10月30日に、ふと本屋で目に付いた「自分セラピー」という書籍。たぶん11月1日に読み終わってるはず。けっこうあっという間に読んでしまった。
内容的には、網羅的な心理セラピーの方法論、考え方の紹介書籍なのだと思うのだけど、一冊まるまる通して一貫した「柔らかい信念」みたいなものが感じられて、ずいぶん好感を持った。

そうなのよな、柔らかい信念なのよな。
いま書いてて思った。

たぶん大事なのはそういうことだと思う。
固い信念っていうのは、どこかで意固地なんだよね。で、その意固地の原因って、実は自分で全然見えてなかったりする。

でもだからと言って信念もなしに動いていると、「誰かのため」とかの自分ではコントロール不能な価値観に自分を預けてしまって、何がなんだかわからない世界に陥ってしまったりもする。

ほなら、どないしたらええねんーっと思い悩んでおったわけですが、ようは柔らかい信念を持てばいいわけだ。

信念は信念として、とりあえず立てておいて、それをちょっと離れて「この信念のままでええんかいな、どうやろか?」と遠くからながめてみて、確認したりする感じかなぁ。そういうことをしてたら、価値観の裏側にある意固地の原因とかも目につくし、そういうのはゴミを払うみたいに取れるものはサッと取って、こびりついてるのは、時間かけて、水でしめらせて、ていねいにきれいにするとかが必要なんやろねぇ。

それでまた、自分の生き方に戻って、また信念を支える、みたいなことをしてれば、意外に信念っていうのは柔らかくても大丈夫だったりするんじゃないかなぁ。

たぶんそれが自分を信じるってことなんだろうねぇ。
そうやって自分の信念から距離を取って眺めてみても、そんなに信念って変らないと思うんだけどね。長い時間かけて作ってきたんだから。でも柔らかいのがいいよなー、なんか。

ああ、話はだいぶズレてしまった。

ともあれ、そんな話はこの本には何も書いてない。ワハハハハ。

でも、自分を好きになるための方法がいくつも書いてあって、なかなか参考になりました。
けっこう頑なな自分がほどけますよ、この本。いやほんま。

ほどいた後にも残るところが自分なんだろうねぇ、きっと。

なんかそんな感じの本でした。

あー、期待して読んで期待はずれだったとしても私は責任持ちませんので。わたしがそう感じただけだからね。

ま、そんなことで。

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あ、それと、知らない間にいろいろな方がリンクしてくださってたんですねー。気付きませんでした。
いったい何を気に入ってもらってたんだか。でも、うれしかったです。
ともあれよろしくお願いしますですです。

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