩月さんはした。
本当は英雄的行為だと思うんだけど、やっぱり世間はそうは理解しない。そういう事ですね。たぶん。
そういう意味ですごく悲しい事件でして、一番悪いのは多分、元々、自分の娘をそういう治療が必要なところに追いやった親の側なんだけど、これまた訴えるのも、その親という事になりまして、なんだかなぁって話なわけですよ。
で、ここには、日本における「セラピー」とかの理解度の低さが背景にはあるわけです。社会的無知が背景にある。
だから転移の問題もあることはあるんだけど、それより前に、「日本人、セラピーとかわかってないし。あんまりわかってないことを法でさばくってのは良くないんじゃないか?」って気分が僕にはあります。
でも、法ってのは、日本の「文化や常識」を反映したものでもあるわけで、もともと日本の文化に合ってないんですよねぇ、セラピーとか。だって個人主義が前提にあるから、セラピーも必要になるんだし。
いまや日本も欧米化から逃げられないのだから、こういう事件をわいせつ罪としてしか捉えないというのは、ちょっと問題だよなぁ、日本のセラピーの発展を阻害するだけなんじゃないの? という気が僕はしてます。
そういう意味で、この訴えた親は、本当に困った奴です。本当に。
で、です。
そこまでの話はおいといて、「ニックネーム無し」さん。
やっぱり、せめてニックネームくらいは書きましょう。
それから、いろいろ内面的に言いたい事とかあるんだと思うんですが、
「構わないじゃないじゃないですか 」というのはタイプミスでしょうか? なんか気持ちがつんのめりすぎてますよ。もうちょっと落ち着いて。「じゃないじゃないですか」とか書かれたら、どっちの意見かわからなくなっちゃう。
落ち着きましょう。
ま、そんな事でありました。